【2024年】ICカードリーダーのおすすめ12選!マイナンバーカード対応も
公的手続きからネットショッピングまで、幅広い用途で活用できる「ICカードリーダー」。マイナンバーカード対応であればe-taxによる確定申告も可能で、非常に便利なアイテムですよね。本記事では、そんなICカードリーダーの使い道や選び方をはじめ、おすすめの商品をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
ICカードリーダーとは
「ICカードリーダー」とは、カードに搭載されている「ICチップ」を読み取る機械です。クレジットカードや電子マネー、交通系ICカードのように、ICチップが内蔵されたカードであれば情報を読み取れます。
店舗や駅の改札などで見かけることが多いですが、自宅でもパソコンに接続すればカード情報の読み取りが必要な手続きも簡単にできるようになります。
ICカードリーダーの使い道は?
ICカードリーダーの代表的な使い道として、「確定申告の作成・申告」が挙げられます。確定申告は、本来であれば税務署に出向いて書類を作成・提出します。
しかし、確定申告の時期は税務署が混雑するため待ち時間が長く、書類の不備で出直しが必要になることも少なくありません。
そんなときに、ICカードリーダーで読み取りができれば、自宅で確定申告の作成から提出まで完結するため移動や待ち時間を大幅に削減できます。
確定申告ができるのはマイナンバーカード対応のICカードリーダーのみですが、それ以外にも以下の活用例があげられます。
- 健康保険証の最新情報の確認
- 年金の手続き
- 公金の受け取りや登録・変更
- 電子マネー、交通系ICカードの利用履歴
- ネットショッピングでの電子マネー払い
今までわざわざ市役所や税務署、病院などに行っていた手間が削減でき、いつでも好きな時間に自宅でできるのは大きな利点です。電子化が進むにつれて、ますます活用する機会は増えていくでしょう。
また、暗号化技術により不正利用を防止できるため、セキュリティー面に配慮されている点も嬉しいポイントです。
ICカードリーダーの選び方
ICカードリーダーを選ぶ際は、以下の点に注目するのがおすすめです。
- 使用目的に対応しているか
- 使いやすいか
- パソコンのOSに対応しているか
- どのような接続方法か
ここからは、それぞれの選び方の詳細を解説していきます。
1.使用目的に対応しているものを選ぼう
ICカードリーダーは使用目的に合わせて、以下のサービスに対応しているか確認しておきましょう。
- 公的個人認証サービス対応
- 電子マネー対応
ここからは、それぞれの使用目的と対応サービスについて解説していきます。
公的個人認証サービス対応
公的個人認証サービスに対応しているICカードリーダーであれば、電子証明書の読み取りが可能です。そのため、確定申告やe-taxサービスのような公的手続きもすべてオンラインで完結できるようになります。
公的個人認証サービスとは、オンラインで公的手続きを行う際に、利用者本人による手続きであることや契約書の文書が改ざんされていないことを確認する公的なサービスのことです。
公的認証サービスで使用されるICカードのICチップには、「電子証明書」が搭載されている必要があります。電子証明書とは、間違いなく本人であることを電子的に証明するものであり、印鑑証明書に代わる役割をもっています。
オンライン上で公的な手続きを行う際は必ず電子証明書を搭載したICカードが必要です。代表的なICカードとして、マイナンバーカードが挙げられます。
ICカードリーダーを自宅で使う場合は公的な手続きに利用するケースも多いので、公的認証サービスに対応しているかは必ず確認しましょう。
電子マネー対応
主にネットショッピングなどで利用したい場合は「電子マネー対応」のカードリーダーがおすすめです。
ショッピングサイトが対応していれば、自宅にいながらWAONや楽天Edyなどのチャージ型電子マネーでの支払いができます。また、残高照会やチャージもできるため、家計管理がスムーズにできるのもメリットですよ。
さらに、電子マネーだけでなく交通系のICカードにも対応しているタイプであれば、履歴や残高の確認が可能です。自宅でのチャージはできませんが、あらかじめ残高を確認しておけば駅やコンビニに着いてすぐにチャージできるため、旅行前の準備にも役立ちます。
2.使いやすさで選ぶ
機械関係が苦手な人にとって、使いやすさは最も重要なポイントです。使いやすいICカードリーダーを選ぶポイントとして、以下の3つがあげられます。
- 「自動インストール対応」がおすすめ
- 初心者なら「紙の説明書」付きが安心
- 読み取り方式は「非接触型」が便利
以下では、それぞれのポイントについて紹介していきます。
「自動インストール対応」がおすすめ
ICカードリーダーを使用する際は初期設定が必要です。「自動インストール」に対応していれば、PCに差し込むだけでドライバーを自動でインストールしてくれます。
自動インストールでない場合、初期設定の際はICカードリーダーごとに指定された、「ドライバー」をパソコンにインストールする必要があります。
ドライバーとは、パソコンにICカードリーダーを認識させるのに必要なものです。ドライバーをインストールしなければ、パソコンに接続してもICカードリーダーは使用できません。
ICカードリーダーによっては、インストールする際に複雑な手順を踏むため難しく感じる方も多いでしょう。しかし、自動インストール対応であれば初期設定は「差し込む」だけで済むため、機械が苦手な方でも簡単に使えるのがメリットです。
ただし、Windowsには自動インストールに対応しているがMacには対応していないなど、OSによって異なるケースもあります。そのため、購入前によく確認しましょう。
初心者なら「紙の説明書」付きが安心
紙の証明書が付いていれば、トラブルがあった場合にすぐ調べられるほか、サポート先の電話番号も記載されているので不明点があれば問い合わせができます。
そのため、ICカードリーダーを初めて利用する場合は紙の説明書が付いているかの確認も重要です。
読み取り方式は「非接触型」が便利
ICカードリーダーの読み取り方式には以下の2種類があります。
- 「接触型」:カードは直接挿入
- 「非接触型」:ICカードリーダーにカードをかざす
非接触型はかざすだけでスムーズに読み取りができるので、電子マネーや交通系ICカードの履歴や残高チェックなど、サッと確認したいときにおすすめです。
一方接触型は差し込んでから読み取るまでの手間がありますが、通信が安定しているメリットがあります。そのため、公的個人認証サービスのようにセキュリティー管理が重要な場面で利用すると良いでしょう。
3.パソコンのOSに対応したものを選ぶ
現在使用しているパソコンのOSと互換性がなければ、ICカードリーダーを接続しても使用できません。
パソコンのOSはMacまたはWindowsが一般的なので、ICカードリーダーの対応OSを確認してから購入するようにしましょう。どちらのOSにも対応しているICカードリーダーであれば、途中でパソコンを変更したり家族で別のパソコンで使用したりするときも便利ですよ。
4.接続方法もチェック
ICカードリーダーの接続方法は以下の2種類が主流です。
- 有線
- Bluetooth
有線接続はUSBでパソコンに接続するタイプで、直接つないでいるため通信が安定しやすいのが特徴です。そのため、セキュリティ重視の作業やスピードを要するときに便利だといえます。
ただし、Type-AやType-CなどICカードリーダーによってUSB端子は異なるので、パソコンと対応しているか確認しておきましょう。
パソコンがBluetoothに対応している場合は、Bluetooth接続のICカードリーダーもおすすめです。線がないため持ち歩きしやすく、場所を選ばずに使用できますよ。
ICカードリーダーのおすすめ12選
ここからは、ICカードリーダーのおすすめ12選をご紹介します。対応サービスや使いやすさ、対応OSなどをチェックして、自分にぴったりなICカードリーダーを選びましょう。
接触型のICカードリーダー
まずは、直接カードを挿入して読み取るタイプの「接触型ICカードリーダー」をご紹介していきます。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
対応OS:Mac・Windows
接触方式:接触型
自動インストール:○
最新のMac、Windowsのどちらでも使用できるICカードリーダーです。自動インストールに対応しているので、WindowsであればUSBをポートに差し込むだけでそのまま利用できます。LEDランプが搭載されており、ランプの点灯や点滅状態でICカードの読み取り状況がチェックできるのも便利です。また、公的個人認証サービスにも対応しているため、確定申告で利用したい方にもおすすめですよ。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
対応OS:Mac・Windows
接触方式:接触型
自動インストール:×
公的個人認証サービス対応のICカードリーダーで、マイナンバーカードのほかに医師資格証(HPKIカード)の読み取りも可能です。Mac・WindowsどちらのOSにも対応しており、有線タイプなので通信が安定している点も魅力ですよ。本体は、コンパクトに折りたためるため持ち歩きしやすく、使わないときは小さなスペースに収納できます。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
対応OS:Mac・Windows
接触方式:接触型
自動インストール:×
e-Taxでの納税手続きが自宅で簡単にできるほか、Mac・Windowsどちらにも対応しているのが魅力です。国際規格であるISO規格に準拠した接触型ICカードであれば対応しているので、税理士カードや医師資格証の読み取りにも利用できます。ただし、自動インストールには対応していない点に注意してください。
商品情報
対応OS:
Windows 11/10・MacOS 11以降
接触方式:接触型
自動インストール:‐
小さく折りたためるので、小さなスペースに保管できます。ICカードリーダーを直接パソコンに接続するためコードが必要なく、持ち歩きしやすい点も魅力的です。また公的個人認証サービスに対応しているため、確定申告やや公的手続きも自宅でスムーズに行えますよ。
商品情報
対応OS:Windows11/10・MacOS11以降
接触方式:接触型
自動インストール:‐
据え置き型のカードリーダーなので、カードを挿入する際にICカードリーダーをおさえる必要がありません。作業をしながら片手で挿入できるので、仕事中も効率良く使えるでしょう。据え置き型ですがサイズは10㎝以下と省スペースなため、かさばりにくいメリットもあります。接続端子はType-Aなので、お使いのパソコンが対応しているか確認してみてくださいね。
商品情報
対応OS:Windows11・Mac
接触方式:接触型
自動インストール:×
NTTコミュニケーションズでOEM販売されていた「NTT-Com SCR3310」の完全互換品の商品です。有線タイプで通信が安定しているため、マイナンバーカードの読み取りも可能です。付属品は有線つきの本体のみで、ドライバーはダウンロードして使う仕組みとなっています。アメリカ政府機関にも採用された実績もあるのでセキュリティ面で配慮が必要な作業にもおすすめです。シルバーのスタイリッシュな見た目は、パソコンと並べて置いても違和感なく馴染んでくれそうですね。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
対応OS:Windows/ 7/ 8/ 10/ 11・ Mac OS 10.11.1以上
接触方式:接触型
自動インストール:○
パソコンのUSB端子につなげると電源が入るほか、自動インストールに対応しているので面倒な初期設定は必要ありません。また、ISO規格のカードに対応しているためマイナンバーカード以外にもICチップつきの住民基本台帳カードやB-CASカード、税理士カード、国民IDなどさまざまなICカードに対応しています。また、クレジットカードやキャッシュカードにも対応しているため、ネットショッピングでもクレジットカードの番号を入力することなく決済できますよ。本体はコンパクトで軽量なため、持ち運びやすいのもうれしいですね。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
対応OS:Windows11/10/8/7/XP・Mac
接触方式:接触型
自動インストール:○
ICカードリーダーだけなく、SDカードリーダー としても使える優れものです。ドライバーのインストールが必要ないため、接続するだけで初期設定をせずすぐに使用できます。また、キャッシュカードやマイナンバーカードの読み取りも可能なので、マルチカードリーダーとして使えますよ。
非接触型のICカードリーダー
非接触型ICカードリーダーは、ICカードをかざすだけで読み取れるので、手軽に使いたい人におすすめです。ここでは、非接触型のICカードリーダーに絞っておすすめの商品を解説していきます。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
対応OS:
USB接続時:Windows 11/10・MacOS 11~13
Bluetooth接続時:Windows 11/10
接触方式:非接触型
自動インストール:×
Windows、Macの両方に対応しており、Macの場合は有線、Windowsの場合はBluetooth仕様になっています。ICカードを固定できるカードホルダーが付いているため、非接触でも通信を安定させられるのがメリットです。加えて標準で3年保証、最大で5年の有償保守サービスがあるので、万が一故障した場合もすぐに相談できますよ。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
対応OS:Windows ・Mac
接触方式:非接触型
自動インストール:×
ISO規格に準拠しているほか、公的個人認証サービスに対応しているため、確定申告やe-Taxなどにも使用できます。読み取り状況は音や点滅で知らせてくれるため便利ですよ。また、IC運転免許証や電子車検証のほかに交通系ICや電子マネーにも対応しているので、一台持っておくと重宝するでしょう。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
対応OS:Windows ・Mac
接触方式:非接触型
自動インストール:×
公的個人認証サービスだけでなく、日本のICカードで幅広く利用されている「Felica規格」にも対応しています。そのため、ネットショッピングでも「楽天Edy」「WAON」「nanaco」などの電子マネーを使用した支払いが可能です。価格は少し高めですが、マルチカードリーダーのためコスパは良いと判断しても良いでしょう。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
対応OS:Windows ・Mac
接触方式:非接触型
自動インストール:○
パソコンに接続するだけで、自動インストールからセットアップまでしてくれるので簡単に使えます。またLEDを搭載しており、通信状態を点滅や点灯で知らせてくれるためわかりやすいですよ。さらに専用ホルダーも付属しているため、ICカードを固定したりケーブルをまとめて収納したりでき、通信が安定しやすい点もポイントです。
おすすめ商品比較表
アイ・オー・データ I-O DATA ICカードリーダーライター USB-ICCRW2 | エレコム(ELECOM) ELECOM ICカードリーダー MR-ICD102BK | サンワサプライ(Sanwa Supply) サンワサプライ 接触型ICカードリーダライタ ADR-MNICU2 | ナカバヤシ 接触型ICカードリーダー 折畳型 CRIC-01BK | ナカバヤシ 接触型ICカードリーダー 据置型 CRIC-03BK | SCM Microsystems ICカードリーダーライター SCR3310/v2.0 | Q-ZIORE Q-ZIORE ICカードリーダー | Sofun Sofun マルチカードリーダー C609 | アイ・オー・データ I-O DATA ICカードリーダー BLE-NFC | エレコム(ELECOM) ELECOM ICカードリーダー MR-ICA001BK | サンワサプライ(Sanwa Supply) サンワサプライ 非接触型ICカードリーダライタ ADR-MNICU3 | SONY(ソニー) SONY 非接触ICカードリーダーライター Pasori RC-S300 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Amazonカスタマーレビュー | ||||||||||||
- | - | - | ||||||||||
購入リンク | ||||||||||||
使いやすいICカードリーダーを選ぼう
ICカードリーダーがあれば、面倒な確定申告や公的手続きも自宅で簡単に済ませられるようになります。対応サービスやOS、接続方法もさまざまなので、ぜひ本記事を参考にして使いやすい商品を選んでくださいね。