ロードバイク用タイヤおすすめ14選!交換のタイミングや選び方など解説
ロードバイクの快適な走行にとって重要なのが「ロードバイク用タイヤ」です。ロードバイク用タイヤには、クリンチャーやチューブレスといった種類があり、サイズや太さもいろいろで、選ぶのが難しいですよね。本記事ではロードバイク用タイヤの選び方を解説。さらにおすすめの商品もご紹介するので、自分に合うタイヤを見つけてみてください。
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ロードバイクとは
ロードバイクはレース用に開発された、速いスピードで長距離を走行することに特化した自転車です。
体を前傾させて脚で後ろを蹴るようにして漕ぐスタイルを採用することで、フレームやハンドルも一般的な自転車とは異なる形状をしています。また、スピードを求めるために車体の重量を軽くしているのも特徴のひとつです。
長時間走っても疲れにくいことから、ロードレースやサイクリング、ポタリング、通勤など、さまざまな楽しみ方ができる自転車です。
ロードバイク用のタイヤの特徴
ロードバイク用のタイヤは、軽さと高速走行を重視しています。路面抵抗を極限まで抑える目的で、幅が非常に細いのが特徴です。
しかし、多くの種類が展開されているロードバイク用タイヤの特徴は、細さだけではありません。スピードを重視した軽いものやカーブをスムーズに曲がれるグリップ力に優れたもの、ガタついた路面でも走行しやすい太めのタイプなど、それぞれに特色があります。
タイヤの特徴はロードバイクの速さや走り心地、安全性などに大きく関わるため、好みに合うものを選びましょう。
ロードバイク用タイヤの選び方
多くの種類のなかから自分に合うロードバイク用のタイヤを選ぶために、チェックするべきポイントを3つご紹介します。
種類で選ぶ
ロードバイクのタイヤには「チューブレス」「クリンチャー」「チューブラー」の3種類があります。ホイールによって対応しているタイヤが異なるので、事前に自分のロードバイクを確認しておきましょう。
チューブレス
チューブレスはタイヤのなかにチューブがなく、直接空気を入れて膨らませるタイプのタイヤです。
ロードバイクではタイヤの空気圧を高く設定しますが、チューブレスタイヤは空気圧を下げられます。そのため、路面からの衝撃を抑えてやわらかな乗り心地が得られるのです。
また、チューブレスタイヤはチューブの破損によるパンクが起こることがありません。もちろん走行中にタイヤに何かが刺さればパンクしますが、一気に空気が抜けるようなことは起こりにくいため、慌てずに対処できます。
クリンチャー
ロードバイクをはじめとした自転車全般に多く採用されているのが、クリンチャーです。タイヤのなかに入れたチューブに空気を入れて膨らませることで、タイヤに圧力をかけて使用します。
価格がお手頃なものが多くパンク修理も簡単にできるため、出かけた先で修理や交換が可能です。
チューブラー
タイヤを専用の接着剤でホイールに貼り付けて使うのがチューブラーで、乗り心地のよさと軽さが魅力です。
自転車レースで多く採用されていたタイプで、以前まではロードバイクのタイヤの定番でした。しかし、近年はより便利で機能性に優れたチューブレスやクリンチャーが広まり、チューブラーを使う人は激減。それでも、ほかとは違う走り心地と軽さで選ばれ、レースで使用されています。
太さで選ぶ
ロードバイク用タイヤは、同じモデルでも太さにバリエーションがあります。太さが違うと乗り心地が変わるので、好みや用途に合わせて選びましょう。
太さ25mm前後の細いタイヤは、重量が軽いことからスピードを重視したい人に向いています。また、登り坂も軽やかに走れるのが魅力。しかし路面の振動をダイレクトに感じやすいため、乗り心地はやや悪いでしょう。
それに対して太さ30mm前後の太めのタイヤの場合は、振動を吸収してくれるので快適な走行が可能です。グリップ力にも優れているので、曲がり角でも滑りにくいという特徴があります。ただし、重量は重め。そのため、加速や登り坂の走行の快適性については若干劣ります。
TPIの数値で選ぶ
ロードバイク用タイヤの性能を表す指標の「TPI(Thread Per Inch)」とは、タイヤに使われている繊維の量のことです。TPIは、ケーシングという繊維が1インチあたり何本入っているかを示しています。数値によって、乗り心地やパンク耐性などが変わるので、タイヤ選びの際にはぜひチェックしたい指標です。
高TPI
細いケーシングをたくさん使用している高TPIのタイヤは、乗り心地がしなやかで軽いという特徴があります。タイヤを転がしたときの抵抗が少なめなので、スピードを求めたい場合は高TPIのタイヤが適しているでしょう。
しかし耐久性は低めのため、TPIが高ければ高いほどよいというわけではありません。
低TPI
低TPIのタイヤは太いケーシングを使用しているため乗り心地が硬い印象ですが、その分耐久性能に優れているのが魅力。通勤や通学などで頻繁にロードバイクに乗る人など、パンク耐性や丈夫さを重視したい人に適しています。
ただし使われるゴムの量が増えて重量が重くなるので、スピードを重視したい場合には不向きといえるでしょう。
タイヤの交換目安や寿命もチェック!
使用頻度や道路の環境などによってタイヤの状態は変わるので明確な交換目安は決まっていませんが、目安としては大体走行距離3,000〜5,000kmが交換のタイミングです。
地面と接する面がすり減ってきたりひび割れたり、見た目に変化が現れているようであれば、早めに交換しましょう。
また、ゴムは経年劣化のある素材なので、ロードバイクに乗っていなくても徐々にタイヤは劣化していきます。弾力がなくなって乗り心地が悪くなったりグリップ力が低下したりするので、1年くらいを目安に交換することをおすすめします。
タイヤ交換・外し方も確認
ロードバイクに乗っていると、急なアクシデントでタイヤがパンクするなど、交換が必要になることがあります。いざというときに困らないように、ロードバイクのタイヤを自分で外して交換する流れを確認していきましょう。
STEP1 タイヤを外す | タイヤの空気を抜き、タイヤをリムから外す(片面)。 |
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STEP2 チューブとタイヤを外す | チューブを外してから、もう片面のタイヤも外す。 |
STEP3 新しいタイヤとチューブをはめる | 新しいタイヤの片面をリムにはめてから、チューブもはめていく。 |
STEP4 タイヤをリムにおさめる | チューブがリムに挟まらないように気をつけながら、タイヤをリムにおさめる。 |
STEP5 空気を入れる | 適正な空気圧まで空気を入れる。 |
お店に依頼する場合は、1,000〜2,000円でタイヤ交換ができます。
適正な空気圧とは
多くのロードバイク用タイヤは側面に適正空気圧が記してあります。
適正空気圧の範囲内で高めの空気圧にすると、走りが軽くなりスピードが出やすくなります。しかし、空気圧が高すぎると乗り心地が硬くなったり跳ねやすくなったりするので注意が必要です。
それに対して低めの空気圧にすると、グリップ力が上がり滑りにくくなるというメリットがあります。地面からの振動を吸収する力も高まるため、快適さが増すでしょう。デメリットとしては、走りが重くなるのとパンク耐性が悪くなる点が挙げられます。
また、ロードバイクのタイヤは空気が抜けやすく、何もしなくても空気圧が下がっていくので、こまめに空気圧のチェックをするとよいでしょう。
ロードバイク用タイヤのおすすめ14選
ここからは、ロードバイク用タイヤのおすすめをご紹介していきます。スピードや乗り心地、耐久性など、目的に適うタイヤを見つけましょう。
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サイズ:26×1.25インチ、650×23C、700×20、23、25、28C
軽さに加えて高い耐パンク性能を備えている、毎日の通勤や通学用のロードバイクにおすすめのタイヤです。グリップ性能を高めるために最適化された断面形状で、カーブが多い道でも滑りにくく快適に走れますよ。トレッドカラーは5色展開で、フレームのカラーや好みに合わせて選べます。
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(1,220件)
商品情報
サイズ:700×23C
気軽にロードバイクを楽しむために開発された、街乗り用のロードタイヤ。タイヤ内部のカーカス密度を高めることで、耐久性を高めています。耐パンク性能も高めなので、通勤通学などデイリーに活用できますよ。走るのが楽しくなるような、豊富なカラーが揃っているのもおすすめポイントのひとつです。
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(289件)
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サイズ:700×25C
地面との摩擦を抑えつつ高いグリップ力を保持。タイヤ全面を強度の高い素材で守っているため、荒れた路面でも走行可能です。ケーシングはやわらかく軽い素材を採用していて、タイヤの軽量化も実現しています。ロードレースやツーリングに適した、本格派の軽量クリンチャータイヤです。
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(112件)
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サイズ:700×23、25、28、30C
転がり抵抗を抑え、スピード性能を高めたゴム素材を採用。耐パンク補強剤を採用して耐久性を高めているので、荒れた路面での走行や長距離のサイクリングにも適していますよ。軽さと丈夫さを両立した、超強化レーシングタイヤです。
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(70件)
商品情報
サイズ:700×23、25、28C
「鬼軽。」というキャッチフレーズを持つ、軽い走りに特化して設計から材料選びまでこだわり抜いて開発された軽量化モデルです。ケーシングには超軽量極細コードを使用。転がり抵抗を抑えられているので、スピード感のある軽やかな走りを体感できます。
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(802件)
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サイズ:650B、700C(幅3.8cm)
未舗装の砂利道や畦道でもスムーズに走行できる「GRAVELKING(グラベルキング)」。しなやかな走り心地と、高い耐パンク性能が特徴です。高反発弾性の天然ゴムを使用していて丈夫で摩耗しにくく、舗装された道でも快適に走れます。
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(106件)
商品情報
サイズ:700×26C
耐パンク性能と耐久性を重視したモデルで、街中を気軽にロードバイクで走りたい人におすすめです。異物が当たったり段差を乗り上げるときにタイヤの側面を傷つけたりするサイドカットへの対策として、強度の高いナイロンコードを採用。カラフルなカラー展開がおしゃれな、アーバン用ロードタイヤです。
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(24件)
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サイズ:700×25C
耐久性と耐摩耗性に優れたゴム素材を使用した太いナイロンコードを取り入れて、パンクのリスクを軽減。トレッドに厚さを持たせることで、さらに耐久性能を高めています。通勤やツーリングだけでなく、サイクルスポーツのトレーニング用にもおすすめです。
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(373件)
商品情報
サイズ:700×25、25、28、32C
さまざまなスポーツ車向けタイヤを展開しているブリヂストンから登場したのは、コスパのよいクリンチャータイヤです。毎日の通勤通学や休日のサイクリングなど、幅広いシーンにマッチする、軽い走りを楽しみたい人におすすめのモデルです。雨天時の走行を安全にするため、水はけを促す溝付きパターンを採用しています。
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(111件)
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サイズ:700×25C
パンクやサイドカットを防ぐために「パンクプロテクター」を取り入た、快適な街乗りや通勤通学に活用できるモデルです。安全性を高めるためオリジナルのトレッドパターンを取り入れています。センター部分のパターンは、転がり抵抗を抑えるようにデザインされており、スムーズに走り出せますよ。
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(119件)
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サイズ:700×25、28C
転がり抵抗を抑えてスムーズな走行が叶う「JETTY PLUS(ジェッティープラス)」。グリップ力にも優れているので、坂道や雨の日の走行も快適です。また、耐摩耗性にもこだわっており、長く愛用できますよ。おしゃれなカラーが豊富に揃っている、街乗り用のロードバイクです。
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サイズ:700×25C
耐パンク性能やグリップ力など、さまざまな性能をバランスよく備えた新ETRTO規格対応のロードバイク用タイヤです。トレーニングからレースまで対応できる本格派。また、乗り心地はソフトなので、長距離のサイクリングにも適しています。路面をしっかり掴むグリップ力で、濡れた道でもスムーズに走れますよ。
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(5,695件)
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サイズ:700×25C
ドイツの老舗タイヤメーカー「Continental(コンチネンタル)」のタイヤは、トップレーサーからも支持されている銘品です。ゴムのなかに細かくしたカーボン粒子を混ぜた「ブラックチリコンパウンド」を採用して、しなやかな走行性と高い耐久性を実現。グリップ力とスムーズな転がりの両方を兼ね備えた、ロードレース向けタイヤのハイエンドモデルです。
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(2,259件)
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サイズ:700×28C
「Ultra Sports3(ウルトラスポーツ3)」は、世界中で愛されるコンチネンタルの高品質なタイヤを試してみたいという人におすすめのエントリーモデルです。トレッドデザインはすっきりとシャープな雰囲気。グリップ力や耐久性に優れているので、街乗りがメインの人や、ロードバイク初心者に適しています。
おすすめ商品比較表
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ロードバイク用タイヤ選びで走りが変わる!
ロードバイクの走りを左右する鍵とも言えるロードバイク用タイヤ。「スピードを重視したい」「街中で使いたい」「パンクしにくいタイヤがいい」など、どんな使い方をしたいかで選ぶタイヤは変わります。ご紹介した選び方を参考に、自分にぴったりのロードバイク用タイヤを選んでくださいね。