茶渋汚れの落とし方を解説!つけ置きや擦り落とし・茶渋落としグッズおすすめ7選も
こびりついてしまうと簡単には落とせない茶渋汚れ。お気に入りのマグカップや湯呑みが黄ばむと気分が下がりますよね。この記事では、「茶渋汚れの落とし方」を解説。塩や重曹、漂白剤など身近なものを利用した落とし方ばかりです。ハイターやセスキ炭酸ソーダ、水筒に便利なスポンジなどのおすすめグッズも注目ですよ。
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茶渋汚れの原因
気づくと付着している茶渋は、お茶やコーヒーに含まれるタンニンが主な原因です。タンニンがコップの表面に付着したまま時間が経過すると、徐々に茶色いステイン(着色汚れ)へと変化します。
コップの底に茶渋汚れがつきやすいのは、色素が沈澱しやすいからです。ステインは時間が経過するほど落としにくくなり、何よりも見た目が悪いですよね。茶渋汚れを見つけたら、早めの対策を行いましょう。
茶渋汚れの落とし方:つけ置き
それでは、茶渋汚れの具体的な落とし方やつけ置きで落とす方法をご紹介します。主な方法は次の4つです。
- 酸素系漂白剤につける
- 塩素系漂白剤につける
- 重曹につける
- セスキ炭酸ソーダにつける
食器の素材によって洗剤を選ぶことが大切です。それぞれ詳しい内容をチェックしていきましょう。
酸素系漂白剤につける
酸性である茶渋汚れは、アルカリ性の酸素系漂白剤につけ置きするのがおすすめです。分量や使い方は製品やメーカーごとに異なりますが、1Lのぬるま湯(40〜50度程度)に小さじ1程度の酸素系漂白剤を溶かし、30分つけ置きするのが目安です。
塩素系よりも作用は穏やかですが、においが発生しないのがメリット。アルミ製品には使用できないため、水筒などに使用する際には素材を確認してください。
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塩素系漂白剤につける
茶色くこびりついた茶渋汚れは、ハイターなどの塩素系漂白剤につけて落としましょう。 マグカップや湯呑みなどの頑固な茶渋に有効です。塩素系漂白剤はステンレス素材には使用できないため、水筒などの製品には酸素系漂白剤をお使いください。
また、塩素系漂白剤を使用する際は十分な換気とゴム手袋の着用、ほかの製品と混ぜないことを必ず守ってください。シンクに流れた液体もしっかり洗い流し、誤飲などにも注意を払いましょう。
以下では「液体タイプ」と「泡タイプ」の使用方法をそれぞれご紹介します。
液体タイプ
液体タイプの塩素系漂白剤は、湯呑みやマグカップなどの茶渋汚れをまとめて落とすのにおすすめです。5Lの水に25ml(約キャップ1杯分)の液をあらかじめ溶かして使用します。約30分ほどつけ置きをし、汚れの度合いに合わせて調整しましょう。その後、水で十分洗い流してくださいね。週に1度つけ置きをすると、汚れがこびりつきにくくなりますよ。
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泡タイプ
泡タイプの塩素系漂白剤は、スピーディーかつスポット的に茶渋汚れを落とせるのがメリットです。使用方法は、茶渋汚れにシュッとスプレーをして約5分置いたら、流水で30秒以上洗い流しましょう。急須の注ぎ口や水筒のパッキンなど、細かいパーツの汚れもすっきり落とせますよ。
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重曹につける
重曹は茶渋汚れを落とすことができます。弱アルカリ性の重曹と、酸性の茶渋汚れを中和させるのがポイント。直接つけて擦り落とすことも可能ですが、大切な食器はつけ置きをするのがおすすめです。
1Lの水に大さじ2杯程度の重曹を入れて、1〜2時間程度つけ置きします。40度程度のぬるま湯を使うとより有効です。注意として、重曹は漆器や金箔つきのもの、アルミ、真鍮、銅の素材を使用する食器には使用できません。使用する際には、ゴム手袋の着用も行ってくださいね。
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セスキ炭酸ソーダにつける
コンロの油汚れやシミ取りなど多用途のセスキ炭酸ソーダも、茶渋汚れに活用できます。とくに、洗剤を選ぶ必要がある水筒にも使えるのがポイント。製品が指示する適量の水にセスキ炭酸ソーダを溶かし、30分〜1時間程度つけ置きします。水に溶けやすい性質があるため、汚れに気づいたときにサッと対処できるのも簡単です。
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直接つけ置きする方法も
まとめてつけ置きする大きな容器がない場合には、直接つけ置きするのもひとつの方法です。たとえば重曹なら、湯呑みなどのコップに小さじ1程度の分量を入れて、ぬるま湯を入れたまま30分〜1時間程度つけ置きをします。
ほかの漂白剤やセスキ炭酸ソーダなども同じ要領で対応可能なので、時間がないときに活用してみましょう。ただ、たらいにつけ置きをした方が食器全体のくすみが落とせるため、部分洗いとしての利用がおすすめです。
茶渋汚れの落とし方:擦り落とす
身近なもので茶渋汚れを擦り落とす方法もあります。ここでは、次の4つの方法を解説します。
- 塩で磨く
- 歯磨き粉で磨く
- アクリルたわしで磨く
- メラミンスポンジで磨く
洗剤を用意できないときや、洗剤を使わずに落としたいときに活用してみてください。
塩で磨く
ご家庭にある塩で、茶渋汚れはすっきり落とせます。茶渋が気になる食器に塩を小さじ1程度入れたまま、水を含ませたスポンジで軽く擦りましょう。塩をスポンジに付けながら、汚れを擦り落とすのがポイント。細かい粒子状の食塩よりも、ザラザラした天然塩の方が汚れを削り落としやすいですよ。ただし、強く擦ると傷つけてしまうため、力加減にはご注意ください。
歯磨き粉で磨く
歯に付着したステインを落とす作用がある歯磨き粉は、茶渋汚れにも応用できます。歯磨き粉をキッチンペーパーやスポンジにつけて、茶色い箇所を擦ってみてください。歯磨き粉に含まれた研磨剤によって、少しずつ汚れが落ちていきます。食器を傷つけないために、やわらかい素材のスポンジでやさしく擦るのがポイントです。始める前に、食器の水気をよく拭き取っておくと歯磨き粉が垂れにくく、汚れに密着しやすくなります。
アクリルスポンジ・アクリルたわしで磨く
茶渋汚れを見つけたら、アクリルスポンジやアクリルたわしで磨いてみましょう。アクリル毛糸は細かい繊維が汚れを絡めとるため、水だけで落とすことができます。
やわらかい素材なので、食器を傷つけにくいのも魅力。手が届きにくい湯呑みの底などには、割り箸にアクリル毛糸を巻きつけて使うと便利です。洗剤を使わずに余った毛糸を活用できることから、地球にもお財布にもやさしいお手入れができますよ。
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メラミンスポンジで磨く
頑固な茶渋汚れには、メラミンスポンジで磨くのもおすすめです。ミクロン単位の細かい材質により、汚れを削るように落とします。漂白剤でも落としきれない汚れも、水だけでやさしく除去できるのが魅力。
ただし、ステンレス製などの金属製品やプラスチック素材に使用すると、表面が削れる恐れがあります。模様付きの食器も、塗料がはがれる可能性があるため使用を避けましょう。
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茶渋汚れに向かない洗剤はある?
茶渋は酸性の汚れであるため、アルカリ性の洗剤などが有効です。そのため、中性の食器用洗剤では落とせません。また、クエン酸も酸性であるため不向きです。
その代わり、クエン酸は水筒に発生しやすい水あかを落とすのにぴったり。白く固まった汚れを見つけたら、クエン酸で落としましょう。そのうえで、茶渋の除去に取り掛かるとスムーズです。その際には、クエン酸をよく落とし、ほかの洗剤と混ざらないように注意してくださいね。
茶渋汚れを防ぐ方法
茶渋は時間が経過するとこびりつくため、できるだけ早めに落とすことが大切です。お茶やコーヒーを飲み終えたら、すぐに洗う習慣をつけましょう。洗う時間がないときは、一旦水につけておくと汚れが付着しにくいものです。茶渋汚れは少しずつ蓄積するため、こまめに落としていくのがポイント。週に一度まとめてつけ置きをすると、清潔な状態を保てますよ。
おすすめ商品比較表
OXICLEAN(オキシクリーン) グラフィコ オキシクリーン 酸素系漂白剤 | ワイドハイター 花王 キッチンハイター | 花王(Kao) 花王 キッチン泡ハイター | レック(LEC) レック 激落ちくんの重曹 粉末タイプ | レック(LEC) レック 激落ちくん セスキ炭酸ソーダ 粉末 | マーナ(Marna) マーナ 茶しぶ落とし | レック(LEC) レック 激落ちダブルポイポイ | |
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茶渋汚れは便利なアイテムで手軽に落とそう
油断するとこびりつく茶渋汚れは、日々のちょっとしたお手入れで予防できます。今回おすすめした便利なアイテムを活用すると、お気に入りの食器をピカピカに保てますよ。さまざまな落とし方も合わせて、今後の家事にお役立てください。