汗ジミや黄ばみにおすすめの洗濯洗剤17選!シチュエーション別の落とし方も紹介
首回りや脇の汗ジミや黄ばみ汚れは、通常のお洗濯で取りきれなくて大変ですよね。汗ジミや黄ばみ汚れの主な原因は汗や皮脂汚れが酸化しているからです。でも大丈夫!いつも使ってい洗濯択洗剤や漂白剤を上手く使えば、しっかり落とせます。本記事では、「汗ジミや黄ばみを取れる洗剤」やシチュエーション別の落とし方を紹介します!
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汗ジミや黄ばみの原因は?
汗ジミや黄ばみの主な原因は、汗に含まれる成分が皮脂と混ざり合い、酸化することです。
人間には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2種類の汗腺があり、エクリン腺から出る汗は、ほとんどが水分で無色無臭です。
一方、アポクリン腺は脇や耳などに多く分布し、分泌される汗には脂質やタンパク質が含まれています。この汗が皮脂と混ざることで酸化反応が起こり、黄ばみが発生しやすくなるのです。
つまり、汗ジミや黄ばみを防ぐには、汗や皮脂が付着した衣類を早めに洗濯することが重要です。そうすることで、酸化や細菌の繁殖を防げます。
汗ジミや黄ばみの落とし方7選!
衣類に付いた汗ジミや黄ばみ。「早めに洗えば予防できる」と言われても、すでに付いてしまった汚れはどうすれば良いのでしょうか?
そこで今回は、汗ジミや黄ばみの落とし方7選をご紹介します。さまざまな方法を試して、衣類の首回りや脇をキレイにしましょう!
いつもの洗剤でひと工夫
普段お使いの洗剤で汗ジミや黄ばみを落とす方法から始めてみましょう。
- 液体洗剤の場合:原液を汗ジミや黄ばみ部分に直接垂らし、優しくなじませる。
- 粉末洗剤の場合:40℃~60℃のお湯で少量を溶かし、ペースト状にしてから塗布する。
いずれの場合も、指の腹や柔らかい歯ブラシで軽く叩くようにして洗剤をなじませ、5分ほど置いてから、衣類の洗濯表示に従って洗濯機で洗ってください。
それでも黄ばみが落ちない場合は、酸素系漂白剤の使用を検討しましょう。
頑固な汚れは酸素系漂白剤でブラッシング
酸素系漂白剤は、酸素の泡で汚れを分解することで、衣類の黄ばみや汗ジミを除去します。刺激臭がないので手軽に家庭で取り入れやすい漂白剤です。
使い方はとても簡単。まず、40~50℃のぬるま湯(熱湯は使用不可)に適量の酸素系漂白剤(パッケージの表示を参照)を溶かし、黄ばみの気になる衣類を30~60分浸け置きします。
汚れが頑固な時は、衣類を傷めないように柔らかい歯ブラシなどで優しくブラッシングしましょう。その後、衣類をしっかりすすぎ、洗濯機で通常通りに洗います。
注意点として、酸素系漂白剤は色柄物にも使えますが、金属染料が使われているものや、ウールやシルクなどの動物性繊維には使用できません。事前に衣類の洗濯表示を必ず確認してくださいね。
白い生地ならウタマロ石鹸
ウタマロ石けんは、白い衣類をより白く見せるために、蛍光増白剤を配合しています。この成分は、目に見えない紫外線を吸収し、青白い光に変換することで、衣類の白さを際立たせます。また、弱アルカリ性なので、酸性の汗や皮脂汚れにも作用します。
使い方はとても簡単です。まず、白い衣類の汗ジミや黄ばみの部分にウタマロ石けんを直接塗り込み、時間があればそのまま数分放置します。ぬるま湯でしっかりすすいでから、洗濯機で洗ってください。
ただし、蛍光増白剤は、きなりやオフホワイトなどの淡い色の衣類を白っぽくしてしまうことがあります。大切な衣類には、中性・無けい光の洗濯洗剤のご使用をおすすめします。
ワイシャツにおすすめオキシ漬け
オキシクリーンが汗ジミや黄ばみに働きかける理由は、酸素系漂白剤が含まれているからです。
まず、500mlのお湯にオキシクリーンをキャップ3/4杯溶かします。水に溶かすと活性酸素の泡が発生し、これが繊維の奥に入り込んだ汗ジミや黄ばみに作用する仕組みです。
この溶液に汗ジミや黄ばみが気になる衣類を5分ほどつけ置き、汚れがひどいときは揉みこんでください。その後、洗濯機に入れて通常の洗濯をします。
オキシクリーンは衣類の汚れはもちろん、洗濯槽やお風呂、キッチンなど家中の汚れに対応しているので、さまざまな場面で役立つアイテムです。
緊急対応なら塩素系漂白剤
塩素系漂白剤は強力な漂白力を持ちますが、衣類への使用には注意が必要です。白物でかつ傷みに強い素材(綿、麻など)の衣類に限り、緊急時の染み抜きとして使用できる場合があります。
まず、規定の濃度に薄めた塩素系漂白剤を、汗ジミや黄ばみなど漂白したい箇所に部分的に塗布します。製品の使用方法に従って、決められた時間内に十分に洗い流しましょう。洗濯機で洗うときは、塩素系漂白剤が残っていると他の衣類に影響を与える可能性があるため、単体で洗濯機に入れてください。
しかし、衣類への使用には注意が必要です。洗濯表示で「エンソサラシ」マーク(塩素系漂白剤使用不可マーク)がついている場合は使用できません。また、白いワイシャツでも、エリや袖口などの芯地に使用されているメラミン系の樹脂が塩素と反応して黄変することがあるのでご注意ください。
また、白いワイシャツであっても、エリや袖口などの芯地に使用されているメラミン系の樹脂が塩素と反応して、黄変してしまうこともあります。この黄変を元に戻すときは、還元型漂白剤を使いましょう。
すぐ洗濯できない時は食器用洗剤やシャンプー
すぐ洗濯できない時は、一般的な応急処置として食器用洗剤やシャンプーを使う方法があります。衣類用洗剤に比べて洗浄力は落ちますが、どちらも油汚れを分解する界面活性剤を含んでいるからです。
まず、台所用洗剤またはシャンプーを汗ジミや黄ばみに少量たらして馴染ませましょう。柔らかいブラシなどで繊維を傷つけないようにやさしくこすり、しっかりとすすぎます。最後に、いつものように洗濯機で洗ってください。
時間が経ってしまったら重曹とスチームアイロン
手ごわい汗ジミや黄ばみには、酸素系漂白剤にプラスして重曹とスチームアイロンを使いましょう。アイロンのスチームによる熱が、液体の酸素系漂白剤(弱酸性)と重曹(アルカリ性)の化学反応を促進させ、汚れを落とします。
まず、酸素系漂白剤(液体)と重曹を:1:1で混ぜ、ペースト状にします。 黄ばみの目立つ部分をよく濡らしたら、ペーストをたっぷりと塗りましょう。 その後、アイロンのスチームのみを黄ばみにあてると、汚れが落ちていきます。 最後にきれいに洗い流し、通常通り洗濯機で洗えば完了です。
汗ジミや黄ばみに効く洗剤17選!
ここからは、衣類の汗ジミや黄ばみを取りたい方に向けて、おすすめの洗剤を紹介します。
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洗剤を使い分けて汗ジミや黄ばみを取り除こう
この記事では、汗ジミや黄ばみの原因と落とし方、そしておすすめの洗剤を紹介しました。今回紹介した洗剤や落とし方を参考に、諦めていた汗ジミや黄ばみを落とし、衣類をいつまでも綺麗に保ちましょう!