スープジャーは夏でも使える?カレーやサラダを入れるときの注意点・専用ポーチも紹介
暑い季節でも、お弁当をおいしく楽しめる「スープジャー」。温かい味噌汁やカレーはもちろん、冷たいサラダやフルーツなども入れられ、季節を問わず活躍するアイテムですよね。しかし、夏にスープジャーを使えるのか不安に感じている方もいるでしょう。そこで今回は、夏のスープジャーの使い方・注意点、専用ポーチなどをご紹介します。
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そもそも夏にお弁当が傷みやすいのはなぜ?
夏は高温多湿のため、食品が傷みやすくなる季節です。食品に含まれる水分や油分が酸化しやすく、細菌の繁殖が急激に進みます。特にお弁当は加熱済みの食材が詰められていることが多く、細菌が増殖しやすい条件が整ってしまいます。
また、調理中や盛り付け時に手や調理器具から食材に細菌が付着することも、お弁当が傷みやすくなる原因のひとつです。夏場にお弁当を持参する場合は、食材の温度管理や清潔な調理環境に気を配り、保冷剤や保冷バッグを活用しましょう。
スープジャーは夏場に使っても大丈夫?
スープジャーは夏場でも使用できる便利なアイテムです。冷たいサラダやフルーツ、冷製スープなどを詰めれば、暑い日でもさっぱりとしたランチを堪能できます。
保温・保冷性能が高いスープジャーであれば、冷たいものを長時間新鮮に保てるため夏場にもおすすめです。逆に温かい料理を入れる場合でも、衛生管理にさえ注意すればスープや味噌汁などの温かい料理も持ち運べますよ。
夏のスープジャーの使い方・注意点
夏にスープジャーを使用する場合は、いくつか注意したいポイントがあります。
- 1.温度と細菌に注意する
- 2.予冷・予熱をしっかり行う
- 3.入れてはいけない食材を把握する
- 4.容器には満了もしくは水位線にそって入れる
- 5.6時間以内を目安に食べきる
- 6.使用したあとは必ずお手入れする
ここからは、夏のスープジャーの使い方や注意点を詳しく見ていきましょう。
【1】温度と細菌に注意する
スープジャーを夏に使用する際は、温度管理と細菌の繁殖に細心の注意を払う必要があります。特に高温多湿の環境では食品が傷みやすく、誤った使い方をすると食中毒のリスクが高まります。
スープジャーの保温・保冷機能を最大限に活用するためには、食品を適切な温度で詰め、外部の細菌が混入しないよう清潔な環境で準備することが重要です。温かい料理は十分に加熱し、冷たい料理はしっかり冷やしてから詰めるなど温度の管理に細心の注意を払いましょう。
味噌汁・カレー・ご飯は熱々のまま入れる
温かい料理をスープジャーに詰める際は、必ず熱々の状態で入れることがポイントです。味噌汁やカレー、ご飯などは細菌が繁殖しやすい食品のため、しっかりと加熱してからジャーに入れることで安全性が高まります。
スープジャーは高い保温性能を持っているので、熱いまま料理を入れることでその温度を長時間保ち、細菌の繁殖を防ぎやすくなるでしょう。加えて事前にスープジャーを熱湯で温めておくと、保温力がさらに高まりますよ。
フルーツやサラダは十分に水で洗ってから入れる
フルーツやサラダなどをスープジャーに詰める場合は、水で十分に洗ってから入れることが重要です。生の食材は細菌が付着しやすく、洗浄を怠ると傷みやすくなります。
特に夏場は高温で食材が傷むスピードが速いため、しっかりと洗って清潔な状態で詰めるようにしましょう。また、フルーツやサラダは冷蔵庫でよく冷やしてから入れることでスープジャーの保冷力を高め、より長時間新鮮さを保てますよ。
【2】予冷・予熱をしっかり行う
スープジャーの保温・保冷機能を最大限に活用するには、予冷・予熱の準備が欠かせません。たとえば温かい料理を入れる際は、事前にスープジャーに熱湯を注ぎ、数分待ってからお湯を捨てるのがおすすめです。容器がしっかり温まるので詰めた料理が冷めにくくなり、長時間高い温度を維持できます。
冷たい料理の場合も同様に、スープジャーに氷水を入れて冷やしておけば、食材をより新鮮な状態で保つことが可能です。予冷・予熱をすることで料理の味や鮮度をキープし、夏場でも問題なく食事を堪能できるでしょう。
【3】入れてはいけない食材を把握する
スープジャーを使用する際は、入れてはいけない食材を理解しておくことが大切です。たとえば生の肉類や魚介類、乳製品など腐りやすい食材をジャーに入れるのは避けましょう。
生卵や調理済み卵も温度変化に弱く、特に夏場は食中毒のリスクが高まるため注意が必要です。これらの食材を避けることで、衛生面的にも安心してスープジャーを使用できますよ。
【4】容器には満了もしくは水位線にそって入れる
スープジャーに食材やスープを入れる際は、容器に示された水位線に沿って入れるようにしてください。過剰に詰めすぎると、フタが閉まらなかったり内容物が漏れたりする恐れがあります。
逆に、少なすぎる場合は保温・保冷力が十分に発揮されません。食材の鮮度を保つためにも、満了もしくは水位線に沿って入れることが大切です。なお液体を入れる際は、容器を満たしてからフタをしっかり閉めることで、温度を適切に保てますよ。
【5】6時間以内を目安に食べきる
スープジャーを使う際は、食材を詰めてから6時間以内に食べきることが推奨されています。特に夏場は高い外気温によって食材が傷みやすいので、保温・保冷機能を利用していても時間が経つと細菌の繁殖リスクが高まります。
時間の経過とともに劣化する可能性があるため、温かい料理も冷たい料理もできるだけ早めに消費することが大切です。朝に準備したお弁当はお昼までに食べきることを意識し、6時間を超えて食べるのは避けるようにしましょう。
【6】使用したあとは必ずお手入れする
スープジャーを長く清潔に使うためには、使用後のお手入れが欠かせません。使い終わったら、できるだけ早めに予洗いするようにしましょう。
外出先などで予洗いが難しい場合は、水ですすぐか中の食材をティッシュなどで軽く拭き取っておくと、帰宅後の洗浄がスムーズになりますよ。帰宅後は、スポンジやブラシを使って内部やフタの隙間までしっかり洗浄してください。
ジャー内部に残った汚れや臭いは傷みの原因になるので、定期的にクエン酸を使ってお手入れするのもおすすめです。お手入れ方法はメーカーによって異なるため、必ず説明書を確認してからケアするようにしてくださいね。
夏にぴったり!スープジャーに入れたいメニュー
夏にスープジャーを使えば、外出先でも涼しげで美味しいメニューを味わえます。
保温だけでなく保冷機能も活用できるスープジャーなら、暑い日にもぴったりの料理を持ち運べますよ。麺やご飯、冷たいスープやデザートなど幅広いメニューをアレンジしてみましょう。
麺・ご飯
夏におすすめの麺メニューとしては、冷やしうどんやそば、そうめんが挙げられます。スープジャーに冷やしたつゆを入れ、麺は別に持ち運んで食べる直前に混ぜるのがポイントです。
またスープジャーを使えば、冷たいお茶漬けや炊き込みご飯など夏らしいさっぱりしたご飯も味わえます。軽くて消化が良いので、暑い日でも食べやすいですよ。
スープ
冷製スープは、夏のスープジャーメニューにぴったりです。ガスパチョやヴィシソワーズなどの冷たいスープは、暑い日の食欲を刺激してくれます。
また温かいスープを入れたい場合も、味噌汁や野菜たっぷりのスープなら栄養価が高く、バランスの良い食事が楽しめますよ。保冷・保温を活用して、季節に合わせたスープを味わってくださいね。
デザート
スープジャーを使えば、冷たいデザートを持ち運び可能です。フルーツゼリーやパンナコッタ、フルーツポンチなどの冷たいデザートも、スープジャーで冷たさをしっかりキープできますよ。
またヨーグルトにフルーツを添えれば、栄養バランスの良いデザートが味わえます。食後の一品としても、デザートをスープジャーに入れてみてはいかがでしょうか。
夏の暑さ対策に!スープジャー用ポーチ・バッグ6選
ここからは、スープジャー用のポーチ・バッグを6選ご紹介します。夏の暑さ対策にぴったりなアイテムなので、ぜひ活用してみてくださいね。
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温かい・冷たいものまで!スープジャーのレシピ本7選
ここからは、スープジャーのレシピ本7選をご紹介します。スープジャーのレシピを増やしたい方やマンネリ化した方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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スープジャーで夏のランチをもっと楽しく!
使い方や注意点を守れば、夏でもスープジャーを活用することは可能です。外出先でも冷たい料理や温かい料理を楽しめるので、1つ持っておいて損はないでしょう。本記事でご紹介した内容も参考に、自分にぴったりなアイテムを見つけて、毎日のランチを有意義なものにしてくださいね。