穴あけ不要なテレビ転倒防止グッズおすすめ7選!ベルト・マットタイプの商品をご紹介

穴あけ不要なテレビ転倒防止グッズおすすめ7選!ベルト・マットタイプの商品をご紹介

大型化するテレビの転倒リスクに備える「テレビの転倒対策グッズ」。特にベルトタイプやマットタイプなど、壁を傷つけずに簡単に固定できる商品が注目を集めています。本記事では「穴あけ不要のテレビ転倒防止グッズ」の選び方のポイントを解説し、おすすめ商品を7つご紹介します。ぴったりの耐震アイテム選びの参考にしてください。

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テレビの転倒防止が必要な理由

現在の大画面テレビは薄型ながらも意外に重く、万が一倒れると大変危険です。

特に以下の2点を未然に防ぐのに、転倒防止策は有効といわれています。

地震で怪我をするのを防ぐ

日本は地震大国と称されるほど地震が多く、震度が大きいことも珍しくありません。大きな揺れでテレビが落下・転倒し、怪我をするリスクも高いです。

近年起きた地震では、家具類などの落下や転倒による負傷者が、全体の3~5割*となっています。そのためテレビの転倒防止に努めることで、地震時の怪我を防げるといえます。

*内閣府防災情報のページより

子どもの怪我防止になる

テレビの転倒は、地震の大きな揺れだけでなく、乳幼児の力でも起こるため注意が必要です。東京都の調査では、未就学児のテレビに関するヒヤリハット事例は全体の3割超、6割以上が1~2歳児によるものでした。またその瞬間傍にいた保護者は約9割に上ります。

大きく重いテレビを、まさか低月齢の子どもが倒すとは想像もつかないですよね。しかし調査後の実験では、固定をしていないテレビは1~2歳の力でも傾いてしまうようです。

そのため、乳幼児が不意のトラブルで頭や体を打つ、テレビの下敷きになるなど怪我をするケースも考えられるでしょう。つかまり立ちが始まると、テレビやテレビ台も支えにするため、よりリスクが高まります。

思ってもみない子どもの怪我を予防するためにも、テレビの転倒防止はしっかり行うことが大切です。

テレビの転倒防止は穴あけなしでもできる

テレビが転倒すると、勢いにより重量以上の力が加わるだけでなく、液晶画面が割れて怪我をすることも考えられます。テレビの転倒防止対策をしておくのは安全のために重要といえるでしょう。

有効なテレビの転倒防止法は、しっかり固定できるネジと金具を使用したタイプです。しかし賃貸住まいだと、壁を傷付けられないケースが多いですよね。

賃貸の部屋をはじめ、壁を傷付けられない場合は、穴あけ不要の転倒防止対策がおすすめです。ベルトや粘着状のマットタイプなど、壁を傷つけないグッズを活用することで、テレビをうまく固定できますよ。

テレビの転倒防止グッズのタイプ・固定方式

実際にテレビの転倒防止にはどんなグッズでできるのか、代表的な種類をご紹介します。それぞれ固定の仕方が3通りあります。テレビやテレビ台の特徴、背後の壁面や周辺のスペースなどを確認し、どれがマッチしているか検討してみてくださいね。

壁面設置タイプ

専用金具で壁に直接テレビを固定する、耐震性に優れた転倒防止方法です。一見すると、絵画のように壁に飾っているように見えるため、すぐに落下しそうな気がしますよね。

しかし、金具もテレビ側の接続部も強固な金属を使用するため、壁が崩れるようなことがない限り、テレビが落下したり転倒したりする危険性は少ないでしょう。揺れにも強く、テレビ台も不要で、スタイリッシュな雰囲気も魅力です。

ただし、設置の際は特殊な工事が必要で、壁に穴を開ける必要があります。また、金具はテレビの転倒防止に足る耐荷重ですが、壁側の強度が問題になるケースも。壁面設置タイプを検討する際は、壁材によっては補強も考慮してみてくださいね。

ベルトタイプ

壁を傷付けずテレビの転倒防止をするなら、穴あけ不要で安定性もあるベルトタイプでの固定をおすすめします。この方式は、テレビ裏面とテレビ台などをベルト式の専用グッズで留めるだけなので、比較的手軽に設置できるのが魅力です。

テレビ購入時にオリジナルベルトを同封している商品も多いため、市販品をチェックする前に、保管している付属品を確認してみてくださいね。

テレビとテレビ台を繋ぐだけなら穴あけ不要で固定できますが、よりしっかり固定するならベルトを壁に留めるのがおすすめです。ただ、壁に繋ぐには穴を開ける必要があるため、強度や耐震など、バランスを考えてどこへ固定するか決めましょう。

マットタイプ

今すぐできる手軽なテレビの転倒防止対策なら、マットタイプの活用がうってつけです。粘着力のある薄いシート状で、テレビの底へ貼り付けるだけで設置完了。

穴あけ不要はもちろんのこと、シート跡やベタ付きも残らないのも魅力です。100均ショップでも複数のサイズが販売されており、お試しに使うのにぴったり。使う場所を選ばず、穴あけ不要で賃貸暮らしの方にも嬉しいテレビの転倒防止対策グッズです。

穴あけなしテレビ転倒防止グッズの選び方

近年は、穴あけ不要で便利なテレビ転倒防止グッズも豊富でどれを選べばよいのか迷ってしまいますね。固定するテレビに適した製品を選ぶポイントを、3つに分けてご紹介します。

1.どの程度の揺れに対応するか・耐震性で選ぶ

テレビの転倒は日常シーンでは稀ですよね。起こるとすれば、やはり地震での揺れが考えられます。そのため、テレビの転倒防止グッズは耐震性を考慮して選ぶのがおすすめです。

例えば、リーズナブルで手軽なマットタイプの商品は、サイズや厚みなど種類も豊富で、各パッケージに「震度〇対応」など、耐震性を記載したものも見られます。震度6強ほどを想定したテストでは期待する結果*が出ませんでしたが、ポールや金具など、ほかのグッズと併用することで高い耐震性が確認されています。

シンプルにひとつのグッズでテレビの転倒防止をするなら、壁へ直接設置する金具での固定がおすすめです。こちらの実験では震度6強ほどの揺れでも、ネジのゆるみやガタ付きが見られず、テレビの落下や転倒をしっかり防いでいます。

転倒防止グッズは、揺れへの強さを考慮して、不安な場合はほかのアイテムを併用して耐震性を高めることをおすすめします。

*東京くらしWEBより

2.耐用年数で選ぶ

転倒防止グッズは、1度の設置では長期的な安定性を保証できません。マットやベルト、金属での固定、どのアイテムも年数が経つほど品質が劣化し、初期の強度が失われていきます。

テレビの転倒防止にグッズを活用する際は、耐用年数を確認し、適切な時期に新しいものに取り換えることが大切です。マットやベルト、金具など、テレビの固定にはさまざまなグッズを用いますが、現在は耐用年数に優れたものも多く見つけられますよ。

他のアイテムとの併用が望ましいマットタイプの中には、10年程度品質が持続するものもあります。ただし、年々粘着力は落ちるため、10年間の継続使用はおすすめできません。東日本の地震を想定したテストでは、粘着力が落ちたマットは、震度4であっても本来の固定力を発揮できませんでした。

転倒防止グッズの使用時は、耐用年数のメモを残すのはもちろん、年に1度ほどは緩みやゆがみ、粘着力の低下の有無など、実際に触って確認するようにしましょう。

3.対応画面サイズや重量で選ぶ

テレビと一言でいっても、画面サイズや重さは各製品によって違いますよね。転倒防止グッズを適切に選ぶには、テレビ本体の大きさや重量も加味する必要があります。現在の液晶テレビは同じインチ数でも、メーカーやスペックにより重さに差があるのが特徴です。

自宅のテレビにぴったりの転倒防止対策を施すなら、取扱説明書などで寸法や重量を確認してから選んでくださいね。

耐荷重には余裕をもたせるのがおすすめ

直接テレビを壁に固定する場合、金具の耐荷重チェックは重要ポイントです。最低限テレビの重量をカバーするものを選びましょう。より安全に気を配るなら、総重量に対しゆとりのある耐荷重のグッズがおすすめ。

一般家庭に広く普及しているテレビは19~50V型以上までさまざまです。部屋の広さによって見やすいサイズは異なりますが、一例を挙げればワンルームでは32V型以上がおすすめでしょう。

そのため少なくとも、32V型の重量より余裕のある耐荷重の転倒防止グッズを準備する必要があるといえます。

対応しているスクリーンサイズを選ぼう

テレビは一般的に「〇V型」と表記され、「32V型」や「40V型」など、家電量販店で見かけたことがあるでしょう。テレビの転倒防止グッズは、対応テレビサイズを「V型」で記載している商品もあります。

この場合、自宅テレビの「スクリーンサイズ」を正確に測り、基準を満たすものを選びましょう。スクリーンサイズとは、液晶画面上での対角線の長さで、テレビ本体のフレームは含みません。

ただし「〇インチ」と表記したグッズもあり、注意が必要です。インチもテレビの対角線を表しますが、本体フレームを含むのが特徴。「V型」とは縦幅・横幅も若干違うため、選ぶ際は混同しないよう気を付けましょう。

穴あけ不要テレビ転倒防止グッズおすすめ7選

テレビの転倒防止対策が重要だと改めて気づいた方も多いでしょう。そこでここからは、実際の転倒防止に役立つグッズを7商品ご紹介します。ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。

エレコム(ELECOM)
エレコム 耐震ベルト TS-002N2

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3.9

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(615件)

商品情報

両端の粘着パーツで固定する穴あけ不要の転倒防止グッズで、震度7相当の振動テストもクリアした優れた耐震性が魅力です。ベルトは5~65cmまで長さ調節が可能で、強固で安定した場所まで伸ばしてしっかり固定できるのも嬉しいですね。メーカー側は、テレビ前後の脚4本をベルト4つで台座へ設置する使い方を推奨しています。どこへ留めるか迷った際はぜひ試してみてくださいね。
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FORESIA(フォレシア)
FORESIA テレビ転倒防止ベルト

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4.3

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(43件)

商品情報

ベルトタイプで、クランプを使いテレビ台へ固定します。クランプは厚さ43mmまで対応しており、クッション付きでテレビ台を傷めないのも魅力的。テレビ側は背面のVESA穴にネジで留めるため、穴あけ不要でありつつも強い揺れにも耐えられますよ。
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Amazon Prime対象商品

FTBOL
FTBOL テレビ転倒防止ベルト

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4.3

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(9件)

商品情報

手軽にテレビの転倒対策をするなら、粘着パーツで固定するベルトタイプを選びませんか。テレビ背面はネジで留め、片側は強力な接着面を取り付けたい場所へ貼り付ければ取り付け完了です。75インチの大画面まで対応しているのも嬉しいですね。
イーサプライ
イーサプライ テレビ転倒防止ベルト

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3.4

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(2件)

商品情報

34mmまで対応したクランプ取り付けのテレビ転倒防止ベルトで、テレビ台への取り付けは穴あけ不要。より強力に固定したい方は、壁への設置も検討してみてくださいね。ベルトの長さも調節可能で、耐荷重も45kgと、大型画面のテレビの場合も万が一の事態に備えられますよ。
WORLDLIFT
WORLDLIFT テレビ転倒防止ベルト

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4.1

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(12件)

商品情報

環境に応じて、粘着パーツとネジの2パターンから固定方法を選べるのが特徴です。手軽にテレビの転倒防止対策を講じるなら、粘着パーツを使用したテレビ台への取り付けがおすすめ。穴あけ不要で、忙しい方も時間をかけずに設置できますよ。
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Amazon Prime対象商品

平安伸銅工業
HEIAN SHINDO 液晶テレビ用耐震固定ポール

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4.2

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(782件)

商品情報

こちらは耐震用のテレビ固定ポールで、強度の高い鉄パイプでテレビの転倒防止が可能です。テレビ背面に備わった「金具用ネジ穴」と、クランプを使用するため、穴あけ不要でがっちり固定できるのが魅力といえます。60型のワイド画面まで対応しているのも嬉しいポイントです。
サンワサプライ(Sanwa Supply)
サンワサプライ 液晶ディスプレイストッパーM

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3.9

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(62件)

商品情報

テレビの底面に貼り付けるマットタイプで、手軽でありつつ耐震度は震度7クラスと、強力に固定することが可能です。46型未満の画面に対応しており、テレビの形状や環境を選ばず転倒防止ができるのもポイント。耐久性も10年と粘着力が長く続くのも嬉しいですね。
全7商品

おすすめ商品比較表

エレコム(ELECOM)

エレコム 耐震ベルト TS-002N2

FORESIA(フォレシア)

FORESIA テレビ転倒防止ベルト

FTBOL

FTBOL テレビ転倒防止ベルト

イーサプライ

イーサプライ テレビ転倒防止ベルト

WORLDLIFT

WORLDLIFT テレビ転倒防止ベルト

平安伸銅工業

HEIAN SHINDO 液晶テレビ用耐震固定ポール

サンワサプライ(Sanwa Supply)

サンワサプライ 液晶ディスプレイストッパーM

Amazonカスタマーレビュー
3.9615
4.343
4.39
3.42
4.112
4.2782
3.962
最安値
タイムセール
¥1,649-15%
参考価格¥1,940
タイムセール
¥1,980-23%
参考価格¥2,580
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¥3,279-29%
参考価格¥4,620
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穴あけ不要の転倒防止グッズでテレビを固定し安全を確保しよう!

テレビの転倒防止を講じれば、予期せぬ怪我や事故のリスクを軽減でき、自分や家族を守れます。大型家電や家具は、設置と固定が重要と知りつつ緊張感が薄れると後回しにしがち。本記事でテレビの落下や転倒の危険性に改めて気付いた方も多いでしょう。ご紹介した穴あけ不要のグッズは比較的手軽に取り入れられるため、ぜひこの機会に家の中の防災対策に取り組んでみてくださいね。

※本記事に掲載している商品の情報は、記事更新時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がクラシルに還元されることがあります。

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