おすすめの除湿剤11選!半永久タイプやクローゼット用もご紹介
湿気が気になる時期にクローゼットや押入れ、靴箱などで活躍する「除湿剤」。さまざまな種類があるので、どれを購入しようか迷ってしまいますよね。本記事では、部屋全体の湿気とりに使えるかについて触れ、除湿剤の選び方について解説します。機能性に優れたものや繰り返し使えるものなど、おすすめ商品もご紹介するので、ぜひご覧ください。
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除湿剤の役割とは?
梅雨や、湿度が高い場所で湿気を放置してしまうと、以下のような問題が発生する場合があります。
- カビやダニが発生する
- 嫌なニオイの原因菌が増殖する
- ジメジメした環境になる
このような湿気の問題を予防するのに便利なのが除湿剤です。除湿剤は、エアコンや除湿機とは異なり、電力を使わずに空気中の水分を吸着して湿気を除去します。手軽に設置できる上、使用後に水分がたまるタイプであれば吸湿量も確認できるため、除湿作用を実感しやすいのが特徴です。
主な用途はクローゼット、シューズボックス、押し入れなどの密閉空間での使用で、結露防止や収納物の保存に威力を発揮します。定期的な交換は必要ですが、簡単に湿度対策ができる優れたアイテムです。
リビングなど部屋全体の湿気には除湿剤は向かない
除湿剤は、クローゼットや押入れ、靴箱、パントリーといった、1畳程度の小さな空間での使用に向いています。リビングや寝室などの広い空間では湿気を十分に取り除くことができません。
部屋全体の湿気対策としては、除湿機の使用がおすすめです。また、エアコンの除湿機能を活用したり、窓を開けて換気したりする方法で対応することもできます。
除湿剤の選び方
除湿剤には多くの種類があり、どのように選べばいいのか悩むでしょう。除湿剤を選ぶ方法は大まかに4つあります。
- 使用場所に合ったタイプを選ぶ
- 成分で選ぶ
- 持続時間と交換時期で選ぶ
- 機能性やデザイン性にも注目
ここではそれぞれの選び方について、くわしく解説します。除湿剤を選ぶときの参考にしてくださいね。
1.使用場所に合ったタイプを選ぶ
まずは、除湿剤をどこに置きたいか考えてみましょう。置き場所によっては、十分に吸湿できないケースもあります。ここでは、それぞれの設置場所におすすめな除湿剤のタイプをご紹介します。
押し入れや靴箱には「置き型タイプ」
置き型タイプの除湿剤は商品によってサイズは異なりますが、箱のような形をしているものが一般的です。
置き型タイプの除湿剤は優れた吸湿力を持ち、多くの水分を取り込めます。特に押入れ・靴箱・パントリーなどのスペースにおすすめです。
省スペースで設置できるので、収納の邪魔に感じることはないでしょう。
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クローゼットには「吊り下げタイプ」
吊り下げタイプの除湿剤は、フックが付いているので、ハンガーのようにかけられます。吸湿するシート部分は薄く、収納には差し支えないほどのコンパクトさが特徴です。
かさばらずに省スペースで設置できるのは嬉しいですよね。大きめのクローゼットで使用する場合は、吸湿シートが大きい除湿剤を選ぶと良いでしょう。
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衣装ケースやたんすには「シートタイプ」
薄いシートタイプは衣装ケースやたんすなどの狭い場所にぴったり。収納されている服の間に直接置いて使用したり、押入れにある布団の下に敷いたりして使えます。サイズは大小さまざまで、除湿したいもの・場所に合わせて選ぶと良いでしょう。
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2.成分で選ぶ
除湿剤に含まれる成分は主に下記の2種類。
- 塩化カルシウム系
- シリカゲル系
「除湿剤の成分はどの商品もそんなに変わらないのでは?」と思った人もいるでしょう。実は、成分によって吸湿力が異なり、それぞれにおすすめの設置場所があります。
除湿剤のパワーをしっかりと発揮させたい人は、成分で商品を選んでみるのもおすすめです。ここでは、各成分の特徴を解説します。
塩化カルシウム系
塩化カルシウム系が使われた除湿剤は、空気中の水分を吸収します。
吸湿力に優れているのが特徴ですが、塩化カルシウム系が含まれる液体に触れてしまうと、人体に悪影響を及ぼす危険性があるため、取り扱いには注意が必要です。
ただ、現在販売されている多くの除湿剤は、薬品に触れずに捨てられる工夫が施されているため、負担なく処分できるでしょう。
シリカゲル系
シリカゲルと聞くと、お菓子や海苔などと一緒に入っている小袋をイメージする人も多いのではないでしょうか。シリカゲル系には2つの種類があります。
一般的に、食品と同封されている小袋は、シリカゲルA型が多く使用されています。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
シリカゲルA型 | ・湿度の高さに関係なく、吸湿可能 ・除湿力が高い | ・場所によっては乾燥してしまう場合がある |
シリカゲルB型 | ・さまざまな場所で使いやすい ・均一に除湿可能 | ・高湿度の場所では十分に除湿できない |
より強い除湿力が必要な場合は、シリカゲルA型、または塩化カルシウム系を選択しましょう。
一方、日常的な湿気対策には、適度な吸湿力で快適な環境を保つシリカゲルB型がおすすめです。
3.持続時間と交換時期で選ぶ
販売されている除湿剤は持続時間・交換時期がそれぞれ異なります。持続時間が短いと安価で購入できますが、その分交換回数が増えてしまいます。
取り換えの手間を省くなら、3か月以上使える除湿剤を選ぶのがおすすめです。ここでは、使い捨てタイプと半永久タイプの各特徴を説明します。
使い捨てタイプ
使い捨てタイプは、持続時間が10日〜1年とさまざまです。持続時間は吸湿量で変わり、およそ420mL以下の商品から800mL程度の大容量な商品までさまざまなサイズがあります。
持続時間 | 取り換え頻度 | 吸湿量 |
---|---|---|
2ヶ月以下 | 多め | おそよ420mL以下 |
4ヶ月 | ふつう | およそ550mL以下 |
1年 | 少ない | およそ800mL以下 |
4〜8ヶ月の持続時間であれば、交換する手間を負担に感じることは少ないでしょう。
繰り返し使える半永久タイプ
半永久に使える除湿剤はランニングコストが抑えられるメリットがあります。ある程度の期間使ったら、取り扱い説明書に沿って天日干しするだけ。
多くの商品は、色や目印などで、天日干しするタイミングを知らせしてくれます。交換にかかるコストや負担を抑えたい人は、半永久タイプの除湿剤を検討してみてくださいね。
4.機能性やデザイン性にも注目
除湿剤を選ぶときは機能性やデザイン性にも注目してみましょう。クローゼットや押入れといった嫌なニオイがこもりがちな場所には、消臭機能付きの除湿剤がおすすめです。
また、リビングや玄関など来客の目につく場所には、オシャレなデザインの除湿剤がぴったり。気になる人は、ぜひ自分好みの機能とデザインが施された除湿剤を探してみましょう。
消臭機能付き
湿気の多い場所には、独特なニオイが漂うことがあります。そのような場所には、炭の成分が配合された除湿剤がよく使われています。炭入りの除湿剤は、湿気を取り込みながら空気をすっきりとさせる働きがあります。
インテリアに馴染むデザイン
「除湿剤」と書かれたものをリビングや玄関に置くと、インテリアになじまず、違和感を感じるかもしれません。
特に、来客が多い場所に設置する場合も、除湿剤と分からないようなデザインのものがいいですよね。そのようなときは、除湿剤のパッケージや容器のデザイン性が高い商品を選びましょう。
除湿剤にはシンプルな無地、華やかな花柄、カラフルなドット柄など多くのデザインがあります。ぜひ設置する環境や自分の好みに合ったデザインを探してみてくださいね。
置き型除湿剤のおすすめ4選
除湿剤の選び方を解説しましたが、除湿剤の種類は豊富なので、実際に購入する際にどれにしようか迷ってしまいますよね。
ここからは除湿剤のおすすめ商品をご紹介します。まずは、押入れや靴箱、パントリーなどに設置するのにぴったりな置き型タイプからチェックしてみましょう。
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クローゼットで使える除湿剤のおすすめ4選
続いて、クローゼットにかけられる吊り下げタイプの除湿剤をご紹介します。コンパクトな商品が多いため、かさばらずに省スペースで設置したい人はぜひチェックしてみてくださいね。
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除湿剤は部屋に何個置くべき?
基本的に、除湿剤は1畳に対して1個置くと良いといわれています。設置場所の広さと除湿剤の個数がマッチしないと、うまく除湿できずに、交換コストが増えてしまう可能性も。
購入する際は、具体的な吸湿量・個数は、使用する商品のパッケージを確認してくださいね。
除湿剤の置き方のポイント
除湿剤を適当に置いてしまうと、しっかりと湿気を取り除けない可能性があります。湿気を十分に取り除くには、置き方が大切です。
除湿剤の置き方のポイントをまとめました。
- 置き型タイプは設置場所の下、角に置く
- クローゼットやたんすなどに設置する場合は、服を詰め込まないようにする
- 空気がよどみやすく、ジメジメした場所に置く
上記のポイントをおさえて除湿剤を設置すれば、しっかりと湿気を取り除けるでしょう。特に、3つ目のポイントは、どの除湿剤にも共通する内容なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
おすすめ商品比較表
ノンスメルドライ 白元アース ノンスメルドライ 下駄箱用 せっけんの香り | ドライペット エステー ドライペット 除湿剤 クローゼット用 | ドライペット エステー ドライペット 除湿剤 シートタイプ 引き出し・衣装ケース用 | ドライペット エステー 備長炭ドライペット タンクタイプ どこでも用 | 水とりぞうさん オカモト 水とりぞうさん | addgood(アドグッド) アドグッド 除湿剤 | ドライ&ドライUP 白元アース ドライ&ドライUP 黒のNECO | 水とりぞうさん オカモト 水とりぞうさん クローゼット用 | 調湿くん マルワ 調湿くん 繰り返し使えるクローゼット用除湿シート | cararino 除湿剤 クローゼット吊り下げ | Vacplus Vacplus 除湿剤 活性炭入り除湿パック | |
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設置場所や用途に合った除湿剤を選ぼう
本記事では、除湿剤の選び方やおすすめの商品などをご紹介しました。さまざまな種類がある除湿剤ですが、設置場所・用途に合った商品を選ぶことで、しっかりと吸湿能力を発揮します。特に日本は夏も冬も地域によっては湿気が多いため、湿気対策をしなければあっという間にカビが発生してしまいます。
除湿剤なら置くだけで湿気対策ができるので、購入する際はぜひ本記事を参考にしてくださいね。