安い家庭用プリンターおすすめ10選!高コスパなプリンターの選び方を解説
家庭用プリンターはあると便利ですがコスパが気になりますよね。この記事では安いプリンターの選び方とおすすめの商品を紹介します。安く購入できる時期についても解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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安いプリンターの選び方
安いプリンターを選ぶときのポイントは「複合機か単機能か」「インクの色数」「インクの種類」「給紙方法」「ランニングコスト」の5つ。これらが自分の求める条件に合っているかを見極めることが大切です。
ここから詳しく解説していくので、商品選びの参考にしてくださいね。
1.複合機か単機能かで選ぶ
プリンターには「複合機」と「単機能」のタイプがあります。必要な機能に応じて選びましょう。
プリンター以外の機能も必要な人は、「複合機」を選ぶのがおすすめです。複合機とはプリンターのほか、スキャナやコピーなど複数の機能を備えた機器のこと。複合機があれば、コンビニに行かなくても自宅でコピーなどができるので便利ですよ。
一方でプリンター以外の機能は特に使わない人は、印刷の機能に特化した「単機能」のもので十分でしょう。複合機はその機能によって2万円台から5万円台まで価格帯はさまざまです。単機能プリンターは印刷に特化している分、1万円台後半の比較的購入しやすい価格帯のモデルが大半でしょう。
2.インクの色数で選ぶ
プリンターを選ぶときには「インクの色数」も大切です。色数が多いほど微妙な色の変化まで表現できるので、特に写真を印刷したい人は、色数が多いものを選びましょう。
それぞれのタイプで使用している代表的なインクの色は以下のとおりです。
インクの色 | |
---|---|
4色 | ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー |
5色 | ブラック(顔料)・ブラック(染料)・シアン・マゼンタ・イエロー |
6色 | ブラック(顔料)・ブラック(染料)・シアン・マゼンタ・イエロー・グレー もしくは ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー・ライトシアン・ライトマゼンタ |
安いプリンターの場合、色数は「4色」が一般的ですが、中には「5色」「6色」のタイプも。仕上がりにこだわりたい人は検討してみてくださいね。
3.インクの種類で選ぶ
インクには「染料」と「顔料」があり、何を印刷するかによって向き不向きがあります。
染料インクは水の中に小さな塗料の粒子が溶け切っているインクのこと。印刷用紙にインクを染み込ませて発色させます。より鮮やかに発色するので写真の印刷に適しています。
ただし乾くまでに時間が掛かるので、印刷してすぐに使いたいなら染料インクは向きません。
顔料インクは塗料の粒子が染料よりも大きく、水の中に粒子が溶け切っていないのが特徴。
そのため印刷用紙にインクが染みこまず紙の表面に留まるので、染料よりもよりはっきりした発色になります。
特に光沢紙で写真を印刷する場合の仕上がりは染料に劣りますが、染料よりも保存性に優れているのでビジネス文書やレポートの印刷には適していますよ。
4.給紙方法で選ぶ
プリンターの給紙方式には「前面給紙」と「背面給紙」の2種類があります。
前面給紙とはプリンターの前面に給紙トレイがあり、トレイを引き出して用紙をセットする給紙方法のこと。前面給紙のほうがよりコンパクトなタイプが多いので、プリンターを置くスペースが限られている人におすすめですよ。また前面給紙のほうがたくさん用紙をセットしておけるので、一度にたくさん印刷したい人も前面給紙のほうが使い勝手がよいでしょう。
背面給紙はプリンターの背面に用紙をセットする方法です。背面給紙は一度にセットできる用紙が少ない分、紙詰まりが起きにくいのが特徴です。背面給紙には「手差し給紙」という方法があり、ハガキや写真を印刷したい場合に便利ですよ。
プリンターによっては両方の給紙方法が使えるタイプもあるので、チェックしておきましょう。
5.ランニングコストもチェック
プリンタ―は購入してからもインクや用紙などのランニングコストがかかります。プリンター本体は安くてもランニングコストが高くつく場合もあるので、あらかじめ消耗品の価格も確認しておきましょう。
ランニングコストを抑えたい場合は、タンク式のプリンターがおすすめです。タンク式とは、プリンターに大容量のインクタンクが付いているタイプで、そこにインクを流し込んで使用します。カートリッジ式のプリンターに比べてインクの交換頻度が少ないため、インクそのものや印刷のコストを抑えられますよ。
プリンタ―を使用する頻度が高い人は、タンク式のプリンターも候補に入れてみてくださいね。
1万円以下・おすすめ家庭用プリンター3選
ここからは1万円以下で購入できる、家庭用の安いプリンターを3つ紹介します。
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商品情報
インク:4色独立カートリッジ(染料3色 顔料1色)
印刷コスト:A4カラー 約15.2円/枚
大きさ:390×300×146mm(収納時)
重さ:約4.0kg
給紙方式:背面給紙
Wi-Fi:〇
価格推移
プリンター、コピー、スキャナーの機能を備えた、エプソンのインクジェット複合機。背面給紙方式ですがコンパクトなデザインなのが特徴です。色数は4色でカートリッジタイプ。無線LAN対応でスマホからすぐにプリントできるので、写真やPDFの印刷にもおすすめですよ。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
インク:4色
印刷コスト:A4カラー 約18.5円/枚(大容量)、約25.7円(標準容量)/枚
大きさ:約435×327×145mm
重さ:約4.0kg
給紙方式:後トレイ
Wi-Fi:〇
価格推移
キヤノンのインクジェット複合機。背面給紙方式でインクの色数は4色です。ブラックインクは顔料を使用しているため、細かい文字もにじまずはっきりと表現できますよ。無線LAN内蔵のほか、操作画面が液晶パネルなので操作もしやすいでしょう。
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商品情報
インク:4色カートリッジ
印刷コスト:A4カラー 約24.5円/枚
大きさ:426×255×131mm(収納時)
重さ:約2.5kg
給紙方式:背面給紙
Wi-Fi:✕
価格推移
印刷機能に特化した、キヤノンの単機能プリンターです。背面給紙インクは4色で顔料ブックインクを採用。濃度が高い黒までしっかり印刷できるほか、筆文字などのハネ部分もしっかり再現するので、はがきの宛名印刷にもおすすめですよ。インクを交換する際にプリントヘッドも新しくできる「ヘッド一体型インク」を採用。通常のインクよりもやや値は張りますが、インク詰まりを起こしにくいので、印刷頻度が少ない人にはおすすめですよ。
2万円以下・おすすめ家庭用プリンター7選
続いて2万円以下で購入できる、家庭用の安いプリンターを7つ紹介します。
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商品情報
インク:4色独立カートリッジ
印刷コスト:A4カラー 約15.2円/枚
サイズ:390×300×146mm(収納時)
重さ:約4.0kg
給紙方式:背面給紙
Wi-Fi:〇
価格推移
エプソンのインクジェット複合機です。背面給紙方式でインクは4色ですが、ブラックは顔料、カラーは染料を使用しているため、ブラックははっきり、カラーはより鮮やかに印刷できますよ。USBに対応しているので、PCやスマホを経由せずにUSBから直接印刷できるのも使い勝手が良いポイントでしょう。
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商品情報
インク:4色カートリッジ
印刷コスト:A4カラー 約27.3円/枚
大きさ:432.5×361.1×132.1mm(収納時)
重さ:5.22kg
給紙方式:前面給紙
Wi-Fi:〇
価格推移
ヒューレット・パッカード(HP)のインクジェット複合機。インクの色数は4色ですが、カラーのインクが3色一体型なのがポイント。カラーのインクが切れてもブラックでは印刷し続けられるので、普段白黒印刷が主な人には特におすすめですよ。給紙方法は前面給紙で、両面印刷も自動で行えます。
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商品情報
インク:4色独立カートリッジ
印刷コスト:A4カラー 約15.3円/枚
大きさ:375×300×170mm(収納時)
重さ:約4.3kg
給紙方式:背面給紙
Wi-Fi:〇
価格推移
エプソンの複合機で、2019年に発売された型落ち品ですが、無線LAN内蔵や、USB対応、液晶パネルで操作できるなど、機能性は十分ですよ。インクの色数は4色で、ブラックが顔料・カラーは染料です。自動両面印刷にも対応しています。iphoneならQRコード読み取り、Androidなら専用アプリでプリンターを接続するだけで、スマホに簡単に接続できるのも便利ですよ。
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商品情報
接続技術 Wi-Fi
印刷技術 インクジェット
色 ホワイト
モデル名 PRIVIO
商品の重量 6.76 kg
価格推移
ブラザー工業の複合機で、2023年発売の比較的新しいモデルです。前面給紙タイプなので、一度に大量に印刷したい人におすすめですよ。インクの色数は4色で交換時に手が汚れにくいカートリッジ式。無線LAN内蔵でスマホ接続にも対応しています。USBやメモリーカードを差し込んで直接印刷できるので、PCを持っていない人も使いやすいでしょう。
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商品情報
インク:5色独立インクタンク
印刷コスト:記載なし
大きさ:376×359×141mm(収納時)
重さ:約4.3kg
給紙方式:前面 / 背面給紙
Wi-Fi:〇
価格推移
キヤノンのインクジェット複合機で、前面給紙と背面給紙の両方が使えてそれぞれ100枚印刷用紙をセットできるので、頻繁に用紙を補充する必要がなく便利です。インクは5色タイプ。色数が多いので微妙な色の変化もしっかり再現してくれるでしょう。LEDステータスバーが印刷の進捗状況を色で教えてくれるので、離れた場所にいても印刷完了や各種エラーが簡単に確認できますよ。
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商品情報
付属コンポーネント 本体、電源ケーブル、セットアップ用インク
メーカー キヤノン
商品モデル番号 PIXUSTS5430BK
商品の寸法 幅 × 高さ 40.3 x 31.5 x 14.8 cm
OS iOS、Android
商品の重量 500 g
価格推移
キヤノンのインクジェット複合機です。インクの色数は4色で、給紙方法は前面給紙と背面給紙両方に対応しています。紙幅を自動で検知して印刷してくれるので、普段A4以外のサイズやハガキの印刷をすることが多い人にもおすすめですよ。iphoneからQRコードで接続できる機能や、スマホで撮った写真を自動で補正して印刷してくれる「スマホ写真補正機能」も搭載しているなど、スマホから簡単にきれいな写真が印刷できるのも嬉しいですね。
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商品情報
インク:4色カートリッジ
印刷コスト:A4カラー 約20.3円/枚
大きさ:374×350×168mm(収納時)
重さ:6.3kg
給紙方式:前面 / 背面給紙
Wi-Fi:〇
価格推移
2023年に発売されたキヤノンのインクジェット複合機で、5色インクを使用しているので、より色鮮やかな仕上がりが期待できますよ。前面給紙と背面給紙両方の給紙方法を採用。名刺サイズの印刷にも対応。仕事で名刺を使う機会が多い人に便利ですよ。
安いプリンターを買うためのコツ
ここからは安いプリンターをさらにお得に購入する方法を解説します。
買い物をするときの参考にしてくださいね。
新モデル発売時期に旧モデルを買う
プリンタ―などの家電製品は定期的に新モデルが発売されます。発売の時期が近づくと、旧モデルの在庫を処分するために値段が大幅に下がることがあります。そのタイミングを狙って旧モデルを購入することで、より安くプリンターを購入できるでしょう。
新モデルが発売されるタイミングはメーカーや家電製品によって異なるため、あらかじめモデルチェンジの時期を公式サイトで確認しておくことがおすすめですよ。
アウトレット品を狙う
安いプリンターを購入するために、アウトレット品を購入するのもおすすめです。
大手家電量販店でもアウトレット専門店舗を設置したり、オンラインショップでアウトレットコーナーを設けたりしているのでチェックしてみましょう。
家電のアウトレット品の多くは、店舗で展示されていたものや型落ちの商品です。おすすめなのは型落ち品。前述のとおり、家電製品は定期的に新モデルが発売されるため、型落ち品とはいえ、新モデルとほぼ変わらない機能が備わっているものが多いためです。
最新商品にこだわらない人であれば、アウトレット商品も候補に入れてみましょう。
キャンペーンやポイント還元を利用する
キャンペーンやポイント還元を利用してプリンターをより安く買うのもひとつの手です。
多くの家電量販店では家電を購入するときにポイント還元を行っています。中には10%と還元率が高い店舗もあるので、そういった店舗を選んで購入するのがおすすめですよ。ポイント還元では、商品価格の値引きを受けられる訳ではありませんが、貯まったポイントでほかの家電や消耗品を購入するなど、よりお得に買い物ができるでしょう。
また、店舗によっては値引きのキャンペーンを行っている場合もあります。ホームぺージやチラシをチェックするなどして、情報をキャッチアップしておきましょう。
フリマアプリやオークションサイトで買う
新品にこだわらないなら、フリマアプリやオークションを活用してお得に購入するのもおすすめですよ。
フリマアプリでは定期的にクーポンが配布されており、それを使うことでよりお得に購入できます。さらに、出品者に直接交渉して値下げをお願いすることも可能です。
フリマアプリやオークションで中古品を購入する際は、付属品が揃っているかを必ず確認しましょう。不足している場合は、別途購入が必要になることもあります。
また、保証書の有無を確認することも大切です。保証書があるかどうかで、後々の修理費用が変わるため、購入する前に出品者へ問い合わせるようにしましょう。
安いプリンターと高いプリンターの違い
安いプリンターと高いプリンターでは、価格のほか「印刷物の仕上がり」と「機能性」に大きな違いがあります。
安いプリンターはインクの色数が4種類のものが多く、高いプリンターは6色や8色など色数が増える傾向があります。色数が多いほうが、微妙な色の変化もしっかりと再現できるため、印刷物がきれいに仕上がりますよ。
また安いプリンターは印刷機能のみの場合が大半です。価格が高いほうがコピーやスキャナなどの機能がついています。そのほか、SDカードやUSBメモリースティックが挿入でき、PCやスマホを介さなくても写真やデータを印刷できる機能が付いているほか、タッチパネルが搭載されていたり無線LANが内蔵されていたりして、大変便利です。
安いプリンター購入後の注意点
印刷を頻繁に行わない場合にインク詰まりが起こりやすくなるため、安いプリンターの購入後に互換インクの使用はおすすめできません。また、万一プリンターが故障してしまった場合、互換性インクを使用していると保証期間内でも対象外になることがあるため、修理費用がかさんでしまう可能性があるのです。
ランニングコストを抑えるために、互換インクを使いたい人も多いかと思いますが、純正インクを使うほうがおすすめですよ。
プリンターのインク詰まり対策法
プリンターがインク詰まりを起こした時の対策法を3つ解説します。
純正インクを使う
先述したとおり、特に安いプリンターの場合、互換インクを使うとインク詰まりを引き起こしやすくなります。純正インクを使うことでインク詰まり自体を防ぐことにつながるので、出来る限り純正インクを使うようにしましょう。
湿気の多い場所を避ける
インク詰まりを防ぐには、プリンターを設置する場所の湿度にも注意が必要です。
湿度が高い場所では印刷用紙が湿気を吸って紙詰まりやインクのにじみを引き起こしやすくなり、反対に湿度が低い場所ではインクが乾燥してインクが詰まってしまう恐れがあるためです。
プリンターを設置する際は湿度が高すぎる場所や低すぎる場所は避けるようにしましょう。
自動ヘッドクリーニング機能があるプリンターを選ぶ
自動ヘッドクリーニング機能があるプリンターを選ぶことで、インク詰まりを解消できます。
自動ヘッドクリーニング機能とは、プリンター内部を自動でメンテナンスしてくれる機能のこと。仕組みとしては、通常よりも強い圧力をかけてノズル部分にインクを噴射することで、ノズル内をクリーニングし、インクの詰まりが解消しやすくなります。
プリンタ―を選ぶ際に、自動ヘッドクリーニング機能があるかどうかもチェックしてみましょう。
おすすめ商品比較表
エプソン エプソン プリンター A4インクジェット複合機 カラリオ EW-056A | キヤノン キヤノン プリンター A4インクジェット複合機 PIXUS TS3530 | キヤノン キヤノン PIXUS TS203 | エプソン エプソン EW-052A | ヒューレット・パッカード(HP) HP ENVY 6020 | エプソン エプソン EW-452A | ブラザー工業 ブラザー工業 DCP-J528N | キヤノン キヤノン PIXUS TS7330 | キヤノン キヤノン PIXUS TS5430 | キヤノン キヤノン PIXUS TS6630 | |
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安いプリンターは用途に合わせて選ぶのがおすすめ
ここまで安いプリンターの選び方やおすすめ商品をご紹介してきました。プリンターにはたくさんの種類がありますが、選ぶ際はそのプリンターが用途に合っているかが大切です。今回ご紹介した記事を参考にして、自分にぴったりな1台を選んでみてくださいね。