アウトドア・キャンプ用鉈(ナタ)のおすすめ11選!ナイフのように扱えるアイテムなど
キャンプやアウトドアで便利に使える「ナタ」。1本持っていると、薪割りをするときや木を削るときなどに役立ちますよ。商品によっては、ナイフのように扱えるものもあります。ナタを選ぶときは長さに注目するのがおすすめです。本記事ではナタの選び方について解説したうえで、おすすめの商品11選をご紹介します。
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アウトドア・キャンプ用鉈(ナタ)の選び方
アウトドアやキャンプでは焚火をするために薪を割るほかにも、木の枝を削いだり、皮を剥いだりするなど、ナタを使う機会が多くあります。もしアウトドアやキャンプを楽しみたいのであれば、ナタを準備しておくことをおすすめします。では、どのようなナタを選べばよいのでしょうか。
ここでは、以下の3つのポイントについてナタの選び方を解説します。
1.まずは鉈の種類で選ぶ
まずはどのようなナタがあるのかを確認しましょう。ナタの種類を知ってから選び始めるのがおすすめですよ。ナタに馴染みがない人は、ナタの種類のチェックから始めるのが大切です。
ここでは、以下の3種類のナタについて解説します。
- 剣鉈(けんなた)
- 腰鉈(こしなた)
- 海老鉈(えびなた)
剣鉈(けんなた)
剣鉈は刃先の部分が剣のように尖っているのが特徴のナタです。刃の長さが短い剣鉈は主に調理に使われるほか、枝やツルを切るといった使い方もできます。
剣鉈の柄は歯の長さに対して比較的コンパクトサイズにできており、刃との間につばがある輪が付いています。この輪によって指を刃から守れるのです。剣鉈は基本的にキッチンナイフとして使われることが多いタイプのナタなので、小回りがきくのがメリットですね。手元での作業に向いているのが剣鉈だと言えます。
腰鉈(こしなた)
腰鉈は刃先の部分が長方形になっているのが特徴のナタです。腰鉈は枝や木の切断に加え、薪割りや竹割りなどのシーンで主に使われます。剣鉈が細かい作業を得意とするのに対して、腰鉈は大きなものに対する作業に向いています。キャンプであれば主に薪割りに使うのが便利でしょう。
腰鉈の柄は刃の長さと同じくらいで、適度に太さがあります。これは薪割りなどをする際に刃を振り下ろす力が必要になるため、力を込めて握りやすいように設計されているからです。剣鉈よりも握り込みやすさに優れているという特徴を持つ柄ですよ。
海老鉈(えびなた)
海老鉈は腰鉈のように薪を割ったり、藪を払ったりするときに使うためのナタです。腰鉈よりも幅広の形をしており、刃の先端には刃こぼれを防ぐための「石突き」と呼ばれる突起が付いています。これにより、薪割り台を使わなくても薪割りができる仕組みになっていますよ。
先端の石突きによって、ツルを引っ掛けて切れるという便利な特徴も持っています。木を2つに割るときに非常に便利な道具なので、できれば準備しておきたいところです。
2.用途にあわせて刃の形状を選ぶ
キャンプ中にどのようにナタを使うかという用途によって刃の形状を選ぶようにしましょう。刃は「片刃」と「両刃」の2種類に分けられ、それぞれ向いている作業があります。自分がナタを使いたいシーンを想定して選ぶのがよいでしょう。ここでは、「片刃」と「両刃」の特徴について解説します。
細かい作業に向いた「片刃」
片刃はブレードと呼ばれる刃の部分において、片側のみに刃が付いているタイプのナタです。刃の角度が鋭く、枝やツルを切ったり、料理をしたりするときに便利に使えるという特徴を持っています。片刃のナタは切ったり削ったりといった細かい作業に向いていますよ。
片刃のナタには右利き用と左利き用があるため、購入する際には注意が必要です。また、強い力で叩きつけると刃こぼれを起こすかもしれないので、取り扱うときは気をつけるようにしましょう。
薪割りに適した「両刃」
両刃はブレードの左右両方に刃が付いているタイプのナタです。刃先を中心として左右対称の形なので、薪などに対して刃が直進しやすく割りやすいという特徴を持っています。鋭さはありませんが、刃こぼれしにくく薪を割りやすいのがメリットですね。
両刃のナタは利き手を選ばず使えるのも便利なところです。刃を研ぐ際には左右対称に研がなければならないため、メンテナンスに時間が必要だというデメリットがあります。
3.扱いやすさをチェック
特徴を理解したら、扱いやすさも確認しておきましょう。より使いやすく手に馴染むナタを選ぶためには、扱いやすいかどうかが非常に重要となります。安全にナタを使うためにも、扱いやすいナタを選ぶようにしたいですね。
ここでは、以下の3つのポイントにおける扱いやすさについて解説します。
- 重量
- 刃渡り
- 柄の形
重量
ナタをどのように使うかによって重量を決めましょう。料理のように手元での細かい作業をするために使いたいのであれば、軽量で取り回しやすいものが適しています。
一方で、薪割りをしたいのであれば一定の重さが必要です。薪を割るときには、ナタを振り下ろす力にナタそのものの重さが加わります。この重さが勢いをつける要素となるため、軽すぎるナタだと上手く薪が割れなくなってしまうのです。そのため、重さがないナタは望ましくありません。
ただし、重すぎるナタは持ち上げるときに手首や手、腕などに負担がかかってしまいます。キャンプを楽しんでいる最中に体を痛めないためにも、重すぎるナタは避けましょう。あくまでも適度な重さのものを選ぶようにしてください。
刃渡り
刃渡りが短い小型サイズのナタは、収納や保管がしやすく携帯に便利ですよ。藪をかき分けたり、切ったりといった動きに向いていて、山の中で身軽に動きたい人に向いています。
刃渡りが150mm~170mm程度のナタは、一般的に販売されている数が多いサイズです。バリエーションが豊富なので使いやすいものを選びやすいのがメリットですよ。量産されている安価な商品から職人が手作りしている高価な商品まで、価格帯が幅広いという特徴があります。
キャンプを楽しむだけならこの程度のサイズのナタがあれば十分ですが、本格的なアウトドアを楽しみたい人は180mm以上のサイズを準備しておくとよいでしょう。扱いは難しいですが、枝を払うときに役立ちますよ。
柄の形
柄が握りやすいかどうかも重要なポイントです。握りにくいものだと力を上手く入れられず、使いにくさを感じてしまうでしょう。柄の太さが全体的に均等な形状をしていると、握りにくい場合が多いですよ。柄が刃に近づくについれて細くなっている形状のナタは、比較的握りやすくなります。
また、柄を交換してナタを使うこともできますよ。もし柄が古くなってしまったり、握りにくいと感じたりしたら、柄を交換するのもよいでしょう。柄はDIYもできるので、自分で交換するのもひとつの手段です。
アウトドア・キャンプ用鉈(ナタ)おすすめ11選
アウトドアやキャンプで使えるナタはラインナップが豊富で、どれを選べばよいか迷ってしまうこともあるかもしれませんね。実際に販売されているナタの特徴を知って、参考にするとよいでしょう。ここでは、おすすめのナタを11選ご紹介します。
商品情報
ハンドル材質 ゴム
片刃
価格推移
ブレード全体に特殊合金鋼を使用し、強い衝撃に耐えられるように一体構造の刃全体に硬い焼き入れを施しています。グリップがゴム製なので手が滑りにくく、ナタを使ったときに手にかかる負担や衝撃を削減しており、握り込みやすいグリップデザインになっていますよ。また、簡単にブレード交換できるというメリットも持っています。
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商品情報
製品重量:(約)350g
材質:刃/刃物用炭素鋼、柄/天然木(樫)
価格推移
アウトドアメーカーと鍛冶職人がコラボレーションして出来上がった商品です。小さな力で薪割りをおこなえて、焚火をしたいときなど、アウトドアシーンで活躍しますよ。片刃仕様で右利き用のナタなので、購入の際には利き手に気をつけてくださいね。
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商品情報
ブレードの長さ 110mm
ハンドル材質 木材
ブレードの材質 炭素鋼,刃物用
両利き用
価格推移
刃先が薄く、切れ味が鋭いのが特徴のナタです。小枝打ちや雑草の切り払い、木を削るなどの「切る」「削る」といった細かい作業に適しています。力を入れずに使えるので取り回しやすいというメリットがありますよ。末端のコブが手から抜け落ちるのを防止するハンドル仕様で、握りやすいのが使いやすさのポイントですね。
枝打ちや薪割りに便利に使えて、両刃タイプなので利き手を選びませんよ。先端には「石部分」が付いており、刃先を保護し刃こぼれを防止します。全鋼刃で耐久性に優れているのも便利に使い続けられるポイントですね。
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商品情報
製品サイズ:(約)全長365mm、刃渡180mm、柄180mm
製品重量:(約)755g
材質:刃/刃物用炭素鋼、柄/天然木(樫)
価格推移
片刃仕様で、右利き用のナタです。力強く丈夫なブレード部分は、鋭い切れ味を持つ刃物用の炭素鋼で作り上げられています。アウトドアメーカーのこだわりと職人の鍛冶技術がコラボレーションして生まれた商品です。柄には天然木である樫が使われています。
火造り鍛造によってつくられた鋼付のナタです。片刃仕様で、右利き用なので購入の際には利き手に気をつけましょう。ブレードには鋼を、柄には関東樫を使用しています。180mmという長さなので、大きめのナタを探している人にぴったりですよ。調木や木材を割る作業などに便利に使えます。
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商品情報
サイズ/刃:180mm 柄:180mm 全長:370mm 重量:625g
材質/刃:刃物用炭素鋼・軟鉄 柄:白樫
価格推移
割ることを主な目的としてつくられた両刃のナタで、薪割りや枝打ちなどに適しています。刃先が厚く、耐久性に優れているという特徴を持っていますよ。刃渡りは165mmと平均的なサイズで、取り扱いやすいのが便利な点ですね。刃には刃物用炭素鋼、柄には樫が使われています。
両刃仕様で、枝打ちや薪割りに役立ちます。鋼付刃なので切れ味がよく、アウトドアでもキャンプでも使いやすいのが特徴です。刃部は刃物鋼でできており、柄は木製です。
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商品情報
ブレードの長さ150mm
刃部:鋼付
刃部:両刃
刃部:刃物鋼
柄部:木
価格推移
本鍛造仕上げでつくられており、抜群の切れ味が長く保たれるのが特徴のナタです。全鋼刃でできているため耐久性に優れていて、強度も持ち合わせていますよ。両刃仕様で使いやすいのも便利なポイントですね。ベルト通し付きの収納ケースが付属しているので、持ち運びや携帯も簡単です。
枝打ちや枝切りに適している片刃仕様です。刃渡りは約180mmと長く、本格的なアウトドアを楽しみたい人におすすめのナタですよ。木サヤが付属しているので、持ち運びの際に怪我をするリスクを軽減できます。本格仕様で切れ味が抜群なのが特徴です。
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商品情報
【サイズ】全長:350mm、刃長:165mm、身厚:6mm
【重量】500g
【素材】軟鉄+SK-5、柄:カシ
【付属品】2WAY収納ケース
価格推移
ナイフの刃が当たっても破れない特殊構造のシースは、縦横どちらからでも入れて収納できて便利に使えます。職人によりひとつひとつ手作りされている品なので、切れ味のよさや独特な風合いを感じられますよ。叩き割ったり叩き切ったりする用途に適した、エッジ角がない片刃の蛤刃を採用しています。
大きな薪を割るなら斧を使おう!
大きな薪を割るなら、ナタより斧を使用するのが適しています。丸太のように太い木を割るなら両手で使う斧を、小さめから中くらいの大きさの薪割りなら片手で使える斧を選ぶとよいでしょう。斧は両手で使うイメージが強いかもしれませんが、片手で簡単に使えるものもありますよ。
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商品情報
商品の寸法 37.5長さ x 14.5幅 cm
ハンドル材質 ヒッコリーウッド
価格推移
キャンプファイヤーの薪割りなど、アウトドアに便利な小型のキャンプ用斧です。革製のエッジカバーが付属しており、小型なのでカバーを装着すれば手持ちのベルトに取り付け可能ですよ。高品質の鋼鉄で鍛造されていて、ハンドルはヒッコリーでつくられています。斧のヘッド部分は、木と鋼鉄のクサビで柄に固定されていますよ。
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商品情報
サイズ : 44cm
商品の重量 1.1 kg
価格推移
アックスのヘッド部分には良質な鋼材を使用しており、柄との取り付け部分にはブランド独自の加工が施されているのでヘッドが緩みません。鍛造でクリアーラッカーによって表面処理されていますよ。刃を保護するための革のシースが付属しています。アウトドアで活躍するちょうどよい小型サイズです。
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商品情報
商品の寸法 22長さ x 9.5幅 cm
商品の重量 600g
価格推移
65マンガン鋼が採用されていて、高い強度と硬度があるため長時間使用しても変形しにくいのが特徴です。耐久性にも優れており、錆びにくいですよ。持ち手部分には天然ヒッコリーが使われていて衝撃吸収性があり、耐性が高いというメリットがあります。滑り止めのコードが付いているのも便利なポイントですね。
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商品情報
刃渡り:78mm
柄長:475mm
斧身:681g
価格推移
柄に滑り止め加工が施されており、片手でも両手でも使いやすいのがメリットです。枝を切るだけでなく、斧頭の光沢面で肉を叩いたり、にんにくを潰したりするなど、料理の下ごしらえにも使えますよ。本革のケースが付属しており、長く使い続けられます。職人が1品1品丁寧に手作りしています。
細い枝や木材などを切断するときに使い勝手がよい手斧です。枝を綺麗に切断できるので、アウトドアシーンだけではなくガーデニングや園芸にも便利に使えますよ。
おすすめ商品比較表
シルキー 鉈 | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ×鋼典 スポーツ鉈 | テッパ(TEPPA) TEPPA 焚火鉈 角田 | 千吉金賞 千吉金賞 小型石付きエビ鉈 | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ×鋼典 箸付鉈 | 髙儀(Takagi) 高儀 菊堂 箸付ナタ | 五十嵐刃物工業 五十嵐刃物工業 鋼典 両刃鞘鉈 | 千吉 千吉 サヤ入り 腰鉈 | 千吉 千吉 レジャー鉈 | 近与(KONYO) 近与 永吉 サヤ鉈 | ユニフレーム(UNIFLAME) UNIFLAME つるばみ鉈 | ハスクバーナ・ゼノア ハスクバーナ・ゼノア 小型斧 | Hultafors Hultafors アクドールアックス | SWAG GEAR SWAG GEAR ハンドアックス | DAONEG グレンスフォシュブルークス ハンター | BAHCO BAHCO 手斧 | |
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キャンプでは上手にナタを使って料理や薪割りをしよう
ナタがあるとキャンプをしているときに料理や薪割りをしやすくなります。細かい作業をするためのナタと、薪割りなど大きな作業をするためのナタをそれぞれ用意しておくと、より便利に使えますよ。上手に使い分けてキャンプを楽しみましょう。