プリンターのインクの値段や選び方を徹底解説！おすすめのインクカートリッジ11選も
印刷をする時に欠かせない「プリンターインク」。エプソンやキヤノンなどメーカー純正品のほか低価格の互換インクなど種類や値段もさまざまなので、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。本記事ではプリンターインクの選び方を解説するとともに、おすすめのインクカートリッジをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
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プリンターのインクの値段
プリンターのインクは決して安いものではなく、メーカー純正のインクとなるとかなり大きな出費になってしまいます。各プリンターメーカーから出されているインクは、5〜6色セットで平均5,000円〜6,000円台ほどなので、頻繁に印刷する場合はコストがかかるでしょう。
コスト面を考慮すると、本体のタンクにインクを補充する詰め替えタイプや互換タイプなど、他の選択肢を検討してもよさそうですね。ただし、いずれのタイプもメリットとデメリットがあるので、使用プリンターとの相性や品質などをしっかり比較検討したうえで選びましょう。
インクの種類ごとの価格の目安
プリンターのインクの種類は「純正」「互換」「詰め替え」「リサイクル（再生）」の4つです。それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なるほか、価格にも違いがあります。詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
純正インク
「純正インク」とは、各プリンターメーカーから販売されているインクです。メーカーがプリンターの特徴に応じて製造し、使用を推奨しているインクなので、ムラのない美しい仕上がりになります。動作保証がされており、比較的品質が高いのがメリットです。
一方、価格が高額なのはデメリットといえるでしょう。価格は5色セットで5,000円台からが多く、なかには7,000円前後するものもあります。印刷の頻度が高くなく、少量の印刷物を高品質でプリントしたい方におすすめですよ。
互換インク
プリンターメーカー以外の会社が独自に製造している「互換インク」は、純正に比べると品質は劣るものの低価格なのが魅力です。1,000円未満の商品もありますが、一定の品質を求めるなら3,000円程度のものを選びましょう。3,000円程度とはいえ、価格は純正インクに比べてほぼ半額なのでかなりお得ですよ。
頻繁かつ大量に印刷したい方や品質へのこだわりがあまりない方は、互換インクでも問題ありません。購入する際は、対応機種の確認を忘れないようにしてくださいね。
詰め替えインク
「詰め替えインク」とは、空になったカートリッジに自分でインクを補充するタイプのインクです。インクの詰め替え作業に手間がかるのは難点ですが、慣れたら作業自体は苦にならないでしょう。
詰め替えインクは、他のインクに比べて価格が安いのが特徴です。5色セットで2,000円以下の商品もあり、1回の詰め替えに換算すると590円前後と費用を節約できます。コスパを優先したい方におすすめのインクですよ。
リサイクルインク（再生インク）
「リサイクル（再生）インク」とは、家電量販店などで回収された純正インクのカートリッジにインクを補充して販売されている商品です。カートリッジを再利用しているため、エコへの意識が高い方にも向いています。
価格は4,000円程度と純正インクと互換インクの間くらいなので、お得に感じられるでしょう。ただし中身のインクは非純正であることも多く、厳密には純正インクと仕上がりが異なります。
プリンターのインクの選び方
次に、プリンターインクの選び方について解説していきます。メーカー名・プリンター名・インクの型番をチェックしたうえで、インクの種類を選ぶのがポイントですよ。それぞれ詳しく見ていきましょう。
メーカー名・プリンター名・インクの型番をチェック
プリンターに合ったインクを選ぶには「メーカー名」「プリンター名」「インクの型番」を確認する必要があります。家庭用インクジェットプリンターは、国内では「キヤノン」「エプソン」「ブラザー」「HP」「リコー」の5社が主流です。メーカー名は本体の目立つ部分に表記されています。
メーカー名を確認したら、次に「プリンター名（型番）」をチェックしましょう。例えば「PIXUS TS8730」など、多くはシリーズ名と型番が併記されています。
続いて、インクの型番を調べてください。プリンターによって対応しているインクが異なるので、きちんと確認することが大切です。例えば「PIXUS TS8730」であれば、型番「BCI331/330」のインクに対応しています。数字の組み合わせが複雑だったり分かりにくかったりするので、不明な場合は一度問い合わせてみるのもおすすめです。
インクの種類を選ぶ
インクの種類は先述のように4パターンあります。予算に余裕がある方や仕上がりを重視する方は、純正インクを選ぶのがベターです。とはいえ純正以外の互換インクや詰め替えインク、リサイクルインクもそれぞれに良い点があるので、予算や用途を考慮したうえで適切なインクを選びましょう。
特に互換インクは技術の進化が著しく、最近では高品質なメーカーも多く見られます。純正ほどではなくても、比較的満足できる仕上がりが期待できますよ。
プリンターのインクカートリッジおすすめ11選
ここからは、おすすめのプリンターインクカートリッジをご紹介します。各商品の解説文を参考に、純正インク・互換インク・再生インクなど自身の希望条件に合うものを見つけてくださいね。
エプソンの純正インクカートリッジをリサイクルしてインクを再充填した商品です。エプソンの純正品を再利用しているので、対応機種であればカートリッジは確実にプリンターに入ります。JITの自社工場で生産したインクは耐候試験、耐久試験、輸送試験をクリアしており、あらゆるプリンタや用紙を使用して品質管理を徹底しているのが特徴です。純正品と変わらない鮮やかな発色を実現しています。
キヤノンの純正インクカートリッジをリサイクルしてインクを補充した商品です。色は6色（顔料ブラック、染料ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、グレー）で、JITの自社工場で生産している高品質のインクを使用しています。対応純正型番はBCI-381（BK/C/M/Y）+BCI-380です。使用済みの純正カートリッジを再利用した循環型商品として、エコ意識が高い方にもおすすめですよ。
キヤノンの純正インクカートリッジ5色パックです。写真は色鮮やかで、文字はくっきりクリアな仕上がりに。信頼の品質と高画質を誇る日本製なので、印刷物の美しさが長持ちしますよ。対応純正型番はBCI-381（BK/C/M/Y）+380、色は5色（顔料ブラック、染料ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー）、対応機種はPIXUSシリーズ（TS8430 / TS8330 / TS8230 / TS8130 など）です。
純正品と同様に使用できる、エプソンSAT-6CL対応の互換インクカートリッジです。流動性が高く発色の良い「HDカラー」インクを採用しています。低価格でも十分満足できる仕上がりですよ。プリントヘッドにやさしく、プリンタの寿命を縮めることもありません。高性能ICチップによってインクの残量を確認できるほか、純正インクとの併用も可能です。
高画質・高品質・メーカー保証付きの、ブラザー純正インクカートリッジです。ブラザー純正消耗品である「イノベラ」は、低コストと高クオリティを両立しています。写真に強い染色カラーインクで空や肌、髪などをより鮮やかに表現してくれるので大切な写真のプリントにおすすめです。また顔料ブラックインクは文書に強く、細かい文字までくっきりと印刷できますよ。
エプソンIC80シリーズ対応のリサイクルインク6色セットです。JITの自社工場で生産しているインクは、純正と遜色ないほど鮮やかで美しい発色が特徴。純正のリサイクル品なのでセットも楽ちんで、純正品との併用も可能なのがうれしいですね。高品質で低コストなため、プリンターを頻繁に使用する方や大量印刷する際におすすめしたいインクカートリッジです。
キヤノンBCI-326/325シリーズ対応の再生インクマルチパックです。使用済みのカートリッジを再利用した循環型商品で環境に配慮したものづくりをしています。適合プリンターはPIXUSのMG8230、MG8130、MG6230、MG6130で、色は顔料ブラック、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、グレーの6色です。純正と同等レベルの高性能インクを採用しており、純正に遜色ない発色が特徴ですよ。
あらゆるインクの悩みを解決してくれるLxTek（エルエックステク）の互換インクカートリッジです。低価格ながらも、日常印刷なら十分満足できるパフォーマンスの高さが魅力。6色に黒1色をプラスしたセットで、ICチップ搭載でインクの残量を検知してくれる機能も便利ですよ。個別包装のため、長期保存に適している点もうれしいですね。
エプソンMUG-4CLの互換インクカートリッジ大容量セットです。ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの4色に黒2本をプラスした合計6本がセットになっています。無駄なコストを削減しながら、一度の交換でたっぷり印刷できますよ。エプソンEW-452A、EW-052Aプリンター対応で、高品質なインクが目づまりやかすれの可能性を下げて美しく仕上げてくれます。
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(191件)
商品情報
カラー：6色パック
対応デバイス：PIXUS MG6930BK/PIXUS MG6930WH/PIXUS MG7730BK/PIXUS MG7730F/PIXUS MG7730GL/PIXUS MG7730RD/PIXUS MG7730WH/PIXUS TS8030BK/PIXUS TS8030BW/PIXUS TS8030RD/PIXUS TS8030WH/PIXUS TS9030RD/TS9030WH
互換性オプション：再生インク
エコリカのキヤノン用リサイクルインクカートリッジ6色パックです。純正型番BCI-371XL+370XLに対応、プリンター機種はおもにPIXUSのMGシリーズとTSシリーズに対応しています。使用済みの純正品カートリッジを再利用しているので、純正品と混在して使用できますよ。低コストで経済的、土日・年末も専任スタッフが即時対応してくれるなどサポート体制も万全です！
エプソンの純正インクカートリッジセットです。ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色パックで、ブラックのみ増量しています。高画質でのプリントが可能で、徹底した品質管理と高度なテクノロジーを採用した純正ならではのメリットを感じられるでしょう。美しいプリントの実現・プリンタートラブル軽減のため、カートリッジにはICチップが搭載されています。
プリンターのインクを節約する方法
最後に、プリンターのインクを節約する方法をご紹介します。プリンターの設定や使い方を工夫したりちょっとひと手間加えるだけで、インクの持ちが格段にアップしますよ！ぜひ試してみてくださいね。
印刷設定を「標準」に変更する
プリンターの印刷設定には「きれい」と「標準」またメーカーによっては「速い」の選択肢もあります。エプソンの場合「きれい」を選択すると印刷時間が「標準」の約2倍になり、そのぶんインクの使用量も増えるので注意しましょう。
キヤノンは「きれい」「標準」「速い」の選択肢があり、「標準」または「速い」を選べばインク量を大幅に節約できますよ。
もちろん仕上がりには若干の違いがありますが、文字だけの資料や細部まで美しく印刷する必要がない場合は「標準」設定でも問題ありません。印刷物の仕上がりのクオリティにこだわりがない時は「標準」設定に変更することをおすすめします。
できるだけモノクロ印刷する
印刷物はカラーで出力するより、モノクロ印刷にする方が断然インクの節約になります。印刷する際に「モノクロ印刷」にチェックを入れて「適用」すれば、カラーインクの消耗を防げますよ。
写真やグラフィックを使用していない文字だけの印刷物や、白黒で出力しても問題ない資料などはできるだけモノクロ印刷を適用して、カラーインクの消費量を減らすことが大切です。ほんの少しの心がけでも、積み重ねれば大きな節約になるでしょう。
濃度や明度を変更する
印刷時の濃度や明度を変更するのも、インクの節約に有効です。濃度が濃ければインクを使う量が多くなるので、大事な資料や濃淡の表示が重要な印刷物でない限り、濃度と明度を低めに設定すればインクの節約になりますよ。
メーカーによって設定方法が異なるので、説明書などをよく確認しましょう。印刷にかかるコスト削減を徹底したいなら、濃度と明度の設定変更をぜひ試してみてくださいね。
インク調整ソフトを使用する
インク節約のために印刷品質を下げるのは基本ですが、印刷物のクオリティ低下をできるだけ防ぎたい場合はインク調整ソフトを活用するという手もあります。
印刷コスト削減アプリケーション「TonerSaver Evolve（トナーセーバーエボルブ）」は、印刷物の品質キープとコストダウンを両立してくれる優れもの。PCにインストールするだけで、インク消費量を1%単位で最大75％まで減らします。印刷物の内容やインク残量に応じて、自分で設定できるのもうれしいですね。
おすすめ商品比較表
  ジット エプソン IC6CL80L JIT-NE80L6P |  ジット キヤノン BCI-380 JIT-NC3803816P |  キヤノン 純正 インクカートリッジ BCI-381 (BK/C/M/Y)+380 5色マルチパック |  インクのチップス SAT-6CL 6色 + ブラック2本 エプソン用 互換インク |  ブラザー 純正インクカートリッジ4色パック（エコパッケージ） LC411-4PK-E |  ジット エプソン IC6CL80M JIT-NE806PM |  ジット キヤノン BCI-326+325/6MP JIT-NC3253266P |  LxTek ITH-6CL |  LxTek MUG-4CL |  エコリカ キヤノン BCI-371XL+370XL |  エプソン KAM-6CL-M | |
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プリンターインクの選び方や設定を工夫しよう！
インクジェットプリンターは、インクの減りが早かったりランニングコストがかかったりと、使い勝手の悪さを感じることもありますよね。ぜひ本記事を参考に、コスパの良いインク選びや節約方法などを取り入れてみてはいかがでしょうか。