ライスクッカーのおすすめ11選!アウトドア用から自宅で使いやすいアイテムまで
アウトドアでお米を炊くのに便利な「ライスクッカー」。アルミニウムやステンレス製といったキャンプで主流の金属製タイプだけでなく、ミニサイズの炊飯器のようなモデルなどサイズや素材のバリエーションが豊富に展開されています。本記事では、ライスクッカーを選ぶときのポイントやおすすめの商品をご紹介します。
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ライスクッカーとは?
ライスクッカーとは屋外で炊飯しやすいようにつくられた調理器具ですが、ある程度深さがあるので、炊飯だけでなく食材を焼いたり煮たりするときにも使いやすいアイテムです。
アウトドアで使うため、直火にかけられる金属製のタイプが主流ですが、最近は小さい炊飯器のような電気式も販売されています。どちらのタイプもミニマルな仕様で持ち運びに便利なのはもちろんのこと、キッチンで使っても狭いスペースに収納できるので、自宅用兼アウトドア用として活用できます。
ライスクッカーのメリット
ご飯を鍋で炊くと、吹きこぼれたり水分量を間違えて焦がしたりしてしまい、上手く炊けるようになるにはコツが必要です。その点ライスクッカーは、熱伝導がよく早く炊き上がるものやふきこぼれにくく作られているものなど工夫された商品が販売されているので、アウトドアで気軽に炊飯を楽しめるでしょう。
ライスクッカーのデメリット
アルミなど金属製のタイプの場合は食洗機にかけられない商品が多く、手洗いしなければならない点がデメリットといえるでしょう。ただし、最近は金属製でも食洗機洗いが可能なタイプもあるので、食洗機で洗えるライスクッカーが欲しい方はぜひ調べてみてくださいね。
また、炊飯器ならボタンを押すだけで炊けますが、ライスクッカーで炊くにはお米を浸す時間や蒸らす時間、火の加減などが必要になります。炊飯の工程を取得するまでは戸惑うこともあるかもしれません。
ライスクッカーの選び方
バリエーション豊富なライスクッカーは、購入時にどれを選べばよいか迷うことがあるかもしれません。ここからは、ライスクッカーを選ぶときのポイントを5つ紹介します。検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.人数に合うサイズで選ぶ
まずは、ライスクッカーで炊ける御飯の量に注目してみましょう。必要なサイズがわかるとライスクッカーを選びやすくなりますよ。
ソロキャンプ用:1~2合炊き・ミニサイズ
ソロキャンプで荷物を少なくしつつ自炊を楽しみたいなら、1〜2合炊きの角形ライスクッカーがおすすめです。メスティンとも呼ばれるアルミ製の飯ごうで、熱伝導率がよいのが魅力。
取っ手が折りたためるため、非常にコンパクトに持ち運べます。蓋はお皿、メスティンはそのままお茶碗の代わりにもなるので、洗い物も減らせますよ。
電気式のライスクッカーも1〜2合炊きが主流のため、直火式と電動式、使い勝手のよさそうなタイプを選んでくださいね。
ファミリー用:3~5合炊き
数人分のご飯を炊くなら、3〜5合炊ける丸型のライスクッカーを用意すると使いやすいでしょう。金属製だと鍋のような形をしているものが多く、煮込み料理にも便利ですよ。
鍋の容量一杯に炊いてしまうと吹きこぼれることもあるので、サイズは余裕を持って選ぶことをおすすめします。
金属製の場合、薄い鍋だとくっついてしまうことがあります。不安な場合は、フッ素加工やノンスティック加工といったご飯が鍋底につきにくい加工が施されているか確認してくださいね。
2.種類で選ぶ
ライスクッカーの種類を「直火式」「電気式」「IH対応式」に分けて、特徴を解説します。ご自身にぴったりのタイプを選べるようにチェックしてみてくださいね。
キャンプ用なら「直火式」
火で調理することは、キャンプの醍醐味のひとつでもありますよね。バーナーや焚き火を使って炊飯を楽しみたい場合は、直火式のモデルが重宝します。お米直火で炊いていただくのは、非日常感を味わえるなんともいえない体験です。
1合〜5合炊きまでさまざまなサイズが展開されているので、ぴったりの大きさを見つけやすいでしょう。保温機能はないので、炊いたぶんは食べきるか、余った場合は蒸して温め直すようになります。
車中泊・自宅用なら「電気式」
キャンピングカーを使った車中泊では火を自由に使えないため、電気式のライスクッカーが役に立ちます。
小型化されたものなら車内でも場所をとらないので扱いやすく、「炊飯・保温」のようなシンプルな機能が備わっているのが特徴です。
しかし、人数が多い場合は、少量焚きのミニマルな炊飯器は不向きでしょう。3〜5合炊きのような、ある程度容量のあるライスクッカーを使用したい場合は、車内のシガーソケットからは給電できないケースもあります。その際は、別途ポータブル電源が必要になることもあるので、留意しておきましょう。
IH対応なら自宅でも使いやすい
キャンプの頻度は低く、自宅はIHヒーター式のキッチンという方はIH対応のライスクッカーがおすすめです。アウトドアでも家庭でも兼用できるものを購入すると使用頻度が高くなるので便利ですよ。直火式や電気式に比べるとバリエーションは少ないですが、気になる方はぜひ調べてみてくださいね。
3.素材で選ぶ
金属製のライスクッカーには、主にステンレス製とアルミニウム製があります。それぞれ、メリットやデメリットがあるので、ここではステンレス製とアルミニウム製の特徴を解説します。
ステンレス製
なんといっても耐久性や保温性に優れているのがステンレス製。錆びにくく、使用後はガシガシ洗って乾かすだけでよいのでお手入れのしやすさも申し分ありません。重さがありますが、そのぶん気密性があり、保温性に優れているのも特徴です。
一方デメリットとして重い点は否めません。大きなサイズになると、そのぶん重くなるため、持ち運びに適さないこともあります。またお米がくっつきやすいので、内側にコーティングが施されているライスクッカーの方が使いやすくておすすめです。
アルミニウム製
アルミニウム製は、軽量でなおかつ熱伝導率がよいためムラなく炊きやすい素材です。1〜2合サイズのメスティンなら、お米の浸水時間を除いて30分くらいでご飯が炊けます。また、ステンレスより安価に手に入るのもポイントです。初めてライスクッカーを購入する場合は、アルミニウム製で試してみるのもよいかもしれません。
一方、ステンレスに比べて耐久性は劣るので、強い衝撃を受けると変形してしまう点がデメリットとして挙げられます。
4.形状で選ぶ
形状にも注目してみましょう。大きく「丸型」と「角型」に分けられるので、それぞれの特徴を解説します。
丸鍋型
丸型は鍋底はお米が対流し、水分を循環しやすいので、ふっくら炊き上げる効果が期待できます。またフチが立ち上がっていて吹きこぼれない構造も多いため、初心者でも炊飯しやすいモデルが多いのが特徴です。
ただし、角型のライスクッカーに比べるとサイズが大きくなる点は否めません。コンパクトに荷物をまとめたい方には不向きでしょう。
角型
角型の場合は収納するときにデットスペースが生まれにくく、真四角なら袋ラーメンがそのまま作れるというメリットがあります。
炊飯の際は、蓋が動かないように石を乗せたり、蒸らし時間はひっくり返してタオルで包むことを推奨している商品もあります。より手をかけてキャンプを楽しみたい方にはぴったりです。
ライスクッカーの中に専用メッシュプレートを敷くと、蒸し料理や燻製まで楽しめるモデルもありますよ。
5.機能性で選ぶ
最後に、ライスクッカーの機能性に注目してみましょう。備わっていると便利な機能を3つご紹介します。
スタッキング収納できるか
コンパクトにして運べるスタッキング機能は、荷物の多くなりがちなキャンプや登山では非常に重宝する機能です。持ち運びやすさだけでなく、自宅でも収納スペースを取らない点もうれしいですね。
さらに、スタッキングできるライスクッカーなら、鍋やフライパンといった他の調理器具も一緒に運べるため、焼き料理や蒸し料理など調理のバリエーションが一気に広がるでしょう。
キャンプでさまざまな料理を作りたい方は、スタッキングできるライスクッカーをぜひ検討してみてくださいね。
計量が簡単!目盛り付き
商品によってはライスクッカーの内側に、お米と水の量の目盛りがついているタイプがあります。お米の計量カップを別途持ち運ぶ必要がなくなるうえ、水の量も分かりやすいのでおすすめです。
「分量を間違えてお米がうまく炊けなかった!」ということを回避し、初心者でもトライしやすくなります。柔らかめ・硬めといった炊き方の好みも調整しやすくなるでしょう。
お手入れしやすい!コーティング加工
金属製のライスクッカーは、火加減や蒸らし時間によってはお米がこびりついてしまうことがあります。そのためコーティング加工が施されているとお米がつきにくくなり、キャンプ場での洗いものも短時間で済ませられますよ。
ただし、コーティング加工は劣化していくので、長く愛用できるアイテムではありません。くっつきやすくなってきたら、買い替えを検討しましょう。
ライスクッカーのおすすめ11選
直火式・電気式の商品から、それぞれおすすめのモデルをピックアップしました。デザインや機能性など商品によって異なるので、気になる商品はぜひチェックしてみてくださいね。
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商品情報
サイズ(約):【ライスクッカー】直径19×高さ18cm 【ストレーナー】直径17.5×高さ12cm 【内蓋】直径17.5cm
重量:920g
付属品:収納ケース
炊飯で難しいとされるのはやはり「火の加減」ですが、本商品は炊飯途中に火加減の調整をせずに炊き上げられるライスクッカーです。鍋底からはみ出さないくらいの火加減にするだけで、湯気がたたなくなったら消火するだけ。慣れていない方でも簡単に炊飯が楽しめるモデルです。
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商品情報
サイズ(約):直径21×高さ21.5cm
容量:3L
重量:1.16kg
金属製で大きめのライスクッカーを探している方におすすめの5合炊きサイズです。直火はもちろんのことガスコンロでもIHヒーターでも使えて、食洗機も可能な非常に使いやすいモデル。深さがある形状なので、普段は鍋としても活用しやすいアイテムです。
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商品情報
サイズ(約):外径17.5×高さ14cm(5合炊き)
重量:810g
原産国:日本
こちらも金属製には珍しい、IHヒーターでの使用が可能なステンレス製ライスクッカーです。金物の産地として有名な燕三条で生産されていて、熱伝導と耐食性に優れたステンレス鋼で挟んだ3層鋼が特徴です。内側にはお米と水の分量を量る目盛りがついているので、炊飯時水加減に困ることもありません。
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商品情報
サイズ(約):【クッカー大】直径10×高さ9.3cm【クッカー小】直径10.7×高さ6cm【兼用蓋】直径11.2×高さ0.5cm
容量(約):【ライスクッカー】700cc【カップ】480cc
重量:267g
内容:ライスクッカー、カップ、兼用カバー、収納袋 各1
下段では一合の炊飯ができ、上段ではお湯を張って缶詰を温めたり目玉焼きをつくったりできる二段調理可能な構造です。しかもライスクッカーには110サイズのOD缶やバーナーが収納できるので、持ち運びにもとても便利。食器づくりの長年の技術を生かした高品質な商品です。
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商品情報
サイズ(約):【内寸】幅18.5×奥行き12.5×高さ6.5cm【取っ手】25cm【収納時】幅20×奥行き14.5×高さ7.5cm
容量:1.5L(3合炊き)
重量:400g
付属品:蒸し用パッド、ゴムバンド
コンパクトな仕様ですが、3合も炊ける角型の本商品。2〜3人で一緒にご飯を楽しみたいときに最適のサイズです。またご飯を炊くだけでなく、燻製や蒸し料理を楽しめる「蒸し用パッド」が付いているため、これひとつで料理のバリエーションがぐっと広がるアイテムです。
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商品情報
サイズ(約):幅15×奥行き8×高さ5cm(ハンドル含まず)
容量(約):【ライスクッカー】700cc(1合炊き)【カップ】480cc
重量:126g
内容:ライスクッカー、カップ、兼用カバー、収納袋 各1
1,000円台をきる手頃な価格が魅力のライスクッカー。一合の炊飯ができるので、ソロキャンプで試してみるのもおすすめです。炊飯時間は12分、固形燃料1個分くらいで炊き上げられます。オプションのメッシュプレートを購入すれば、蒸し料理と燻製調理も可能になりますよ。
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商品情報
サイズ(約):幅24.5×奥行き20×高さ16.2cm
容量:2.6L(3合炊き)
重量:1000g(ふた込)
原産国:中国
特徴:食洗機、IH、ガス火、金属ヘラ可
ティファールから販売されているポットタイプは、アルミのもつ熱伝導力や蓋の裏についている突起によって、水分を循環させ、ムラの少ない炊飯ができる構造です。さらに内側は丈夫なチタンでコーティングされているため、こびりつきにくさが持続するのも使いやすいポイントです。ガス火でもIHヒーターでも使用可能です。
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商品情報
サイズ(約):【炊飯器】幅23.5×奥行き20.5×高さ19.5cm【スチーマー】幅21.5×奥行き18×高さ6.5cm
容量:0.6L
重量:1.4kg
定格消費電力:炊飯時 :/300W 保温時 / 35W
電源:AC100V 50/60Hz
保温温度:約70℃
内釜:フッ素加工樹脂
炊飯器としても蒸し器としても使える2way電気式ライスクッカーです。内釜に水を入れて本体をセットするだけで蒸し器へ早変わり。野菜を蒸したりゆで卵を作れたりと、1台で料理のバリエーションが広がりますよ。炊きあがると自動で保温に切り替わるので安心です。
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商品情報
サイズ(約):幅19×奥行き19×高さ20.8cm
最大炊飯容量:白米2.0合、玄米1.0合、粥0.5合
重量:1.55kg
消費電力:300W
コードの長さ:1.1m
セット内容:本体、内釜、計量カップ、しゃもじ、電源コード、取扱説明書兼保証書、レシピブック
炊飯だけでなく、お粥、スチーム、ヨーグルト、ケーキなど、9つのモードを搭載した機能性の高いモデルです。白米は2合、玄米なら1合炊けるので、1〜2人暮らしなら自宅用としても使いやすいサイズ。どこでも置きやすいコンパクトなサイズとタッチパネル式のスタイリッシュなデザインも魅力です。
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商品情報
容量:90〜270ml(0.5〜1.5合)
重量:1.4kg
消費電力:210W
コードの長さ:約1.4m
炊飯予約:最大12時間
付属品:計量カップ、しゃもじ
最大12時間のタイマー予約が可能な0.5〜1.5合炊きのミニマルな炊飯器。1合なら20分でご飯が炊けてしまいます。さらに無洗米モードも搭載されているので、水場まで行くのが大変なキャンプ場で重宝するでしょう。最大3時間まで設定できる保温機能も便利ですよ。
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商品情報
サイズ(約):幅17×奥行き19.7×高さ19.2cm(取っ手を下げた状態)
容量:0.5〜1.5合炊飯可
重量(約):1440g(電源コード含む)
消費電力:250W
炊飯予約:最大12時間
原産国:中国
セット内容:内なべ・電源コード・しゃもじ・計量カップ取扱説明書(保証書記載)・レシピブック
こちらも最大12時間のタイマー予約が搭載されているので、朝でも夜でも炊き上げたい時間に設定可能です。内釜は熱が均一に届き、美味しく炊きあがる構造になっています。さらに付属のオリジナルレシピを見れば、麻婆豆腐や豚バラの角煮など炊飯以外の調理も可能です。
おすすめ商品比較表
Coleman(コールマン) コールマン アルミライスクッカー | キャンピングムーン(camping moon) キャンピングムーン アウトドア用 ライスクッカー | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャプテンスタッグ 3層鋼 段付ライスクッカー 5合 | ptygrace ptygrace PTYGRACE 2way ライスクッカー | ハック(Hac) ハック Montagna 3合炊きアルミ製ライスクッカー | Field to Summit Field to Summit ライスクッカー OFCARC | ティファール(T-fal) ティファール キャストライン アロマ プロ ライスポット | マクロス マクロス ライス&スチームクッカー | VERTEX VERTEX Vertex マルチライスクッカー | モノクローム(Monochrome) コイズミ ライスクッカー ミニ | ケヴンハウン(Kevnhaun) D&S コンパクトライス&フードクッカー | |
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ライスクッカーでアウトドア調理を手軽に楽しもう
アウトドア調理でコツが必要とされる炊飯が、誰でも手軽に楽しめるようになるライスクッカー。商品によって機能性が異なるため、ぜひ使いやすい商品を購入して、アウトドアライフを快適に過ごしてくださいね。