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楽天の後払いとは?メリット・デメリットを徹底解説

楽天の後払いとは?メリット・デメリットを徹底解説

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楽天の後払いシステムは、楽天市場全店共通で利用できる便利な決済方法です。ユーザー側にもショップ側にもたくさんのメリットがあるので、状況やライフスタイルに合わせて賢く利用したいですね。ただし利用に際しては、デメリットも知っておきましょう。今回は、楽天の後払いシステムについて詳しく解説します。

楽天後払いにはどんなメリットがある?

楽天では、商品を受け取った後に代金を支払うという後払い制度があります。とても便利なシステムなので、すでに利用しているという人は多いかもしれませんね。

楽天の後払いシステムは、2019年にスタートしたサービスで、楽天市場に出店している店舗すべてに利用できます。それまでは店舗ごとに決済方法が異なっていましたが、全店共通にしたことで、より多くの人が安心して必要なものや欲しいものを素早くゲットしやすくなったわけですね。

利用者のメリット

この後払いシステムには、たくさんのメリットがあります。まず利用者側のメリットからご紹介しますね。

クレジットカードがなくてもサービスを利用できる

クレジットカードを持っている人にとっては、月末にまとめてカード会社へ支払うという実質的な後払いができますよね。しかしクレジットカードを持っていない人や、クレジットカードをネットショップで利用することに抵抗がある人にとっては、この後払いシステムを利用することで、現金を持ち合わせていなくても購入できるという大きなメリットがあります。

情報漏洩のリスクがない

代金を決済する際に、クレジットカードの番号や銀行口座の情報などをネット上に入力することは、少なからず情報漏洩のリスクを伴います。しかし楽天の後払いなら、そのリスクを最小限に抑えることができますよね。これは、大きな安心感と言えるでしょう。

請求書が届いてから14日以内にすれば良い

代金の支払いは請求書が届いてから14日以内にすれば良いという点です。自身のスケジュールに合わせて支払えば良いので、決済が完了するまで商品を発送してもらえないというジレンマには陥りにくいですね。

ショップ側のメリット

この後払いシステムには、ショップ側にもいくつかのメリットがあります。

事前に面倒な手続きをすることなく導入できる

後払いにすることによって、より多くの顧客を獲得できるわけですが、以前では後払いサービスを利用するためには、事前に直接的な契約が必要だったり、与信管理をしなければいけないという手間がありました。しかし現在の楽天では、そうした手間をかけなくても全店共通して簡単に利用できます。

集客効果が高い

決済方法にはいろいろなものがありますが、ライフスタイルによって利用者が便利だと感じる決済方法は異なります。より多くの決済方法を提案することで、より幅広い客層を獲得できるためビジネスの拡張につながります。

返品・キャンセルには楽天側が対応してくれる

返品やキャンセルなどに伴って返金が発生する場合には、楽天及び請求会社が迅速に対応してくれるという点です。ショップにとっては、そうした顧客対応にかかる時間や手間を省けることは、大きなメリットと言えますよね。

楽天後払いのデメリットとは?

それでは、楽天の後払いにはどのようデメリットがあるのでしょうか?この制度を利用する場合には、利用するユーザー側も、そしてショップ側もメリットとデメリットの両方を理解したうえで賢く利用したいものです。

利用者側のデメリット

利用者側のデメリットについてご紹介します。

利用金額には上限が設定されている

ユーザーにとって考えられる1つ目のデメリットは、後払いで購入できる利用金額には上限が設定されているという点ですね。そのため、高額な商品が欲しい場合には、利用できない可能性があります。

支払い忘れによるペナルティ

2つ目のデメリットは、うっかり支払いを忘れてしまうとペナルティがついているという点です。たとえば、比較的早い段階で督促が始まったり、信用情報に傷がついてしまうことも懸念されますね。また支払いを忘れてしまうと、後払いサービスの利用が不可能になる場合もあるため注意しましょう。

与信審査に通らなければ注文がキャンセルされる

3つ目のデメリットは、与信審査に通らなければ注文がキャンセルされてしまうという点ですね。もしも与信審査に通らなかった場合、通常なら決済方法を変更してくださいというメールが届きます。しかしメールに気づかずにいると、自動的に商品の注文そのものがキャンセルとなってしまうわけですね。

ショップ側のデメリット

ショップ側にも後払いのデメリットはあるのでしょうか。わかりやすくご紹介します。

未回収のリスク

1つ目のデメリットは、未回収のリスクですね。これは楽天に限らずどんな決済方法でも後払いについて回るリスクかもしれません。楽天市場では基本的に、そうしたリスクは楽天側が保証してくれる仕組みとなっています。

しかし保証を受ける際にはいくつかの条件が設定されているため、条件を満たさなければ未回収リスクを店舗側が負うことになってしまいますね。

事務作業に負荷がかかる

2つ目のリスクは、クレジットカード払いなどほかの決済方法とは取り扱いが若干異なるため、事務作業に負荷がかかるという点です。例えば金額の修正などの対応に関しては、後払いに関して知識がゼロだと対応することが難しいかもしれません。この点には、注意が必要ですね。

楽天後払いと普通の支払いの違いとは

後払いかそれ以外の決済方法かによって、異なる点はいくつかあります。

手数料

1つ目は、同梱処理をする際の手数料が変わるという点です。楽天市場で同時に複数の商品を注文する場合、以前ではそれらを1つにまとめて同梱してもらうことが可能でした。

しかし後払いシステムが導入されている現在では、同梱は廃止となっています。店舗によっては、サービスの一環として同梱に対応してくれる所はあるものの、注文そのものが統合されるわけではありません。そのため、手数料は注文の数だけ発生するわけですね。

購入する側にとっては、この辺りはあまり大きな違いと感じることはないかもしれません。しかしショップ側にとっては、同梱対応する際に手数料も一つにまとめてしまわないように注意が必要ですね。

領収書の発行

2つ目の違いは、領収書の発行が異なるという点です。楽天市場でのショッピングでは、2019年から領収書を楽天市場名義で発行してもらえるようになりました。ビジネス用途で利用する際には、とても便利ですよね。

しかし領収書の発行は、後払いは対象外となっています。出店している店側にとっては、ユーザーから領収書を求められることがあるかもしれませんが、その場合でも再発行はできません。この場合、代金の支払い請求の振込用紙が領収書として法的な位置づけとなることを、ユーザーへ伝える必要があるでしょう。

キャンセル時の手数料の返金

3つ目の違いは、商品をキャンセルした際に手数料が返金されるかどうかという点です。後払いを利用すると、請求書を発行する作業に対する手数料がかかります。そしてこの発行作業は、商品が発送済になったものに対して順次行われます。仮に商品がキャンセルになっても、請求書の発行作業が済んでいる場合には、手数料の返金は難しいでしょう。

手数料が二重にかかることがある

4つ目の違いは、手数料が二重にかかってしまうケースがあるという点です。もしもユーザー側の都合で商品の金額が変わった場合には、それぞれの金額ごとに請求書を作成したり修正するといった作業が発生し、それぞれに手数料がかかります。

そうしたケースでは、ユーザーに対して手数料が二重にかかってしまうわけですね。事前にユーザーへ通知しなければいけないという点が、後払いシステムで面倒な点かもしれません。

請求メールの再発行

5つ目の違いは、請求メールの再発行についてです。後払いを利用している場合には、与信審査などを行う代行業者から請求メールが送信されます。ユーザー側からショップに対して請求メールを再発行してくれるようリクエストがあったら、代行業者へ再発行を依頼することになります。店舗から直接メールを送ることはできません。

楽天後払いが使えないのはどんな時?

楽天の後払いシステムは、楽天会員のみを対象としているほか、日本国内への配達に限定したサービスです。そのため、会員番号を持っていない人や、海外に住んでいる人などは、対象外となってしまいます。

また、上記のように利用金額が一定額以上の場合には、別の決済方法を選ばなければいけません。また与信審査に通らない場合にも、残念ながら後払いを利用することはできませんね。

便利な後払いは賢く利用しよう

メリットがたくさんある楽天の後払いシステムは、賢く利用することで大きなメリットを得ることができますね。ショッピングするユーザー側にとっても、またショップ側にとってもメリットが期待できますが、利用する際にはデメリットに関しても理解したうえで、賢く利用することをおすすめします。

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