お部屋の湿気取りの方法7つ!重曹やペットボトルでできる対策やおすすめアイテムも
梅雨の季節や雨の日など、室内を快適な環境にするために必須な「お部屋の湿気取り」。換気やエアコンでの除湿といった定番の方法以外にもサーキュレーターやペットボトル、炭や重曹といった道具を使う除湿方法もあります。この記事ではおすすめの除湿方法やアイテムをご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
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お部屋の湿気がたまりやすい時期は梅雨?
家が溜まりやすい時期といえば、梅雨の時期や雨の日が定番ですよね。なかでも梅雨の時期は湿度だけでなく気温まで高いことが多く、汗をかいても湿気の影響で蒸発しにくいため、体感温度が高くなりがち。熱が体内にこもりやすく熱中症の原因にもなりやすいので、これらの時期はとくに湿気対策を万全にしておきましょう。
また乾燥しやすいイメージをもつ人が多い冬場も、室内においては湿気が溜まりやすいので注意が必要です。冬場の室内は暖房をつけることが多いことから、外気と室温の差が大きくなり、窓ガラスや外壁などに結露が発生しやすくなります。
結露がたくさんできるほど室内の湿度が上がりやすいので、外気と室温の差が大きくなる期間は梅雨の時期と同じく湿気対策をすることが大切です。
湿気がたまるとカビや細菌が繁殖しやすくなる
室内に湿気が溜まると、カビが発生しやすくなります。カビは室温20〜30℃・湿度60%以上の環境で発生しやすくなり、湿度75〜90%では最もカビが増殖しやすいとされているため、湿度のコントロールが非常に重要です。
とくに有害とされる黒カビが発生している部屋では、目に見えないほど小さな胞子が空気中にたくさん漂っているので、健康に悪影響を及ぼさないようカビが発生しにくい環境作りをしましょう。
湿気がたまりやすい部屋とは?
湿気が溜まりやすい部屋の特徴を簡単に表すと、暗くてじめじめしていることです。たとえば窓がなかったり日陰になっていたりして日光が入りにくい部屋や、お風呂や脱衣所などの水回りはとくに湿気が溜まりやすい傾向があります。
ほかにも洗濯物を干す部屋や頻繁に干すことが難しい布団のある寝室、壁に接している大きな家具が多い部屋も湿気が溜まりやすいので注意が必要です。
また窓が多い部屋は、一見すると湿気が溜まりにくいように思えますが結露が発生しやすい冬場はかえって湿度が上がる場合があります。同じ理由でエアコンのある部屋も、冬場は湿気が溜まりやすいですよ。
部屋の湿度は40~70%を目指そう
室内を衛生的にキープするための理想の環境は、厚生労働省の「建築物環境衛生管理基準」で以下のように定められています。
- 室温:18〜28℃
- 湿度:40〜70%
ただし実際に感じる部屋の環境は気温と湿度のバランスによって変わるため、季節にあわせて部屋の湿度を変えるのがおすすめです。
また、同じ湿度でも気温が高くなるほど不快さを感じやすくなります。そのため上記の範囲内で気温が高い時期ほど湿度を低めに、気温が低い時期ほど湿度を高めにキープするとよいでしょう。
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お部屋の湿気取りのおすすめ方法7つ!
お部屋の湿気取りには以下でご紹介する7つの方法がおすすめです。
今すぐ実践できるような基本的なものから、アイテムを使って除湿できるものまでさまざまな方法をご紹介します。
1.窓をあけてこまめに換気する
部屋を閉め切っていると湿気が溜まりやすいので、季節を問わずこまめに窓を開けて換気するようにしましょう。換気のよい部屋にするためには、1時間2回以上の換気が推奨されています。具体的には30分に1回以上、1回あたり数分間程度、窓を全開にするのがおすすめです。
さらに効率的に部屋の空気を循環させるには、窓が複数ある部屋の場合は2方向の壁の窓を開けるようにし、窓が1つしかない部屋の場合は窓とドアを解放しておくとよいでしょう。
2.エアコン・サーキュレーターなどを使う
窓を開けても空気が循環しない風通しの悪い部屋や、窓がなかったり小さかったりする場合は、エアコンやサーキュレーターなどを活用して自分で空気の流れを作り出しましょう。エアコンを使用する際にサーキュレーターも併用すれば、効率的にエアコンの風を循環させられますよ。
また押し入れやクローゼットの中はドアを解放していても風通しが悪くなりやすいですが、そういった場所もサーキュレーターで風を送れば湿気が溜まりにくくなるのでおすすめです。
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3.重曹を除湿剤の代わりにする
重曹は水に溶けやすい性質をもっているため、極度に湿度の高い環境では除湿剤のような働きをすることがあります。ただし市販されている除湿剤ほどのパワーはなく、部屋全体の湿気取りやカビ対策としては推奨できないことを理解したうえで活用しましょう。
重曹には汗や靴のような酸性のニオイを消臭するという働きもあるため、靴箱の中やクローゼットなどのニオイが気になる場合にもおすすめですよ。低価格で購入できるものが多いので、気軽に試せるのも重要なメリットといえます。
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4.炭を使って除湿する
消臭効果が高いことで知られる竹炭や活性炭といった炭には微細な穴がたくさん空いており、穴に湿気を溜め込めるので、除湿剤としても活用できます。湿度が低いときには溜め込んだ湿気を放出してくれるため、除湿というよりも調湿効果に優れているといえるでしょう。
定期的に煮沸消毒をしたり日光に当てて乾燥させたりすることで半永久的に使用できるので、エコな除湿剤を使いたい方にもおすすめ。使用量の目安は部屋の広さによって異なり、6畳に約2kgが適切とされています。量が多すぎるとかえって空気の循環が悪くなる可能性があるため、程よい量を使用することがポイントです。
5.ペットボトルを凍らせて除湿する
梅雨の時期など室温が高いときにおすすめなのが、水を入れたペットボトルを凍らせて除湿する方法です。空気中の水分は冷やすと液体になるという性質を利用しており、凍らせたペットボトルの周りの空気が冷え、水滴となった湿気がペットボトルの周りに付きます。
またペットボトルに扇風機などで風を当てれば、ひんやりとした風が送られてくるので一石二鳥です。ペットボトルに入れた氷が溶けても、再度冷凍庫で凍らせれば何度でも使えますよ。
6.結露を新聞紙で拭き結露防止シートをつける
窓の結露対策として結露防止シートを使用する場合は、あらかじめ窓についた結露をしっかりと拭き取っておく必要があります。拭き取る際はタオルや雑巾などよりも新聞紙を使用するのがおすすめです。新聞紙は細かい繊維で作られているため、水分や汚れをしっかりと吸着してくれます。
新聞の印字に使用されているインクがつや出しやコーティングの働きもしてくれるので、結露を拭き取るだけでなくピカピカに仕上げられるのもうれしいポイントです。
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7.すき間を開けて家具を置く
部屋全体の空気を効率よく循環させるためには、家具の配置方法も大切なポイントです。ソファーやタンスなどといった家具と壁の間の隙間が狭いと、風が通りにくいため湿気が溜まりやすくなります。壁との隙間だけでなく、家具同士の隙間も広めに取っておくことも風の通りをよくするのに有効です。
部屋に家具や物が多くあるほど湿気が溜まりやすくなるので、必要最低限の家具やものを厳選するのもよいでしょう。
8.除湿剤を使って対策する
上記のような対策をしてもなお湿気が気になる場所には、除湿剤を使用するのがおすすめです。湿気を吸うと溶けて液状になるタイプと、天日干しすることで繰り返し使えるタイプの2種類があるので、好みにあわせて選びましょう。
またたっぷりと湿気を吸える置き型や、クローゼットや引き出しなどに入れておけるシートタイプなど、さまざまな形状の製品が販売されています。クローゼット用や靴箱用などあらかじめ置き場所を想定した製品もあるので、目的にあわせて選んでみてください。
市販の除湿剤のおすすめ6選
ここからはおすすめの除湿剤をご紹介します。交換頻度が少なく済む大容量タイプから、設置しやすい吊り下げタイプまでさまざまなものをピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。
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お部屋の湿気取りで快適な環境を整えよう
湿気が多い日や季節は単に不快なだけでなく健康にも悪影響を及ぼすことがあるので、湿気取りをうまく活用して快適な室内環境を整えることが大切です。本記事でご紹介した湿気取りの方法も参考にしながら、お部屋に合う除湿方法や除湿剤を試してみてくださいね。