楽天アカウントを複数持つと削除される?間違えて作成した場合の対処法も解説

楽天アカウントを複数持つと削除される?間違えて作成した場合の対処法も解説

同一人物が楽天アカウントを複数持つことは規約によって禁止されています。もし複数持っているとどのようなことが起こるのか。ペナルティの内容やペナルティが課せられてしまうシチュエーション、そうならないための注意点をご紹介します。

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楽天アカウントは複数持てる?

結論から言えば、楽天アカウントを複数持つことはできません。これは楽天会員の規約で明確に定められており、もし複数のアカウントを作成してショッピングなどをしている場合、アカウントの利用停止や削除などのペナルティが課される可能性があります。

他のネット上のサービスでは同一人物が複数のアカウントを持つことができるところもあります。なぜ楽天は禁止しているのか?その理由として楽天では頻繁に限定クーポン・キャンペーンを開催している点があげられます。ひとりの人物が複数のアカウントを使ってこうしたお得なクーポン、キャンペーンを重複して利用することを避けることがまず大きな理由として考えられます。

例えば割引クーポンなどはたいていの場合、枚数限定で発行されますから、同一人物が複数のアカウントでたくさん取得してしまうと不公平な状況になりますし、楽天のサービスそのものの低下に結びついてしまうことになりかねません。

また、同一人物が複数のアカウントで同じ製品を購入するのを避けることも大きな理由だと考えられています。例えば限定商品の場合、同一人物が転売目的で複数のアカウントで買い占めを実行してしまい、本当に欲しい人の手に届かなくなるといった問題が起こるからです。

楽天アカウントを複数持った場合

このように楽天アカウントを複数持つことは禁じられているわけですが、複数持つことができないわけではありません。悪用する目的ではなく、新たにカードを作るときなどについついうっかり新しいアカウントを作成してしまう、といったケースもあります。

楽天アカウントを複数持つことは禁止されていますが、作ることはできてしまうということ。楽天はその対策として複数アカウントを悪用した場合にペナルティを用意しています。

つまり、楽天アカウントを複数作った・持っただけでは必ずしもペナルティの対象になるわけではなく、その複数のアカウントを悪用した場合にペナルティが課されるというわけです。すでに膨大な会員がいる楽天会員ですから、ひとつひとつのアカウントをチェックして複数アカウントの存在を確認するのは現実的ではない、ということかもしれません。

ペナルティが課せられる代表的な例としては、先述したような複数のアカウントで同一商品を大量購入する、あるいは同じクーポンを複数のアカウントで取得するケースなどが挙げられます。こうした行為を何度か繰り返していると楽天側でも怪しいと判断してチェックが入るようです。

この点に関しては購入した商品によっても事情が異なってきます。楽天直営店はとくに転売目的の購入に厳しく、複数アカウントでの購入が疑われやすいと言われています。また、限定商品など多くの注文が集まることが予想される商品に関しては「お一人様につき1個まで」「お一人様につき1回限りのご注文」といった条件が課されている場合もあります。こうした状況で同一人物が複数のアカウントで注文すると発覚しやすくなります。

ではこうした形で複数アカウントの所持・悪用があった場合にはアカウントそのものの利用が停止されます。つまりそのアカウントを通して楽天のサービスを一切使用できなくなってしまうのです。

家族名義や別端末からの注文の場合

なお、この点に関しては注意しておきたい点があります。家族名義のアカウントを使う場合や、違う端末を使って注文をする場合です。限定商品をたくさん購入したい場合に家族の名義のアカウントを使わせてもらうというやり方もあります。

同一人物が複数のアカウントを所持しているわけではないので楽天会員の規約に反してはいませんが、これを悪用して何度も同一商品の大量購入を続けていると複数アカウントの所持・悪用とみなされて利用禁止になる可能性もあるのです。この場合、本人のアカウントだけでなく、家族のアカウントにまでペナルティが及ぶ可能性もあるので避けたほうがよいでしょう。

現在ではネット注文をする際にもさまざまな端末から利用できるようになっています。ひとりがパソコン、スマホ、タブレット端末など複数の端末で楽天のサービスを利用することも珍しくありません。

この点に関しては楽天では「ひとつのアカウントに対して最大5台まで」端末での利用を可能としています。ですからそれぞれの端末ごとに別々のアカウントを用意する必要はありませんし、そのようなことをすればペナルティの対象になってしまいかねないので避けましょう。

また発売早々注文が殺到することが予想される商品の場合、あらかじめ複数の端末を用意したうえでアクセスを試みる、といったやり方も可能ですが、間違って同一製品を複数購入するといったミスをしないように気をつけましょう。

楽天アカウントが停止するとどうなる?

ペナルティで楽天アカウントの停止を受けてしまうと、先述したようにそのアカウントで楽天のサービスを利用できなくなる...というよりそもそもログインができなくなります。ログインしようとすると「楽天会員規約に基づき利用停止措置がとられています」というエラー画面が表示されるのです。

この利用停止のペナルティはあらかじめ警告されることなくいきなり行われるため、ある日急に使えなくなる、といったことも起こり得ます。

サービスが利用できなくなることで楽天市場での買い物はもちろんのこと、楽天銀行、楽天トラベル、楽天証券といった楽天が提供している各種サービスにもログインが不可能になってしまいます。この場合、銀行口座が凍結される、予約している旅行が強制キャンセルになるといったことはありませんが、ネットを通して問い合わせや予約内容の確認ができないため、電話で問い合わせをしなければならず非常に不便な状況になります。

そして当然のことながらそのアカウントで獲得した楽天ポイントを使えなくなります。日頃の買い物でコツコツと貯めていた楽天ポイントが一瞬にしてなくなるわけです。

先述したように家族アカウントを利用してふさわしくない使い方をしていた場合には家族のアカウントにもこうした利用停止処分が下される可能性があります。このペナルティがもたらすダメージの大きさを考えても常識的なアカウントの使い方が求められるのは明らかです。

複数の楽天アカウントを統合する方法

先程触れたように楽天アカウントを複数作ることは可能です。間違えて複数作ってしまったというケースも起こり得るわけですが、そうした間違ったアカウントを所持し続けているとある日急に利用停止になるのではないかという不安も出てきます。そんな場合にはどうすればよいのでしょうか?

複数の楽天アカウントをひとつに統一できればよさそうに思えます。間違えたアカウントを普段使っているアカウントと統一すれば何の問題もなくなりますよね。

しかし楽天では複数のアカウントの統合・統一はできません。そもそも複数アカウントの所持そのものを禁止しているわけですから、例え間違った形で作ってしまった複数アカウントでも統一することはできないわけです。

間違えて作ってしまったアカウントであろうと、意図して作ったアカウントであろうと、複数のアカウントのうちメインではないものは削除するのが確実です。削除によってすべてのデータやポイントは失われてしまいますが、これは仕方がないことだと考えましょう。

例え複数アカウントを悪用していない場合でも削除せずに放置しておくとペナルティの対象になってしまいかねませんから、できるだけ早い段階で削除するようにしましょう。もし利用停止になってしまうと間違えたでは済まず、利用停止を解除することもかなり難しいので要注意です。

楽天アカウントの複数使用には要注意!

このように間違えた場合であろうと、家族アカウントを利用した場合であろうとアカウントを悪用した場合にはペナルティの対象になります。くれぐれも正しい使い方で楽天会員のサービスを利用しましょう。

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