そうめんのおすすめ18選!手延べや機械麺・各ブランドの商品をご紹介!選び方を解説
「そうめん」はつるつるとした喉ごしで夏場でも食べやすいのが魅力ですが、市販のものから揖保乃糸や三輪そうめんといった有名ブランドまであり、どれがよいか迷いますよね。この記事では、そうめんの手延べと機械麺の違い・選び方などを解説します。各ブランドのおすすめ商品もご紹介しているので、チェックしてみてくださいね。
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美味しいそうめんとは
美味しいそうめんとは、口あたりがなめらかでコシが強いという特徴があります。適度な弾力がありながらもつるつると喉ごしがよいもののほうが、旨みや小麦の香りを感じやすいですよ。
また、そうめんは小麦粉と塩、水などシンプルな材料で作られているので、素材の品質にこだわったものは味の違いがわかりやすいといえます。公式サイトやパッケージなどにメーカーのこだわりが表示されていることが多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
そうめんの主なメーカー・ブランド
そうめんの産地は全国に数多くありますが、なかでも有名なのは「三輪そうめん(奈良県)」「播州そうめん(兵庫県)」「小豆島そうめん(香川県)」などです。
三輪そうめんで知られている奈良県は、手延べそうめんの発祥の地とされています。ほかと異なり強力粉を使用しているので、麺の色が黄色味を帯びていますよ。コシが強く、喉ごしがよいのが特徴です。
播州そうめんの中でもとくに生産量の多い「揖保乃糸」は、太さや熟成度合いの違う数種類のそうめんを販売しています。喉ごしや食感などもさまざまなタイプがあるので、自分の好みからも選びやすいでしょう。
小豆島そうめんは、小豆島の名産品のごま油と中力粉を使用しています。ほんのりとした甘みと弾力のある食感が特徴です。
ほかにも「卵麺(岩手県)」や「白石うー麺(宮城県)」、「五色そうめん(愛媛県)」など、さまざまな産地にそうめんのメーカーやブランドがありますよ。
そうめんの選び方
そうめんを選ぶ際には、「製造方法」「太さ」「組合」「容量」「減塩・食塩無添加」のポイントをチェックしてみてくださいね。自分にあったそうめんが選べるように、それぞれのポイントを詳しく解説します。
1.手延べか機械麺か・製造方法で選ぶ
そうめんは「手延べ」と「機械麺」の2種類があります。それぞれ材料や製造方法、味や食感などに違いがあるのでチェックしてみてくださいね。
手延べそうめん
手延べそうめんは、小麦粉と塩、水と植物油を材料にして人の手で作られるそうめんのことです。製造に時間がかかるので、その間に麺が熟成されて美味しく仕上がります。
また、機械麺よりコシが強く、喉ごしがよいのも特徴です。細ければ細いほど作れる職人が限られており、生産量が少ないため価格は高くなります。木箱入りなど見た目にも高級感のある商品が多く、贈り物にも選ばれていますよ。
機械麺そうめん
機械麺は手延べそうめんとは異なり、小麦と塩、水のみで作られており植物油は使用しません。材料を混ぜ合わせた生地をローラーで薄く伸ばし、細く切ったものが機械麺です。
手延べそうめんよりコシが弱く、味や食感も違ってきますが、安価で手に取りやすいというメリットがあります。
2.そうめんの太さで選ぶ
日本農林規格による「乾めん類品質表示基準」では、機械麺の場合は直径1.3mm未満のものをそうめんとする、と決まっています。しかしブランドやメーカーによって麺の太さは異なり、なかには太さの異なるそうめんを数種類販売している場合もありますよ。
細めのそうめんは喉ごしがよく、つるつるとして食べやすいのが魅力です。太めのそうめんはもちもちとした食感で、細めのそうめんよりも食べ応えがありますよ。それぞれの好みで選んでくださいね。
3.品質を気にするなら「組合」をチェック
手延べそうめんを製造している多くのメーカーは、「日本手延素麺協同組合連合会」に所属しています。
日本手延素麺協同組合連合会とは、奈良時代に日本に伝来してから日本固有の進化をした手延べそうめんの食文化と、時間と手間をかけて作る古来からの手法を守るため、昭和30年代より全国の主要産地の手延べ製造事業者が結集した団体です。
組合に所属しているメーカーは、練磨された手延べ製法の職人技を継承して作られたそうめんを販売していますよ。そうめん選びに迷ったときは、組合をチェックしてみるのもひとつの目安になるでしょう。
4.容量で選ぶ
そうめんを選ぶ際には、容量を考慮することも大切です。家族が多い場合やそうめんを頻繁に食べる場合は大容量のものを選ぶとコストパフォーマンスがよく、食費を抑えられますよ。
少人数の家庭やそうめんはたまにしか食べない場合なら、容量の少ないものを選ぶと、風味を損なわないうちに食べきることができるでしょう。
5.健康志向なら減塩・食塩無添加を
一般的なそうめんは、茹でることによって塩分がお湯に溶け出しますが、少量のお湯では十分に溶けません。そうめん1束に対して、1Lのお湯で茹でることを推奨されていますよ。
塩分の摂取量を気にしているなら、減塩や食塩無添加のそうめんを選ぶとよいでしょう。塩分の少ないそうめんは、ほかの食材や汁の味に影響を与えずに美味しく食べられます。
ただし、そうめんを食べる際に使用する漬けダレや汁などの塩分量が多いと、そうめんで塩分を減らしていても意味がありません。塩分量を減らしたい場合は、漬けダレや汁の塩分にも注意してくださいね。
そうめんのおすすめ18選
ここからは、そうめんのおすすめ商品をご紹介します。有名メーカーやブランドのそうめんや手軽に購入できる安価なものまで、さまざまなタイプを厳選しました。
昔ながらの製法を守り作り続けている「三輪そうめん」は、強いコシとなめらかな喉ごしが特徴の手延べそうめんです。三輪そうめんは麺の太さが誉(通常)・細物・極細の3種類あり、こちらの細物は通常より麺が細く、一般的なそうめんが10gあたり70~80本入っているのに対して、10gあたり95~105本入っています。
紫帯が特徴の縒つむぎは、国産小麦を100%使用しています。麺の太さは0.7~0.8mmと細く、ゆがいた後の麺のツヤやつるっとした食感もよく、小麦本来の風味が味わえますよ。木箱に1束50gの12束セットで入っており、見た目の高級感もあるので贈り物にもおすすめです。
「さぬきシセイ」では、讃岐うどんを手打ちする際の足踏みの工程を機械化した独自の製法で乾麺を製造しています。そうめんも同様に独自製法で製造され、細麺でありながらもしっかりとした弾力があり、喉ごしのよいそうめんに仕上がっていますよ。そうめんそのままでも美味しいですが、お味噌汁の具材にするのもおすすめです。
長崎県南島原市で生産されている島原素麺は、日本の手延べそうめんの約30%のシェアを誇ります。そのなかでも島原素麺の発祥の地とされる西有家町の須川地区で、伝統を受け継いで作られたそうめんです。国内製造の小麦を使用し、手間と時間をかけて作ったそうめんはコシの強さが特徴で、煮込んでも煮崩れしにくいのが魅力ですよ。
「はい!千番そうめん」は2種類の小麦粉を使った喉ごしのよさが特徴で、はくばくのロングセラー商品です。機械麺でありながら、粉の混ぜ方や延ばし方など麺作りの工程にさまざまな工夫が施されており、手延べのようなコシの強さを引き出しています。180gと2人前で使い切れる内容量なので、長期保存で風味を損なったり傷んだりする心配も少ないのがうれしいですね。
小麦粉やプレミックス、パスタなどで知られる「日清製粉ウェルナ」のそうめんです。独自の技術で挽いた小麦粉を多加水熟成製法で熟成することで、強いコシとなめらかな口あたりの麺に仕上がります。200gが10袋入っているので、家族の人数が多い家庭にもおすすめです。
「木下製粉」のそうめんは、小麦の製粉から製麺までを自社で一貫して製造しています。讃岐の伝統製法に自社独自の技術を加えることで、なめらかな喉ごしのそうめんに仕上げていますよ。機械麺で食用油を使用していないため、油のニオイが苦手な方も食べやすいでしょう。250gの3袋セットで、引っ越しの挨拶やちょっとしたお礼にも活用されています。
自社独自の製法である多加水加熱熟成製法により、熟成された美味しさに加え、喉ごしのよさとなめらかさを追求したそうめんです。乾麺1束に対して、水は1L以上を用意し、沸騰してから1分半で茹で上がります。茹でるのが面倒な場合は、電子レンジ専用の容器を使用すれば電子レンジ調理も可能です。
麺作りの本場の讃岐地方で、良質の小麦を使用して作り上げたそうめんで、讃岐特有の喉ごしのよさとコシの強さを兼ね備えています。400gが4袋セットになっているので、つけダレでそのまま食べるのもよいですが、パスタ風やそうめんチャンプルーなどのアレンジレシピにも活躍しますよ。
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商品情報
原材料:小麦粉(小麦(国産))、食塩/加工でんぷん、増粘剤(アルギン酸エステル)
創業120年以上を誇る「田靡製麺」は、伝統の技を用いてこだわりのそうめんを製造しています。厳選した国産小麦粉を独自の製法である二段熟成製法で生地をじっくり熟成させ、天然の昆布やワカメから抽出した成分で強いコシを引き出していますよ。極細の麺なので、つゆとよく絡んで豊かな味わいを楽しめます。
「揖保乃糸」は豊富な種類のそうめんを販売していますが、なかでも上級品は歴史のある手延べそうめんで、全生産量の約80%を占めていますよ。伝統製法を活かし、熟成と延ばしの工程を11回繰り返して作り上げたそうめんは、長年多くの人に愛されています。250gの4袋セットなので、昼食や夕食、小腹がすいたときなどにもたっぷり味わえそうですね。
池利の三輪そうめんは江戸時代から受け継がれる手延べ製法を用い、厳選した小麦粉や塩、植物油を使用し、熟練の職人が丁寧に仕上げています。製造から1年経過していない新物のそうめんで、小麦の風味を感じたいという方にぴったりですよ。箱入りの商品のため、自宅用としてはもちろん、贈り物にしても喜ばれそうですね。
「岡本製麺」の手延べそうめんは、オーストラリア産の小麦粉をベースにカナダやアメリカの小麦粉を独自の配合でブレンドした小麦粉を使用し、麺にコシを与えています。一般的な機械麺のそうめんの太さは1.3mm未満と定義されていますが、こちらのそうめんは1.6mmと太麺なので食べ応えがあり、腹持ちもよいですよ。また、通常のそうめんは1束50~60gほどですが、半田そうめんは1束100gと量が多いのも特徴です。
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商品情報
原産国名:日本(小豆島)
オリーブやレモン、しそなどの小豆島の特産品の香りや風味を練り込んだ、色鮮やかな手延べそうめんです。緑、黄色、ピンクのそうめんが食卓を彩り、見た目からも楽しませてくれますよ。それぞれの香りや風味はもちろん、喉ごしのよさも特徴で、夏場で食欲がないお子さまにも喜んでもらえそうですね。
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商品情報
「みわのにじ」は、その名の通り7色のそうめんが1袋に入っています。紅しそやトマト、生姜、よもぎ、青しそ、ブルーベリー、紫いもと、通常のそうめんにはないような素材が使用されていますよ。1袋でさまざまな風味や香りが楽しめるので、飽きることなく楽しんで食べられるでしょう。お皿に盛り付けるだけでおしゃれに見えるので、パーティー料理にもおすすめですよ。
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商品情報
原材料:小麦粉(国内製造)、食塩、食用植物油
そうめん発祥の地とされる奈良県で、伝統の手延べ製法を受け継いだ麺匠の味の「三輪素麺」です。1本1本を丁寧に作られており、細麺でありながら強いコシと喉ごしのよさがあります。暑い時期には冷やしそうめんとして、寒い時期になったらみそ汁やお吸い物の具材にして温麺としても楽しめますよ。
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商品情報
クレヨン風デザインのかわいらしいそうめんは、一般的な白色のそうめんに加え、柚子や梅、伊予柑、クチナシ、黒ゴマなどを練り込んで色付けされたそうめんが入っています。それぞれの色を生かしてスイーツ風にしたり、動物の顔を描いたりと盛りつけの工夫ができ、見た目からも楽しませてくれますよ。ノートも入っているので、お子さまと一緒に盛りつけのイメージを書いて一緒に作ってみるのもおすすめです。
国産の小麦粉にもち麦を練り込んだそうめんです。一般的なそうめんだけでは不足しがちな食物繊維も、もち麦を加えることで不溶性と水溶性両方の食物繊維が摂取できますよ。さらにもち麦の麺ならではのもちもちとした食感も特徴で、食べ応えも十分です。270gの5袋セットで、家族の人数の多い家庭でも満足できる量でしょう。
おすすめ商品比較表
三輪そうめん小西 三輪そうめん小西 三輪素麺 杉鳥居 細物 | 揖保乃糸 揖保乃糸 縒つむぎ | さぬきシセイ さぬきシセイ 讃岐絹光そうめん | うまみ堂 うまみ堂 島原手延素麺 そうめん | はくばく はくばく はい!千番そうめん | ナンバーワン 日清製粉ウェルナ ナンバーワン そうめん | 木(イリヤマ)∞木下製粉株式会社 木下製粉 古城 そうめん | 熟成極み 日清製粉ウェルナ 熟成極み 讃岐素麺 | 川田製麺 川田製麺 讃岐そうめん | 田靡製麺 田靡製麺 極細播州素麺 | 揖保乃糸 やぎ 揖保乃糸手延素麺上級品 | 池利三輪そうめん 池利 三輪そうめん | 岡本製麺 岡本製麺 半田手延べそうめん | OLIVE ISLAND OLIVE ISLAND 小豆島手延素麺 3色素麺 | なし 三輪そうめん小西 みわのにじ | 三輪そうめん小西 三輪そうめん小西 三輪素麺 鳥居 誉 | 五色そうめん 五色そうめん いろいろそうめん | はくばく はくばく もち麦そうめん | |
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お気に入りのそうめんを見つけて食事に取り入れよう
そうめんは喉ごしがよく、食欲が落ちやすい夏場でも食べやすいのが魅力です。シンプルな美味しさからさまざまなアレンジが可能で、飽きずに食べられるのもうれしいポイントですね。お気に入りのそうめんを見つけて、ぜひ普段の食事にも取り入れてみてください。