【初心者必見】楽天カードのおすすめの使い方をまるごと解説
「楽天カードを発行したけど、おすすめのポイントの貯め方ってある?」「初心者でもわかるようにコンビニなどのお店でクレジットカードを使う方法を教えて。」と疑問やお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、楽天カードの基礎知識やメリット・デメリット、店頭での使い方などを解説します。楽天カードをお得に使いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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楽天カードとは
楽天カードとは、楽天グループが発行するクレジットカードです。楽天カードには、年会費無料のカードが5種類と年会費のかかる3種類のカードがありますが、本記事では年会費無料のカードについて紹介します。
楽天カードは国際ブランドとしてVisa・Mastercard・JCB・American Expressのなかから選べます。どのブランドがよいか悩んだら、利用できる店舗の多いVisaかMastercardがおすすめです。
支払い方法は一括払いや分割払い以外にもボーナス払い・リボ払いも可能で、そのほかにもキャッシング機能が使えます。
楽天カードの通常利用で100円の利用につき1ポイント貯まり、貯まった通常ポイントはクレジットカードのお支払いや楽天市場などで商品購入時に利用可能です。
楽天カードの基礎知識
楽天カードに関する以下4つの基礎知識を紹介します。
- 楽天カードはどこで使える?利用可能店舗・サービスの例
- 楽天カードでたまる楽天ポイントの還元率
- 楽天カードの締め日・引き落とし日
- 楽天カードの利用分の支払い方法
それぞれ詳しく説明します。
楽天カードはどこで使える?利用可能店舗・サービスの例
楽天カードは楽天のサービス以外にも、オンラインショッピングやコンビニ・飲食店でも利用可能です。
利用できない店舗としては、個人経営などでクレジットカード払いを扱っていないお店です。個人経営のお店や利用金額の安いお店では、利用できないことも珍しくありません。
また、金券の購入もクレジットカードが使えない場合があります。金券とはコンビニで購入できるAmazonギフト券やiTunesカードなどのプリペイドカードも該当します。
ほかにも、クレジットカードを使える店舗であっても国際ブランドの種類によっては利用できない場合があるため、レジ付近に国際ブランドのマークの表示があるか確認しましょう。
楽天カードでたまる楽天ポイントの還元率
楽天カードは、通常利用で100円につき1ポイントのポイントが貯まります。さらに、楽天サービスを使えば使うほどお得になる SPU(スーパーポイントアッププログラム)があり、最大17倍になります。
楽天サービスをたくさん利用している方は、ポイントも貯まりやすくなるため楽天カードをメインカードとして使うのもひとつの手です。
楽天ポイントの貯まるポイントは、通常ポイントと期間限定ポイントがあります。
通常ポイントの有効期限は翌年の前月末(2024年4月にたまったポイントは2025年3月末が期限)までです。
しかし、通常ポイントが貯まるたびに延長されるため、少額でも通常ポイントが定期的に貯まっていれば利用期限は半永久的です。利用方法も楽天サービスであれば何にでも使えます。
一方で、期間限定ポイントはその名のとおり使える期間が限定されており、期間内に使わなければ無効となり、クレジットカードの支払いには使えないなどの制限があります。
楽天カードの締め日・引き落とし日
楽天カードの締め日は当月末で毎月1日から月末まで利用した合計金額が、引き落とし日の翌月27日に引き落とされます。
2024年4月15日に楽天カードを利用した場合、締め日が2024年4月30日で、引き落とし日は2024年5月27日となります。引き落とし日が土日祝など休日の場合、翌営業日に引き落とされます。
たとえば、27日が土曜日だった場合、29日の月曜が支払い日です。
楽天カードの利用分の支払い方法
楽天カードを含めたクレジットカードには一括払い以外にも「分割払い」や「リボ払い」があります。
分割払いは、2回払いまでは手数料無料ですが、3回払い以降は利用金額に応じて分割払い手数料が必要です。
楽天市場で4万円の商品を購入し、分割3回払いにすると支払いスケジュールは以下のとおりです。
- 1回目:13,198円+分割手数料408円=13,606円
- 2回目:13,333円+分割手数料272円=13,605円
- 3回目:13,469円+分割手数料136円=13,605円
- 合計支払金額:40,816円
リボ払いは、クレジットカード合計の利用金額に対し、1か月あたりの支払い金額を決めておく支払い方法です。リボ払いは支払い回数に関わらず、手数料がかかります。
たとえば、楽天カードの利用金額が4万円に対し、支払い設定を5,000円として計算すると、支払いシミュレーションは以下のとおりです。
- 1回目:5,000円+分割手数料500円=5,500円
- 2回目:5,000円+分割手数料437円=5,437円
- 3回目:5,000円+分割手数料375円=5,375円
- 4回目:5,000円+分割手数料312円=5,312円
- 5回目:5,000円+分割手数料250円=5,250円
- 6回目:5,000円+分割手数料187円=5,187円
- 7回目:5,000円+分割手数料125円=5,125円
- 8回目:5,000円+分割手数料62円=5,062円
- 合計支払金額:42,248円
楽天カードの支払い方法は、基本的に銀行引き落としです。ただし、引き落とし口座を登録していない場合、コンビニ払いで支払う必要があります。コンビニの支払い用紙は登録している住所に郵送で届くため、期日までに忘れないように支払いましょう。
また、コンビニ払いだと手数料がかかります。手数料の一覧は以下のとおりです。
1万円未満 | 1万円以上~5万円未満 | 5万円以上 | |
---|---|---|---|
セイコーマート、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン | 110円 | 220円 | 550円 |
セブンイレブン | 110円 | 220円 | 440円 |
ポプラ | 66円 | 110円 | 330円 |
支払い金額が30万円以上の場合、コンビニ払いが利用できないため、銀行払込となります。払込手数料は利用する銀行によって異なります。
楽天カードの店頭での使い方(コンビニの例)
楽天カードのコンビニでの使い方を3パターン紹介します。まずはコンビニでお手持ちのクレジットカードが利用できるか確認しましょう。
確認方法は、レジ付近に可能な支払い方法のロゴマークが記載されているため、お手持ちに楽天カードのブランドマーク(Visa・Mastercard・JCB・American Express)があるか確認しましょう。
通常利用
レジに商品を持っていき合計金額を店員さんから伝えられた際に「クレジットカードでお願いします。」と伝えクレジットカードを渡すか会計トレーに乗せましょう。
そうすると店員さんがレジの操作をし、完了するとクレジットカードとレシートを渡してくれます。利用金額によってはサインや暗証番号の入力が必要な場合があります。
タッチ決済
レジに商品を持っていき合計金額を店員さんから伝えられた際に「タッチ決済でお願いします。」と伝え、店員さんの指示に従い端末にクレジットカードをかざしましょう。「ピピッ」という音が鳴り、端末が光ると支払いが完了します。
支払いが完了したらクレジットカードは財布に仕舞って大丈夫です。レシートとクレジットカードの明細を店員さんから受け取り、レジを後にしましょう。
端末差し込み
レジに商品を持っていき合計金額を店員さんから伝えられた際に「クレジットカードでお願いします。」と伝えクレジットカードを端末機に差し込みます。差し込む方向は、クレジットカードの端に矢印や▶マークがついている方向から差し込みましょう。
暗証番号の入力が必要な場合入力を行い確定ボタンを押して、端末の指示に従います。支払いが完了したら、レシートとクレジットカードの明細書を受け取り、レジを後にしましょう。
楽天カードのメリット
楽天カードのメリットは以下のとおりです。
- 楽天ポイントがザクザク貯まる
- 楽天ペイとの組み合わせでポイントの二重取りができる
- 年会費が永年無料で使える
- 管理画面「楽天e-NAVI」が便利
それぞれ詳しく説明します。
楽天ポイントがザクザク貯まる
楽天ポイントには、SPUというポイントがお得に貯まるプログラムがあるため、楽天サービスを使えば使うほどポイントが貯まりやすくなります。
SPUに該当するサービスは以下のとおりです。
- 楽天会員:+1倍
- 楽天モバイル:+4倍
- 楽天モバイル キャリア決済:+2倍
- Rakuten Turbo/楽天ひかりの利用:+2倍
- 楽天カード 通常分:+1倍
- 楽天カード 特典分:+1倍
- 楽天銀行 + 楽天カード:+0.5倍
- 楽天証券 投資信託:+0.5倍
- 楽天証券 米国株式:+0.5倍
- 楽天ウォレット:+0.5倍
- 楽天でんき:+0.5倍
- 楽天トラベル:+1倍
- 楽天ブックス:+0.5倍
- 楽天Kobo:+0.5倍
- Rakuten Pasha:+0.5倍
- Rakuten Fashionアプリ:+0.5倍
- 楽天ビューティ:+0.5倍
すべての対象サービスをあわせると最大17倍となります。
楽天ペイとの組み合わせでポイントの二重取りができる
楽天サービスのひとつで楽天ペイというQRコード決済サービスがあります。楽天ペイは、PayPayのように取り扱いのあるネットショッピングや実店舗で利用できます。
楽天カードからチャージして利用するとことで、楽天カードを利用したことによるポイントと楽天ペイの利用によるポイントが貯まるため、ポイントの二重取りが可能です。
年会費が永年無料で使える
楽天カードは、年会費が永年無料で使えるため、クレジットカードを保持するだけではコストがかかりません。そのため、普段クレジットカードを利用しない方でも保持費用を気にする必要はありません。
管理画面「楽天e-NAVI」が便利
楽天カードの利用状況は、「楽天e-NAVI」で管理可能です。アプリとブラウザで利用できるため、外出先でも気兼ねなく確認できます。楽天e-NAVIに利用状況が反映されるタイミングは、決済した店舗の計上タイミングによるため、利用から反映まで数日から数週間かかる場合があります。
しかし、確定した支払金額や支払日、引き落とし口座などの確認や変更もできるため、楽天カードを利用するならインストールしておきたいアプリです。
楽天カードのデメリット
楽天カードのデメリットは以下4つあります。
- 近年はポイント還元の仕組みが改悪傾向
- 公共料金の還元率は低め
- 楽天系サービスを使わない人にはメリットが少ない
- ETCカードが有料(無料の楽天カードのみ)
それぞれ詳しく説明します。
近年はポイント還元の仕組みが改悪傾向
ポイント還元率が年々低くなっていますが新たにSPUに加わるサービスもあるため、うまく組み合わせることでまだまだお得に利用できます。
また還元率が下がり続けているわけではなく、なかには倍率がアップしているサービスもあります。
公共料金の還元率は低め
公共料金の還元率は低めの0.2%ですが、クレジットカード会社によってはポイントが還元されない場合もあります。ポイント還元率に重きを置くのではなく、おまけ程度のポイントがもらえると考えるとよいでしょう。
公共料金の還元率の高いクレジットカードを利用するのもひとつの手です。しかし、普段あまり利用しないクレジットカードのポイントが貯まっても使い切れない可能性も出てくるため、別のクレジットカードを検討する場合は総合的に考えて判断しましょう。
楽天系サービスを使わない人にはメリットが少ない
楽天サービスの利用頻度が少ない方は、楽天カードの恩恵を受けられない可能性があります。ただし、楽天カードは年会費がかからないため、サブのクレジットカードとして保有していても損はしません。
メインのカードが利用できないときに、サブがあることでスムーズに決済が完了する場合があるため、サブのクレジットカードとして発行するのもひとつの手です。
ETCカードが有料(無料の楽天カードのみ)
楽天カードのETCカードは、基本的に有料です。ただし、以下の条件に当てはまる場合は無料で利用できます。
- 年会費が必要な楽天カードを保持している
- 会員ランクがプラチナランク会員またはダイヤモンドランク会員
プラチナランクやダイヤモンドランクになるための条件は以下のとおりです。
- プラチナランク:過去6か月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得
- ダイヤモンドランク:過去6か月で4,000ポイント以上、かつ30回以上ポイントを獲得、かつ楽天カードを保有
上記以外の方は、年会費550円(税込み)かかります。
楽天カード利用時の注意点
楽天カードに限らずあと払い決済の場合、使い慣れていない方はうっかり使いすぎてしまう可能性があるため、使い過ぎには注意しましょう。
また、登録しているメールアドレスをほかのサービスに使っていると、フィッシングメールのような偽メールが届く場合があります。
なかには、楽天カードや楽天市場などの楽天サービスを謳ってメールを送り、クレジットカードの情報を盗み取ったり、ログイン情報を抜き取ったりする場合があります。
楽天からメールが届いたときは、宛先が本当に楽天か確認し、少しでも怪しいと感じた場合はメール文にあるURLのリンクには飛ばないようにしましょう。
ネットで検索して同様のケースがないか調べたり、楽天サービスへ問い合わせたりすることで、詐欺被害にあうリスクを避けられます。
また、「楽天e-NAVI」をこまめにチェックすることで不正利用や詐欺被害にあっていないか判断できますよ。
楽天カードでお得に支払いを済ませよう
今回は、楽天カードの基礎知識やメリット・デメリット、店頭での使い方などを解説しました。
楽天カードは無料で発行でき、楽天サービスを使うほどお得にポイントが貯められます。楽天カードを使い慣れていない方は、本記事を参考に楽天カードを使い倒してお得利用しましょう。
楽天カードは利用可能額を設定することで賢く活用できます。自分に合った使い方、使いすぎを防ぐ活用の仕方などを知っておくと支払いにも苦労しなくて済みます。今回は楽天カードの利用可能額の確認方法、上限の増額の仕方などについて解説します。
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