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熊よけスプレーのおすすめ5選!成分は何が入ってる?選び方・使い方などご紹介

熊よけスプレーのおすすめ5選!成分は何が入ってる?選び方・使い方などご紹介

いざというときに熊から身を守るためのアイテム「熊よけスプレー」。人間用の催涙スプレーより強力な成分が入っており、値段によっても種類が豊富です。そこで今回は、熊よけスプレーの選び方とおすすめの商品をご紹介します。熊よけスプレーの使い方や注意点についても詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

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熊よけスプレーとは?

熊よけスプレーとは、熊に襲われた際に噴射して身を守るためのアイテムのこと。主に唐辛子の辛味成分であるカプサイシンが使用されており、対人用の催涙スプレーよりも強力なのが特徴です。キャンプや登山などで熊が出没しやすい場所に行く際は、念の為携帯しておきましょう。

なお、護身用品である熊よけスプレーは、屋外で携帯すると軽犯罪法の適用を受ける可能性があります。街中や交通機関で持ち歩くのは避け、スプレー単品ではなく、登山用品やキャンプギアと一緒に携帯するようにしましょう。

熊よけスプレーは必要?熊の生態を理解しよう

登山やキャンプ、ピクニックなどが盛んな春〜秋は、熊が活発に活動する時期でもあります。アウトドアや山仕事などで熊が生息している山に入るなら、熊よけスプレーを携帯しておくと万が一の場合にも冷静に対処できますよ。

しかし、熊よけスプレーがあるからといって必ず身の安全が保障されるわけではありません。山に入る際は、熊が活発に活動する早朝や夕方は避け、熊の餌となる生ごみなどは適切に処分するようにしましょう。

熊よけスプレーの選び方

熊よけスプレーを選ぶ際は、次の4つのポイントに着目しましょう。

  • 熊の種類
  • 威力
  • 当てやすさ
  • 携帯性

それぞれ詳しく解説します。

1.熊の種類で選ぶ

北海道にはヒグマ、本州以南にはツキノワグマが生息しており、熊の種類によって適したスプレーも異なります。熊よけスプレーを選ぶ際は、熊の種類に合わせた威力のものを選びましょう。

北海道は「ヒグマ用」

北海道をはじめとした北半球に生息しているヒグマは日本の陸上動物のなかでも最大で、体重が400kg近くある個体も確認されています。獰猛性も高いため、強力な催涙効果のあるヒグマ用のスプレーを選びましょう。

ヒグマ用のスプレーは油性の液剤が使用されており、水で落ちにくく高威力なのが特徴です。ただし威力が高い分危険性も高く、ヒグマ以外の動物に使うと過剰な痛みを与えてしまうため、ツキノワグマや他の動物には使わないようにしましょう。

本州以南は「ツキノワグマ用」

本州以南に生息しているツキノワグマは、大きい個体でも体重130kgと小〜中型サイズの熊です。そのためヒグマ用と比較して、ツキノワグマ用の熊よけスプレーは威力が抑えられており、野犬やサルといった他の動物に対して使えるものもあります。

溶剤には水性のものが使われており、万が一人間にかかっても洗い流せるのでリスクが低いのが魅力です。風向きによっては自分にかかってしまう可能性もあるため、北海道以外の地域で使うならツキノワグマ用を選びましょう。

2.威力をチェックしよう

熊よけスプレーの威力はスコヴィル値(SHU)で表され、この数値が大きいほど威力も高くなります。ヒグマ用なら、スコヴィル値が200万SHU以上のものを選びましょう。スコヴィル値が320万SHUあるものはハバネロの約16倍もの辛さがあり、大型のヒグマでも撃退できるほどの威力です。

ちなみに、スコヴィル値は軍事用と食品用で表記に違いがあります。軍事用表記は食品用表記の10分の1の数値になるので、200万SHU(食品用)が20万SHU(軍事用)と記載されている場合もあるため注意しましょう。

3.当てやすさで選ぶ

熊よけスプレーは「熊への当てやすさ」も重要なポイントです。商品によって噴射距離や噴射時間が異なるので、事前に確認しておきましょう。

噴射距離

噴射距離が短いと熊に接近しなければ当たらないため、少しでも遠くから撃退できるように噴射距離が長いものを選ぶのがおすすめです。なかには噴射距離が9〜10mと長いものもあり、熊が近づく前に噴射できますよ。なお、噴射距離が無風の室内で測定された数値の場合、実際に屋外で使用すると風の影響で噴射距離が短くなる点には注意が必要です。

噴射時間

スプレーが熊にきちんと命中するか心配な方は、噴射時間ができるだけ長いものを選びましょう。噴射時間が長いものなら、一度の噴射で失敗しても距離や向きを調節して再度噴射できます。

ただし、噴射時間が長くなるにつれて内容量も多くなり、スプレーのサイズも大きくなる傾向にあるので、持ち運びやすいサイズかどうかもチェックしてくださいね。

噴射タイプ

熊よけスプレーの噴射タイプには種類があり、中央にまっすぐ飛ぶ液状タイプや霧状に広がるタイプなどがあります。まっすぐ飛ぶ液状タイプは熊にしっかりと狙いを定める必要がありますが、風の影響を受けにくく自分にかかるリスクを抑えられます。

一方、霧状タイプは広範囲に広がるため熊に命中させやすいですが、向かい風で自分に戻ってくる可能性があるので注意しましょう。

4.携帯性をチェック

熊よけスプレーは万が一に備えて携帯しておく必要があるので、邪魔にならないかどうか持ち運びやすさをチェックしましょう。

ホルスターあり

熊よけスプレーをバックパックの中に入れていると、いざというとき取り出すのに手間がかかってしまいスムーズに使用できません。ホルスターが付属しているものならバックパックや腰のベルトに装着できるため、必要なときにサッと使えます。付属していない場合でも熊よけスプレー専用のホルスターが別売りで購入できるので、スプレーと併せて用意しておきましょう。

重さ

熊よけスプレーの重さがあると、携行する際に負担がかかってしまいます。持ち運びやすさが気になるなら、スプレー本体の重さもチェックしましょう。

なかには150g前後の軽量なものもあるので、携帯しながら登山や山仕事をする際にも軽快に行動できますよ。

熊よけスプレーのおすすめ5選

ここからは、おすすめの熊よけスプレーを5つご紹介します。用途に合わせて選んでみてくださいね。

カウンターアソールト 熊よけスプレー

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3.8

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(223件)

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商品情報

サイズ:215×Φ50mm
総重量:320g
素材:唐辛子エキス、代替フロン(HFC-134a)
生産国:USA

グリズリーの生息地として知られる地域で開発された、ヒグマ用の熊よけスプレーです。レバーを押すことで320万SHUの唐辛子エキスが約7秒間9m以上噴射されるので、ヒグマに遭遇した際も距離を取りながら噴射できますよ。重量も約320gと軽量なので持ち運びやすく、荷物が多い登山や山仕事のときでも携帯しておきたい方におすすめです。

UDAP 熊撃退スプレー ホルスター付

商品情報

容量:224ml
付属品:ホルスター

ヒグマに対応できる強力な熊よけスプレーで、アメリカの森林警備隊や日本の府県市町にも採用されています。約9mと有効射程が長く、登山やキャンプなどで携帯しておくのがおすすめですよ。バッグに装着して携帯できるホルスターが付属しており、引き抜くだけで構えられるので、必要なときにスムーズに使える形状です。

フロンティアーズマン ベアアタック

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4.5

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(2件)

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商品情報

サイズ:直径5.3cm×22cm
内容量:234mL
成分:カプサイシン(トウガラシ抽出成分)2%、不活性成分98%
噴射距離:9.0m
噴射量:46mL/s

トウガラシに含まれる刺激物「カプサイシン」が含まれた強力な撃退成分を配合しており、高圧のガスで約9m先まで噴射できるのが特徴です。ロックカバーが付いているので、安全クリップが不用意に外れてしまうのを防いでくれますよ。セットのベルトホルスターをあわせて使うことでスプレーを携帯しやすく、必要なときにサッと使えます。

POLICE MAGNUM 熊撃退スプレー

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4.1

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(770件)

>

商品情報

サイズ:直径38×長さ172mm
重量:163g
内容量:105g
噴射距離:約5m
噴射回数:0.5秒×4〜5回(連続2〜2.5秒)
有効期限:3年以上

ツキノワグマやイノシシ、サル、野犬などさまざまな動物に対応しており、複数の県警察や地方自治体などにも正式に採用されている熊よけスプレーです。重さ160g前後と軽量なので持ち運びやすく、別売りのホルスターと併せて使えば楽に携帯できますよ。もしもの場合の熊対策として、自宅に備えておくのにもおすすめです。

カウンターアソールト カウンターアソールト・ストロンガー 熊よけスプレー

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3.8

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(223件)

>

商品情報

サイズ:213×Φ59mm
総重量:380g
素材:唐辛子エキス、代替フロン(HFC-134a)
生産国:USA

内容量が約290gと大容量で、9秒前後勢いよく噴射できるのが特徴です。噴射距離も10.5m以上の長さがあり、遠くからツキノワグマやサル、野犬などの哺乳動物を撃退できますよ。別売りの専用ホルスターを併せて使えばバックパックやハーネスに取り付けられ、素早くスプレーを取り出して構えられます。より強い撃退力を求める方におすすめのスプレーです。

熊よけスプレーの使い方

いざというときに熊よけスプレーをスムーズに使うために、基本的な使い方をチェックしておきましょう。熊よけスプレーを使う際は、まず安全装置を外す必要があります。

熊よけスプレーは噴射できる距離や時間が限られているため、熊に遭遇しても無闇に使わないのがポイントです。熊が射程内まで入り、襲いかかってきたらスプレーを使用します。片手でスプレーをしっかりと構えて吹き出し口を熊の頭部に向け、レバーを押して噴射しましょう。

なお、商品に使い方が指定されている場合は、それに従うようにしてくださいね。

熊よけスプレーを使う時の注意点

熊よけスプレーは熊を撃退するために製造されており、対人用の催涙スプレーとは成分の強さが異なります。人に向けて噴射すると、皮膚がただれたり失明したりと重大な事故につながる恐れがあるため、絶対に人に向けて使わないようにしましょう。

特に、油性の熊よけスプレーは水で洗い流すのが難しいので、皮膚や粘膜に付着すると大変危険です。熊よけスプレーを使用する際は周囲に人がいないかを確認しましょう。

また、自分が風下にいる場合、噴射したスプレーが自分に戻ってくる可能性もあります。余裕があれば、使用する前に風向きもチェックしておきましょう。

全5商品

おすすめ商品比較表

カウンターアソールト 熊よけスプレー

UDAP 熊撃退スプレー ホルスター付

フロンティアーズマン ベアアタック

POLICE MAGNUM 熊撃退スプレー

カウンターアソールト カウンターアソールト・ストロンガー 熊よけスプレー

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万が一に備えて熊よけスプレーを準備しよう

熊よけスプレーの選び方とおすすめの商品をご紹介しました。キャンプや登山などで熊が出没するエリアに行く際は、熊対策として熊よけスプレーを携帯しておくのがおすすめです。ぜひこの記事を参考にして、ぴったりのものを選んでくださいね。

※本記事に掲載している商品の情報は、記事更新時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がクラシルに還元されることがあります。

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