ラザニア生地のおすすめ8選!下茹での有無や形状など選び方を解説・アレンジ方法も
手軽に本格的なラザニアを楽しみたいときに役立つ「ラザニア生地」。茹でるタイプと茹でないタイプがあり、さらに冷凍生地もあるので、シーンに合わせた使い分けが可能です。本記事では、おすすめのラザニア生地をご紹介します。おいしいラザニア生地の選び方やアレンジ方法についても解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ラザニアとは
ラザニアとは平たいシート状のパスタのことで、これを使った料理のこともラザニアと呼びます。イタリアのナポリが発祥と言われており、その起源は古代ローマにまで遡るとされている歴史ある料理です。ミートソースとホワイトソースを塗ったラザニアをミルフィーユのように交互に重ねて、オーブンで焼くのが一般的。仕上げにチーズを乗せて、すべての層をスプーンやフォークですくいながら食べます。
グラタンと似ていますが、グラタンはベシャメルソースに野菜や肉、シーフードなどの具材を混ぜてチーズを乗せて焼いたものです。フランス発祥の料理なので根本的に異なりますね。ラザニアはパスタの一種なので主食ですが、グラタンはパンと一緒に食べるなど主菜的な扱いです。
ラザニア生地の選び方
ラザニアの生地にはいくつかのタイプがあるため、自分が扱いやすいものをセレクトしましょう。今回は以下で生地の選び方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.調理タイプで選ぶ
まずはどのような調理方法で使用するのかに着目して、ラザニアの生地を選びましょう。主に3つの調理タイプに分かれるため、それぞれの特徴を理解してからベストなものを探してみてください。
茹でるタイプ
茹でるタイプのラザニアは、その過程で生地が水分を吸収するためもっちりとした食感を楽しめるのが特徴です。小麦の旨味やパスタ特有の食感をしっかりと味わいたいのであれば、茹でるタイプのラザニアをチョイスしましょう。ただし茹でる手間や行程が必要となるため、手軽さを重視する方にはあまりおすすめできません。また、ラザニアの生地はくっつきやすいため、扱いにくさを感じてしまう可能性もあるでしょう。
茹でないタイプ
茹でないタイプのラザニアは、手軽に料理を楽しみたい方向けです。普通のパスタのように乾麺になっているものの、ソースの水分で調理ができるため下茹での必要はありません。また、生地自体にソースの水分が吸収されるため味が染み込みやすく濃厚なのも特徴。ただし水分を吸収させる時間が必要なので、茹でるタイプと比較するとオーブンを使用する時間が長くなる傾向にあります。
冷凍タイプ
手軽さを求めるのであれば、冷凍タイプのラザニア生地を選びましょう。下茹でがいらないので扱いやすく、そのままソースと重ねてオーブンに入れれば完成します。生の生地を冷凍しているため、もちっとした食感は損なわず、冷凍庫で小分けにして保管できるのもポイントです。ただし、乾麺タイプのラザニアよりも販売されている種類が少なく、手に入れるのにやや苦労する可能性があるのがデメリットといえるでしょう。
2.生地の形状で選ぶ
ラザニアの生地は平べったく薄いですが、その形状は2つの種類に分かれます。生地の形状によって食感や調理工程が異なるため、どちらを使って料理を作りたいのか事前に明確にしておきましょう。
波形
波形タイプのラザニアは真っ平らな物よりもくっつきにくく、初めてラザニアを扱う方にもおすすめです。うねうねと波打っている形状のためソースが絡みやすく、具材がゴロッとしたミートソースを合わせてもしっかりマッチしてくれますよ。
平打ち
本場らしさを追求したいのであれば、まっ平らな平打ちタイプのラザニアをチョイスしましょう。日本では波形を見かける機会も多いですが、本場イタリアでは平打ちタイプを使用するのが一般的です。下茹でがいらないタイプも多く販売されており、水で軽く濡らせばすぐ使えるタイプの生地も多いですよ。下茹でが必要な平打ちタイプのラザニアは鍋の中でくっつきやすいのが難点なので、扱うときは油を入れたお湯で茹でるなど工夫が必要です。
3.手軽さを重視ならソースセットの商品を
初めてラザニアを作る場合は、手軽に食べたいときはソースがセットになっている商品を購入してみてください。ラザニアは生地と2種類のソースを用意しなければならないため、やや手間がかかります。ソースもセットになっている商品であれば、準備する手間が省けて気軽に作れますよ。忙しくて夜遅くに帰って来たときでも、ササッと準備して本格的なラザニアが食べられるのでおすすめです。
4.原材料で選ぶ
アレルギーをお持ちの方は、必ず原材料を確認してからラザニアを購入しましょう。一般的にラザニアには小麦粉や卵といったアレルゲンとなる可能性のある食材を使用しています。中には大豆を使っているものもあるので、何かのアレルギーがある場合は事前にチェックすることが重要です。
最近では小麦を使っていないラザニアや、卵を原材料に含まないものも登場しています。これらはトウモロコシや米粉を使って作られているので、小麦や卵にアレルギーがある方はこういった商品を選択肢に入れるとよいでしょう。
5.賞味期限・保存方法は要チェック
ラザニアを購入する前に、賞味期限や保存方法を確認しておきましょう。せっかく購入したのにいつの間にか賞味期限が切れてしまっていたなんてことになっては、もったいないですよね。乾麺なのか冷凍なのかによって賞味期限は大きく変わるため、チェックしてから購入することが大切です。
また、ラザニアは高温多湿や直射日光を避けて常温保存するのが一般的ですが、メーカーや商品によっては異なる保存方法が推奨されるためこちらも確認が必要です。一度開封した場合は賞味期限にかかわらず、冷蔵庫で保管してすぐに使い切るようにしましょう。
ラザニア生地のおすすめ8選
それではラザニア生地のおすすめ商品を見ていきましょう。日本のメーカーが作っている商品から、海外産のラザニア生地までさまざまあるので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
下茹で不要のラザニアなので、すぐに使えて手軽な点が魅力です。1877年に創業した歴史あるメーカーの商品で、長年の研究や開発によって生み出されたノウハウが詰まっています。使用しているのはデュラム小麦100%で、独特のもちっとした食感を楽しめるでしょう。手軽にパスタならではの食感を楽しみたい方におすすめです。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
重量:500g×5個
タイプ:乾麺
アレルギー情報:小麦
波形のラザニア生地なので茹でている間にくっつきにくく、ソースがよく絡んでラザニアの旨味をしっかり味わえるでしょう。ゆで時間4分と比較的短時間で済みますが、その間にも水分をしっかりと九州市、パスタの味わいが引き立ちますよ。厳選されたデュラム小麦と質の良い水を使っており、そのまま食べても小麦の風味を豊かに感じられる一品です。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
重量:500g
タイプ:乾麺
アレルギー情報:小麦, 卵
乾麺タイプのラザニアで、平たい形状をしているため伝統的なラザニアを楽しみたい方におすすめです。ラザニアとしてだけでなく、1枚を丸めてロールパスタにするなどアレンジもしやすいでしょう。イタリアの中でも水の質の良いエリアで作られており、パスタの美味しさにもこだわりが感じられます。イタリア国内でも規模の大きなパスタ工場で作られており、多くのイタリア料理店でも使用される実力派商品です。
日本のメーカーが作ったラザニアで、手軽に作れるように下茹で不要となっています。ソースベースがセットになったタイプなので挽き肉だけを用意すればソースを別で作る必要もなく、初めてラザニアに挑戦する方にもおすすめです。お肉の味をしっかり感じられる味付けになっており、赤ワインがソースの旨味を引き出してくれますよ。
本格派パスタを作ることで知られる青の洞窟シリーズで、これさえあれば簡単にラザニアが作れてしまうセットタイプの商品です。5箱ついてくるため大人数でパーティーしたいときや、ストックしておきたいときにおすすめ。ボロネーゼソースは牛肉の旨味たっぷりで、ホワイトソースにはパルメザンチーズを使うことでまろやかに仕上がっています。ラザニアは2種類のソースを作るのが面倒と思っている方でも、これならば気軽にチャレンジできますね。
グルテン量が通常よりも多く弾力性の高いデュラム小麦を100%使用しており、100年の歴史の中で厳選されたデュラム小麦だけを使ったラザニアです。このデュラム小麦で作ったラザニアは低い温度でゆっくりと乾燥させるため、小麦の濃厚な味わいをしっかりと感じられます。ラザニア自体の旨味が強いため、ソースの味も際立ちますよ。こだわりの味を求める方におすすめの商品です。
卵を使用していない乾麺タイプのラザニアなので、卵アレルギーがある方でも食べることができます。下茹での必要はありませんが、茹でることでもちっとした仕上がりになるため、その日の気分や調理時間に合わせて行程を変えてみましょう。有機JAS認証、EUオーガニック認証を取得しているため、品質にこだわっている方にもおすすめですよ。
日本で長く愛され続けているマ・マーのラザニアで、205gが2個セットになっているので家族で食べたいときにも便利です。セットタイプなので挽き肉をフライパンで調理し、その後オーブンで焼くだけで完成するため手軽に作れますよ。ソースには肉の旨味を引き立たせるハーブを使用しており、日本人の好みに合わせた味付けになっています。
余ったときのアレンジ方法
ラザニア生地が余ってしまい、活用方法に悩んでいる方もいるでしょう。そんなとき、アレンジ方法を知っておけば料理のバリエーションも広がって一石二鳥ですよね。例えばラザニアの生地を細かく細切りにして太麺のパスタにし、ボロネーゼやクリームソースと絡めてみると新たな楽しみ方ができます。
他にもラザニアの生地を丸めてロールパスタにしたり、茹でたラザニア生地で具材を包み、揚げたり焼いたりすると全く違う料理に変化するでしょう。自分流のアレンジ方法で、ラザニアを楽しんでみてくださいね。
ラザニア生地はどこで買える?
ラザニアは一般的なパスタと異なり日本ではまだ広く普及していない料理のため、どこで購入すればいいのか分からない方も多いかもしれません。そんなときは以下を参考にして、ラザニア生地を探してみてくださいね。
セット商品は大手のスーパー
ラザニア生地とソースが一緒になっており、お肉さえ用意すればすぐにラザニアが作れる商品は、大手のスーパーで購入することができます。セットタイプの商品は日本メーカーの商品が多いため、海外系のスーパーよりも国内の大手スーパーを探すのが近道です。いろいろなセット商品を見比べながら購入したいのであれば、商品数が豊富な大型店舗に足を運んでみてください。
業務スーパーなどでは輸入品も
本格的なラザニアを楽しみたいのであれば、輸入品を探してみましょう。その場合は海外製品を取り扱っている業務用のスーパーなどで探すのがおすすめです。大容量タイプも販売されているため、たくさんラザニアを作りたいときや、ラザニアをストックしておきたい時に向いています。業務用スーパーだけでなくカルディのような海外製品を扱うショップや、海外系スーパーで取り扱っている場合もあるので、チェックしてみてくださいね。
選択肢が多い通販
どんなタイプのラザニアを購入するかまだ迷っている方や、たくさんの種類から選びたいのであれば通販でラザニアを探してみましょう。実際に商品を見ることはできませんが、豊富な商品が揃っているため選択肢が多いのがメリットです。また、口コミを掲載しているサイトもあるため、調理方法や仕上がりをチェックすることもできますよ。
生パスタシートはラザニア生地の代わりに
実はラザニアは生パスタシートで代用できることをご存知でしょうか?生パスタシートとは1枚状になっているパスタのことで、見た目はラザニア生地によく似ています。自由にカットしてさまざまな料理に活用できる、新しいタイプの商品です。そのため1枚そのままラザニアとして活用することもできます。
生パスタ特有のもちっとした食感とみずみずしさがラザニアソースにもマッチするので、ぜひ試してみてください。日本メーカーのオーマイからも販売されており、レシピ動画もアップされているためラザニアを含め、いろいろなメニューにチャレンジしてみてくださいね。
おすすめ商品比較表
Barilla Barilla ラザニエ | DE CECCO(ディ・チェコ) ディ・チェコ No.1 ラザーニャ | la Molisana(ラ・モリサーナ) ラ・モリサーナ ラザニエ | オーマイ オーマイ ラザニエッテ | 青の洞窟 青の洞窟 ラザニア・エミリアーナ | メヌッチ メヌッチ ラザニア・オンドゥラテ | アルチェネロ アルチェネロ 有機 ラザニア | MAMA マ・マー 3種のチーズで仕上げるラザニアセット | |
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自分が使いやすいラザニアを見つけて料理を楽しもう
ラザニアは手間がかかり、敷居が高いイメージがあるため、なかなか挑戦できないと思っている方も多いかもしれません。しかしソースとセットになっている商品や、下茹で不要で手軽に作れるタイプなど簡単に扱えるものも多く販売されています。今回ご紹介した商品をぜひ参考にしていただき、自分に合ったラザニアを探して、料理の幅を広げてみてくださいね。