寝かしつけ絵本は何がおすすめ?年齢別の選び方をご紹介
親御さんにとって、子どもの寝かしつけの時間は憂鬱な時間となっていませんか。絵本を朗読してあげてもなかなか寝ない0歳児、1歳児、2歳児、3歳児をお持ちのご家庭も多いことでしょう。
今回は、おすすめの寝かしつけ絵本を年齢別でご紹介していきたいと思います。ぜひ、参考にしてください。
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寝かしつけ絵本の選び方
まず、寝かしつけ絵本の選び方についてご紹介します。以下のポイントを押さえて選ぶようにしましょう。
年齢別で選ぶ
寝かしつけ絵本を選ぶ際は、できれば年齢に合わせて本を選ぶのがおすすめです。
0歳の子どもに最初からストーリー性のあるものを選んでも、視力もあまりはっきりしていない状態で、言葉もまだわからない状態ですから、楽しませてあげるのは難しいかもしれません。そのため、それぞれの年齢に合ったものを選ぶと良いでしょう。
0歳児から1歳児のお子様の場合は、できるだけシンプルでわかりやすいフレーズが並ぶものやリズム感のあるものを選ぶことで聞いて面白い、楽しいと感じてくれることでしょう。
目が見えていなくても、ママの優しい声色を聞いたり面白い声色を聞いたり、同じようなフレーズを繰り返し聞くことで、癒されたり楽しい気持ちになったりするのです。
2歳児から3歳児くらいになってくると、言葉だけではなく、文でお話ができるようになることや、話の内容をある程度理解できるような年齢になってきます。この頃になったら、ある程度ストーリー性のあるものを選ぶと良いでしょう。
また、絵本の中でもできるだけページ数の少ない短いお話のものを選ぶと理解しやすいでしょう。
ジャンル・内容で選ぶ
寝かしつけ絵本を選ぶ際は、内容もしっかり厳選して選ぶことをおすすめします。
たとえば、寝かしつけは寝る前に読む本なので、気持ちが穏やかになる本を読むと眠りにつきやすくなります。一方で、おばけなどが出てくるような絵本は、子どもによっては交感神経が優位に働いてしまって寝つけなくなる可能性もあります。
寝かしつけに最適な内容を選んで選ぶようにしましょう。ハッピーエンドなお話や夜をテーマとした絵本などを選ぶと穏やかな気持ちで眠りにつくことができます。
子供の好きな作者・絵本を選ぶ
また、絵本を書いている作家さんはたくさんの作品を出版されています。
シリーズものを作られている作者さんも多いので、お子様が気に入っている絵本が見つかったら、その作者が書いている別の絵本や別のシリーズの本を選ぶと作家の世界観が広がって、お子様も楽しめるでしょう。
保育園や幼稚園で気に入った絵本があるならば、先生に聞いたり、本人に聞いたりして、その絵本の作者が書いてある絵本を探して購入すれば、お子様もより関心を持って一緒に読んでくれます。
新生児~0歳児におすすめの寝かしつけ絵本2選
ではここで、新生児から0歳児に向けておすすめの絵本をご紹介しましょう。
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(367件)
商品情報
発売日 : 2022/4/20
言語 : 日本語
単行本 : 32ページ
美大生時代からのお付き合いのある夫婦ユニット・tuperatuperaさんの作品です。
tuperatuperaさんの絵本は、色彩がとても鮮やかでインパクトの強い作品が多いのが特徴です。こちらのあかちゃんは、まん丸顔の愛らしい赤ちゃんが描かれた絵本で、絵本なのにまん丸な形がこれまた愛らしい絵本となっています。
赤ちゃんのさまざまな表情がページにどーんと大きく描かれていて、抑揚のあるフレーズが並ぶ本です。表情が豊かに描かれているので、ある程度目がしっかり見えるようになってきた赤ちゃんにおすすめの一冊です。
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(590件)
商品情報
言語 : 日本語
単行本 : 32ページ
「ねむねむ」と「どしん」「ごろん」といったフレーズが繰り返されるリズム感が求められる0歳児向けの絵本としておすすめです。
夜それぞれの動物たちの寝姿について描かれた本で、ちょうど眠りにつく前の寝かしつけの本としてもピッタリの絵本だと言えるでしょう。海の砂で描かれたとても優しいタッチのイラストが印象的な絵本で、見ているお子様だけでなく、ママパパもうっかりそのまま眠りについてしまいそうです。
癒されますので、それぞれの動物のねむねむポーズをお子様と挑戦しながら毎日読み聞かせするのもおすすめです。
1歳児におすすめの寝かしつけ絵本2選
次に1歳児におすすめの寝かしつけ絵本をご紹介します。ある程度言葉が出てくることや理解力も出てくる1歳児には下記のような短いストーリーの絵本もおすすめです。
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(102件)
商品情報
発売日 : 2008/7/5
言語 : 日本語
ハードカバー : 28ページ
さこももみさんは、イラストレーターとしても活躍されているだけあって、とても愛らしい表情が魅力の絵本をたくさん手がけられており、主に幼児絵本をメインに描かれている絵本作家さんです。
ねんねは、おばけが怖くて眠れないまみちゃんを主人公としたお話ですが、おばけもママも一緒に寝ちゃったよ、と優しく諭しながら眠りにつかせてあげるという内容となっています。
まさに、寝かしつけと同じシチュエーションで、お子様もまみちゃんやママ・パパと一緒に眠りにつけるような作品です。
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(1,045件)
商品情報
言語 : 日本語
単行本 : 20ページ
こんとあきの作品でお馴染みの林明子さんの絵本です。
こちらは、単純な内容の絵本ですので、0歳児からでも読み聞かせすることができます。視界がしっかり見えるようになってきた1歳児なら、外にぷっかり浮かぶお月様にも興味を示し始める年齢です。
夜というシチュエーション、そして暗めに描かれたイラストが功を奏して寝かしつけ成功率も高い絵本となっています。お月様、雲たちとこちらが会話をしているような感覚で描かれていますし、ドラマチックな内容の展開に心を掴まれるお子様も多いです。
2歳児におすすめの寝かしつけ絵本2選
ある程度ちょっとした会話が成り立つようになる2歳児にはどのような絵本がおすすめなのでしょうか。
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(368件)
商品情報
言語 : 日本語
ハードカバー : 43ページ
こちらは、はらぺこあおむしでおなじみのエリック・カール氏による絵本です。
娘のためにパパが高い山に絵本から大きくはみ出すほど長いはしごをかけ、お月さまを取りに行くという内容になっているので、パパが寝かしつけするにもおすすめの絵本になっています。
長いはしごが登場するのですが、そこが子どもたちの興味をくすぐる作品で、ちょっとした仕掛け絵本が好きなお子様にもおすすめです。
夜の設定なので、暗めの落ち着いたイラストは眠りを誘いやすいと言われています。2歳になると月をしっかりと認識するお子様が多くなるので、月への興味をより高められるような作品でもあります。
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(220件)
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言語 : 日本語
単行本 : 32ページ
キヨノサチコさんの名作、ノンタンシリーズの一冊です。
夜になっても眠れないノンタンが、友達を誘いますがこの時間に起きているのはフクロウだけで・・・。鬼ごっこをすることになるのですが思わぬトラブルが起こってしまうというお話です。
夜になったら遅くまで遊んでいないでちゃんと早寝したほうがいいんだとお子様も理解や認識できるようになってくるので、2、3歳くらいのお子様におすすめの一冊です。
これを読めば、寝かしつけ成功率がアップするかもしれません。
3歳児におすすめの寝かしつけ絵本3選
3歳児になると、だんだんと言葉を理解していきます。では、どのような絵本がおすすめなのでしょうか。
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(491件)
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発売日:1999/9/30
ページ数:28ページ
くれよんのくろくんでおなじみのなかやみわさんによる作品です。
基本的に夜のお話で、イラストの色彩も柔らかく暗めになっているので、寝かしつけとしておすすめです。
そらまめくんの宝物は、雲のようにやわらかなベッドなのですが、みんながうらやましがる中、なかなか誰にも貸してあげられません。そんな時、そのベッドがなくなってしまい、最後はちょっとハートフルな結末の作品になっています。
3歳というと、そろそろお友達関係も少しずつ盛んになってくる頃です。こちらの作品は、友達に対する思いやりを学ばせるにもおすすめの一冊ですので、保育園や幼稚園に通う予定のお子様にも一押しです。
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(10件)
商品情報
言語 : 日本語
単行本 : 20ページ
大ヒット絵本として知られる「どうぞのいす」の作品でお馴染みのかきもとこうぞうさんによる絵本です。優しい絵のタッチが印象的な本で癒されます。
3歳くらいになると夜も遊びたい気持ちが高まってしまう時期ですし、明るめの作品ではなく、できるだけこれくらいの優しいタッチで暗めのイラストのものがおすすめです。
お月さまが夜になってみんなにおやすみを伝えに行くという単純なストーリーとなっています。動物園の動物に、バスに、虫に、そしてぼうやのおうちにもおやすみを伝えにやってくるお話です。
もう少し小さいお子様にもおすすめですが、これを読むことで自分の身の回りの生物や物もみんなおやすみする時間なんだということを伝えてあげることで、遊びたい気持ちが抑えられないお子様も、落ち着いた眠りに導くことができます。
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(291件)
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言語 : 日本語
単行本 : 32ページ
よるくまは、真夜中にやってきたくまの子ども「よるくま」のお母さんを探しに男の子が旅するというストーリーになっています。
最後に探し当てたお母さんが、明日は釣ってきたお魚を食べようなどとよるくまをだっこしながらお話しするのですが、翌朝を迎えるのが楽しみになってしまうようなフレーズばかりで、お子様も楽しい明日を思い浮かべながら眠れるような素敵な作品です。
よるくまのお母さんと同じように明日何をして過ごすか一緒に考えて、翌朝を楽しく迎えるというのも親子のコミュニケーションにもつながって大変おすすめです。
寝かしつけ絵本を朗読しても寝ない時の対処法
寝かしつけ絵本を朗読してもなかなか寝つかないということもしばしばあるのではないでしょうか。そのような時にぜひおすすめしたい対処法についてご紹介していきます。
なかなか寝つけないお子様は生活リズムが崩れているお子様も多いです。起床時間がいつもバラバラになっていませんか。また、朝早く起きる代わりに昼寝をぐっすりしてしまうお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。
できるだけ、生活リズムは毎日同じようなリズムで過ごすことがおすすめです。起床時間、就寝時間を決めて7時に起床して夜8時までには寝るといったような習慣を付けましょう。
また、3歳くらいまではお昼寝をしてしまうお子様も多いです。ただ、あまりお昼寝の時間が長くなりすぎるのはNGですし、夕方に寝てしまうと夜が寝つけなくなりますので、お昼寝の時間が必要なお子様は2時台などお昼寝の時間帯を決めておくと良いでしょう。
このほかにも、やはり子どもは家でじっとしているよりも、体をたくさん動かしたほうが体が疲れてすぐ眠りにつきやすいです。体力が有り余っているとなかなか寝つけないことが多いので、日中はできるだけ外に遊びに出かけてたくさん公園で遊ぶことや運動を楽しむと良いでしょう。天気が悪い日も家の中で親子でダンスを楽しむのもおすすめです。
また、保育園などに通っているお子様ならママやパパと家にいられることで張り切って、ずっと起きてしまうお子様もいらっしゃいます。仕事と家事、育児で忙しいお気持ちも十分理解できますが、できるだけお子様とのスキンシップを設けて、一緒に歌を歌ったり、踊ったり、運動をさせたりなどして触れ合うことが重要です。
親御さんの愛情を感じて、お子様もぐっすりと眠れることでしょう。3歳くらいまでは眠るまできちんと添い寝してあげるということもポイントです。
おすすめ商品比較表
子どもに合った寝かしつけ絵本を見つけよう
いかがでしたか。今回は、年齢別でおすすめの寝かしつけ絵本をご紹介してまいりました。年齢によって、お子様に響く絵本の内容は異なってきますので、ぜひ今回ご紹介した本を参考になさってみてください。
また、生活リズムを整えることや親子でのスキンシップを図ることも忘れずに実践することで、お子様を十分な睡眠へと導くことができるでしょう。