ベンチマークテストのおすすめ17選!スマホ対応ソフトやゲーム公式ソフトなど
パソコンやスマホの性能を数値化してくれる「ベンチマークテスト」。FF14のような負荷が高いゲームをする際にも、事前にテストしておけば快適に楽しめるようになります。今回はスマホ対応ソフトやゲーム公式ソフトなど、ベンチマークのおすすめ17選をご紹介します。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
ベンチマークテストとは
ベンチマークテストとは、パソコンやスマホに一定の負荷をかけて、GPUやCPUなどの処理能力を測るテストのことです。
総合的にパソコンのスペックをテストできる総合ソフトから、パーツごとに性能をチェックする単体パーツ対応ソフトまでさまざまなソフトがあります。
高性能ゲームを楽しむ方はゲーム公式ソフトを利用するのがおすすめで、スピードや映像の美しさなどにこだわりたい場合は、プレイする前にチェックしておくといいでしょう。
スマホの性能を測りたいなら対応ソフトを
パソコンだけでなくスマホも、ベンチマークテストでスペックを調べることができます。スマホが持つ性能を数字でわかりやすく確認でき、購入時の参考にもなるでしょう。
いまやさまざまなスペックを持つスマホが多く販売され、自分が欲しい性能があるのか、もしくは過剰なスペックなのかが判断しづらくなっているかもしれません。ベンチマークテストでスマホのスペックをチェックすることで、自分にぴったりなスマホを見つけやすくなるでしょう。
ベンチマークテストの種類
ベンチマークテストには以下の4つがあります。それぞれ計測できるものが異なるため、自分が知りたい項目があるテストを選ぶようにしましょう。
- 総合ソフト(CPUやGPUの性能を総合的に計測)
- CPUの性能計測ソフト
- SSDなどストレージ性能計測ソフト
- ゲーム公式ソフト
CPUやGPUの性能を総合的に測るソフト
パソコンが持つ性能を総合的に計測できるソフトは、処理速度の要であるCPUや画像処理が得意なGPUのスペックを計測できます。
CPUは計算から実行まで、幅広いタスク処理を行え、連続的な動作の処理能力が高い点が特徴。GPUは画像処理に特化しており、処理スピード自体はCPUよりも圧倒的に早く、並列処理が得意です。
パソコンはCPUが幅広い処理、GPUが膨大な単純作業とそれぞれが得意なものを処理することで、サクサクとした動きを実現しています。
CPUの性能を測るソフト
CPUはほとんどのパソコンで標準搭載されており、パソコンのスペックそのものを表すものと言えます。高スペックのものではなく、価格と機能のバランスがとれた製品が欲しい方は、CPUの性能のみを測定するソフトだけでも十分です。
Cinebenchでいえば、メール送受信やサイト閲覧のみであれば2000~3000、Wordなどのオフィスソフト利用や動画再生であれば3000~5000、ゲームや写真編集であれば5000~10000、動画編集など高度な作業をする場合は10000以上が必要でしょう。
SSDなどストレージの性能を測るソフト
パソコンのストレージとは、使うデータを保存しておくための場所のことで、アプリを使っての処理や画像編集などを行うときに必要となってきます。
CrystalDiskMarkであれば500MB/s以上あるかどうかがひとつの目安となっており、これ以上のスコアが出れば十分な性能があるといっても問題ないでしょう。ちなみに、HDD搭載パソコンは200MB/s前後が平均スコアになるため、SSD搭載のほうがより速く記憶してくれますよ。
ゲーム公式ソフト
特定のゲームができるかどうか試したい方は、ゲーム公式ソフトを利用するのがよいでしょう。ゲームはそれぞれ求められるスペックが異なるため、公式ソフトであれば手持ちのパソコンが対応しているかどうかがすぐに判別できます。
高い処理能力が必要なものや映像の美しさを楽しむものであれば、先にベンチマークテストしておくことで、サクサクとした快適な動きが堪能できるでしょう。
総合ベンチマークテスト
総合的な性能をチェックできる、おすすめのベンチマークテストを6つご紹介します。スマホに対応しているものもあるので、お使いのデバイスで試してみてくださいね。
PCMark【スマホ対応】
PCMarkはCPU、GPU、メモリ、ストレージを対象としてベンチマークテストを行ってくれます。わかりやすいインターフェースと実際の使用状況に合った動きをテストしてくれるのが特徴。新しくパソコンを購入する前や、システムをアップグレードするときに便利なテストです。
使い方は簡単で、以下の通りに実行すれば簡単にスコアが表示されます。
- ①公式サイトからPCMarkをダウンロードし、インストール
- ②PCMarkを起動
- ③目的に合わせてテストを選択
- ④テストの実行
- ⑤テストの結果を確認
3DMark【スマホ対応】
3DMarkは、GPUなど画像処理に特化した部分をテストすることでグラフィックスやゲーム性能を計測できます。インターフェースもリアルなグラフィックスを用いたゲーマー向けになっているため、頻繁にゲームをする方にはぴったりでしょう。
PCMarkと使い方はほぼ同じで、以下の手順で行います。
- ①公式サイトから3DMarkをダウンロードし、インストール
- ②3DMarkを起動
- ③アカウント作成し、ログイン(任意)
- ④目的に合わせてテストを選択
- ⑤テストの実行
- ⑥テストの結果を確認
Geekbench【スマホ対応】
CPUとGPUの性能を測定するベンチマークテストで、クロスプラットフォーム対応のため、Windows・macOS・iOS・Androidの全てで使用できる点が特徴です。異なるOSやデバイス間で性能を比較することができるので、買い替えの際の検討材料にもしやすいでしょう。
使い方は以下の通りです。CPUかGPUどちらか1つずつしか計測できないため、順番にテストしてみてください。
- ①公式サイトからGeekbenchをダウンロードし、インストール
- ②Geekbenchを起動
- ③CPUまたはGPUのテストを選択
- ④テストの実行
- ⑤テストの結果を確認
PassMark PerformanceTest【スマホ対応】
CPU、GPU、メモリ、ストレージのすべてをテストし、ベンチマークを計測します。シンプルなインターフェースで、パソコンに詳しくない方でも使いやすいのが魅力です。USBから直接使用することができるため、オフライン環境下でテスト可能。
使い方は他のテストと同様です。テストカテゴリが5つあるため、計測したいものを選択してください。
- ①公式サイトからPassMark PerformanceTestをダウンロードし、インストール
- ②PassMark PerformanceTestを起動
- ③目的に合わせてテストを選択
- ④テストの実行
- ⑤テストの結果を確認
CrystalMark Retro
CPU、メモリ、ストレージ、グラフィックスのテストを行い、総合的なパソコンのスコアを算出してくれます。ライセンスに基づき無料で実行できるため、試しに一度ベンチマークテストをやってみたい方にもおすすめ。日本語での説明も書かれており、どなたでも簡単にテストできるでしょう。
使い方は、以下の通りです。通常バージョンとスキンが異なるAoi Editionも選べる仕様になっているため、好きな方を選択してください。
- ①公式サイトからCrystalMark Retroをダウンロードし、インストール
- ②CrystalMark Retroを起動
- ③Allボタンをクリックもしくは各ボタンをクリックすると、個別にテストが実行
- ④テストの結果を確認
novabench
CPU、GPU、メモリ、ストレージを数分という短い時間で計測してくれ、手軽にパソコンの性能をチェックできる点が特徴です。クロスプラットフォーム対応で、WindowsとmacOSどちらでも使用可能。私的に使うのであれば無料で実行できますが、一部の機能は有料なので注意しましょう。
使い方はこれまでのソフトと同様です。一気にすべてのテストを行うことも、個別に行うこともできますよ。
- ①公式サイトからnovabenchをダウンロードし、インストール
- ②novabenchを起動
- ③Run All Testsをクリック、もしくは個別にボタンをクリック
- ④テストの結果を確認
【6~7万円台】ミドルクラスグラボのイチオシ!
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(435件)
商品情報
比較的手頃な価格で十分なゲーム性能を発揮できるのが、NVIDIAの「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載したこちらのグラフィックボード。高速のGDDR6メモリやリアルタイムレイトレーシングをサポートするRTコア、強化されたTensorコアを備えており、ゲーミング時に高いレベルの没入感が得られますよ。優れたAIで可能となった、光源や反射、影のリアルな描写も魅力的。冷却効率を最大化する「TORX FAN 4.0」を2基搭載しており、高負荷時でも安定したパフォーマンスを維持できます。
CPU用ベンチマークテスト
CPUを計測できるベンチマークテストの中で、おすすめを2つご紹介します。目的に合わせて、使い分けてみてください。
Cinebench
グラフィックやCPUの性能を計測することができ、GPUの性能計測も可能となっています。無料で利用でき、さまざまなバージョンがあるため、好きなソフトをダウンロードして使ってみてくださいね。
4Dイメージレンダリングテストを使用する点が特徴で、他のベンチマークシステムでは計測しきれない高度なシステムまで評価できます。高性能なパソコンをお持ちの方は、ぜひ試してみてください。
- ①公式サイトからCinebenchをダウンロードし、インストール
- ②Cinebenchを起動
- ③Runボタンをクリック
- ④テストの結果を確認
CPU-Z【スマホ対応】
CPUなどのハードウェアの詳細な情報を手軽にチェックできるソフトで、名称や動作周波数のようなすぐにはわからないことを一覧で見やすく表示してくれます。簡単なベンチマークテストもできるため、軽く調べてみたいときにも便利です。
パソコンの動作がなんとなく重たいときに調べておくと原因解明につながったり、購入時の参考になったりとさまざまなシーンで活用できるでしょう。
- ①公式サイトからWindows用もしくはAndroid用を選択
- ②CPU-ZをEnglishで選択、ダウンロードしインストール
- ③CPU-Zを起動
- ④テストの結果を確認
【大安定のIntel第12世代】コスパ◎のCPU!
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(698件)
商品情報
ストレージ用ベンチマークテスト
ストレージ用のベストマークテストのおすすめを4つご紹介します。ストレージ用は読み書きの処理速度に注目しながら、ベンチマークテストのスコアを評価していきましょう。
CrystalDiskMark
ストレージがどのくらいのスピードで動くのかを実際にテスト用のデータを読み聞かせて、速さを計測するソフトです。
縦軸のReadが読み込み速度、Writeが書き込み速度を表しており、1秒あたり何MB読み書きできるかを数値化してくれます。横軸のSEQ1Mは連続したデータ、RND4Kは不規則なデータを表し、連続したデータはファイルコピーなどの速さ、不規則なデータはOSアプリの基本操作などを意味しています。
- ①公式サイトからCrystalDiskMarkをダウンロードしインストール
- ②計測したいストレージを選択
- ③Allボタン
- ④テストの結果を確認
Partition Wizard
日本語にも対応しているため、はじめてストレージのベンチマークテストをする方でも使いやすいでしょう。分析結果は図解などを用いて表示され、直感的に理解しやすくなっています。
ディスクの利用状況、ファイルシステムの整合性、ドライブの不良セクタの有無などを素早く検出し、トータルでディスクの健康状態を把握できるでしょう。私的に使う場合であれば無料で利用できるのもポイント。
- ①公式サイトからMiniTool Partition Wizardをダウンロードしインストール
- ②MiniTool Partition Wizardを起動
- ③不良セクタをチェックするためにサーフェステストを選択する
- ④テストの結果を確認する
Blackmagic Disk Speed Test
動画制作用のカメラや動画編集機器などを販売しているBlackmagic Design社が提供しているストレージ用のベンチマークテストで、実際の利用に近いテスト結果を計測してくれます。
動画制作に特化した製品で、動画編集や加工などの動作がスムーズに行えるかどうかを判定可能。車のスピードメーターのようなデザインが特徴です。
- ①公式サイトからBlackmagic Disk Speed Testをダウンロードしインストール
- ②設定ボタンで計測したストレージを選択
- ③スタートボタンを押して計測開始
- ④テストの結果を確認
CPDT Benchmark【スマホ対応】
10万ダウンロードを突破した利用者の満足度が高いアプリです。永続ストレージとシステムメモリの速度を測定するベンチマークテストで、アプリ内のデータベースを利用すれば、他のAndroidスマホやiPhoneやMac、Windows PCと比較することも可能。
テスト内容は「シーケンシャル書き込み」「シーケンシャルリード」「ランダム書き込み」「ランダム読み取り」「メモリコピー」の5つで実施されます。
- ①公式サイトからCPDT Benchmarkをダウンロードしインストール
- ②CPDT Benchmarkを起動
- ③計測開始
- ④テストの結果を確認
【PS5にも】爆速・スタイリッシュなM.2!
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(9,943件)
商品情報
ゲーム公式ベンチマークテスト
ゲーム会社が公式に出しているベンチマークテストです。ゲームに出てくるキャラクターやアイテムなどを表示させて、ストレスなくサクサクとした動きができるかどうかをテストしてくれます。
ファイナルファンタジーXIV ベンチマーク
ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシーのベンチマークテストで、実際のマップとキャラクターを表示させ、ファイナルファンタジーXIVの「新生エオルゼア」「 蒼天のイシュガルド」「紅蓮のリベレーター」「漆黒のヴィランズ」「暁月のフィナーレ」のパフォーマンスを測定してくれます。
製品版と同じキャラクターを体験できるため、テスト中も美しい世界観を楽しむことができるでしょう。
- ①zipファイルをダウンロードし展開
- ②exeファイルを実行
- ③ソフトを起動
- ④スタートボタンを押して計測開始
- ⑤テストの結果を確認
ファイナルファンタジーXV ベンチマーク
ファイナルファンタジーXVに出てくる実際のゲーム画面やキャラクターを表示させることで、製品版を使ったときのプレイの快適さを計測可能。
ゲーム自体は日本度・アメリカ英語・イギリス英語・フランス語・ドイツ語に対応していますが、ベンチマークテストは日本語・英語のみの対応なので注意しておきましょう。
- ①zipファイルをダウンロードし展開
- ②インストーラを実行
- ③スタートボタンを押して計測開始
- ④テストの結果を確認
STREET FIGHTER 6 ベンチマークツール
STREET FIGHTER6のデモプレイ映像を見ながら、パソコンのパフォーマンスをスコア化してゲームが快適に動作するかどうかをテストしてくれます。スコアの目安としては「91~100:快適にプレイできる」「71~90:問題なくプレイできる」「51~70:設定変更を推奨」「31~50:設定変更が必要」「0~30:動作困難」です。
テスト内容はFIGHTING GROUND・BATTLE HUB・WORLD TOURの3種類で、それぞれのスコアとアベレージが表示されます。
- ①ベンチマークツールをダウンロードし展開
- ②setup.exeを実行しインストール
- ③StreetFighter6 Benchmarkを起動
- ④スタートボタンを押して計測開始
- ⑤テストの結果を確認
Windows版ドラゴンクエストX ベンチマークソフト
ドラゴンクエストXの快適にプレイすることができるかをチェックできるベンチマークテストです。内容はかわいらしい少女の冒険のストーリーで、映像としても楽しめるテストとなっています。
解像度は4Kが追加、表示方法は仮想フルスクリーンが追加されたテスト内容となっており、テストの容量は239MBです。
- ①公式サイトからベンチマークテストをダウンロードしインストール
- ②プレイを開始
- ③テストの結果を確認
BLUE PROTOCOL ベンチマークソフト
BLUE PROTOCOLに出てくるキャラクターやマップを表示させてパソコンに負荷をかけ、実際の動きを計測します。また、ベンチマークテストで作ったキャラクターはデータを出力して、実際のゲームで利用することも可能。
公式サイトには推奨する動作環境がまとめられているので、ベンチマークテストとあわせて確認しておくとよいでしょう。それぞれ求めるレベルに合わせて異なるため、希望環境になるようセッティングしてください。
- ①公式サイトよりBLUE PROTOCOLベンチマークテストをダウンロードし、インストール
- ②ファイルを展開
- ③bp_benchmark_installerを開いて、setup.exeをクリック
- ④完了ボタンを押す
- ⑤スタートボタンを押して計測開始
- ⑥テストの結果を確認
最新拡張「黄金のレガシー」スタート!FF14限定版
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(580件)
商品情報
おすすめ商品比較表
MSI MSI GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC VD8517 | インテル Intel Core i7 12700KF | シーゲイト(SEAGATE) Seagate FireCuda 530 M.2 SSD ヒートシンク付き 2TB | スクウェア・エニックス(SQUARE ENIX) ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー コレクターズエディション | |
---|---|---|---|---|
Amazonカスタマーレビュー | ||||
購入リンク | ||||
ベンチマークテストを活用して快適な動作環境を作ろう
ベンチマークテストはパソコンの性能を数値化してくれるため、パーツごとに強化したりカスタマイズしたりと自分でパソコンを作る際にも役立ちます。さまざまなテストをやってみて、理想のパソコンを作ってみてくださいね。