【初心者向け】ロードバイクのおすすめ12選!選び方・揃えるものまで徹底ガイド
長距離を長時間走る際に最適な「ロードバイク」。値段の安いモデルや有名メーカーから販売されているものなど、種類が豊富でどれを選ぶか迷う方も多いでしょう。本記事では、ロードバイクの選び方やおすすめ商品をご紹介します。ロードバイク初心者が揃えるものについても解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
ロードバイクとは?特長を解説
ロードバイクは、舗装路をハイスピードで長時間走るための自転車です。長距離をどれだけ早く走れるか重視されているため、軽量化されています。走行姿勢は深い前傾姿勢となるので、スピードを出しやすいのもポイントです。
サイクリングやロングライド、ヒルクライムの走行レースなど、幅広い楽しみ方ができるうえに、走行性能の高さも魅力といえます。
クロスバイクとの違い
ロードバイクとクロスバイクは使用目的や見た目に違いがあります。クロスバイクは多目的な使用を意識して設計されており、舗装路以外も走行できるのが特徴。一方でロードバイクは、舗装路において高速走行や長距離の走りに適していますよ。
またハンドルの形状もそれぞれ異なります。ロードバイクは深い前傾姿勢となるドロップハンドルを、クロスバイクのハンドルには、状態を起こして走るフラットバーハンドルが採用されています。
ロードバイクのほうが本格的なサイクリングに特化しているため、クロスバイクよりも軽量設計であったり、タイヤのサイズが細かったりする点も挙げられます。
初心者必読!ロードバイクの4つの選び方
ここからは、初心者が知っておきたいロードバイクの選び方についてご紹介します。
- 適応身長を参考にサイズを選ぶ
- 用途に合わせて予算を選ぶ
- 車体の重さに影響するフレームの素材で選ぶ
- コンポーネントも確認
1.適応身長を参考にサイズを選ぶ
ロードバイクのサイズが身長に合わないと、事故や身体を痛める原因につながります。適応身長は、フレームのサイズで選びましょう。店舗で購入する場合は、実際に身長を測ったり、試乗したりするとよいですよ。ネットで購入する場合は、商品説明のフレームサイズの欄に適応身長が示されていることがほとんどなので、チェックしてくださいね。
一番小さいフレームサイズで、155cmから乗ることが可能です。適応身長が示されている場合は、適応身長を参考に最適なロードバイクのサイズを選びましょう。
2.用途に合わせて予算を選ぶ
ロードバイクは通勤・通学などで使用する初心者向けのタイプからレースに参加する上級者向けのタイプまで幅広くあります。使用する用途に合わせて予算を確認し、自分にぴったりなロードバイクを選びましょう。
~10万円:通勤通学など初心者向け
通勤・通学や軽めのサイクリングで使用する場合は、6~10万円以下を目安に選ぶのがおすすめです。ロードバイクの中でも比較的購入しやすい価格帯なので、初心者にもおすすめといえますよ。
ただし値段が安いぶん、安全性や耐久性が劣る可能性があるので注意が必要です。レースへの参加やロングライドなどの競技で使用するには不向きな場合もあるので、よく確認してから購入しましょう。
~20万円:ロングライドやヒルクライム向け
自転車で100km以上の長距離を走る本格的なロングライドや、上り坂山・峠などの坂道を走るヒルクライムに挑戦したい方は、10~20万円のモデルがおすすめです。
10~20万円になると有名メーカーのエントリーモデルも候補として挙げられるようになります。メーカーにこだわりがある方は、本格的なロードバイクの入門用として検討するのもよいでしょう。
50万円~:レース参加向け
本格的なレースに参加するなら、上級者向けの50万円以上のモデルがおすすめです。性能や速さ、軽さなどを追求すればするほど価格も高額になるため、パーツを確認しながら試乗して自分にあったモデルを選んでくださいね。
3.車体の重さに影響するフレームの素材で選ぶ
フレームは主にアルミやクロモリ、カーボンといった素材で作られており、カーボンが軽量で最も優れています。
クロモリは衝撃吸収性に優れているのが特徴です。アルミは自転車全般に使用されている素材で、価格もお手頃なのがメリットといえます。
初心者でロードバイクを選ぶなら、安価で耐久性のあるアルミかクロモリのフレームがおすすめです。
4.コンポーネントも確認
初めてロードバイクを購入する方はレバーや変速機、クランクなどのコンポーネントを確認することも大切です。自転車の動きをコントロールするための駆動系とブレーキ系の主要パーツの集合体のことを指します。
具体的には、変速機やギア歯、ブレーキレバー、クランク、フロントディレイラー、リアディレイラーなどがありますよ。
ロードバイクはほかの自転車と比べてスピードが出るため、ブレーキの性能は必ずチェックしておきたいところ。なかでもデュアルピボットのブレーキは、ブレーキの利きがよく短い距離で確実に止まれるとされています。最低限のブレーキ性能を確保するためにも、デュアルピボットのブレーキを搭載したモデルを検討してみてはいかがでしょうか。
乗る前に!ロードバイク初心者が揃えるもの
ここからは、ロードバイクに乗る際に必要なアイテムについてをご紹介します。ロードバイクに乗る前に何が必要なのかをしっかり把握して、事前に揃えておくとよいでしょう。
乗る際に必須のアイテム
ロードバイクは一般的な自転車とは異なり、乗る際に必須なアイテムがついていない状態で販売されているケースが多いです。ここでは、ロードバイクに乗る際に必要なアイテムについてを解説します。
- ペダル
- ライト
- ベル
- ヘルメット
ペダルにはフラットペダルとビンディングペダルの2種類があり、自分にあったものが選べますよ。ライトは、夜間やトンネル内の走行時に必要となります。
必須アイテムの中でも取り付けの義務化がされているのがベルです。しかし、走行中にむやみに鳴らすと法律違反になる場合があるので、事前にルールをしっかり確認してくださいね。
また自転車用のヘルメットは、2023年4月1日施行の道路交通法の一部改正により、全ての自転車利用者に対して努力義務化されています。ロードバイクはハイスピードで走るため、身の安全を守るためにも装着するようにしましょう。
あったら便利なアイテム
- ロック
- 修理キット、携帯工具
- サイクルコンピューター
- ボトルケージ
ロードバイクから離れる際や駐車するときに、ロックがあると盗難防止に役立つのでできる限り取り付けるようにしましょう。
また、出先でのパンクやちょっとした故障などに対応できるように修理キットや空気入れ、六角レンチといった携帯工具を準備しておくと便利です。
ほかにも快適にロードバイクを楽しむアイテムとして、汗をかいても乾きやすいサイクリングウェアや速度や走行距離、心拍数を表示・記録できるサイクルコンピューターもあります。
ペットボトルやサイクルボトルなどの飲み物を収納できるボトルケージもおすすめです。これらはロードバイクの使用目的に応じて、自分にとって必要だと思うものを準備してくださいね。
初心者向けロードバイクのおすすめ12選
街乗りから本格的なレースにも使用するロードバイク。ここでは初心者におすすめのロードバイクを紹介していきます。各商品の特徴をご紹介するので、自分に合ったロードバイクを選んでみてくださいね。
【~10万円】
価格帯が10万円以下の初心者向けのロードバイクをご紹介します。通勤・通学など初心者向けにぴったりなロードバイクを選ぶならこの価格帯をチェックしてみてください。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
変速段数:16段
重量:11㎏
フレーム:500㎜
材質:アルミ
タイヤ:700㎜×25c
適応身長:165㎝~
低価格帯ながらコンポーネントには、ロードバイク用のコンポーネントであるシマノ製のClarisを採用しているロードバイクです。変速シフターはハンドルから手を離さずにブレーキと変速ができるデュアルコントロールレバーを採用しています。リム組みはイタリアン式としており、リムブレーキに最適。初心者が初めて購入するのにおすすめのロードバイクです。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
変速段数:16段
重量:11.2㎏
フレーム:500㎜
材質:アルミ
タイヤ:700㎜×25c
適応身長:165㎝~
アルミ製の軽量フレームでスタイリッシュな本格派のロードバイクです。シマノ製16段速で快適な走行と自転車を公共機関に載せて移動する輪行にも最適なクイックリリースハブを採用しています。ハンドルバーから手を離さずにブレーキとギアチェンジができるClarisを搭載。通勤・通学から長距離ツーリングまで対応できるロードレーサーです。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
変速段数:16段
重量:11.6㎏(500mm)
フレーム:
420mm(適応身長:155~170cm)
460mm(適応身長:165~180cm)
500mm(適応身長:170~190cm)
材質:アルミ
タイヤ:―
堅牢なフレームを備え走る場所を選ばないオールロードバイクです。幅広いタイヤのため、快適性と安定感に優れているのもポイントです。また、クッションサドルも備えているため体重を分散。ペダルは樹脂ペダルにより、滑りづらく靴へのダメージも抑えられます。高輝度ライトやキックスタンドも標準搭載しているので、街乗りに便利なのも魅力です。
商品情報
変速段数:14段
重量:11㎏
フレーム:500㎜
材質:アルミ
タイヤ:700c
適応身長:170~185㎝
街乗りやサイクリングなど幅広く活躍するロードバイクです。初心者の入門用として、ダイヤル式のワイヤー錠とライト、インジケータ―付きのエアポンプがセットされています。車体にはアルミフレームを採用しており、9kg台の軽量化を実現。またサブブレーキバーも備えており、低速走行にも役立ちます。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
変速段数:14段
重量:11.8㎏
フレーム:465㎜
材質:アルミ
タイヤ:700㎜×28c
適応身長:160㎝~
価格帯も手頃な舗装道路を快適に走行できるロードバイクです。変速スタイルは前2段、後7段の外装14段変速システムにより、アップダウンの激しい道路でも爽快に進みます。太めのタイヤを使用しているのでしっかりした安定感もポイント。付属としてスタンドやライトが装備されているのもうれしいポイントですね。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
変速段数:21段
重量:16㎏
フレーム:430㎜
材質:スチール
タイヤ:700㎜×28c
適応身長:155㎝~
耐久性としなりのあるスチール製のロードバイク。フレームも比較的小さめのサイズを採用しているため、小柄なかたでも乗りやすいでしょう。前3段、後7段の21段変速ギアを搭載しており、路面状況に応じて対応できます。後部に向け細くなる新型のテーパードヘッドチューブを使用しており、緩やかなフォルムがひときわ目立ちます。
商品情報
変速段数:16段
重量:11.0kg(450mm)/11.1kg(510mm)/11.2kg(540mm)
フレーム:450mm/510mm/540mm
材質:アルミ
タイヤ:700㎜×25c
適応身長:158cm~(450)/166cm~(510)/176cm~(540)
「気軽に・使いやすく・スポーティ」を取り揃えた初心者向けのロードバイクです。サドルは幅広でクッション性が高いため体重を分散でき、初心者でも快適な走行ができます。補助ブレーキレバー採用により、使いやすさに優れているのもポイントです。初めてのドロップハンドルでも前傾姿勢がきつくなりにくいよう設計されており、快適さを重視しています。
【~20万円】
価格帯が10万~20円の初心者向けのロードバイクをご紹介します。本格的なロングライドなどにもぴったりなロードバイクを選ぶならこの価格帯をチェックしてみてください。
商品情報
変速段数:21段
重量:9.6㎏
フレーム:S/M/L
材質:アルミ
タイヤ:―
適応身長:170㎝~(S, M)/ 172.5cm~(L)
本格的なレースも目指せる高い機能性を持ちながら、街乗りや長距離走行にも適したエンデュランスロードバイク。ブレーキやシフトケーブルはフレームに内蔵されているため、スッキリしたデザインが特徴です。コンポーネントは、シマノの自転車用パーツのグレードでも4番目に位置付けられた「TIAGRA」を採用しています。軽量でコントロール性能のよさや全天候型性能を強化しているのもポイントです。
商品情報
変速段数:16段
重量:9.6㎏
フレーム:460㎜/490㎜/520㎜
材質:アルミ
タイヤ:700㎜×25c
適応身長:160~170㎝(460)/168~175cm(490)/170~185cm(520)
コンポーネントには、イージーサイクリングやツーリングに適したシマノ製「R-2000 CLARIS」をメインに使用しています。フロントフォークは、カーボン製を採しており、さらに完組ホイールなど充実しているスペックを備えています。通勤・通学からサイクリングやトレーニング用としても活用できるので、初心者から中級者にもおすすめの一台です。
商品情報
変速段数:8段
重量:10.4kg(560mm)
フレーム:430㎜/470㎜/510㎜/540㎜/560㎜
材質:バテッドアルミニウム
タイヤ:700㎜×23c
適応身長:145〜155㎝(430)/150〜165㎝(470)/160〜175㎝(510)/170〜185㎝(540)/180〜190㎝(560)
すべてのライディングに対応したロードバイクです。対向ピストン方式の機械式ディスクブレーキを採用により、快適な操作性と調整の簡単さがポイント。通勤・通学から路面の凹凸が激しい道までマルチに使えるフレーム構造も魅力です。上位グレードのカーボンをフロントフォークに取り入れることで、ワンランク上の走行を実現します。
商品情報
変速段数:22段
重量:8.8kg(500mm)
フレーム:395㎜/430㎜/465㎜/500㎜
材質:EAST-L
タイヤ:700㎜×25c
適応身長:145〜160㎝(395)/155〜170㎝(430)/165〜175㎝(465)/170〜190㎝(500)
快適な走りを実現するための軽さと強度を両立させたロードバイクは、小柄な人にも対応しています。ほかにも握りやすいコンパクトハンドルや、グリップ力と走行性能を兼ね備えているのが魅力です。マイペースにサイクリングしたい方におすすめです。
商品情報
変速段数:18段
重量:11.5㎏
フレーム:430㎜/490㎜/520㎜/540㎜/560㎜/580㎜
材質:クロモリ
タイヤ:―
適応身長:158〜165㎝(430)/163〜170㎝(490)/168〜175㎝(520)/173〜180㎝(540)/178〜185㎝(560)/183〜190㎝(580)
本格ロードレーサーと同様のパーツアッセンブルがなされたロードバイクです。スポーツやフィットネスを目的とし、サイクリスト向けに設計されたシマノ製のコンポーネント「SORA」を搭載しています。フレームサイズも細かな展開がされており、あらゆる体型にジャストフィットできるのもポイント。豊富なカスタムの選択肢ができるアヘッドステムも魅力のひとつです。
ロードバイクに関するよくあるQ&A
ロードバイクに関するよくある2つの質問にお答えします。ロードバイクに乗る際の参考にしてくださいね。
- ロードバイクに乗るときの服装は?
- 初心者にベストな距離は?
ロードバイクに乗るときの服装は?
ロードバイクに乗るときの服装は運動しやすい服装や動きやすい格好で乗ることをおすすめします。
ダボっとした服装やヒラヒラした服装は、ギヤやチェーンに巻き込まれ裾が汚れたりチェーンが外れたりする原因になるので、なるべく体にフィットした服装がよいでしょう。
サイクリングでロードバイクに乗る場合は、汗をかきやすくなるため、サイクルジャージの着用がおすすめです。
ヘルメットについては、2023年4月1日施行の道路交通法の一部改正により、全ての自転車利用者に対して努力義務化されているため、着用しましょう。
初心者にベストな距離は?
ロードバイクを購入したばかりの初心者は、10~30kmを目標に走るとよいでしょう。乗り始めたときは、ロードバイクに体を慣らすことと、ブレーキやギアチェンジなどの操作を覚えていくことが重要です。
初心者でいきなり長時間走行したり長距離を走行したりすると体やお尻が痛くなるので、まずは短い距離で快適に楽しみましょう。
徐々に慣れてきたら行動範囲を広げ50kmを目標とし、最終的には半日間程度で走れる100kmを目指すことをおすすめします。
初心者にも快適に乗りこなせるロードバイク!
ロードバイクは通勤・通学やサイクリング、ヒルクライムの走行レースなど、初心者でも幅広い楽しみ方ができます。ぜひ本記事の選び方やおすすめ商品を参考に、自分にぴったりなロードバイクを選んでみてくださいね。