洗濯用の粉石鹸のおすすめ10選!合成洗剤との違い・使い方もご紹介
人や環境にやさしい「洗濯用の粉石鹸」。合成洗剤とは違い、シンプルな成分が配合されています。初めての方だと、使用方法や汚れの落ち具合などが気になりますよね。本記事では、洗濯用粉石鹸の使い方のコツや上手な溶かし方を解説。また、香りつきのものやコスパのよいものなど、おすすめの商品もぜひチェックしてください。
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粉石鹸とは?洗濯に使うメリット
粉石鹸を洗濯に使うメリットといえば、洗浄力が高いのに肌への刺激が少ないという点です。天然成分を主体にしたエコな商品が多く、柔軟剤を入れなくてもふんわり洗い上がるのも特徴。そのため柔軟剤を使う必要がなくなり、その分経済的な負担が減るのもうれしいポイントです。
1kgあたり1,000円に満たない手ごろな商品も多く、お得な大容量タイプも展開されています。また、粉石鹸はおしゃれ着洗いにも使えて、食器洗いやお風呂場の掃除といった洗濯以外の使い道があるのも魅力です。
粉石鹸と合成洗剤の違いは?
まず、粉状の洗濯洗剤はすべて粉石鹸という訳ではありません。一般的な洗濯用の粉洗剤には粉石鹸と粉末合成洗剤があり、それぞれ成分や性質に違いがあります。粉石鹸はヤシ油やラードといった天然成分や脂肪酸が主な原料ですが、合成洗剤は石油を原料とした化学物質を配合しているのが大きく異なる点です。
どちらも強い洗浄力がありますが、合成洗剤は生分解性が低いものが多く、商品によって環境へ負担をかける場合も。その点、天然成分を主体とする粉石鹸は自然に分解されやすく、環境にも肌にもやさしい洗濯ができます。
洗濯用の粉石鹸の選び方
ここでは、洗濯用粉石鹸の選び方を解説します。選ぶ際の主なポイントは全部で4つです。
- 汚れ落ち重視なら「純石鹸分」が多いものを
- 溶けやすさもチェック
- 香り入りor無香料タイプで選ぶ
- その他の成分で選ぶ
ご自宅の洗濯状況をイメージしながら、それぞれの内容をチェックしていきましょう。
1.汚れ落ち重視なら「純石鹸分」が多いものを
汚れた衣類が多いご家庭なら、純石鹸分が多い洗濯用粉石鹸をチェックしましょう。純石鹸分とは、「脂肪酸ナトリウム」または「脂肪酸カリウム」の2種類の界面活性剤を指します。
一般的な洗濯用粉石鹸の純石鹸分は60%以上が多く、高いものだと99%です。商品ごとに含有率が異なり、特性が異なるほかの成分を配合するものもあります。頑固な汚れもしっかり落としたい方は、「純石鹸分99%」と表示する商品から選んでみてください。
2.溶けやすさもチェック
洗浄力の高い粉石鹸ですが、冷水では溶けにくいという性質を持っているのが難点。しっかり溶かさないと、衣服に黄ばみやにおい残りが起こりやすいです。また、石鹸カスが洗濯槽に残るとカビの原因につながる点も注意したいですね。
とくに寒い冬場の洗濯では粉石鹸の溶けにくさが目立ちやすいため、配合成分や粒子の大きさなどに目を向けるのが上手に選ぶポイント。さらさらのパウダー状のものだと比較的溶けやすく、冬場でも快適に洗濯ができます。
3.香り入りor無香料タイプで選ぶ
一般的な洗濯用粉石鹸は無香料のものが多いですが、好みに合わせて香り入りも選べます。天然成分に合わせて、ラベンダーやミントといった植物由来の香りをプラスした商品も見つかりますよ。香りにこだわりのある方はぜひ探してみましょう。
洗濯用粉石鹸は柔軟剤が不要になるため、シンプルに洗える魅力があります。香りが苦手な方は、香料を含んでいないか必ずチェックを。無香料のものは、小さなお子様やペットのいるご家庭にもおすすめです。
4.その他の成分で選ぶ
洗濯用粉石鹸は、普段洗いやおしゃれ着洗い、頑固な汚れなど用途に合う成分を選ぶのもポイントです。皮脂汚れや泥汚れが多いご家庭なら、「純石鹸分99%」などの洗浄力が高いものや、アルカリ剤である炭酸塩やケイ酸ナトリウムを配合するものがおすすめ。
レーヨンやウールなどのデリケート素材を洗う際には、アルカリ剤を含まないものを選ぶようにしましょう。また、主原料にヤシ油やパーム油、大豆油、米ぬか油といった植物性油脂を使用する商品も多いです。これから洗濯用粉石鹸を選ぶ際には、ぜひ配合成分にも目を向けてみてください。
洗濯用の粉石鹸のおすすめ10選
ここからは、おすすめの洗濯用粉石鹸をご紹介します。洗浄力の高いものや香りつきのもの、洗濯以外の使い道があるものなど便利な商品ばかりです。家計にも優しいので、ぜひこの機会にご家庭で使ってみてください。
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洗濯用粉石鹸の使い方
最後に、洗濯用粉石鹸の使い方をご紹介します。
基本的には合成洗剤と変わりませんが、冷水や水の硬度によって溶けにくさや石鹸カス残りが問題になりやすいです。この場合は、あらかじめ洗面器でよく溶かしてから入れるのがおすすめ。お風呂の残り湯などのぬるま湯を使うと、石鹸カスが残りにくいですよ。
また、洗濯物の量はメーカー表示よりも8割程度に抑えて、すすぎは2回行うのもポイント。ドラム式洗濯機の場合は洗剤投入口ではなく、洗濯槽に直接入れます。洗濯後は速やかに干すとしわになりにくく、嫌なにおいもしにくいですよ。ただし、メーカーによって使い方が異なるので、取扱説明書を確認してくださいね。
洗濯用粉石鹸を正しく使って汚れを落とそう!
洗濯用粉石鹸はデリケートな肌にやさしいだけでなく、想像以上に汚れが落ちるのも魅力です。排水汚染が気になる方は、ぜひこの機会に本記事でおすすめした商品の中から選んでみましょう。また、上手に汚れを落とすための正しい使い方も参考にしてみてくださいね。