自転車ベルのおすすめ11選!装着義務やいつ鳴らすかなど法律に関しても解説
法律で装着が義務付けられている「自転車のベル」。せっかくつけるなら、かわいいものやおしゃれなものを選びたいですよね。この記事ではおすすめの自転車ベルのご紹介や、歩行者に対して鳴らすのは違法かどうか、いつ鳴らすべきかなどについても解説しています。これから新しい自転車を購入する方も、ぜひ参考にしてください。
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自転車のベルは必要?
道路交通法により、自転車で公道を走る際にはベルの装着が義務化されています。またさらに、ほとんどの都道府県(青森県・宮城県・静岡県・佐賀県を除く)では、条例でもベルの装着を義務付けている点にも注意が必要です。
オフロード向けの自転車などではベルやライトが付いていない場合がありますが、公道ではベルを鳴らさなければいけないケースが道路交通法で定められているため、お住まいの地域の条例に記載されていなくてもベルはつけておきましょう。
歩行者に対して鳴らすと違法になることも
歩道を通行中、自転車にベルを鳴らされた経験や、逆にベルを鳴らした経験がある方もいるでしょう。しかし自転車が歩行者に対してベルを鳴らしてよいのは、危険防止のためにやむを得ない場合のみと定められています。
ただし「危険防止のため」とはいっても歩道では歩行者が優先なので、自転車が歩行者を追い抜きたくて、注意を呼びかけるために鳴らすというのはNGです。歩行者を追い抜く際に危険だと感じるなら、無理に自転車で追い抜くのではなく、自転車を降りて押して歩くようにしましょう。
自転車のベルはいつ鳴らす?正しいタイミングとは
では自転車のベルはいつ鳴らすのかというと、「警笛鳴らせ」や「警笛区間」という道路標識がある場所や区間です。警笛とは車やバイクのクラクションや自転車のベルのことを指しているため、自転車も鳴らす必要があります。
この標識は見通しの悪いカーブや曲がり角などに設置されているので、しっかりとチェックしておきましょう。なお自転車がベルを鳴らすべき「やむを得ない場合」の例としては、車道を走行中に対面する自転車が、「ながら運転」をしながら道路を逆走してきた場合などが該当します。
このケースではベルを鳴らして注意を促さないと衝突する恐れがあるため、やむを得ない場合といえるでしょう。
法律違反になるとどんな罰則があるの?
自転車に乗る際には免許証が必要ないため、自動車やバイクのように点数が引かれることはありません。しかし罰則を伴わない専用カードを使った「警告」を受けたり、悪質な違反と判断された場合には「赤切符」が交付されたりといったことがあります。
赤切符が交付されると刑事罰の対象として、懲役や罰金が課せられる可能性があるため、注意が必要です。
また2024年5月には、これまで「警告」のみだった自転車の違反に対し、反則金を納付させるための「青切符」が導入されることが決まっています。今後2年以内に施行されるので、これまでより一層のルール遵守が求められるでしょう。
自転車のベルの選び方
自転車のベルを選ぶ際には、以下でご紹介する音・機能・形・デザインといった4つのポイントをチェックしてみてください。それぞれのポイントを読んで、どれが自分の好みに合っているかわかれば、数ある選択肢のなかから自分に合ったものを選びやすくなりますよ。
1.音で選ぶ
自転車のベルの音には、引きベルタイプ・レバーを引くタイプ・電子音が鳴るタイプの3種類があります。それぞれ鳴らし方やメリット・デメリットが異なるので、特徴をしっかりチェックして好みに合ったものを選びましょう。
引きベルタイプ
「引きベルタイプ」とは、よくある自転車の「チリンチリン」という金属音が鳴るタイプのベルです。なかには歯車がたくさん入っているためサイズが大きいものも多いですが、小型で軽量な引きベルも販売されています。
レバーを引くタイプよりも一度に鳴る音の数が多いため、しっかりと注意を促したい方におすすめです。
レバーを引くタイプ
レバーを引くタイプは、指でレバーを弾くと「チーン」という音が鳴るタイプのベルです。構造がシンプルなので、故障しにくく長く使えるでしょう。またコンパクトなものが多いのも特徴の1つです。
商品によっては一般的な丸いベルではなく、ハンドルに取り付けやすいリング型のベルが付いている場合もあります。音色の美しさも特徴で、引きベルタイプよりも騒がしく感じにくいため、上品な音が好きな方にも向いているでしょう。
電子音が鳴るタイプ
大きな音や金属音以外の音を選びたい方には、電子音が鳴るタイプがおすすめです。金属音のベルで音量を重視する場合はサイズが大きくなりやすいですが、電子音タイプなら小型でも90dBなどとかなり大きな音を出せます。
音の種類も商品によってさまざまで、なかには複数の音色を切り替えられるものや、ゲームのサウンドを鳴らせるユニークなものも。自転車用ベルとしてだけでなく、防犯ブザーとしても役立ちますよ。
2.機能で選ぶ
商品によっては、コンパス付きや温度計付きのような、便利な機能が付いているものもあります。見た目のおしゃれさで選んでもよいですし、精度の高いものを選べば実用的なので、さまざまなシーンで役に立つでしょう。
コンパス付き
コンパス(方位磁石)付きのベルなら、慣れない道で迷ったときに役立ちます。ただしベルに付属しているコンパスは、コンパス単体で販売されているものと比べて精度が低いものが多いので、あくまでおまけや飾りとして考えておくほうがよいでしょう。
ドーム型のコンパスや本格的なコンパスのようなデザインなど、さまざまなコンパス付きベルが販売されているので、好みに合わせて選んでみてくださいね。
温度計が付いているタイプ
アウトドアや夏場の移動時などには、温度計付きのベルがあると便利。日常的に温度計をチェックしながら自転車を利用しておけば、温度をみてその日の体感温度を予想したり、どんな服装が適しているかなどを考えたりしやすいですよ。
また走行中は風を感じるので実際の温度よりも涼しく感じますが、夏場はとくに熱中症に気をつける必要があるため、こまめに気温を確認しておくのをおすすめします。
3.形で選ぶ
市販の自転車用ベルといえば、金属製のドラム型が一般的ですが、スタイリッシュなリング型もありますよ。自転車のデザインや好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
リング型
自転車のデザインや雰囲気を損なわないベルを探しているなら、一見するとベルには見えないリング型がおすすめです。
リング型のベルは「チーン」というシンプルな音が鳴る、レバーを引くタイプが一般的。金属部分がシンプルでスタイリッシュなので、自転車のハンドルに指輪をつけているかのようなおしゃれさがあります。スポーツバイクならとくにデザインを重視したい方が多いため、リング型がよく合うでしょう。
ドーム型
リング型のようなスタイリッシュさにこだわりがないなら、自転車のベルとして一般的なドーム型がおすすめです。
ドーム型のベルはカラーやデザインのバリエーションが豊富なので、自転車のデザインに合わせるのもよいでしょう。リング型と比べるとドーム型の方が比較的安価で、気軽に購入しやすいのもうれしいポイントです。
4.デザインで選ぶ
スタイリッシュ差を求めるなら、上記でご紹介したリング型やシンプルなドーム型がおすすめですが、商品によってはデザインを重視したユニークなベルも多く販売されています。
かわいいものが好きならお花や食べ物、キャラクターのイラストをあしらったものもよいでしょう。ユニークなデザインが好きなら、帽子やアクセサリーなどの種類が豊富なアヒルモチーフのベルなどもかわいらしくて面白いですね。
自転車のベルを選ぶときに注意するポイント
自転車のベルを購入する際には、ハンドルの太さや取り付け方をしっかりとチェックして選びましょう。取り付け方は固定力や安定性にも関わってくる大切なポイントです。目的に合わせて選んでみてくださいね。
1.ハンドルの太さをチェック
ほとんどの商品がさまざまな太さのハンドルに対応できますが、一般的な自転車と比べてハンドルが細すぎたり細すぎたりするものは、対応していない場合があるため注意が必要です。
念のため自転車のハンドルの太さを確認しておき、気になる商品の適用サイズと照らし合わせて、確実に装着できるかどうかチェックした上で購入しましょう。
2.取り付け方をチェック
自転車のベルの取り付け方には、以下の3種類があります。取り付けたい自転車の構造やサイズに合わせて選びましょう。
工具不要のゴム・バンド式
ゴムやバンドで固定できるタイプの商品なら、工具がなくても簡単に付け外しできます。気分に合わせてベルを付け替えたり、ベルが壊れた際に交換したりするのも簡単です。
ただし付け外しが簡単な分、走行時の安定性や固定力は、工具で固定するものと比べると劣ります。ある程度しっかり固定しないと、走行中の振動でずれたり落ちてきたりする可能性があるため、こまめに直したり固定力をチェックしておくとよいでしょう。
しっかりと固定したい人は工具式
固定力や安定性を重視するなら、工具を使って取り付けるタイプがおすすめです。自転車のベルは工具で取り付けるタイプの商品が多く、豊富なラインナップのなかから好みのものを選べるというメリットもあります。走行中にずれたり落ちてきたりする心配も少ないでしょう。
ただし取り外す際にも手間がかかるので、取り付ける際の位置決めは慎重に行ってくださいね。
取りつける場所がないならクリップ式
ハンドルに取り付けるのが難しい場合は、クリップ式のベルを試してみてください。クリップ式は小型のものが多いため、ロードバイクにもナチュラルに馴染み、ケーブルや衣類などに簡単に取り付けられます。
付け外しが簡単なので安定性はやや劣るものの、好きな場所に取り付けやすいため取り回しのよさが魅力です。
自転車ベルのおすすめ11選
ここからはおすすめの自転車ベルをご紹介します。大音量タイプ・目立ちにくいスタイリッシュタイプ・個性的なデザインなどさまざまな商品があるので、気になる商品があればぜひチェックしてみてください。
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おすすめ商品比較表
扇工業 扇工業 ヒビキベル | 東京ベル(Tokyo Bell) 東京ベル ミニコンパスベル アルマイトブルー | KNOG(ノグ) KNOG Oi CLASSIC BELL | 東京ベル(Tokyo Bell) 東京ベル マイクロフレックスベル TB-510FB3 | ブリヂストン(BRIDGESTONE) ブリヂストン チビ丸ピコ BL-510 | キャットアイ(CAT EYE) キャットアイ ベル 真鍮製 | 敷島自転車 敷島自転車 ハンバーガーベル JH-2001 | 扇工業 扇工業 シャトリン OH-1300B | ROCKBROS ROCKBROS 自転車電子ホーン | サギサカ(SAGISAKA) サギサカ 小型引きベル 40113 | ロックブロス ROCKBROS キューブ型自転車ホーン | |
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目的や好みに合った自転車ベルを選ぼう
自転車のベルは法律で装着しなければならないとされているので、できる限り好みや自転車のデザインに合ったお気に入りのものを選びたいですよね。この記事でご紹介した商品を参考にしながら、ぜひ好みに合った自転車ベルを見つけてみてください。