入れ歯洗浄剤のおすすめ14選!使い方や洗浄頻度も詳しく解説
「入れ歯洗浄剤」は、除菌や消臭、着色汚れ除去などを効率的におこなえる便利なアイテムです。総入れ歯用や部分入れ歯用などによって成分に違いがある商品が多く販売されていますよ。本記事では、入れ歯洗浄剤の使い方や使用頻度をはじめ、選び方についてを解説します。おすすめ商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
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入れ歯洗浄剤を使うメリット・デメリット
入れ歯洗浄剤には、除菌・漂白・脱臭・汚れ分解・歯石予防などのさまざまな成分が含まれています。適切に手入れをすることで、残っている歯の虫歯や歯周病のリスクを軽減できるのがメリットです。また、高齢者や寝たきりで動けない方に多い、誤嚥性肺炎の予防にもつながるとされています。
入れ歯洗浄剤を使ううえで、デメリットはほとんどありません。ただし、入れ歯の材質と入れ歯洗浄剤が適合していない場合、義歯を傷つけてしまう可能性があるので、注意しましょう。
入れ歯洗浄剤の価格の差は?
入れ歯洗浄剤は高いものから安いものまで、幅広い価格の商品が販売されています。一般的に高い商品の方が洗浄力が高いと思われがちですが、大切なのは入れ歯の材質との相性です。1回あたり5円前後の安い商品でも、材質が合えばしっかりと汚れを落とし、除菌や脱臭をしてくれます。
洗浄成分にこだわっているものや、どんな入れ歯にも対応する高性能なものの場合、価格が上がる傾向にあります。
入れ歯洗浄剤の選び方
入れ歯洗浄剤は、使用している入れ歯の種類や洗浄剤のタイプ、含まれている成分などを考慮して選びます。もっとも大切なのは、義歯の材質に対応しているかどうかです。ご自身の入れ歯の材質を確かめつつ、選び方を参考にしてくださいね。
入れ歯の種類に合わせて選ぶ
入れ歯洗浄剤は、総入れ歯なのか部分入れ歯なのか、考えて選ぶとよいでしょう。近年では、金属のない部分入れ歯「ノンクラスプデンチャー」を選ぶ人も増えています。それぞれの選び方について、確認していきましょう。
総入れ歯
保険診療の範囲で作る総入れ歯は、歯茎の役割をする床(しょう)という部分に義歯を取り付けて作られます。金具を使用していないため、基本的にどんな洗浄剤でも使用できます。
ただし、金属が使われている総入れ歯を装着している場合は注意が必要です。金属を傷める可能性がある酸性は避け、中性~弱アルカリ性の商品を選ぶようにしましょう。
部分入れ歯
部分入れ歯には、残存する歯に固定するための金属のバネが付いています。酸性の洗浄剤を使うと金属が劣化や変色を引き起こす可能性があるため、中性~弱アルカリ性の商品を選ぶのがおすすめです。金属に付着した汚れは歯ブラシだけでは落ちにくいため、洗浄剤を使用して清潔さをキープしましょう。
「部分入れ歯用」として販売されている商品を選べば、間違いありません。「部分入れ歯・総入れ歯兼用」として販売されている商品でもよいでしょう。
ノンクラスプデンチャー
金属のバネを使用しない部分入れ歯、ノンクラスプデンチャーを使用している場合は、アルカリ性や塩素系の洗浄剤を使用すると、変形や変色を引き起こす可能性があります。
ノンクラスプデンチャーは高額であるため、間違えた洗浄剤を使用して失敗すると大変です。市販の入れ歯洗浄剤を使う前に、かかりつけの歯科でお手入れ方法について指導してもらいましょう。
洗浄剤のタイプで選ぶ
洗浄剤には、気軽に使えるタブレットや顆粒タイプと、短時間で汚れを落とす泡タイプがあります。毎日のお手入れ方法や洗浄時間を考えて、自分に合ったものを選びましょう。
タブレット・顆粒・粉末タイプ
水にタブレット・顆粒・粉末の洗浄剤を溶かし、入れ歯を浸けて使用するタイプです。じっくり浸け置きするため汚れが落ちやすく、効率的に洗浄ができます。汚れをしっかりと落とし、脱臭力や抗菌力を高めるなら、一晩浸け置きしておくとよいでしょう。
主流なのは、1回1錠を投入するタブレットタイプです。顆粒や粉末タイプは入れ歯の本数に合わせて調整できますが、商品数が少なくなかなか手に入らない可能性があります。
泡タイプ
泡タイプは、毎日のちょっとした汚れを短時間で落とすのに向いています。ポンプから出した泡で入れ歯を包み、磨くだけでお手入れ終了です。長時間浸け置きする必要がないので、外出先でも気軽に洗浄できますよ。
なかには、ブラッシング不要でお手入れできる商品も販売されています。生活スタイルやシーンに合わせて、使い分けをしてもよいでしょう。
目的に合った成分で選ぶ
入れ歯洗浄剤に含まれる主な成分は、大きく分けて過酸化物系・酵素系・次亜塩素酸系の3種類です。商品によって違いがあるため、悩みに合わせたものを選びましょう。
短時間で効率よくお手入れしたい
洗浄時間を短縮したい場合は、過酸化物の含まれた洗浄剤を選びましょう。過酸化物が入れ歯の付着物に触れると、カタラーゼという酵素によって発泡します。この発泡作用によって、洗浄時間が大幅に短くなりますよ。
汚れを早く落としたい場合は、α-オレフィンスルホン酸塩やラウリル硫酸塩といった、界面活性剤を活用するのもおすすめです。食べカスや汚れを包み込んで、入れ歯から剥がす働きがあります。
食べカスをしっかり洗浄したい
入れ歯に付いた食べカスや細菌を洗浄したいなら、タンパク質汚れを分解する酵素をチェックしてみてください。
洗浄剤に含まれる酵素が汚れを分解し、嫌なニオイやネバつきを除去してくれます。入れ歯にできる歯石形成を防ぐ役割もありますよ。入れ歯を傷つけにくいため、気軽に使えるのも特徴です。
着色汚れを落としたい
入れ歯の着色汚れ対策には、除菌剤や漂白剤に注目します。過硫酸塩や過炭酸塩、過ホウ酸塩などの、入れ歯を傷めにくい酵素系漂白剤を選ぶとよいでしょう。
もしもタバコやコーヒーによるしつこい汚れが気になるなら、次亜塩素酸ナトリウムの含まれた洗浄剤を使うのもおすすめです。次亜塩素酸ナトリウムは強力で人体に影響を及ぼす可能性があるので、説明書をよく読み、注意して使ってくださいね。
洗浄時間も要チェック
入れ歯洗浄剤は、商品によって洗浄時間が違います。5分でお手入れが完了するものもあれば、一晩浸け置きして徹底的に洗浄するものもあります。外出中や忙しい朝には洗浄時間が短いものを、しっかり時間をかけて洗浄したい夜は浸け置きタイプを選ぶとよいでしょう。
商品によっては、一晩の浸け置きに適していないものもあります。指定時間を超えて浸け置きすると、入れ歯を傷めてしまう可能性があります。最長でどれくらい浸けて置けるかどうかも確認しておきましょう。
ミントが苦手なら無香料がおすすめ
すっきりした着け心地を演出するため、ミントオイルが含まれているものが多くあります。爽やかさを感じられますが、苦手な人は要注意です。無香料の商品も販売されているため、気になる方はよく確認してから購入しましょう。
入れ歯洗浄剤のおすすめ14選
入れ歯洗浄剤は、商品によってさまざまな特徴があります。まずは総入れ歯にも部分入れ歯にも使える、おすすめ商品をご紹介します。
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商品情報
タイプ:錠剤
容量:108錠
成分:重炭酸ナトリウム、クエン酸、過硫酸カリウム、過炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、テトラアセチルエチレンジアミン、ラウリル硫酸ナトリウムなど
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商品情報
タイプ:錠剤
容量:108錠
成分:除菌剤(塩化セチルピリジニウム)、酵素、酸素系漂白剤(過硫酸塩)、賦形剤、界面活性剤(アルキルスルホ酢酸塩)、発泡剤(重炭酸塩、クエン酸、炭酸塩)、結合剤、歯石防止剤など
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商品情報
タイプ:錠剤
容量:30錠×3箱
成分:二酸化チタン、酸素系漂白剤、アニオン系界面活性剤、有機酸、炭酸塩、色素
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商品情報
タイプ:錠剤
容量:120錠
成分:漂白剤(過硫酸塩、過ホウ酸塩)、陰イオン系界面活性剤、酵素、漂白活性化剤、炭酸塩、クエン酸、重炭酸塩、結合剤、滑沢剤、香料、色素
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商品情報
タイプ:酵素タイプ錠剤、活性酸素タイプ顆粒
容量:酵素タイプ28錠、活性酸素タイプ4包
成分:青色包装(錠剤・酵素剤タイプ)カンジダ溶菌酵素(ザイモリエイス・キタラーゼ)、タンパク分解酵素(レボザイム)、 赤色包装(顆粒剤・アルカリ一酸化剤タイプ)
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商品情報
タイプ:錠剤
容量:120錠×2箱
成分:発泡剤(重炭酸塩、クエン酸、炭酸塩)、酵素系漂白剤(過硫酸塩)、界面活性剤(アルファオレフィンスルホン酸塩)、流動改善剤、香料、酵素、色素
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商品情報
タイプ:錠剤
容量:120錠
成分:酵素、界面活性剤(アルファオレフィンスルホン酸塩)、発泡剤(重炭酸塩、クエン酸、炭酸塩)、結合剤、流動改善剤、香料、色素、酸素系漂白剤(過硫酸塩)
部分入れ歯専用タイプ
部分入れ歯を使用している場合は、金属が変色・劣化しにくい商品を選んでもよいでしょう。ここからは、部分入れ歯専用のおすすめ商品をご紹介します。
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商品情報
タイプ:錠剤
容量:108錠
成分:重炭酸ナトリウム、クエン酸、過ホウ酸ナトリウム、過硫酸カリウム、メタリン酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、ピロリン酸カリウム、炭酸ナトリウムなど
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商品情報
タイプ:錠剤
容量:108錠
成分:発泡剤(炭酸塩、有機酸)、酸素系漂白剤(過硫酸塩、過ホウ酸塩)、賦形剤、歯石防止剤、界面活性剤(アルファオレフィンスルホン酸塩)、漂白活性化剤(TAED)、香料、酵素、防錆剤、色素
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商品情報
タイプ:錠剤
容量:132錠
成分:漂白剤(過硫酸塩、過ホウ酸塩)、陰イオン系界面活性剤、酵素、漂白活性化剤、炭酸塩、クエン酸、重炭酸塩、結合剤、滑沢剤、香料、色素
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商品情報
タイプ:泡(ポンプ)
容量:250ml(約300プッシュ)
成分:エタノール、アニオン系界面活性剤、香料、IPMP(イソプロピルメチルフェノール)
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商品情報
タイプ:泡(ポンプタイプ)
容量:125ml(約104回分)
成分:グリセリン、ソルビトール、香料、ラウリル硫酸Na、PEG-40水添ヒマシ油、コカミドプロピルベタイン、ゴマ油、安息香酸Na、安息香酸、PEG-8、サッカリンNa、EDTA-2Na、BHT
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商品情報
タイプ:泡(スプレータイプ)
容量:270ml(約90回分)
成分:界面活性剤(7% アルキルアミノ脂肪酸ナトリウム)、湿潤剤、pH調整剤
ノンクラスプデンチャー対応タイプ
金属を使用しない部分入れ歯、ノンクラスプデンチャー対応の洗浄剤は、多くはありません。使用している入れ歯が対応しているか、必ず確認してから洗浄してくださいね。
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商品情報
タイプ:錠剤
容量:120錠
入れ歯洗浄の頻度は?
入れ歯洗浄剤を使用する頻度は、口内の状態や入れ歯の種類などによって変わってきます。最低でも週に2~3回、できれば毎日使用するのが好ましいでしょう。入れ歯の掃除は義歯ブラシだけでも問題ありませんが、入れ歯洗浄剤を使用しないと落ちない汚れも存在します。虫歯や歯周病のリスクも上がってしまうので、こまめにお手入れをするのがおすすめです。
おすすめ商品比較表
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自分に合う洗浄剤でさわやかな毎日を
入れ歯洗浄剤を使用しないと、汚れやニオイ、ネバつきが気になって口を開けなくなってしまいます。人と笑顔で会話するためにも、入れ歯のお手入れは大切です。本記事を参考に、自分に合う洗浄剤を見つけて、さわやかな日々を過ごしてください。