高級和からしの10選!洋からしとの違いや選び方、おすすめレシピも紹介
料理の味を引き立てる和からしの中でも、素材にこだわった「高級和からし」。強い辛味と豊かな風味が特徴ですが、洋からしや本からしとの違いがわからないという方も多いのではないでしょうか?この記事では、高級和からしの選び方やほかのからしとの違いを徹底解説!おすすめ商品もご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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和からしとは?洋からしや本からしとの違い
からしと呼ばれる商品は、アブラナ科のからし菜の種子が原料で作られています。からし菜はさまざまな種類があり、採れる種子の特徴や辛味の強さが異なります。
からしの原料になるからし種(マスタードシード)ですが、和からしは濃い黄色で辛味の強い「オリエンタルマスタード」、洋からしは薄い黄色で辛味が穏やかな「イエローマスタード」が使われています。和からしは強烈な辛味があるのが特徴で、鼻にツンと抜けるような刺激があります。一方で、洋からしは口当たりが柔らかく、辛さが控えめ。
かつての日本では、オリエンタルマスタードの栽培が主流だったため、欧米からイエローマスタードが入ってきた際にそれぞれを区別するために、和からしと洋からしと呼ぶようになったとされています。本からしは、和からしと洋からしをブレンドしたもの。辛さを控えて風味が調整されており、さまざまな食材に合うように作られていますよ。
高級和からしは何が違う?
一般的な和からしよりも、高級な商品のほうが辛味が強いものが多く、挽き立てや粗挽き仕立てにすることによって、辛さを際立たせています。また、無着色・無香料のものも多く、素材本来の風味や味わいを楽しめるように作られているのも魅力の一つ。
産地やブランド、原材料の選定などにもこだわっているため、一般的な和からしよりも価格は高い傾向にあります。商品によって辛味の強さや風味が異なるので、辛さの好みや予算に合わせて選んでみてくださいね。
和からしの選び方
高級和からしを選ぶ際には「タイプ」「無香料・無着色」「容量」「パッケージ」の4つのポイントに注目してみてください。ライフスタイルやニーズに合わせて適した商品を選ぶことで、食材の味を引き立てて、いつもの料理を格上げしてくれますよ。
1.タイプで選ぶ
高級和からしは、「粉末タイプ」と「練りタイプ」の2種類があります。それぞれの特徴を把握し、用途や使い勝手の良さから選ぶのがおすすめです。2つの違いやメリット・デメリット、使い分けのポイントなどを解説します。
粉末タイプ
粉末タイプは、からしの種子を粉砕し、油分を抽出して粉状にしたものです。他の調味料が含まれていないため、辛味や風味が強く感じられ、素材の持つ本格的な味わいを楽しめます。からしに含まれている辛味成分はそのままの状態では感じることができず、水またはぬるま湯で練ることによって辛味を味わえますよ。
また、揮発性のため時間が経つと辛味が消えてしまうのが特徴です。粉末タイプなら使う分だけを調節しながら作れるため、辛味成分を失わずに長期間の保存が可能。辛味を強く活かした使い方をするのがおすすめで、からし漬けにしたり、おでんの薬味にしたりとさまざまな料理に使えますよ。
ただし、水の温度は冷水ではなくぬるめのお湯が適しており、熱湯では酵素が失活し、辛味成分が出てきません。また、使う度に練る必要があるため、手軽に使いたいという方には面倒に感じるかもしれません。
練りタイプ
練りタイプは、からしの粉末を水で溶いて練られている状態のものです。チューブに入っていて、使いたいときに手軽に使えるというメリットがあります。辛味成分は揮発性で消失しやすいため、食塩や食酢、植物油などを配合して保存性を高めているのが特徴。
辛味は控えめになっており、自然な風味は残しつつ、まろやかな辛味になっています。ただし、粉末タイプと比較して風味を失いやすいため、開封したら早めに使い切ることが大切です。
2.本来の味を楽しむなら無香料・無着色を
和からしの練りタイプは、風味を良くするために香料や色合いを良くするための着色料が含まれている商品が多い傾向にあります。本来の辛味を楽しみたいなら、無香料や無着色のタイプを選ぶのがおすすめです。
ただし、無香料や無着色はすべての食品添加物が含まれていないというわけではありません。酸味料や安定剤などの食品添加物が含まれていることが多いため、気になる方はそれぞれの商品の詳細を確認するのがよいでしょう。
3.容量で選ぶ
和からしの使用頻度によって、適した容量を選ぶようにしましょう。一般的なチューブタイプの和からしの容量は40g程度で、大容量タイプになると300g程度の容量のものもあります。
普段あまり使用しない方が大容量タイプを購入すると、使い切らないうちに辛味成分が消えてしまう可能性があるため注意が必要です。家族の多い家庭では使用頻度が多くなり、容量が少ないものはすぐになくなるため、頻繁に購入しなければなりません。そのため、それぞれのライフスタイルに合った容量を選ぶのがよいでしょう。
4.パッケージで選ぶ
和からしのパッケージは、主にチューブタイプ・袋入りタイプ・缶入りタイプなどがあります。一般的に練りからしはチューブタイプのものが多く、使いたいときにすぐに使えるので、手軽に利用したい方に向いていますよ。
粉末の場合は袋入りタイプや缶入りタイプが多く、水やぬるま湯で練る作業が必要なため、手間をかけても辛味の強いおいしいからしを食べたいという方におすすめです。ただし、袋入りタイプは密封性が低くなるため、チャック付きのパッケージを購入したり密封容器に移したりするのがよいでしょう。
【粉末タイプ】高級和からしのおすすめ4選
ここからは、粉末タイプのおすすめ高級和からしをご紹介します。素材本来の風味や味わいを感じられるものが多くあり、本格的な和からしを求めている方に適しています。素材にもこだわり抜いた商品を厳選していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
農薬や化学肥料を使わずに、有機栽培されたからしの種子だけを使った粉末タイプです。有機JAS認定工場で製造や袋詰めも行われているため、有機食品のJAS規格の基準をクリアしていることがわかります。独自の製法で全粒粉タイプに仕上げており、辛味や風味を活かしているのが特徴。食品添加物を使用していないため、含まれる原材料にこだわりのある方も選びやすいですね。
商品情報
■内容量:70g×6
■原材料名:からし(カナダ産)
国内で製造した和からし粉です。
■メーカー或いは販売者:山清
■賞味期限:1年
■保存方法:直射日光を避け、冷暗所に保管してください。
■区分:食品
■製造国:日本
価格推移
カナダ産のからしの種子を粗挽きし、溶けやすく作られた商品です。食品添加物は一切使っておらず、からしのみを使用。からしの風味を十分に味わえます。従来の鬼からし同様、水で溶いても辛味は出ますが、60~70度のお湯で練ると程よい辛味になりますよ。プルトップ缶入りで、保存しやすいのもポイントです。
商品情報
【開封前賞味期間】 製造日より常温で1年半
価格推移
北海道の畑で農薬を使用せずに育てた、からし菜のからし種子を100%使用しています。からしの色あいを良くするための着色料も使用していないため、からしの持つ風味や味を損なわず、本来の辛味を楽しめる粉末タイプです。パッケージはチャック付きで、一般的な袋入りタイプよりも密封性が高くなるため、辛味や風味も長持ちしやすいですよ。
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商品情報
商品サイズ(高さ×奥行×幅):45mm×98mm×245mm
原材料:からし、着色料(ターメリック)
価格推移
優良な品質のマスタードシードのみを使い、独自の技術で精製した粉末タイプの和からしです。からし特有の強烈な辛味と風味で、料理を引き立ててくれますよ。長年愛され続けている缶入りタイプは、風味を逃さないのが魅力。使うときはからしに水またはぬるま湯を加えてよく練り、4~5分おいてから使用すると辛味が強くなり、さまざまな料理にアクセントを加えられます。
【練りタイプ】高級和からしのおすすめ5選
ここからは、練りタイプのおすすめ商品をご紹介します。キャップを開けたらすぐに使えるため、調理時間の短縮にもつながりますね。練りタイプと一口にいっても、さまざまな種類があるので、それぞれの特徴を交えながらご紹介します。
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商品情報
原材料:からし、食塩、植物油脂、でんぷん、ソルビトール、酸味料、香辛料抽出物、安定剤(キサンタンガム)
商品サイズ(高さ×奥行×幅):145mm×80mm×135mm
価格推移
無着色・無香料にこだわった、高級な「料亭」シリーズの和からしです。北海道で栽培されたからしの種子を丸ごと挽いており、素材と風味を活かして辛さを際立たせています。最後まで絞り出しやすい形状のチューブや開閉しやすいキャップ、剥がしやすい口部シールなどを採用し、使いやすさにもこだわって作られているのもうれしいポイントです。
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商品情報
商品サイズ (高さ×奥行×幅): 170mm×58mm×36mm
ブラント名: 本生
メーカー名: エスビー食品
原産国名: 日本
価格推移
和からしと洋からしをブレンドした、本からしの練りタイプです。高級な「本生」シリーズの本からしで、程よい辛味となめらかな食感で、口に入れたときに香りがふわっと広がります。さまざまな料理に合わせやすいように辛味や風味が調整されているため、使い道も豊富です。310gと大容量なので、好きな料理にたっぷりのせて使うことも可能です。
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商品情報
原材料:還元水飴、からし、植物油脂、食塩、食物繊維、香辛料抽出物、着色料(ウコン)
商品サイズ(高さx奥行x幅):145.0mmx30.0mmx40.0mm
価格推移
オリエンタルマスタードを使用した、辛味の強さが特徴。チューブタイプですが、化学調味料や保存料、着色料や香料などを一切使用しておらず、手間をかけて作られています。余計な味が加えられていないため、からし本来の辛味や風味を楽しみたい方におすすめです。豚の角煮やシューマイなどに適量をのせて食べれば、味にアクセントを加えられますよ。
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商品情報
商品サイズ(高さx奥行x幅):137mm×30mm×38mm
価格推移
エスビー食品の最高級グレードである「名匠」シリーズの商品で、チューブタイプなので使いやすいです。国産の素材にこだわりを持っており、からし種は種蒔きから収穫に至るまでの工程を、生産者と企業で協働で作り上げています。さらに、からしの製造も日本国内で行われており、品質向上や安全・安心などを高める努力を施した商品です。
商品情報
内容量 50g
賞味期限 製造後6ヶ月
保存方法 冷暗所に保存
価格推移
日本海沿岸地域で古くから栽培されてきた、倭からしと呼ばれるからし種子を使用した練りタイプの和からしです。一般的な和からしと風味が異なり、鼻にツンとくる辛味に加えて、爽やかな風味も楽しめます。また、国産米を使用した純米酢や沖縄の海水塩などの副原料も吟味を重ねて、倭からしの特徴を引き出している魅力的な商品です。
ひと味違う和からしもチェック!
和からしは、さまざまなバリエーションを持たせた商品も存在します。地域ごとの特有のからし種を使用したものや、新たに食材を加えたもの、独自の製法にこだわったものなど、それぞれの魅力が詰まっているのが特徴です。そこでここからは、一般的な和からしとはひと味違った、おすすめ商品をご紹介します。
商品情報
内容量 43gを3個セット
保存方法 冷暗な場所で保存。開封後は冷蔵庫で保管してください。
現在 マスタードシード(南魚沼産100%)、醸造酢(新潟産)
価格推移
国内産のからし種を使用した、和からしマスタードです。一般的なマスタードは外国産の原料を使用しているものが多いですが、和からしマスタードは自社で種から育てた南魚沼産のブラウンマスタードを使用しています。強い辛味と爽やかな風味が特徴で、肉やソーセージにつけると油っぽさがなくなり食べやすくなりますよ。からし種本来の味を楽しめるように、塩と酢、砂糖だけの無添加に仕上げています。
粉末タイプで作る練りからしの作り方
粉末タイプの和からしを使用したことのない場合は、うまく作れるか心配という方も多いのではないでしょうか?そこで、和からしをおいしくいただくために、練りからしの作り方をご紹介します。コツを覚えれば、初めての方でも簡単においしい練りからしが作れるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
練りからし作りのポイント
練りからしをおいしく作るコツは、40℃程度のお湯で溶くことです。水でも溶くことはできますが、ぬるま湯を使用することで辛味が引き立つといわれていますよ。また、水っぽくならないように、少量ずつ加えるのもポイントです。全体にムラなく水分が行きわたり、舌触りの滑らかな食感に仕上がります。
さらに、辛味を引き立たせるには、ある程度溶いたところで5分程度放置することが必要です。たったこれだけの手順で、料理を引き立てるおいしい練りからしが完成します!
気になるAmazonでのランキングをチェック!
ここまでは高級和からしの種類や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。さらに和からしを探したい方は、Amazonで売れ筋商品をチェックしてみてくださいね。
高級和からしで本格的な辛味と風味を楽しもう
高級和からしは、素材の持つ特性を活かし、からし種本来の風味や味わいを引き出しています。辛味が強く鼻にツンとくる刺激がアクセントになり、料理の味をより引き立ててくれるのが魅力のひとつです。薬味として使用するだけではなく、さまざまな食材と合わせて、新しいレシピに挑戦してみるのもおすすめですよ。
ソーセージの付け合わせでおなじみの「粒マスタード」。プチプチとした食感やマイルドな辛みが特徴ですが、どう使えばいいかわからず賞味期限を切らしてしまったという方も少ないようです。この記事では、粒マスタードの種類や選び方に加えて、粒マスタードを使ったおすすめレシピもご紹介します。ぜひご覧くださいね。
刺身やそばに欠かせない薬味の「わさび」。鼻に抜けるツンとした辛味は、食べる人の食欲を刺激します。市販ではのわさびはチューブタイプや粉タイプが主流ですが、通販サイトでは高級な刻みタイプもありますよ。この記事では、わさびの選び方をご紹介します。本わさびや生わさびとの違いも解説しているのでチェックしてみてくださいね。