米びつの虫除けにおすすめの商品を知りたい!選び方や虫が発生する原因も解説
米びつから虫が発生してお困りではありませんか。
冷蔵庫に保管しているから虫除けはいらない、ダイソーなど100均で虫除けを購入しているなど、ご家庭によってさまざまかもしれません。
この記事では、米びつの虫除けにおすすめの商品を知りたい方に、ご家庭の環境やお米の種類に合わせた選び方や虫が発生する原因も解説していきます。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
お米に虫が発生する原因とは?
米びつの虫除けに最適な商品を探すには、そもそも、なぜお米に虫が発生するのか、どんな特徴や性質を持つ虫が発生するのかを知っておきましょう。
よくお米に虫が湧くと言いますが、いきなりお米から虫が生まれるわけではなく、なんらかの原因があります。
お米に虫が発生する原因は3つ
まず、稲刈り前の稲穂や米蔵、米屋の倉庫などで保管されている間に、虫の卵が産み付けられており、家に届いた後で気温が高くなると、米袋の中で孵化するというものです。
お米の小さな粒を割って侵入し、卵を産み付けるほど小さな虫なので、衛生管理を徹底していても入り込んでしまうリスクはあります。
特に近年注目されている無農薬や減農薬のお米は、栽培中に農薬を使用しないか、量を減らしているために害虫が付きやすい傾向があります。
また、買った時は問題なくても、気温が20℃以上になってくると、産み付けられた卵が孵化し始めます。そのため、農家や米屋での保管中は虫の存在がわからず、購入後もしばらくは問題ない場合もあるのでより厄介です。
2つ目の原因は、米袋にある通気穴から侵入するケースです。ビニールではなく、細かな通気穴が空いている布袋の場合、そこから虫が入り込む場合があります。
3つ目の原因は、ビニール袋を食い破って入り込む場合や紙製の袋を閉じた隙間から入り込むケースです。
いずれにしても、虫はとても小さいので、どんなわずかな隙間でも入り込め、袋を破るほどの破壊力もあるので注意しましょう。
どんな虫がつく?
米に寄り付く虫はさまざまな種類がありますが、ご家庭でよく見られるのはコクゾウムシとノシメマダラメイガの2つです。
コクゾウムシは、3mm前後の小さな黒い虫で、口もとが象のように長く伸びているため、穀物を食べる象のような虫ということでこの名で呼ばれています。
長い口を使って米粒に穴を開け、そこに卵を産み付けてしまいます。卵は移動中や保管中も米の中に留まり、気温が20℃を超えると孵化してしまうのです。
一方、コクゾウムシは低温には弱く、15℃以下の環境では発育や繁殖ができません。お米を冷蔵庫で保管することが推奨されるのはこのためです。
ノシメマダラメイガの幼虫は、米袋を食い破れるほどの威力があるので注意しなくてはなりません。幼虫が棲みつくと1ヶ月ほどで成虫になり、卵を産み、新たな幼虫が生まれるということを繰り返していくので厄介です。
米びつにおすすめの虫除けの選び方
お米に虫が発生する原因や虫の特徴や性質を理解すると、できるなら低温下で虫の侵入も防げる冷蔵庫で保管するのがいいと考えられます。
冷蔵庫に保管できれば、唐辛子などを使った虫除け商品がいらない場合も。しかし、冷蔵庫はほかの食材でいっぱいでスペースがないというご家庭も多いはずです。
定期購入していたり、まとめて大きなサイズのお米を購入したりすると、冷蔵庫に入らないサイズのお米を家で保管する必要があります。
こうした状況で、米びつをはじめ、袋のまま保管しておくと虫が発生する可能性も。そんなときに米びつに入れておくのがおすすめなのが、虫除け商品。ここでは、虫除け商品を選ぶ際のポイントをご紹介します。
お米の種類で選ぶ
虫除け商品を選ぶ際には、玄米や精米、無洗米といった状態での分類や無農薬栽培といった栽培法による種類の違いなど、お米の種類で選びましょう。
玄米は、胚芽や糠の部分もそのままなので、最も虫が付きやすいです。また、精米にはまだ糠が付着しているので、虫に好まれやすい特徴があります。
これに対して、無洗米は糠を落とした状態なので虫があまり寄ってきません。そのため、虫除け商品を販売しているメーカーでも、普通米用と無洗米用に分けた商品展開をしているケースがあります。
普通米には、虫が嫌がる臭いが発生するタイプ、無洗米には普通米と同じものを使うと虫除けのための臭いがお米に付いてしまうおそれがあるので、臭いが弱いタイプがおすすめです。
逆に、無洗米用の虫除け商品を、精米や玄米に使うと、十分な虫除け対策ができない可能性があるので注意しましょう。
保存方法に合うかで選ぶ
冷蔵庫で最初から保存すれば、虫が発生するリスクは抑えられます。一方で、常温保存の場合は、保存環境にも注意が必要です。高温多湿になる場所は、特に虫が湧きやすいのが特徴的。
同じ保管場所でも冬は問題なくても、気温が上がってくる春以降から夏にかけては虫が湧きやすくなる季節になります。
米びつに入れるほか、袋のまま保存するなどさまざまな保管方法があるため、それぞれに適して使いやすく、しっかり虫除けをしてくれる商品を選びましょう。
虫除け商品の多くは、お米の量に合わせて選ぶ必要があります。
大きな袋の中や大容量の米びつで保存する場合、そのサイズに合わせた商品を買うか、複数個の使用が必要です。
虫除け以外の特徴で選ぶ
無洗米や冷蔵庫保管の場合は、虫が発生するリスクは少なくなりますが、冷蔵庫保管では、冷蔵庫の中の臭いやほかの食材の臭いが付きやすいというリスクがあります。
そのため、消臭・防カビといった虫除け以外の特徴で選ぶのも一つの方法です。
使い方で選ぶ
虫除け商品には、蓋に貼るタイプや差し込むタイプなどがあります。米びつの場合、いずれのタイプも基本的には使えます。
一方、袋のまま保存する場合には差し込むタイプが便利です。また、密閉容器などに保存する場合は蓋部分に貼るタイプという選択肢もあります。
ペットボトルなど容器の口が狭いと、使えるアイテムも限られるので注意しましょう。
米びつの虫除けにおすすめ5選
お米に虫が付く原因や米の種類や保存方法などに合わせて選ぶのが良いことを踏まえ、米びつの虫除けにおすすめ商品をご紹介します。虫除け商品を選ぶ際の参考にしてくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(2,648件)
商品情報
【ニオイがつかない】炊いたご飯にニオイがつきません。置くさすつるす、米袋にも使える自由な形状。
【原産国】日本
【対応品種】いずれのお米にもお使いいただけます(例:つや姫,ゆめぴりか,こしひかり,玄米,タイ米等)
【サイズ】 米びつ30kgまで(10kg用や5kg用の米櫃にもお使いいただけます)
天然唐辛子と酒精(発酵アルコール)、クミンアルデヒド(香辛料由来成分)入りの唐辛子ゼリーで防虫作用を発揮する米びつ用の虫除け商品です。玄米、精米などお米の種類を問わず使えます。
45gサイズ1個で米びつ30kgまで対応でき、置く、挿す、吊るすなどさまざまな使い方ができるので、米袋や密閉容器内にも入れられるのが魅力的。さまざまな種類のお米を購入する方におすすめです。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(1,064件)
商品情報
【ニオイがつかない】炊いたご飯にニオイがつきません。置くさすつるす、米袋にも使える自由な形状。
【原産国】日本
【対応品種】いずれのお米にもお使いいただけます(例:つや姫,ゆめぴりか,こしひかり,玄米,タイ米等)
【サイズ】 米びつ10kgまで(5kg用の米櫃にもお使いいただけます)
【内容量】25g×3個パック
無洗米用で、天然青唐辛子と酒精(発酵アルコール)入りの唐辛子ゼリーが配合されています。炊いたご飯に臭いが移る心配はありません。25gサイズ1個で米びつ10kgまで対応できます。
置く、挿す、吊るすができるので、米袋や密閉容器にも入れられます。使用するうちに唐辛子ゼリーが小さくなっていくため、交換時期がすぐに分かるのも特徴的です。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(108件)
商品情報
無臭性だからお米の風味そのまま。フタの裏に貼るだけ。お米を美味しく保存するために。
食品への使用が認められている「ニオわない天然由来成分」配合。レモンユーカリの葉に含まれる成分がイヤな虫を寄せ付けません。
炭配合ビーズに調湿機能をプラス。米びつ内の湿度を調整し、お米をカビから守ります。(すべてのカビに効果があるわけではありません。)
無臭タイプなので、お米に臭いが移る心配が少ない米びつ用の虫除け商品です。米びつの蓋裏に貼り付けるだけで簡単に使用できるのも嬉しいポイント。防虫対策はもちろん、臭い移りの防止やカビ対策にも使用できます。
レモンユーカリの葉に含まれる臭わない天然由来成分の働きで、虫を寄せ付けません。臭いだけでなく、カビや湿気が気になる方におすすめです。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(155件)
商品情報
虫よけ+脱臭
お米のおいしさを虫やニオイから守ります。
1年用
米袋にも使える
虫の嫌がる植物由来成分入りのゼリーと、国産紀州備長炭の作用で、防虫作用とともに脱臭もしてくれる虫除け商品。米びつのカビ臭さや周辺への臭い移りを防止できます。
商品自体には臭いがないため、無洗米に使えるのも便利です。置く、挿す、吊るすができるので、米びつや米袋、容器などにも使えます。1年タイプと比較的使用期間が長めのため、取り換えの頻度が少なく済むのもポイントです。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(568件)
商品情報
【どんな米びつにも置きやすい】どんな米びつにも置きやすく、使いやすいワサビの形をしたスティックタイプです。「さす」「置く」「貼る」の3ウェイで使えます。コクゾウムシなどの害虫、菌、カビからおいしいお米を守ります。※全てのカビや菌を防げるわけではありません。
わさびの主成分である「アリルイソチオシアネート」成分によって、防虫対策をはじめ、菌やカビからお米を守ってくれます。唐辛子ではあまり守られていないと感じている方は、わさびの虫除け商品を試してみてはいかがでしょうか
。置く、挿す、貼るができるので、米びつ、袋、容器と保存法も選びません。臭い移りがしないので無洗米にも使えます。1個で30kgまで約1年作用します。
おすすめ商品比較表
最適な米びつの虫除けを選ぼう
米びつにおすすめの虫除けの選び方はお米の種類に合わせて選ぶこと、保存方法に合うかで選ぶことが大切です。
消臭やカビ防止など、虫除け以外の特徴や使い方も踏まえ、ご家庭で用いるお米の種類や保存方法に合った米びつの虫除けを選びましょう。