米麹のおすすめ4選!選び方や保存方法もわかりやすく解説
米麹は、普段の食卓で使われる味噌や飲む点滴とも言われている甘酒にも入っており、馴染み深い発酵食品です。
健康や美容のために、積極的に摂取したいと考えている方も多いかもしれません。米麹には生のものから乾燥したものまであり、さまざまなメーカーから出ています。
本記事では、米麹の保存方法や選び方、おすすめ商品をご紹介します。
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米麹とは
米麹とは、普段食べている蒸したお米に麹菌を植え付けてさらに発酵させたものです。
普段の食卓の味付けに欠かせない、味噌や醤油などに使われています。ほかにも米麹は、漬物の元や甘酒などにも使われているのも特徴です。
主に、デンプンはブドウ糖に、タンパク質をアミノ酸に分解します。さらに、分解された成分が食品の旨みや香りを引き出してくれます。
人間の栄養に欠かせないビタミンをはじめ、モリブデンなどさまざまな栄養素を供給してくれるのも特徴です。また、デンプンやビタミンなどが豊富に含まれています。
米麹は近年できたものではなく、日本の中で歴史が長い点も特徴です。過去を遡れば、奈良時代の書物に米麹からお酒を造ったと記載もあるくらい伝統的な食品です。
米麹の文字についてですが、中には米糀と書かれている食品もあります。
特に味噌を購入した時パッケージを見ると米糀と書かれていて、米麹と何が違うのだろうと感じた経験はないでしょうか。
漢字では違うものに見えますが、違いは中国由来の漢字か日本で生まれたものかどうかになります。ただし、使用の範囲が変わり、麹はさまざまな食品名に使うことができますが、糀は限られます。
たとえば、麦糀、豆糀とは使わないため豆知識として覚えておくと良いでしょう。
米麹の保存方法
米麹を購入して味噌や甘酒づくりに挑戦したいと考えている方もいるかもしれません。保存方法を間違ってしまうと失敗してしまうので、正しい方法を覚えておくと良いでしょう。
まず麹には、生と乾燥の2種類がありそれぞれ保存方法も変わってきます。
生麹
生麹の場合は、乾燥したものに比べてパワーが大きいのが特徴です。デンプンをブドウ糖に換える力が大きくなります。
使う時にもわざわざ水に戻す手間がないため、麹を使いたいと思った時すぐに使用できます。
しかし、生な分デリケートにできている点は注意が必要です。
常温で保存してしまうとダメになってしまうため、基本的には10℃以下をキープしなければなりません。
生麹を保存する場合、3つの方法があります。
より長く保存させたいと思っている方は、麹に直接塩を混ぜて保存する方法がおすすめです。何も混ぜないと常温では保存できませんが、塩を足すだけで品質を保持しながら約4ヶ月もの間置いておけます。
この方法は昔から有名で、塩切り麹と呼ばれています。この方法は便利ですが、塩を混ぜることで甘酒などに使えない点には注意が必要です。
10℃以下をキープするために、冷蔵庫や冷凍庫で保存する方法もあるので覚えておきましょう。冷蔵庫の場合はそのままで約3週間ほど持ちます。冷凍庫の場合は期間も延び、約3ヶ月持ちます。
少しでも長く保たせるために冷凍庫でも悪くはありませんが、どうしても麹の力は落ちてしまうのがデメリットです。麹の力をそのまま使いたいのであれば、冷蔵庫が良いでしょう。
乾燥麹
乾燥麹に関しては、常温で湿気を入れないようにして保存すれば問題ありません。何ヶ月までも置いておけるので、気軽に量を調節しながら使いたい方に向いています。しかし、乾燥させている分麹の力が落ちてしまいます。
本格的に味噌や甘酒を作りたい方には、物足りなさを感じてしまうかもしれません。使う時にも、毎回水で一度戻してから使わなければいけないデメリットもあります。
米麹の選び方
米麹を購入しようと探してみると、さまざまな商品があって何が良いのかわからなくなってしまう方も多いでしょう。
ここからは、米麹の購入で迷った時に選び方についてご紹介します。
種類で選ぶ
せっかく自分で味噌や甘酒を作るからには、おいしいものに仕上げたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
味わいにこだわるのであれば、何の種類の米麹を購入するかで大きく変わります。
- 強力山吹菌
- あめこうじ
甘みを感じたい方は、強力山吹菌が良いでしょう。ほかの種類に比べて甘みを感じやすくまろやかさも感じられます。
逆にスッキリした米麹を選びたい時には、あめこうじがおすすめです。もちろん甘さもありますが濃いわけではないため、強力山吹菌に比べるとスッキリ感を感じられるでしょう。
口当たりマイルドな米麹を探しているなら、パッケージに注目してみましょう。酵素力2倍などの書き方がされているものがおすすめです。酵素力が高いと、よりまろやかさを感じられます。
米麹には、保存方法でもお伝えした通り生麹と乾燥麹の2種類があります。より本格的に味わいを感じる甘酒や味噌を作りたい時には、生麹がおすすめです。
手軽に使いたい方や長期保存したい方は乾燥麹が良いでしょう。
製法で選ぶ
米麹が作られる過程は、メーカーによって変わるため注目してみましょう。中には時間をかけながら手作りしている米麹があります。
職人の手によって繊細で本格的な製法で仕上げられているため、甘酒や味噌を作った時に、味わい深さを感じることができるでしょう。
どうしても手作りとなると細かい工程も多く大量生産できないため、少し値段も高めの設定になります。しかし、価格相応のこだわりを感じられるでしょう。
少しでもお得に選びたいと考えている時には、機械で生産された米麹でも良いでしょう。手作りほどの味わい深さを出せなくても、それぞれメーカーも工夫をしておいしい米麹を作っています。
まずは、味噌や甘酒づくりが成功するか不安で試してみたい方にも、機械で生産された米麹では手軽なためおすすめです。
用途で選ぶ
用途で米麹を選ぶ時には、乾燥麹と生麹を比べてみると良いでしょう。
たまに少量を使いたいと考えている場合は、乾燥麹がピッタリです。量を細かく調節しながら測って使えますし、残った分は長期的に保存できます。
ただし、湿気には弱いため、チャックをして密封することも重要です。
早いうちにある程度しっかりとした量を使い、本格的に味噌や甘酒を作りたいと思っているのであれば生麹を使用しましょう。せっかく手作りするのであれば、生麹は濃厚で味わい深いためおすすめです。
本格的な発酵食品づくりにチャレンジしたい方も、生麹を選んであげると良いでしょう。
購入する時にはどの程度作るのかを考え、使える量を購入するのも無駄にしないコツです。
米麹のおすすめ4選!
米麹もさまざまな種類があり、いざ購入しようと思うと何を選んだら良いか考えてしまうかもしれません。
ここからは、米麹の中でもおすすめの商品をご紹介します。
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商品情報
パッケージ情報 バッグ
商品の個数 2
風味 味噌
商品の重量 800 グラム
原料は国産の米麹を使いたいと考えている方におすすめな商品です。福岡県産の米を厳選しているので、原料に使われているのは国産米を100%使用しています。
歴史がある会社で、創業も140年です。
自然の恵みと矢部川水系の恩恵を受けおいしい米麹を作っています。味噌や甘酒、塩麹までさまざまなものを作って楽しめます。
何を作るか悩む時にも、オリジナルレシピ付きなため参考にできるでしょう。糖化能力が高い麹菌をブレンドしている商品です。
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(1,682件)
商品情報
【原材料】米こうじ(米(国産)、こうじ菌)
ほぐす手間のいらない乾燥米こうじ。乾燥していないこうじに比べ、長期保存が可能。1回分の甘酒作りに適した100gタイプ。
甘酒をはじめ、塩こうじ、醤油こうじ、みそ作りにも。
おいしい手作りの甘酒を、米麹を使って作りたいと考えている方におすすめな商品です。
甘酒用の乾燥タイプの米麹なため、必要な量を加減して作ることができます。生タイプに比べて持ちもいいので、少量をこまめに作りたい方にとって便利でしょう。
米も国産のものを使用しているため、海外のものには不安を感じている方にもおすすめです。味もおいしく、自然な甘さを楽しめます。
炊飯器やヨーグルトメーカー、鍋などさまざまな道具を利用して作れます。
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(1,814件)
商品情報
カロリー:-
原材料:米(国内産)
商品サイズ(幅×奥行×高さ):220×40×300mm
ブラント名: 伊勢惣
製法にこだわった国内産米を使用した米麹を使いたい方は、ぜひ一度使ってみてください。
国内産米を100%使用しているだけでなく、麹蓋製法を利用し手作りしています。乾燥のさせ方にも工夫をしていて、低温で生麹から水分を約30%のみ取り除いています。
すべてをなくしているわけではないため、生麹と効力が変わらない点が特徴です。
分解酵素に優れている麹菌を独自にブレンドしています。手間をかけているので、機械とは違う甘みや旨みが楽しめます。
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(37件)
商品情報
ユニット数 1000.0 グラム
パッケージ情報 大容量タイプ
商品の形状 ペースト
無添加で乾燥タイプの米麹を使いたいと探している方におすすめです。麹菌をしっかりと活かせるように、低温でじっくりと乾燥させています。
発酵に必要な酵素が残っているため、味噌や甘酒などを作る時にもおいしく仕上がります。乾燥させている分、実際仕込みを行う時にも生麹よりも使いやすく感じるでしょう。
米にもこだわり、愛知県産の米を100%使用しています。化学調味料や添加物が一切入っていないのも特徴です。
おすすめ商品比較表
おすすめの米麴をチェック!
米麹は生と乾燥タイプに分かれ、本格的な味わいを目指したいなら生タイプが良く、長持ちさせたい場合や少量で使いたい時には乾燥タイプがおすすめです。
乾燥タイプとはいえ生タイプに近い米麹もあります。米麹を選ぶ時に悩んだら、種類、製法、用途を見て自分が理想としている商品をチョイスしましょう。
ほかにも、国産か手作りか機械で作っているのかも見て、お気に入りを選んでみてください。