【2024年】PC用マイクのおすすめ10選!会議やゲームに役立つ高音質モデルも
Web会議や通話、歌のレコーディングやゲーム実況などであると便利な、外付けの「PC用マイク」。PC内蔵のマイクよりも高音質で、安いものなら1000円以下のものもあります。この記事では用途に合わせたマイクの選び方やおすすめの商品も多数ご紹介しているので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
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PC用のマイクを使うメリット
最近のノートパソコンやデスクトップパソコンには標準装備でマイクが内蔵されていますが、性能にはあまりこだわられていないため、通話時に使うとやや聞き取りづらくなってしまうことがあります。
またマイクにはどの方向からの音を拾うかという「指向性」があり、PC内蔵マイクは全方向からの音を拾う無指向性なので、自分の声だけでなく周囲の雑音まで入りやすい点もデメリットです。しかし外付けのマイクを接続すれば、雑音が入りにくく自分の声をきれいに集音してくれるため、相手にとって聞こえやすくオンライン会議や面談などでも好印象になるでしょう。
安いもので1000円以下と手に入れやすく、1万円以下でも十分性能のよいものが購入できるので、まだ使ったことがない方はぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
PC用のマイクの選び方
PC用のマイクを選ぶ際には、以下の5つのポイントに注目してみてください。どのポイントも、使用目的ごとにある程度適したものが決まっているので、基本的には用途に合わせて選ぶことをおすすめします。音質重視や機能性重視など、こだわりたいポイントが決まっている方は好みに合わせて絞り込むのもよいでしょう。
1.用途に合った形状・タイプで選ぶ
PC用のマイクには、フラット型・クリップ型・スタンド型といったいくつかの種類があります。それぞれ性能や適した使用シーンが異なるため、どのようなシーンで使用するのかによって選ぶとよいでしょう。
フラット型
フラット型は卓上に置いて使用する平たい形状のマイクで、複数人の会話を集音したいときにおすすめです。広範囲の音を拾えるため、会議室でデスクの中央に設置したり、部屋が広すぎる場合は複数台を組み合わせたりして使われます。
多くの商品が薄型なので持ち運びの際はかさばりにくく、手軽にビジネスバッグに入れておけるのもメリットです。誰が話しているのかをはじめ、話し手の位置を自動で判別してクリアな音声を拾ったり、エコーを除去したりと、複数人で話す際に便利な機能が搭載されているものも販売されていますよ。
クリップ型
クリップ型はピンマイクとしても知られる、首元や胸元に取り付けるタイプの小型マイクです。コンパクトで軽量なので長時間の使用でも疲れにくく、動きながらの使用でもマイクと口元との距離が常に安定しているため、自分の声をクリアに集音できます。
また卓上に置くタイプではないため場所を取りにくい点もメリットで、デスク周りが散らかりやすいゲーム配信にも便利ですよ。ただし複数人の声を同時に集音する使い方には向いていないため、複数人で使用したいときは1人につき1つのマイクが必要になります。
スタンド型
スタンド型はラジオ収録といった現場でも使われているようなマイクらしい形をしているタイプです。フラット型やクリップ型よりもマイクとしての性能が優れており、高音質でクリアな音声が集音できます。
サイズはやや大きめで場所を取りますが、安定感があるので毎回決まった場所でしか使わない方におすすめです。Web会議やゲーム配信などさまざまなシーンで活躍するため、オンラインで音声をやり取りすることが多い方なら1本持っておいて損はないといえるでしょう。
価格は1000円以下のリーズナブルなものから、6万円以上の本格的なものまで幅広くありますよ。
ゲーム実況を行うには、キャプチャーボードやマイクなどの「機材」が必要です。Switch配信やPCゲームの配信など、配信内容によって必要な機材は異なります。そこでこの記事では、必要な機材の種類や、必要な機材の中からおすすめの商品を紹介。理想の配信スタイルを実現させるためにも、是非参考にしてみてくださいね。
2.接続端子で選ぶ
PC用マイクの接続方法には有線接続と無線接続があります。今回は遅延やノイズが少なく安定して使える、有線タイプについてご紹介。有線マイクには、3.5mmステレオミニプラグとUSBの2種類の接続端子があるので、それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
3.5mmステレオミニプラグ
3.5mmステレオミニプラグはイヤホンジャックとも呼ばれる端子で、PCのイヤホン差し込み口に接続するだけで簡単に使えるタイプです。
このタイプは、たとえばゲーム配信でゲーム音(PCから出る音)とマイクで拾った音を同時に出力できる「ステレオミキサー機能」が利用できます。
そのためPCで流す音と自分の音声をミックスしたい場合におすすめの端子です。ただしUSBと比べるとノイズが発生しやすいので、クリアな音声を重視する方は注意しましょう。
USB
USBはPCのUSBポートに接続するタイプで、音質重視の方におすすめです。3.5mmステレオミニプラグよりもノイズが発生しにくいという特徴があるため、歌声や楽器の演奏などの収録にも適しています。
またUSBには、Type-A・Type-C・Lightningの3種類があり、一般的なUSB端子の中ではType-Aが主流です。MacならType-C、LightningはiPhoneやiPadなどでよく使用されています。接続するPCのポートを確認して選んでくださいね。
3.マイクの指向性で選ぶ
マイクの「指向性」とは、どの方向からの音を拾うかを表すものです。単一指向性・全指向性(無指向性)・双指向性・ステレオといったいくつかの種類がありますが、こちらではとくによく使われる「全指向性」と「単一指向性」について解説しています。使用シーンを想像しながら自分に合った指向性を選んでくださいね。
全指向性
全指向性は無指向性とも呼ばれ、360°すべての方向からの音を拾うタイプです。複数人の音声を同時に収録したい場合に最適ですが、一人だけの声を集音したい場合には雑音が入りやすいため向いていません。
なおマイクの感度も全方向で同じなので、複数人で使用する際はできる限り中心に設置するとバランスよく集音できます。一人での使用でも、環境音を一緒に集音したい場合にはおすすめですよ。
単一指向性
単一指向性は一方向からの音だけを集音するタイプで、自分の声だけを拾わせたいシーンにぴったりです。マイク正面から約65°の範囲の音声を集音するという特徴があり、周囲の音はほとんど入らないため雑音が気になりにくいでしょう。テレワークやゲーム配信、楽器の音の収録などにもおすすめです。収録した音声を聞くと、相手が正面にいてまっすぐ話しかけられているような聞こえ方になりますよ。
4.感度で選ぶ
マイクの感度は、どれだけ繊細な音まで集音できるかを左右するポイントです。感度は「dB」や「mv/Pa」などの単位で表され、数字が0に近いほど細かな音まで集音できる、高感度なマイクと判断できます。
感度が高いと周囲の雑音まで拾いやすい点はデメリットですが、ノイズが入りにくい環境が整っている場合は問題ありません。
なおプロがレコーディングで使う高感度なマイクとして知られるコンデンサーマイクで、-40〜-30dBです。もし高感度なマイクを使っていて息や風の音が入ってしまう場合は、ポップガードやウインドスクリーンなどを使うときれいに音声だけが入りやすいので試してみてくださいね。
5.機能性で選ぶ
マイクを使用する際には、相手に聞こえる音を簡単にコントロールできる「ボリュームコントロール機能」や「ミュート機能」が搭載されていると便利です。
とくにWeb会議やゲーム配信など、リアルタイムで音声を流したり相手とやり取りしたりする場合は、これらの機能がついているものを選ぶと使いやすいでしょう。
ボリュームコントロール機能
ボリュームコントロール機能は、相手に聞こえる音声のボリュームを、マイク本体やケーブルについているコントローラーで手軽に調節できる機能です。この機能がない場合、マイクのボリュームコントロールはPC側で設定する必要があります。
この手間が面倒に感じるなら、マイク側でボリュームコントロールができるかどうかしっかりチェックしておきましょう。気になったときにすぐ調節できるので、あると非常に便利ですよ。
ミュート機能
ミュート機能は、リアルタイムで通話や配信をしている際など、一時的にマイク入力をオフにする機能です。くしゃみや咳払い、周囲の雑音など、相手に聞かせたくない音声があるときに活用できます。
この機能がないと、聞いている相手に不快な思いをさせることがあるので、リアルタイムでのやり取りをする場合はミュート機能が付いていると安心です。手元でオン・オフできるものが使いやすいでしょう。
PC用のマイクのおすすめ10選
ここからはPC用マイクのおすすめ商品を10個ピックアップしてご紹介します。1000円ほどのものから1万円前後のものまで幅広くご紹介しているので、目的や予算に合ったものがあるかぜひチェックしてみてくださいね。
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商品情報
指向性:単一指向性
端子:USB-C
機能:ミュート機能
動画編集やゲーム配信などで使う、高品質なマイクを探している方におすすめのUSBマイクです。角度が自由に調節でき、マイク先端をタップすればミュート機能のオン・オフができます。また単一指向性なので周囲の雑音も低減。音量を調整してファームウェアをアップグレードすれば、24ビット/96KHZでのハイレゾ録音が可能です。
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商品情報
指向性:単一指向性
端子:φ3.5mm3極ミニプラグ(CTIA規格準拠)
機能:マイクON/OFF機能
スタンドマイクの中でもコンパクトで場所を取らない、フレキシブルアームのタイプです。マイクの電源は手元のスイッチですぐに切り替えられます。3.5mmミニプラグをPCに挿すだけですぐに使えるため、面倒な初期設定は必要ありません。ケーブルの長さは1.5mで、絡まりにくく耐久性のよいものを使用しています。
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商品情報
指向性:双指向性 / 全指向性 / 単一指向性
端子:USB
機能:ミュート / ゲイン調整 / 極性パターン選択
高品質なサウンド集音と美しいライティングが特徴的なUSBコンデンサーマイクです。ライティングカラーはソフトウェアでカスタマイズできます。また息の音が集音されるのを防ぐポップフィルターが内蔵されているので、このマイク単体でも快適に使えて便利ですね。タップするだけで使えるミュートボタンはマイク先端についています。
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商品情報
指向性:単一指向性 / 無指向性 / 双指向性 / ステレオ
端子:3.5mm端子 / USB端子
機能:ミュート機能
単一指向性・無指向性・双指向性・ステレオの4つの指向性をシーンに合わせて切り替えられる、機能性の高いUSBゲーミングマイクです。マイク本体のみで、指向性の変更やマイクゲインコントロール、ミュート、ボリュームコントロールなどができます。ミュートとボリュームコントロールはマイク前面についているので、操作性も良好です。
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商品情報
指向性:無指向性
端子:3極3.5φステレオミニジャック
機能:ミュートスイッチ付き
角度調節がしやすい、フレキシブルアームのスタンドマイクです。マイクにはあらかじめ息の音が入るのを防ぐウインドスクリーンが付いており、ミュートも手元で簡単に切り替えられます。接続端子は3極3.5mmステレオミニプラグで、Macには対応していないため注意が必要です。無指向性のため周囲の音まで敏感に拾います。
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商品情報
指向性:全指向性
端子:3.5mm4極ミニ
機能:ー
複数人での会議に便利な、フラット型で場所を取りにくいマイクです。手のひらサイズのコンパクトさでデスクの上でも邪魔しません。ただし無指向性で周囲の音やノイズを拾いやすいので、PC周りで使う際には置き場所に注意が必要です。裏面には滑り止めのラバーが付いているため安定感がありますよ。
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商品情報
指向性:単一指向性
端子:USB Type-C
機能:ミュートタッチセンサー
動画制作やゲーム実況、ナレーション収録などあらゆるコンテンツに使いやすいよう設計された、高音質なUSBコンデンサーマイクです。マイク本体に、マイクで集音した音声とPCから流している音のバランスが調節できるミキサー音量調整ダイヤルや、タッチでミュートのオン・オフができるセンサーなどが搭載されています。
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商品情報
指向性:単一指向性
端子:USB Type-A
機能:ミュート機能, ボリュームコントロール
ゲーム実況やオンラインゲームのボイスチャットにおすすめの、USB-Aゲーミングマイクです。単一指向性でクリアな音声を集音でき、ノイズを気にせず通話できます。-34dBと高感度なので、吐息や繊細なニュアンスまで集音可能です。感度は調節できるため、ゲーム用だけでなくテレワークなど使用シーンに合わせて使いやすいでしょう。
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商品情報
指向性:ー
端子:3.5mmステレオミニプラグ
機能:ー
ライブ配信やハンズフリー通話に便利な、ウインドスクリーン付きのピンマイクです。接続はイヤホンジャックに挿すだけと簡単。こちらは環境音も含めて集音されますが、自宅やレンタルオフィスのような静かな環境なら特にノイズを気にせず使えるでしょう。長時間の使用でも疲れにくいので日常的に使いやすいですね。
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商品情報
指向性:無指向性
端子:USB
機能:ー
USB Type-Aで接続できるピンマイクです。ウインドジャマー付きなので風切り音や息の音が入りにくく、快適に音声収録できます。無指向性で周囲の音も拾いやすいですが、屋外での動画撮影をはじめ、コンテンツによっては問題なく使えるでしょう。持ち運びの際にコンパクトに収納できるポーチが付属しています。
おすすめ商品比較表
ハイパーエックス(HyperX) ハイパーエックス SoloCast USBスタンドアロンマイク 519T2AA | エレコム(ELECOM) エレコム PCマイク HS-MC07BK | ハイパーエックス(HyperX) HyperX QuadCast S スタンドアロンマイク 519P0AA | Logicool G(ロジクール G) Logicool For Creators G Blue Yeti BM400BK | エレコム(ELECOM) エレコム マイク HS-MC05BK | サンワサプライ(Sanwa Supply) サンワサプライ PCフラット型マイク MM-MCF02BK | Audio Technica(オーディオテクニカ) オーディオテクニカ USBマイク AT2020USB-X | エレコム(ELECOM) エレコム コンデンサーマイク HS-MC13UBK | バッファロー BUFFALO マイクロフォン AUX BSHSM03BK | エレコム(ELECOM) エレコム ピンマイク HS-MC09UBK | |
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PC用マイクといっても使用目的によって適したものは異なりますが、どれも内蔵マイクより高性能なものばかり。ぜひこの記事でご紹介した選び方やランキングを参考に、お気に入りのマイクを見つけてみてくださいね。