LANケーブルのおすすめ9選と選び方を徹底解説!ゲームに適した規格も
インターネットを有線で繋げる「lanケーブル」。さまざまなメーカーから販売されているうえ、商品詳細にはcat6aやcat7のような専門用語も多く、どれを選べばよいか迷うこともありますよね。本記事では、Switchやps5といったゲーム機向けのケーブルやカテゴリのポイント、おすすめ商品などをご紹介します。
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LANケーブルの選び方
LANケーブルとは、ゲーム機やパソコンなどの機器とインターネットを接続できるケーブルです。最近では無線LANのインターネット接続が主流ですが、有線LANの場合、高速かつ通信の安定性に優れ、簡単に接続できるメリットが挙げられます。
LANケーブルは、カテゴリーや形状、長さなど、いくつかのチェック項目を押さえて購入することが大切です。ポイント解説するので購入時は参考にしてみてくださいね。
1.通信速度や安定性を左右するカテゴリに注目
カテゴリとは、ケーブルの機能性を分類したものです。「CAT5・CAT5e・CAT6・CAT6A・CAT7・CAT7A・CAT8」の7つに分けられていて、数字が大きいほど通信速度が速く、高機能なケーブルになります。
ただし、これはLANケーブルの持っているスペックなので、カテゴリに対応した回線を使うなど周辺の使用環境を整えなければ、LANケーブルの性能を十分に活かすことはできないので注意してくださいね。
ここからは、カテゴリのなかでも主流な「CAT8・CAT7・CAT6」の3種類について解説します。
CAT8:業務用で耐ノイズ性に優れている
カテゴリーの中で最も性能の高いCAT8は、通信速度も耐ノイズ性にも優れています。しかし、工場やデータセンター、オフィスなどノイズが多い特殊な場所で使われるため、家庭用として使用されることはほとんどありません。
また、家庭用のインターネット回線において、CAT8の性能が活かせる10Gbpsの通信回線は少なく、カテゴリの性能が高くなるほど費用もかかります。将来的には家庭でもCAT8の使用が進むかもしれませんが、もう少し先の話になりそうです。
CAT7:業務用・SwitchやPS5にも
CAT7は耐ノイズ性に優れ、最大通信速度は10Gbps。伝達領域も高く、高速で安定した性能が特徴です。
しかし、CAT7も基本的には特殊なSTPケーブルのため特別な処理が必要となり、ノイズの多い工場や音声映像の産業用として使われています。
とはいえ自宅でのオンラインゲームのタイムラグをできるだけ無くし、快適なゲーム環境を整えたい場合、CAT7のLANケーブルは有効的です。取り入れる際はハブやルーター、回線といった通信環境の準備を行ったうえで活用してくださいね。
CAT6:一般家庭・PS4などにおすすめ
家庭で使いやすく、優れた機能をもつCAT6やCAT6A。データの破損を防ぐ十字フィラーが採用されたり、ギガタイプの光回線も使えるようになったりと、より高速で安定したネットワークが可能です。
比較的安価なうえ、CAT6A対応のLANケーブルならインターネット速度が5Gpbsや10Gbpsと速くなってもLANケーブルをそのまま使えるため、コスパも高くておすすめ。
また、無線接続ではゲームが途中で動かなくなることもありますが、CAT6やCAT6Aならノイズの影響を受けにくく、安定した環境の中でゲームを楽しむこともできます。
2.LANケーブルの種類を選ぶ
LANケーブルは「ストレートケーブル」と「クロスケーブル」に大きく分けられます。内部の動線が交差することなく、真っすぐ通っているのがストレートケーブル。一方、交差して通っているのがクロスケーブルです。
現在はストレートケーブルが主流になっていますが、古い機種や特殊な機械に接続する場合はクロスケーブルでないとうまく繋がらないこともあります。
ケーブルのタイプがどちらか調べたい場合は、商品の詳細をチェックしてみてくださいね。
3.LANケーブルの構造から選ぶ
LANケーブルの構造には、「UTP」と「STP」の2種類があります。
大きな違いとして、ノイズの影響を受けにくくなる「シールド処理」を施しているのがSTPで、シールド処理が施されていないのがUTPです。
家庭のように一般的な環境では、大きなノイズの影響を考えられないため、家庭で使用するケーブルにはUTPケーブルが多く、STPケーブルよりも安価に販売されています。
4.配線場所に合ったケーブルの形状を選ぶ
スタンダードケーブルをはじめ、LANケーブルの形状にはいくつか種類があります。ここからは定番の4種類の形状のメリットやデメリット、配線に適した場所をご紹介します。
スタンダードケーブル:長い距離の配線に
通信品質に優れ、耐久性の高さが特徴のスタンダードタイプ。ノイズに強く、データセンターや工場といった特殊な場所から一般家庭まで、幅広く使えるケーブルです。
しかし太い動線を使用しているため直径が5.6mmあり、他のタイプに比べて重く、曲げにくいといったデメリットも。
そのため長い距離の配線に使用されることが多く、無理やり曲げて断線しないように配線スペースに余裕をもって設置する必要があります。
極細ケーブル:狭い場所に
スタンダードタイプから派生した極細タイプ。スタンダードタイプの半分くらいの直径のため、軽くて扱いやすく、さまざまな場所で活用されているケーブルです。
設置スペースに余裕のない家具の裏側など、狭い場所での配線に便利なうえ、割と安価で手に入るといった点もメリットといえるでしょう。
一方デメリットとしては、耐ノイズ性や耐久性は低く、通信品質が低下しやすいという特徴が挙げられます。踏みつけなどでダメージを受けやすいので、配線する場所には注意が必要です。
フラットケーブル:壁・カーペットなどの下に
厚みが1.4mmほどのフラットタイプは、カーペットの下に隠して美観を損なわずに配線したり、ドアの隙間に通して部屋をまたいで配線したりすることが可能です。
しかし、ノイズの影響を受けやすく耐久性に劣るので、配線時は引っ張らないよう注意しましょう。
ケーブルが柔らかいため、ノイズの少ない一般家庭では扱いやすい形状です。
巻き取りケーブル:外出先での使用に
ケーブルを巻き取ったり引き出したりできるので、収納しやすく持ち運びに便利な形状です。必要な長さを出せるので、余分なケーブルが邪魔になることもありません。
コンパクトなものから長さ80mの大型のタイプまで種類が豊富で、なかには屋外で使用可能な機種もあり、会議やイベントでも重宝します。
オフィス外でも仕事をする方や、在宅ワーカーにもおすすめのアイテムです。
一方、通信品質が低下しやすかったり、耐久性が弱かったりするデメリットがあるため、長期的な使用には向いていません。
5.部屋の広さやレイアウトに合った長さを選ぶ
さまざまな長さが展開されているLANケーブル。長さが足りずに接続できなくなったり、長すぎてノイズの影響を受けやすくなったりしないように、用途に合わせた長さを選ぶことが大切です。
例えば1帖を180×90㎝とした場合、6帖の部屋の広さは2.7×3.6mとなります。10帖の部屋なら4.5×3.6mが目安です。部屋の形によって長さは異なるので、予め必要な長さを調べてから購入するようにしましょう。
6.ケーブルの長さに合わせて単線・より線を選ぶ
LANケーブルの導線は、「単線」と「より線」の2種類に大きく分けられます。それぞれ強度や品質が異なるため、特徴を捉えて商品選びの参考にしてくださいね。
単線:長さ10m以上のケーブル
ひとつの芯を1本の動線で作っているのが、単線タイプになります。耐久性に優れ、ノイズの影響を受けにくいので安定した通信が可能です。しかし重くて曲げにくいといったデメリットも。
配線したあと、繋いだまま使い続ける場所や、10m以上のLANケーブルを必要とする際に適しています。
より線:長さ5m以下のケーブル
ひとつの芯を7本の細い導線で構成しているのがより線タイプで、短いLANケーブルはより線でつくられているのが一般的です。
柔らかいので取り回しやすく、ケーブルの抜き差しが多い場所でも活用できるようになっています。5m以下の接続やケーブルを折り曲げて設置したい場合に最適です。
7.ツメ折れ防止や金メッキ加工があると便利
ツメとはLANケーブルの先端部分を指しますが、抜き差しを頻繁に行う場合は、特に劣化しやすい部分でもあります。
そのため、ツメ折れ防止加工が施されていると耐久性が高まり、LANケーブルを長く使えるのでおすすめです。
また、LANケーブルのコネクタに金メッキ加工されたタイプなら、サビに強く、電流が流れやすくなりますよ。
購入の際は、性能が高まるコネクタの仕様にもぜひ注目してみてくださいね。
8.メーカーの特徴で選ぶ
国内外の多くのメーカーで製造されているLANケーブル。なかでも、長年パソコン周辺機器を展開し、製品のラインナップが豊富な3社の特徴をご紹介します。
ひとつ目は「エレコム(ELECOM)」。1986年創業以来、パソコン・スマートフォン・タブレットと時代に合わせた製品やソリューションサービスを展開しています。法人用から個人用まで、用途にあった製品を購入できるのが魅力です。
また「サンワサプライ」は、1982年からコンピュータやコンピュータの周辺機器を販売している会社です。光ファイバーケーブルはもちろんのこと、自作用のLANパーツなど数千点の商品から選べます。
さいごに紹介するのは、1982年に大ヒット商品のプリンタを生み出した「バッファロー(BUFFALO)」。40周年を迎えた今も、快適に使える商品やサービスの理念を掲げ、国内外で高い評価を受けているメーカーです。
LANケーブルのおすすめ9選
ここからは、おすすめのLANケーブルをご紹介します。長さやカテゴリなどさまざま特徴の商品を選んだので、気になるモデルはぜひチェックしてみてくださいね。
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(3,941件)
商品情報
長さ:5m
コネクタタイプ:LAN
ケーブルタイプ:イーサネット
対応デバイス:LANポートのある機器
特徴:CAT6A準拠、スタンダートタイプ、爪折れ防止
10ギガビット高速通信に対応しているCAT6AのLANケーブル。ケーブル内には十字介在があり、安定したデータ転送ができる点もCAT6Aの魅力です。スタンダードタイプですが「より線」仕様なので、ケーブルが柔らかく、取り回しやすくなっています。耐久性が高くノイズの影響も受けにくいモデルですよ。
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(7,903件)
商品情報
長さ:10m
コネクタタイプ:LAN
ケーブルタイプ:イーサネット
対応デバイス:パソコン、LANハブ
特徴:CAT6対応、フラットタイプ、ツメ折れ防止
爪折れ防止が付いたフラットタイプ。10mもあるので、部屋をまたいで接続することも可能です。白・黒・水色の3色を展開しているため、部屋の景観を損なわずに設置できるのも使いやすいポイントですよ。伝送速度1000Mbps(1Gbps)、伝送帯域250MHzに対応したCAT6のLANケーブルとなってます。
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(16,472件)
商品情報
長さ:2m
コネクタタイプ:LAN
ケーブルタイプ:イーサネット
対応デバイス:テレビ, モデム
特徴:CAT6A対応、フラットタイプ、ハイスピード、ツメ折れ防止
180度曲げても折れにくい、新素材のツメが魅力。頻繁にLANケーブルを抜き差しする場所におすすめです。また、CAT6Aモデルなので、高速LANにも対応できます。オフィスでの使用はもちろん、一般家庭でも通信速度にこだわりたい方に重宝するでしょう。ケーブルが柔らかいフラットタイプのため、床や絨毯の下、家具と壁の隙間など、用途に合わせて設置しやすい形状です。
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(37,719件)
商品情報
長さ:1m
コネクタタイプ:LAN
ケーブルタイプ:イーサネット
対応デバイス:テレビ, PlayStation, ルーター, モデム, デスクトップパソコン, メディアストリーミング端末, プリンター, Xbox
特徴:CAT8準拠、爪折れ防止、金メッキ加工
CAT6の8倍の通信速度を実現した、「CAT8準拠」に属する高速LANケーブルです。オンラインゲームもインターネットもサクサク快適に楽しめるでしょう。ケーブルはナイロンメッシュ素材になっていて、優れた耐久性を実現。さらにコネクタ部分はサビを抑える金メッキ加工で施されているため、スムーズな接触も期待できます。
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(2,457件)
商品情報
長さ:10m
コネクタタイプ:RJ45
ケーブルタイプ:イーサネット
対応デバイス:プロテクター
特徴:CAT7準拠、フラットタイプ、ツメ折れ防止、金メッキ加工
自社検証にて、1000回の屈曲検査に合格した耐久性の高い新素材コネクタを採用しています。爪折れ防止や、信号の劣化を抑える金メッキ加工も施されているため、長期的な使用が期待できる商品です。カテゴリは「CAT7準拠」ですが、通信速度はCAT7と同じ品質が保証されています。
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(131,967件)
商品情報
長さ:3m
コネクタタイプ:RJ45
ケーブルタイプ:イーサネット
特徴:CAT6準拠、金メッキ加工
一般家庭でも使いやすいUTPケーブルのCAT6準拠製品です。1Gbpsに対応しているので、十分な通信速度が備わっています。LANケーブルのなかでも購入しやすい低価格な点もメリットのひとつ。本商品は3mですが、0.9mから7.6mまで4種類の長さで販売されています。用途にあったものを選んでくださいね。
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(605件)
商品情報
長さ:2m
コネクタタイプ:RJ45
ケーブルタイプ:イーサネット
対応デバイス :LANポート搭載機器
特徴:CAT8、フラットタイプ、爪折れ防止、金メッキ加工
現在のカテゴリのなかでは、最高レベルのCAT8に対応した高速通信モデルです。伝送帯域が広いほどデータエラーが防止され、高速伝送が可能になりますが、本商品はCAT6の8倍にあたる2000MHzを可能にしています。光回線やCATV回線、ADSL回線などの機器に対応可能です。
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(7,086件)
商品情報
長さ:20m
コネクタタイプ:同軸
ケーブルタイプ:イーサネット
対応デバイス:ルーター, モデム
特徴:CAT6準拠、フラットタイプ、軽量
ケーブルの長さが20mのCAT6準拠モデル。ノイズの影響を最小限に押さえ、高速で安定した通信が可能です。また厚さ1.4mmの非常に薄いタイプで、狭い隙間に最適。軽量なうえケーブルが柔らかいため、使わないときは収納しやすく、机や家具の角に這わせてもきれいに設置できますよ。
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(399件)
商品情報
長さ:10m
コネクタタイプ:RJ45
ケーブルタイプ:イーサネット
特徴:CAT6A対応、フラットタイプ、爪折れ防止
扱いやすいUTPケーブルなので、家庭でも高速でスムーズな通信を求める方に重宝するモデルとなっています。カテゴリは将来的にも汎用性の高いCAT6A対応で、最大伝送速度10Gbpsを実現。伝送帯域は500MHzのため、快適なインターネット環境が楽しめるでしょう。薄型設計で扱いやすい点も魅力です。
おすすめ商品比較表
エレコム(ELECOM) エレコム LANケーブル CAT6A 5m LD-GPA/BU5 | サンワサプライ(Sanwa Supply) サンワサプライ LANケーブル CAT6 10m LA-FL6-10W | バッファロー バッファロー ツメの折れないLANケーブル CAT6A BSLS6AFU20BK | UGREEN UGREEN メッシュLANケーブル CAT8 1m 80429 | エレコム(ELECOM) エレコム LANケーブル Cat7 10m ECLD-TWSFT/BK10 | Amazonベーシック(Amazon Basics) Amazonベーシック LANケーブル CAT6 3m HL-001761 | サンワサプライ(Sanwa Supply) サンワサプライ LANケーブル CAT8 2m KB-T8MEFL-02BK | Lovicool lovicool LANケーブル CAT6 20m W | ホーリック(HORIC) ホーリック LANケーブル CAT6A 10m LC100-576FB | |
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無線LANに比べて、高速で安定したインターネット環境を作りやすい有線LAN。長さ、仕様など、モデルによってさまざまな特徴があります。使いやすい商品を見つけて、ネットサーフィンやオンラインゲームなどを快適に楽しんでくださいね。