感震ブレーカーのおすすめ6選!揺れを感知して地震発生時の火災を防ぐアイテム
地震が発生した際に揺れによる事故がなくても、停電後の復旧の際に電気機器から火災が発生するケースが少なくありません。電気機器から出火する二次災害を防ぎたいときに役立つのが「感震ブレーカー」です。この記事では、感震ブレーカーとはどのようなアイテムなのかご紹介します。地震による火災事故を防ぎたい方は、参考にしてみてください。
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感震ブレーカーとは?
感震ブレーカーとは、地震があった際に、揺れを感知して自動的に通電を遮断してくれる装置です。たとえば地震によって家具が転倒した際に電気コードが下敷きになり、電源が復旧した際にコードの損傷部分がショートを起こして火災が発生するケースも少なくありません。
各自治体が感震ブレーカーの普及推奨をしていますが、まだまだ家庭に浸透していないのが現状です。しかし万が一の二次災害に備え、被害を少しでも減らしたいと考えている方にはおすすめですよ。
防災にどう役立つ?感震ブレーカーの意味
感震ブレーカーは、地震後の二次災害抑制に役立つグッズです。感震ブレーカーを設置しておくと、地震の揺れによって家具や家電が転倒してしまっても、通電を遮断してくれるため、火災の発生を防げます。
また、電力を復旧する際には周りの状況を確認したうえで再開できるため、復旧後の火災を防ぎやすいです。電化製品を多く取り扱う家庭やオフィスは、防災対策として感震ブレーカーを設置しておくと安全性を高められますよ。
感震ブレーカーの種類と特徴・工事の必要性
ここからは、感震ブレーカーの種類と特徴についてご紹介します。
- 簡易タイプ(分電盤取り付け型)
- 簡易タイプ(コンセント取り付け型)
- 分電盤タイプ(内蔵型)
- 分電盤タイプ(後付け型)
それぞれの種類ごとに工事の必要性も解説しているので、参考にしてみてください。
簡易タイプ(分電盤取り付け型)
分電盤に取り付ける簡易タイプの感震ブレーカーは、工事が不要です。一定の揺れを感知した際に、バネが自動的に作用して重りが落下する仕組みとなっています。重りがブレーカーを落としてくれる簡単な仕組みのため、工事を行う必要がありません。
ただし、分電盤の形状によっては取り付けできない場合があります。新築時やリフォームの際に分電盤に組み込む方法もありますが、後付けしたい場合は対応しているか業者に確認してもらってから購入するのがおすすめです。
簡易タイプ(コンセント取り付け型)
コンセントに取り付ける簡易タイプの感震ブレーカーで、コンセントに差し込むだけの差し込みタイプは工事が必要ありません。ただし、コンセント取り付け型はアースが付いているコンセントに取り付ける必要があります。
一定の揺れを内蔵しているセンサーが感知した際に、分電盤のブレーカーを落としてくれる仕組みです。差し込みタイプの場合は工事が不要ですが、埋め込みタイプの場合は工事が必要になるため、どちらにするか検討しておくと良いでしょう。
分電盤タイプ(内蔵型)
感震ブレーカーの中でも感震性能が高いのが内蔵型の分電盤タイプです。専門業者による工事が必要で、地震の揺れを感知するセンサーが内蔵されています。分電盤のタイプや構造によって価格差は変わりますが、5~8万円が工事費の目安です。
高性能のため、二次災害を最小限に抑えたいと考えている方に向いているでしょう。出力が大きい家電製品を利用している場合や電化製品の数が多い場合におすすめです。
分電盤タイプ(後付け型)
感震ブレーカーは、分電盤に後付けするタイプもあります。後付けするタイプも工事が必要ですが、価格が2万円ほどで対応してもらえるケースが多いです。内蔵タイプと同様に感知性能の高さに優れています。
ただし、漏電ブレーカーが分電盤に設置されていない場合は取り付けられないため、事前に専門業者に確認してもらうのがおすすめですよ。
感震ブレーカーの選び方
感震ブレーカーを選ぶ際のポイントは、3つあります。
- 重視するポイントで感電ブレーカーの種類を選ぶ
- 工事の要・不要など設置方法で選ぶ
- 自治体の制度もチェック
それぞれのポイントについて解説していきます。
1.重視するポイントで感震ブレーカーの種類を選ぶ
感震ブレーカーを選ぶ際には、重視するポイントに合わせて種類を選ぶようにしましょう。たとえば、使用している電化製品の数が多く、感知性能に優れている環境を構築したい場合は、分電盤の内蔵や後付けタイプを選ぶのがおすすめです。
二次災害対策しながら少しでもコストを抑えたいときは、工事不要の簡易タイプが向いているでしょう。
すぐに電気が遮断されない!遅延遮断タイプ
感震ブレーカーのなかには、遅延遮断タイプもあります。遅延遮断タイプは揺れを感知した場合でも電気が遮断されるまで数分の猶予があります。電気が遮断されるまでに安全の確保や避難を行える点が魅力です。
多くの遅延遮断タイプは、約3分間の猶予が設けられています。主に外付けや内蔵の分電盤タイプに付いています。突然電気が遮断されないため、テレビで情報を確認したいときや家庭用医療機器を使用している場合に重宝します。
停電しない場所を選べる!遮断範囲制御タイプ
感震ブレーカーのなかには、停電しない場所・範囲を選択できる遮断範囲制御タイプもあります。コンセント対応の感震ブレーカーの場合はドライヤーまたはストーブなどの火災が発生しやすいコンセントに設置するため、自然と範囲を指定可能です。
分電盤タイプでも遮断回線を制御することもできますが、コストが大きくかかるので、よく検討しましょう。
2.工事の要・不要など設置方法で選ぶ
工事の有無や設置方法は、感震ブレーカー選びを行なう際に重要なポイントです。たとえば、工事が必要な場合は専門業者に確認してもらう必要があるほか、実施日などの日程調整も行わなければなりません。
一方工事が不要な簡易タイプの場合は、感震ブレーカーを用意すると素早く取り付けることが可能です。ただし、感知性能を高めたい場合は、工事不要の場合でも専門業者に確認してもらうのがおすすめです。
自身で取り付けた場合、上手く設置できていないと万が一の際に機能しない可能性があります。
3.補助金が出る場合も!自治体の制度もチェック
感震ブレーカーを選ぶ際には、自治体の制度も確認しておきましょう。なかには感震ブレーカーの購入および設置費用の一部に補助金を適用してくれる自治体も。
補助金を活用する場合は申請が必要になるため、住まいの自治体で感震ブレーカーに対する補助金が出ているかをチェックしておきましょう。
感震ブレーカーのおすすめ6選
ここからはおすすめの感震ブレーカーを6選ご紹介します。万が一の際に備えておきたいと考えている方は、参考にしてみてください。
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感震ブレーカーで二次災害を防ごう
電化製品が多い場合は、感震ブレーカーがあると二次災害が起きてしまう状態を防ぐことが可能です。工事不要で設置できる商品も多いため、二次災害を防ぎたい方はぜひ感震ブレーカーをチェックしてみてください。