キャンプ用バックパックのおすすめ10選!容量や重さなど選び方も解説
「キャンプ用バックパック」があれば、テントやマット、テーブル、椅子といったキャンプ装備を持ち運ぶのに便利です。選び方に一つの正解はなく、持っていきたい荷物の内容によって必要な容量は異なります。この記事ではキャンプ用バックパックの選び方やおすすめの商品をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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キャンプ向きのバックパックはどんなもの?
バックパック(リュック)には、通勤・通学向けから登山などのアウトドア向けまでさまざまなものがあります。その中でもキャンプに向いているのは、軽量かつ大容量で、ポケットやカラビナ、ループなどの付属品が充実しているものです。
通勤・通学用のバックパックなら、30Lもあれば大容量の部類に入ります。しかしアウトドアで使うなら、30Lは日帰りまたは自炊なしの1泊程度の容量になります。1泊以上するキャンプなら30L以上のものがよいでしょう。軽くて荷物をたっぷり収納でき、必要なものをサッと取り出しやすいものを選んでくださいね。
キャンプ用バックパックの選び方
キャンプ用のバックパックを選ぶ際には、荷物の量に見合う容量があるか、背負いやすくて長時間の移動でも疲れにくいか、といった点をチェックしましょう。荷物が多い方は特にフィット感を重視すると、重さを感じにくくなりますよ。
1.荷物の量に合う容量のものを選ぶ
キャンプに必要な荷物の容量は、何泊するかや自炊をするかどうか、コンパクトなギアを使用するかなどによって異なります。以下では日帰りのソロキャンプから、荷物がかさばりやすい冬場の連泊までさまざまなシーンを想定した荷物量について解説します。容量選びに迷っている方は参考にしてくださいね。
テント泊なら最低30Lは欲しい
ソロキャンプや日帰り程度の気軽なキャンプ、1泊2日のテント泊には、最低でも30Lはほしいところです。コンパクトなギアを揃えている方や荷物をあまり持たない方は20L程度のコンパクトなものでも足りる場合がありますが、特にテント泊では必要なものが多いので、容量が大きめのものを選んでおいた方がよいでしょう。
ただし容量が大きいほど重さも増すため、バックパックの重さもチェックしてみてください。登山用のバックパックなど軽い素材でできているものなら、たくさん荷物を入れて背負っても疲れにくいですよ。
40~50Lあると余裕を持てる
2泊以上のキャンプには40Lや50L、特に必要なアイテムが多いテント泊や自炊をする場合には50L以上の大きいサイズがおすすめです。効率的に収納できるものを選べば、50Lでも2人用テントやタープ、シュラフやマットなどの寝具、調理器具やカトラリー、焚き火台などいろいろなギアを収納できます。
なお、たくさんの荷物を持っていけばキャンプが快適になるからといって、とにかく大きいバックパックを選ぶのは避けましょう。大きすぎると結局使わないものまで持っていってしまうことがあるので、大きくても50L程度のバックパックに必要なギアを厳選して入れていくのがおすすめです。
冬はキャンプ装備が増えるのを忘れずに
冬のキャンプは他の季節と違って、ブランケットや防寒着、湯たんぽ、底冷え対策用のマットなど防寒アイテムが必要になります。防寒アイテムはかさばりやすいので、50L以上の大きめのバックパックか、外側にものを収納できるバックパックを選ぶとよいでしょう。
特に容量を圧迫しやすいテントやシュラフを外付け収納できれば、他の必要なものを多めにバックパックに詰められますよ。
2.背負いやすさで選ぶ
キャンプ向けバックパックを選ぶときは、体へのフィット感や、長時間背負っても疲れにくいかどうかをチェックしましょう。特に通販で購入する場合は、サイズをしっかり確認してください。背負いやすい工夫が施されているものを選ぶことも大切ですよ。
以下ではバックパックの背面長や、フィット感をアップさせるパーツについて解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。
体にフィットしやすいか
長時間背負っても疲れにくいバックパックを選びたいなら、体へのフィット感を重視しましょう。体にしっかりフィットする工夫がなされているものは、体の広範囲に荷重を分散させられるので重さを感じにくいですよ。
実際に背負ってみて違和感がないものを選ぶのがベストではありますが、通販ではフィッティングできないので、後述するような背面長やベルトの有無などをチェックしてみてください。
負担軽減に!背面長の調節ができるか
背面長(はいめんちょう)とは、首の後ろの付け根中央あたりにある骨(深くうつむくと飛び出る骨)から、腰骨の上端までの背骨の長さのことです。バックパックの商品ページに記載されている背面長と、自分の背面長が合っているかどうかをチェックしましょう。
背面長の調節ができるバックパックなら、より自分の体格に合わせやすく、長時間背負っても疲れにくくなるのでおすすめです。背面長の調節ができるものは、家族や友人など自分以外が使う場合にも、それぞれの人に合わせて調節しやすいというメリットがありますよ。
ウエストベルト・チェストストラップ
ウエストベルトやチェストストラップは、バックパックを自分の体に密着・フィットさせて、重い荷物を背負ったときの体への負担を軽減するパーツです。なかでもウエストベルトは登山向けリュックについていることが多く、肩だけでなく腰にも重量を分散させられます。
一方、チェストストラップは歩行中にショルダーハーネスがずれるのを防いでくれるアイテムのこと。バックパックに純正のものが付いていない場合は、単品のチェストストラップを購入して取り付けられますよ。
3.防水性をチェック
雨の日でも気にせず使いたい方は、防水仕様のバックパックを選びましょう。商品によっては、防水仕様でもジッパーなどの接合部から雨が侵入してしまうものもあるので、「防水」と書いてあっても慎重に選ぶことが大切です。
雨蓋つきタイプやロールトップタイプのバックパックは、構造的に雨が侵入しにくいといえます。雨蓋に収納スペースが付いているものは、荷物が多い方に特におすすめですよ。
ロールトップタイプのバックパックは防水性が高いうえに、口が広くものを出し入れしやすいというメリットがあります。
4.素材や構造など耐久性をチェック
アウトドア向けのバックパックは耐久性の高い素材が使われていることが多いですが、その中でも特に頑丈なバックパックが欲しいなら、ミリタリー系のものを選べば満足度が高いでしょう。
ミリタリー系のバックパックは過酷な環境での使用を想定した、耐久性や防水性が非常に高い軍用品を参考にしています。機能性や背負いやすさも良好です。実際に軍隊で使用されたブランドのバックパックも購入できるので、品質にこだわる方はぜひチェックしてみてください。
機能的で無骨なものを好む方にはぴったりのアイテムですよ。
5.パッキングのしやすさで選ぶ
パッキングのしやすさを重視する場合は、開口部の形状や、ポケットの数・配置などをチェックしてみてください。たくさんの荷物をバックパックに詰めていると、必要なものを取り出す際に他のものをいったん取り出さなければならないことがあります。その点、大きく開けられるものなら、必要なものだけをサッと取り出せますよ。
出し入れしやすい?開口部の形状は
一般的にバックパックは底の方に入れたものが取り出しにくいという欠点がありますが、背面に縦長のジッパーが付いていてスーツケースのように広げられるものも販売されています。
大きく開けられるものなら必要なものを必要なときに取り出しやすく、荷造りや帰りの際の片付けもしやすいですね。また、開口部がジッパーではなくフラップやロールトップになっていて、大きく開けられるものもありますよ。
収納性は?ポケットの数や位置
収納力を重視するなら、メイン収納の容量だけでなく、ポケットの数や位置にも注目してみてください。ポケットが付いている場所は商品によってさまざまですが、ショルダーハーネスやバッグの側面に、よく使う小物やペットボトルなどを入れられるポケットが付いていることが多いですよ。
またミリタリー系のバックパックについていることが多い「ウェビング」も、必要なときに収納を拡張できるので便利。ウェビングとは一定の幅ごとに縫い付けられている帯のことで、縫い付けられていない部分にポーチを納めたり、ベルトで物を取り付けたりできます。使わないときはまったく邪魔にならないので、非常に使い勝手がよいですよ。
6.重量をチェック
一般的なテント泊で50Lのリュックに荷物を入れると、15kgほどになります。60Lでは15kgから20kgほどです。
体重の15%以上の重さのバックパックを背負うと体に負担がかかるといわれています。それくらいの重さになってしまう場合は、背中側だけでなく前側にも小型のバックパックを身につけるという方法がありますよ。前後で背負えば重さが分散されるので、体格が小さめの方はぜひ背負い方も工夫してみてくださいね。
キャンプ用バックパックのおすすめ10選
ここからはキャンプにおすすめのバックパックをご紹介します。デザイン性と使いやすさを両立させたアウトドアブランドの商品や、体格に合わせて背面長やヒップベルトを調節できるものなどがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
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(2件)
商品情報
【重量】WM/約1,570g、M/約1,650g、L/約1,770g
【背面長】WM/42-50cm、M/43-51cm、L/48-56cm
【サイズ】WM/H64.5×W29×D22cm、M/H67.5×W29×D20cm、L/H71.5×W29×D20cm
アウトドアブランドのザノースフェイスから販売されている、おしゃれで使い勝手のよいバックパックです。山小屋での宿泊や、1泊程度のテント泊などに対応できます。通気性がよくて背中が蒸れにくく、フィットしやすいので体感の重さも減らせるでしょう。キャンプの初心者から上級者までおすすめできるスタンダードなモデルです。
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(1件)
商品情報
【重量】1110g
【背面長】46cm
【サイズ】53×28×26cm
ドイツのアウトドアブランドから販売されている、快適な背負い心地にこだわったバックパックです。背面パネルのクッション性が高く、背負っているときの衝撃を緩和してくれます。また破れやほつれに強く、耐久性が高いのも特徴です。ロールトップタイプなので荷物の量に合わせてサイズを調整でき、雨の侵入も防げますよ。
商品情報
【重量】1200g
【背面長】42〜50cm
【サイズ】60×29×26cm
ドイツのアウトドアブランドの商品で、背中と背面パネルの間に空間をつくって通気性をよくする工夫がされています。体格に合わせて背面長を調節できるのもうれしいポイントです。レインカバーが内蔵されているため急な雨にも対応でき、リフレクター機能付きなので夜間の移動もしやすいでしょう。人の体だけでなく環境にも優しいサステナブルな商品であることも特徴です。
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(10件)
商品情報
【重量】1400g
【背面長】ー
【サイズ】タテ62cmxヨコ26cmxマチ12cm
28Lから35Lの間で、容量を荷物の量に合わせて調節できます。快適な歩行をサポートする特許技術「Active Spine Technology」を採用しているほか、柔らかいパッドが入ったヒップベルトやショルダーストラップも付いていて、長時間でも快適に背負えるでしょう。メイン収納のフロントには大きなジッパーが付いているのでアクセスしやすいですよ。
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(71件)
商品情報
【重量】1560g
【背面長】M=48cm, L=51cm
【サイズ】W30×H65×D21cm
重さを効率的に分散させられて、荷物の出し入れもしやすい筒型デザインのバックパックです。雨に強いシリコン加工を施したナイロン素材が使われており、高い排水性と耐久性があります。背面パネルやショルダーハーネス、ヒップ周りにはクッション性の高いパッドが付いていて、長時間でも快適に背負えます。
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(23件)
商品情報
【重量】1050g
【背面長】ー
【サイズ】タテ51cm×ヨコ23.5cm×マチ19cm
背面パネルと背中の間に立体的で通気性のよい空間ができ、蒸れることなく快適に背負えるバックパックです。耐久性と撥水性を高める加工が施されていて、天候を問わず使えます。メイン収納の上部開口部は広くてアクセスしやすく、フロントにもジッパーが付いているので荷物をスムーズに出し入れできますよ。
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(23件)
商品情報
【重量】1620g
【背面長】ー
【サイズ】65×32×24cm
カラーリングがおしゃれなバックパックです。激しく動いても重心がブレにくく、重い荷物を背負っていても疲れにくい設計になっています。バックパネルはメッシュになっており、通気性がよくてフィット感も良好ですよ。ヒップベルトには腰骨に負担をかけずにフィットするパッドが入っているので、体への負担を減らせるでしょう。
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(270件)
商品情報
【重量】670g
【背面長】ー
【サイズ】H53×W30×D17cm
収納力やフィット感、体への負担の少なさにこだわって設計されているバックパックです。ショルダーハーネスには極厚のメッシュパッドが入っており、肩にかかる負担や蒸れを軽減できます。フロントには上部や左右から出し入れできる小物ポケットが付いていて、正面ポケットは仕切りがたくさんあるので荷物を細かく整理して入れられますよ。
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(16件)
商品情報
【重量】1540g
【背面長】52cm
【サイズ】H65×W31×D23cm
体格に合わせてヒップベルトの角度が調節できる「ヒップベルトアングルアジャスター」機能が搭載されたバックパックです。痩せ型の方やウェストとヒップの差が大きい方はヒップベルトがフィットしにくいことがありますが、この商品なら体型に合わせられます。開口部が大きくて荷物を出し入れしやすいうえに、ポケットも充実していて小物の収納がしやすいですよ。
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(13件)
商品情報
【重量】1490g
【背面長】調節可
【サイズ】高さ70×幅29×奥行23cm
くすみピンクが大人かわいい登山用バックパックです。背面パネルは通気性がよく、人間工学に基づいたヒップフィンがしっかり体にフィットするので、長時間の移動でも体へ負担がかかりにくいでしょう。軽いバックパックを探している方にもおすすめです。
おすすめ商品比較表
THE NORTH FACE(ザノースフェイス) ザノースフェイス テルス45 | Jack Wolfskin(ジャックウルフスキン) ジャックウルフスキン リュック | Jack Wolfskin(ジャックウルフスキン) ジャックウルフスキン トレッキングリュック PRELIGHT VENT | Mammut マムート バックパック Ducan Spine | MILLET(ミレー) ミレー 登山リュック サースフェー | Jack Wolfskin(ジャックウルフスキン) ジャックウルフスキン トレッキングリュック CROSSTRAIL | deuter(ドイター) ドイター 登山用バックパック フューチュラプロ | LOGOS PARK(ロゴスパーク) ロゴスパーク 大型デイパック | Karrimor(カリマー) カリマー 登山用リュックサック ridge 40+ Large | deuter(ドイター) ドイター 登山用バックパック エアコンタクトライト35+10SL | |
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お気に入りのバックパックでキャンプに行こう!
キャンプ向けのバックパックを購入する際は、まず自分が持っていきたいものを決めておくのがおすすめです。あらかじめ荷物を決めておけば必要な容量や機能がわかるので、ぴったりのバックパックを選べますよ。この記事でご紹介したおすすめの商品も参考に、あなたのお気に入りのバックパックをぜひ見つけてくださいね。