ゲイターのおすすめ17選!初心者必見の登山や雪山に重宝するアイテムを紹介
ゲイターは登山で重宝するアイテムで、スパッツとも呼ばれています。これを使うことで靴への小石、砂、雪の侵入を防ぎ、快適な登山を助けます。この記事では登山初心者にも分かりやすく、冬と夏で使い分けたいゲイターの選び方や特徴、着け方などを解説します。予算別におすすめ商品の紹介もしていますので、ぜひ購入の参考にしてください。
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登山にゲイターを使うメリットは?
ゲイターは登山において必ず必要というわけではありませんが、使用することでより快適な山歩きをサポートします。たとえば靴の中への砂や小石、雨や雪の侵入を防ぐことで、登山中のストレスや足の負担を軽減してくれます。
特に積雪時の登山で雪が靴の中に侵入すると、足元が濡れて不快なだけでなく、体温低下の原因にもなります。そんなリスクを軽減してくれるゲイターは、雪の侵入を防ぎながら防寒アイテムとしても活躍するのです。
また、パンツの裾の擦れや汚れを防ぐこともできるため、山小屋泊や公共の交通機関を利用する帰り道での泥対策という面でもメリットが非常に大きいでしょう。
初心者必見!ゲイターの選び方
このようにメリットの多いゲイターですが、冬山と夏山では重視するポイントが変わるため、天気や目的、その日に行く山のコンディションに合わせて正しく使い分けることが大切です。実際に選ぶ前に、押さえておきたい機能についてチェックしましょう。
1.冬山は耐久性のあるロングゲイター
冬山で使うならロングタイプのゲイターを選びましょう。ロングタイプは基本的に40㎝ほどの長さで、ひざから下をすっぽりと覆うことができるタイプです。まずはロングタイプのゲイターを選ぶ際にみるべきポイントを3つご紹介します。
雪の侵入を防ぐロングゲイター
ロングタイプのゲイターは一般的に35cm~45cmほどの長さがあり、ふくらはぎからひざ下までをすっぽり覆うことで積雪時にも靴への雪の侵入、浸水を防ぎます。ショートタイプの場合は20cm未満のものが多く、これでは簡単に雪の中に埋まってしまうため、積雪期にはロングゲイターを選びましょう。
また、雪の侵入を防ぐことで凍傷や体温低下のリスクを防ぐだけでなく、風の侵入を防ぐため、足元の保温と冷え対策にも役立ちます。冬の登山においてゲイターは必ず取り入れたい、頼れるアイテムのひとつです。
グローブでも着脱しやすい面ファスナー
ゲイターを選ぶ際に確認しておきたいのが装着方法です。一般的に「面ファスナー(マジックテープ)タイプ」と「ジッパータイプ」があります。ジッパータイプは止水機能が高いというメリットがありますが、冬山での使用におすすめなのは面ファスナータイプです。
理由は、グローブをつけたままでもワンタッチで簡単に着脱ができるからです。冬山では凍傷を防ぐ為に常にグローブを装着します。そのため、繊細な操作が必要なファスナーよりも面ファスナーが使いやすいでしょう。
スノーギアによる破れに注意!耐久性を確認
雪山や積雪期に使用するゲイターを選ぶ際には、耐久性も確認しましょう。特に重要なのが内側の補強で、アイゼンやスノーシューに当たっても破れにくい、丈夫な素材を使用したものを選ぶようにしましょう。
補強のないものはアイゼンの爪で簡単に破けたり、穴が開いたりすることもあります。そうするとゲイターとして役に立たないばかりか、転倒の原因になることも。冬用のゲイターを選ぶ際には、素材や耐久性もしっかり確認しましょう。
2.夏山や無雪期は防水性のあるゲイター
夏山で使うゲイターは、ショートタイプを選ぶとよいでしょう。ロングゲイターと比べると着用時のごわつきがなく、動きやすさを重視したものが多いのが特徴です。
小石や泥の侵入を防ぐショートゲイター
夏山で使うには15cm~20cmほどのショートゲイターがおすすめです。こちらは主に砂利や小石、水や泥の侵入をしっかりと防ぎながら、軽い装着感でごわつかず、動きやすいのが特徴です。夏用のゲイターは薄手で軽量な生地を使用したものが多く、暑い低山でも蒸れにくく、涼しく快適に過ごすことができます。すっきりした見た目と持ち運びにも便利なコンパクトさは、天候に恵まれた軽快なハイキングにもぴったりです。ショートゲイターの中には高いフィット感で走ってもズレない製品もあり、こちらはトレイルランニングにもおすすめです。
雨の強い日はロングゲイター
夏用のゲイターの場合は薄手で軽量な分、冬用のロングゲイターよりもズレやすかったり、防水性が低い場合があります。小雨程度なら対応できるかもしれませんが、雨の強い日や悪天候が予想される場合には夏の登山でもロングタイプのゲイターを着用しましょう。
ひざから下の広範囲をしっかりガードすることで、浸水を防ぐだけでなく、体温の低下を防ぎ足元を守ってくれます。季節だけでなく、その日の天候をしっかりと把握して適切なゲイターを選び、その機能をフルに活かしましょう。
急な雨にも対応!防水性・耐水圧を確認
冬用のゲイターはもちろんですが、夏用のゲイターを選ぶ場合でも、急な雨にも対応できるものかどうか防水性を確認しておきましょう。防水性の高さは、耐水圧の数値で確認できます。耐水圧とは水が染み込む圧力に耐える力を数値で表したもので、この数値が大きいほど防水性が高くなります。
具体的な目安は、大雨に耐えるのが10,000mm。嵐にも耐えられるのが20,000mmです。耐水圧の弱いものだとじわじわと浸水してしまうことがあるため、目的に合った防水性・耐水圧のある製品なのかをしっかりとチェックしておきましょう。
登山向けゲイターのおすすめ17選
ゲイターの用途別の選び方のポイントを知ったうえで、ここからは、おすすめの登山向けゲイターを価格別でご紹介します。それぞれの特徴や開閉方法などもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
【3000円~】
まずは比較的安価で購入出来て初心者にもおすすめのモデルを紹介します。短時間での使用や軽いハイキングや夏の登山に気軽に取り入れられる製品が中心となっています。まずはゲイターを使ってみたい!という登山初心者さんはぜひ参考にしてくださいね。
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(2,239件)
商品情報
砂利やほこりからしっかりガードしてくれる、サロモンの「トレイルゲイターズロウ」は、シューズに簡単に装着できて、かさばらず、動きやすさを損ないません。足下には頑丈なストラップ、足首周りには耐久性の高いメッシュ素材を使っており、しっかりとフィットするため、ハイキングやトレイルランニングにもおすすめです。
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(375件)
商品情報
ゲイターズロウよりもすこし高さがあるため、くるぶしへの衝撃や擦り傷を防ぐほか、よりしっかりとシューズへの異物の侵入も回避します。ベルクロでしっかりと固定しフィットするため、ロウタイプ同様、ハイキングやトレイルランニングのように動きやすさを重視したいシーンでも活躍します。
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(10件)
商品情報
防水透湿素材「ゴアテックス®」と耐久性のある210デニールナイロンを組み合わせたロングゲイターです。すねの内側にすべり止めがついており、装着時のズレを防止してくれます。いざというときのための持ち運びにも便利な収納袋付きです。
商品情報
底がフラットなシューズにも装着しやすい、ストラップレスタイプのショートゲイターです。軽い雨や砂利、泥除けとして気軽に取り入れたい方におすすめです。靴とゲイターのズレを防ぐ為、フロントには靴紐に固定できるスナップボタンがついています。コンパクトなデザインなので、軽いハイキングやフェスでも使いやすいのがポイントです。
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(65件)
商品情報
防水透湿素材「ウェザーテック」と耐久性のある210デニールナイロンを組み合わせた「ウェザーテックライトスパッツ」は、ゴムコードとコードストッパーで締め加減の調整を簡単に行うことができます。携行に便利な小型のスタッフバッグが付属しています。
商品情報
450Dポリエステルに軽量なナイロンのライニングを施した、くるぶし丈のゲイターです。寒冷時以外のシーズンにおすすめです。足裏部分の傷みやすいストラップは取り外し・交換が可能なので長く愛用できます。
【5000円~】
ここからは、雪山でも対応できるような耐久性と機能性を備えたおすすめのゲイターをご紹介します。冬山や悪天候でも快適に登山を楽しみたい!という方は、ぜひこちらを参考にしてくださいね。
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(8件)
商品情報
足元からの開閉が可能なダブルオープンジッパーや、深い雪のトレイルでの雪の侵入を防ぐスノーガードを装備した、雪山対応のゲイター。すっきりとしたシルエットで、クライミングや雪山縦走にもおすすめの高機能なモデルです。
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(106件)
商品情報
過酷な環境でのアクティビティに対応する、汎用性の高いロングタイプのゲイターです。足回りにフィットしやすいように、ゴムとジッパー、面ファスナーで留めるようになっており、脚を包み込むようなフィット感と十分な耐久性を兼ね備えています。
商品情報
高い防風性、透湿性、耐水性、耐久防水性を備えたゴアテックス®素材のロングゲイターです。上部はゴムシャーリング仕様になっており、サイズ調節可能。履き口内側にはすべり止めがついているため、ズレにくく快適な履き心地が魅力です。
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(2件)
商品情報
防水性と透湿性を兼ね備えたゴアテックス®3層素材を使用したロングゲイターです。開閉はスムーズに着脱できるフロントの面ファスナー式で、内側にはシリコンプリントが施されており、ずり落ちを防止。シューズ下を通すストラップはセルフリペア可能で、スペアも付属しています。ハードな使用を想定したタフな設計です。
商品情報
素材は耐久性・耐水性に優れたアズテックを使用。開閉は面ファスナーで、上部はバックル留めができます。かかと部分にはゴムを内蔵したギャザーを取り付け、フィット感を向上。快適に着用できるゲイターです。
商品情報
アウトドアリサーチの長年の定番モデルである「クロックゲイター」は、タフな耐久性が魅力。ボトムパネル周りの防水素材と耐久性のあるCordura®ナイロン素材がブーツをしっかりと保護してくれます。ゲイター下部にはパッククロスの裏地がついており、耐磨耗性にも優れています。
商品情報
通気性のあるソフトシェル素材を使用していて不快な蒸れがなく、ストレッチ性に優れたミニマルなデザインの「クナイ・ショート」。足にフィットして動きやすく、小石や枯葉などの侵入をしっかりと防ぎます。靴下のようにすっぽりと履くタイプで開閉の必要がないため、ファッションを邪魔せず気軽に取り入れたい方にもおすすめです。
商品情報
アッパーには耐久性と通気性に優れた防水透湿素材・eVent®を採用。開閉が楽なフロントの面ファスナーが脚にフィットすることで頸の保護も兼ねたデザインです。傷みやすいボトムストラップは取り外し、交換が可能なので長く愛用することができます。
商品情報
冬山全般で活躍するブラックダイヤモンドの「アルパインゲイター」は、本体生地に3レイヤーゴアテックス®ハードシェルを使用。傷みやすいボトム部分内側には、600デニールのガードを溶着したタフな設計のゲイターです。
商品情報
Rabの「トレックゲイター」は70デニールのリップストップナイロン生地を使用し、それを二層に重ね、さらに耐久撥水加工を施すことで防水性を高めており、激しい雨にも対応します。フロントには幅広の面ファスナーを配置しており、グローブを付けたままで簡単に着脱可能です。身体に合わせてしっかりとフィットします。
商品情報
優れた耐久性があり数々の賞を受賞しているアウトドアリサーチのベストセラーのヘリウム生地をゲイターに融合させた「ヘリウムゲイター」。ぴったりと足にフィットするよう調整可能で、長時間の歩行でもストレスなく使用できます。軽量・コンパクトなので使用しない時には小さなポケットに収納可能です。
初めての方必見!ゲイターの付け方
まず装着前にゲイターを開いて左右を確認し、ゲイターをふくらはぎ(または足首)に巻き付けます。このとき、ゲイター下部のストラップをシューズの底をくぐらせておきましょう。開閉部は雨や雪の侵入を防ぐため、隙間のないようにぴったり重ねて閉めます。
次にゲイター上部のボタンまたはコードを調整し、ズレ落ちないようにしましょう。ゲイター下部にあるフックはシューズの靴紐にひっかけて使用します。なるべく足先に近い靴紐に固定することでゲイターが外れにくくなりますよ。
最後にストラップ、上部のコード、フックの3点の全体のバランスを確認し、それぞれがちょうどよく引き合うように調整して完成です。正しく着用してゲイターの性能を最大限に発揮しましょう。
おすすめ商品比較表
SALOMON(サロモン) サロモン トレイル ゲイターズ ロウ | SALOMON(サロモン) サロモン トレイル ゲイターズ ハイ | イスカ(Isuka) イスカ ゴアテックス ライトスパッツ | MIZUNO(ミズノ) ミズノ アクアブロック ゲイター ショート | イスカ(Isuka) イスカ ウェザーテック ライトスパッツ | SEA TO SUMMIT スピニフェックスアンクルゲイター | イスカ(Isuka) イスカ ゴアテックスロングゲイター | MILLET(ミレー) ミレー ハイ ルート ゲイター | MIZUNO(ミズノ) ミズノ GORE-TEX ゲイター | THE NORTH FACE(ザノースフェイス) ザノースフェイス アルパインロングゲイター | macpac(マックパック) マックパック カスケードゲイター II | アウトドアリサーチ OUTDOOR RESEARCH クロックゲイター | アックス 凌 クナイ・ショート | SEA TO SUMMIT クアグマイアゲイター | ブラックダイヤモンド ブラックダイヤモンド アルパインゲイター | Rabトレックゲイター | アウトドアリサーチ OUTDOOR RESEARCH ヘリウムゲイター | |
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ゲイターを取り入れて、登山をもっと快適に!
ゲイターの必要性やメリットをご紹介しました。ゲイターは、冬山の雪の侵入を防いだり、夏山では靴の中に小石や落ち葉が入り込むのを防いだりと登山で役立ちます。季節や天候に合うゲイターを上手に取り入れて、これまでよりもずっと快適に登山ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。