おいしいバターのおすすめ9選!お菓子作りに使いやすい無塩バターなど人気のアイテムをご紹介
料理やお菓子作りに使ったり、トーストしたパンに塗ってもおいしい「バター」。スーパーでも市販されており、無塩バターや発酵バターなど種類も豊富なのでどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。そこでこの記事では、バターのおすすめ商品をご紹介します。バターの選び方についても詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
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「バター」と「マーガリン」の違い
バターと似た製品にマーガリンがありますが、じつは大きな違いがあるのはご存知でしょうか。
バターは生乳を原料として作られており、生乳を攪拌させて乳脂肪を固めて作ります。一方で、マーガリンはコーン油や大豆油、パーム油などの植物油脂が主な原料。食用油脂に水や食塩などを加えて冷やし固めて作ります。
バターはミルクのクリーミーなコクがあり、冷やすと固くなるのが特徴。マーガリンはあっさりとした味わいがあり、冷やしてもやわらかいのでパンに塗りやすい特徴があります。
マーガリンはバターの代用品として誕生したため、バターがない場合はマーガリンを使用しても問題ありませんが、風味やコクなど仕上がりに違いが出る点には注意が必要です。
まずはバターの種類を確認しよう
バターは、食塩の有無や発酵方法などによって複数の種類に分けられます。種類によって味わいや適した料理などが異なるため、まずは好みや用途に適した種類を選ぶのが重要!
ここからは種類ごとにどんな特徴があるかを詳しくご紹介するので、特徴をおさえて自分に合ったものを選んでみてくださいね。
無塩バター
無塩バターは、バターを加工する工程で食塩を加えていないバターを指します。「無塩」という名前ですが、まったく塩が入っていないというわけではなく、バターの原材料である生乳にわずかに塩分が含まれているため、「食塩不使用バター」が正式な名称です。
生乳のみを原料としたシンプルなバターなので、バター本来の風味とコクが楽しめます。味に影響が出やすいパン作りやお菓子作りにうってつけですよ。
有塩バター
有塩バターは、食塩不使用バターに食塩を加えて作られています。「加塩バター」とも呼ばれ、食塩が加えられているため長期保存がしやすいのが特徴。適度な塩気があるので、トーストしたパンに塗ってバターそのままの味を楽しむのがおすすめですよ。
単体で食べるのはもちろん、塩気を活かして料理に使うのもぴったり。また、レシピによってはあえて有塩バターを作るお菓子もあります。種類が豊富でスーパーでも手軽に購入できるのも魅力です。
発酵バター
ヨーロッパで定番なのが発酵バターです。原料である生クリームに乳酸菌を加えて発酵させ、加工したものを発酵バターといいます。発酵することによって独特の芳醇な香りとコクが生まれ、深い味わいに。
ソテーなどの炒め料理やソース作りなど、バターの香りや風味を活かした料理に使うのがおすすめです。クッキーやマドレーヌなどのシンプルな焼き菓子に使っても、発酵バターならではの風味が引き立ちますよ。
無発酵バター
無発酵バターは、発酵バターとは違い発酵させていないクリームから作られます。日本やアメリカでは主流のバターで、クセがなく食べやすい味わいなのが特徴。そのままトーストしたパンに塗って食べたり、料理やお菓子作りに使ったりと幅広い用途で活躍してくれますよ。
発酵バターよりも長期保存できるため、急いで使い切らなくてもよいのもメリット。スーパーでも豊富な種類が販売されているので、好みの容量やメーカーなどで選びやすいのもうれしいですね。
グラスフェッドバター
一般的なバターは、穀物を食べて育った牛の生乳から作られています。それに対し、牧草を食べて育った牛の生乳から作られているのがグラスフェッドバターです。牛が食べる牧草だけでなく牛の飼育環境にも徹底しており、品質にこだわって作られたものが豊富。一般的なバターよりもあっさりとした味わいがあり、芳醇な香りが魅力でしょう。
おいしいバターの選び方
バターの種類について解説しましたが、ほかにも原産地や価格、メーカーなどによってさまざまな種類があります。どのポイントに着目して選べばいいかわからない方に向けて、ここではバターの選び方について詳しく解説します。
1.産地で選ぶ
バターは国産や外国産などの産地によって味わいが大きく異なります。
国産バターの大半のシェアを占めているのが北海道産バター。濃厚なミルクの風味と香りが楽しめる北海道産のバターは、料理やお菓子作りに使うのはもちろんお土産や贈り物としても選ばれています。
外国産で有名なのがフランス産のバター。なかでもブルターニュ産が有名で、ブルターニュの塩やレモン、唐辛子など一風変わった味わいのバターが選べるのも特徴です。
2.製法で選ぶ
バターは主に2種類の製法で作られます。味わいにこだわりがある方は、どのような製法で作られているかもチェックしましょう。
一般的な製法なのが、バターに乳酸菌を練り込んで作る方法。大量生産がしやすく、価格も手頃なのでたっぷり使いたい方におすすめですよ。
ヨーロッパ地方では、生クリームに乳酸菌を加えて発酵させる伝統的な「チャーン製法」でバターを作っています。やわらかく切り分けやすいのが特徴で、伝統的な味わいを楽しみたい方にうってつけです。
3.A.O.P認証で選ぶ
ヨーロッパ産のバターを選ぶ場合は、「A.O.Pの認証(原産地名称保護)」を受けているかで選ぶのもひとつの方法です。産品の原産地を保証するもので、飼料や生産法など設けられた基準を満たしたものにA.O.Pマークが付けられます。品質が保証されているので、ヨーロッパのバターを選ぶ際はA.O.Pマークを参考にして選んでみてくださいね。
4.価格で選ぶ
バターを選ぶ際は価格もチェックしましょう。バターをたっぷり使いたい方や頻繁に使いたい方は、国産の無発酵バターがおすすめ。ラインナップも豊富で手頃な価格で購入できます。お土産やおもてなしに選ぶなら、外国産の発酵バターはいかがでしょうか。国産とは違う味わいがあり、高級感があるため喜ばれるでしょう。
5.ブランド・メーカーで選ぶ
バター選びに迷ったら、ブランドやメーカーで選ぶのもひとつの方法です。代表的なブランドやメーカーには、よつ葉バターやエシレバター、カルピス特選バターなどが挙げられます。それぞれ特徴などをご紹介するので参考にしてみてくださいね。
味わい豊かな「よつ葉バター」
北海道産の生乳を100%使用した「よつ葉バター」は国産ブランドとして有名。ミルクのコクや風味がしっかりと感じられる贅沢な味わいで、スーパーでも購入できます。パンに塗りやすいタイプのものも販売しており、パンに塗って食べるのはもちろん料理やお菓子作りに使いたい方にもおすすめですよ。
リッチな風味の「エシレバター」
フランスのエシレ村で作られている「エシレバター」は世界的にも有名なブランド。クリームを乳酸菌で発酵させてから作っている発酵バターで、芳醇な香りがありヨーグルトのような軽い酸味があるのが特徴です。フランス政府からA.O.P認定を受けた数少ないバター生産地のひとつでもあり、ギフトセットも豊富なので贈り物にもおすすめですよ。
お菓子作りに適した「カルピス特選バター」
カルピスを製造する工程でできる脱脂乳から作られている「カルピス特選バター」。限られた量しか作られず、一流レストランやホテルしか使用していない幻のバターといわれていたバターです。他のバターと違い白い見た目が特徴で、クセがなくすっきりとした味わい。料理からお菓子作りまで幅広く使えます。
有塩バターのおすすめ5選
塩気がある有塩バターは、トーストしたパンに塗ってバターそのままの味わいを楽しみたい方におすすめ。塩気を活かして料理に使うのもよいでしょう。ここでは、有塩バターのおすすめ商品を5つご紹介します。
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(2件)
商品情報
原材料名:生乳、食塩
賞味期限:180日間(最長)
保存方法:要冷蔵(10℃以下)
商品サイズ:(W)124×(D)64×(H)24mm
北海道十勝産の良質な生乳を100%使用した有塩バターです。生乳の風味やコクが活きた贅沢な味わいが楽しめますよ。そのままパンに塗って食べるのはもちろん、ムニエルやバター炒めなどの料理との相性も良好。合わせて使う素材の旨みをしっかりと引き立ててくれますよ。スーパーでも販売されているため手に入りやすいのも魅力です。
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(8件)
商品情報
カルピスを製造する過程でできた脱脂乳を利用して作られたカルピスバター。先述のとおり、生産量に限りがあるため幻のバターとも呼ばれていました。一般的なバターに比べると色が白いのが特徴で、まろやかなコクと爽やかな味わいがあります。爽やかな風味なので、バターそのものの味を楽しみたい方にもおすすめですよ。一流シェフやパティシエといったプロにも愛されています。
商品情報
保存方法:要冷蔵
賞味期限:~200日前後
原材料:生乳・食塩
明治35年に発売されてから120年以上のロングセラーを誇る小岩井のバターは、どこかレトロな雰囲気のある瓶に入っているのが特徴。空気に触れて風味を損なわないように密閉されており、工場での作り立ての状態を開封まで保っています。クリームに乳酸菌を加えて発酵させてから作る発酵バターで、バター特有のコクと豊かな風味が味わえますよ。
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(33件)
商品情報
商品の重量:250グラム
原産国であるオーストラリアと日本のどちらでもオーガニック認証を受けた、ダブルオーガニック認証のグラスフェッドバター。厳しい安全基準をクリアして生産された良質なバターが楽しめます。100%オーストラリア産の生乳と天日海塩で作られており、パンに塗ってそのままの味を楽しむのはもちろんお菓子作りや料理にも重宝しますよ。
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(71件)
商品情報
原材料名 生乳、食塩
内容量 280g
保存方法 要冷蔵(10℃以下)
賞味期限 製造日含む240日
使い切りやすいサイズの丸型ポーションに小分けされており、一人暮らしの方にもぴったりなバター。ホイップしてやわらかくしてあるため、普通のバターよりもパンに塗りやすくなっています。一箱にたっぷり40個入っているので大人数での食事や来客のおもてなしにもぴったり。パッケージも高級感があるため食事の席に出してもおしゃれですよ。
無塩バターのおすすめ4選
食塩不使用の無塩バターは料理やお菓子作りに使うのにぴったり。フィナンシェのようなシンプルな焼き菓子を作りたいときにも活躍します。ここでは、無塩バターのおすすめ商品を4つご紹介します。
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(4件)
商品情報
商品の重量:150グラム
風味:無塩
創業以来変わらないおいしさが愛されているよつ葉の無塩バター。有塩バターと同様に北海道十勝産の生乳を100%使用しており、ミルクのコクと風味豊かな味わいが魅力です。やわらかいので料理にも使いやすく、無塩タイプなのでお菓子作りにもぴったり。4個セットになっていてたっぷり使えるため、バターを頻繁に使う方にもおすすめです。
商品情報
風味:無塩
カルピスの製造で培った技術をもとに、国産の良質な生乳からできた乳脂肪を原料として作られたカルピスバターです。白い見た目が特徴で深いコクとクリーミーな味わいがあり、料理やお菓子作りとの相性もよいですよ。業務用サイズなので、バターをたっぷり使いたい方やストックしておきたい方にもぴったりでしょう。
商品情報
商品の重量:250グラム
エシレバターは創業以来代々伝わる乳酸菌を使っており、昔ながらの製法でバターを作っているのが特徴。牛の飼育環境にもこだわっており、搾ったばかりの生乳をフレッシュなまま48時間以内にバターに加工しています。クリーミーな口当たりが魅力ですよ。
商品情報
商品の重量:250 グラム
こちらのグラスフェッドバターは広大な牧草地でのびのびと育った牛たちの生乳を使用しており、成長促進ホルモン剤や抗生物質なども投与されていません。牛たちの餌となる牧草にも化学物質や殺虫剤が使用されていないというこだわりの一品です。
バターの正しい保存方法をチェック!
バターを保存したいなら冷凍保存がおすすめです。一度でも開封したバターは空気に触れて風味が劣化していきますが、冷凍庫なら温度が低く傷みにくくなりますよ。
バターの保存方法
1.バターを1回分ずつ小分けし、ひとつずつ空気が入らないようにラップで包む
2.ラップの上からアルミホイルで包み、冷凍用保存袋に入れる
3.冷凍用保存袋の空気を抜き、冷凍庫に入れる
バターをブロックのまま保存する場合は最初から包まれている銀紙の上からラップで包み、冷凍用保存袋に入れて保管しましょう。
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ここまではバターの種類や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。さらにおいしいバターを探したい方は、Amazonで売れ筋商品をチェックしてみてくださいね。
おいしいバターを料理やお菓子作りに使おう!
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