ブックスキャナーのおすすめ12選！3種類のタイプを徹底比較・機能について解説
本や資料などをデータ化・電子化するために使う「ブックスキャナー」。本を裏返さずにスキャンできるオーバーヘッドや大量スキャンが可能なシートフィードスキャナーなど、さまざまな機能を搭載したものが登場しています。本記事では、ブックスキャナーをタイプ別に徹底比較。おすすめ商品も紹介するので、ぜひ最後までお楽しみください。
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ブックスキャナーとは
ブックスキャナーは、本や雑誌などの印刷物をデジタル化するための専用機器です。通常のスキャナーと異なり、書籍を傷つけずに効率よくスキャンできるのが特徴です。
- タイプによっては紙の書籍を非破壊でスキャン可能
- デジタル化して蔵書のスペースを節約できる
- 必要な情報をすぐ検索できる
- 大切な資料を劣化から守れる
仕事や勉強、プライベートなど、さまざまな場面でブックスキャナーの需要が高まっています。
ブックスキャナーの種類と比較
ブックスキャナーには主に3つのタイプがあります。
- シートフィードスキャナー
- オーバーヘッドスキャナー
- フラットベッド型スキャナー
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
大量スキャンができるシートフィードスキャナー
シートフィードスキャナーは、大量の文書を高速でスキャンするのに適しています。
- 多くのページを連続スキャンできる
- 両面スキャンできるモデルもある
書類をデジタル化したいときに便利です。ただし、1枚ずつスキャンするため、分厚い書籍には不向きと言えます。厚めの製本された書籍をスキャンするためには、裁断が必要です。
裁断をせず非破壊のオーバーヘッドスキャナー
さまざまなサイズの本をスキャンできるオーバーヘッドスキャナーは、本を裁断せずに使えるのが特徴です。
- 本を開いた状態でスキャンできる
- 裁断不要で非破壊スキャンが可能
- 大型の書籍にも対応できる
本を傷つけずにスキャンできるので、貴重な本や借りている本などにも対応可能。裁断したくない本のデジタル化に役立つアイテムです。
高精度なフラットベッド型スキャナー
高精度なスキャンを求める方におすすめなのが、フラットベッド型スキャナーです。
- 開いた書籍の影や歪みが写らない
- 高解像度でクリアな画像が得られる
- 細かい文字や写真も鮮明にスキャンできる
高品質なスキャンが実現するので、写真や図面をスキャンしたいときにぴったりです。ただし、分厚すぎる本のスキャンや大量の本・書類をスキャンするのは難しいでしょう。
スキャナー選びのポイント
ここでは、スキャナー選びのポイントを解説します。
- 対応する書籍のサイズで選ぶ
- CCD・CISの読み取りセンサーで選ぶ
- 自動めくり・処理機能で選ぶ
- 読み取りセンサーと解像度で選ぶ
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
1.対応する書籍のサイズで選ぶ
ブックスキャナーは、スキャンする本や書類のサイズに合うものを選びましょう。
- 普段扱う書籍のサイズに合うか
- スキャン可能な最大サイズ
- A3サイズをスキャンする機会があるか
見開きの雑誌をスキャンしたいときや、新聞をスキャンしたいときなど大きなものを扱う場合、A4サイズまでのブックスキャナーだと難しいかもしれません。大きなものをスキャンする可能性があるのであれば、オーバーヘッドタイプなど余裕を持ったサイズ対応のモデルを選ぶとよいですよ。
2.CCD・CISの読み取りセンサーで選ぶ
スキャナーの読み取りセンサーには、CCD（電荷結合素子）とCIS（密着型イメージセンサー）の2種類があります。
| 特徴 | |
|---|---|
| CCD | ・高品質な画質 ・色再現性に優れている |
| CIS | ・画質はCCDと比較すると劣る ・比較的安価 |
美しくスピーディーにスキャンしたいときはCCD、コンパクトでお手頃な価格のスキャナーを選びたいときはCISがおすすめです。
3.自動めくり・処理機能で選ぶ
効率的なスキャン作業のために、機能性にも注目しましょう。
- 綺麗にデータ化できる「補正機能」
- スキャンした文字をデータ化する「OCR機能」
- 自動でページをめくってスキャンする「自動ページめくり機能」
特に仕事などで大量のスキャンを行う場合は、便利な機能が活躍します。
4.読み取りセンサーと解像度で選ぶ
スキャン画像の品質を左右する要素として、読み取りセンサーと解像度があります。
| 選び方 | |
|---|---|
| 読み取りセンサー | ・高画質だが消費電力が高いのはCCDセンサー ・省電力だが画質が劣るのはCISセンサー |
| 解像度 | ・一般的な文書なら300〜600dpi ・写真や細かな図面なら1,200dpi以上 |
高解像度のスキャンは一般的なものと比較すると画質が向上しますが、データ容量も大きくなります。用途に応じて適切な解像度を選ぶことが大切です。
おすすめブックスキャナー12選
ここからは、おすすめのブックスキャナーをご紹介します。用途に合うものをぜひ探してみてくださいね。
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