登山におすすめの水筒13選!保冷・保温対応や軽量タイプ・ボトルホルダーも紹介
登山の際に必須なアイテムといえる「水筒」。軽量性のプラスチック製や保温ができるステンレス製など、素材によってさまざまなメリットがあります。登山時は水分補給が大事なので、用途にぴったりなものを選びたいものです。そこで本記事では、登山に適した水筒の選び方やおすすめ商品をご紹介します。ぜひご覧ください。
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登山に水筒は必要!その理由とは?
これから登山に挑戦しようとする人のなかには、「水筒は必須?」「ペットボトルじゃダメなの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。結論からいうと、登山をする際に水筒は準備しておきたいアイテムです。
ペットボトルとは違って、水筒には以下のようなメリットがあります。
- リュックを降ろさずに水分補給ができる
- 丈夫で落としても壊れにくい
- 保冷や保温に優れている
- 広口でなめらかな口当たりで飲みやすい
とくに山中でコーヒーやインスタントラーメンを作る場合、保温が効く水筒があると便利ですよ。ほかにも、飲みやすい工夫が施されている水筒は、足場の悪い場所でも水分補給がしやすいでしょう。
登る山によっては売店や自動販売機がないこともあります。水の現地調達が困難なケースを考慮して、あらかじめ適量の水を準備してくださいね。
登山向け水筒の選び方
登山用の水筒を選ぶときは、素材・容量・形状の3つをチェックしましょう。ひと口に水筒といっても、さまざまな種類が販売されています。これらのポイントをしっかり押さえて、自分に適した水筒を選んでくださいね。
1.水筒の種類から選ぶ
登山におすすめな水筒を選ぶ際はまず、種類に注目しましょう。登山時に適した水筒は、主に5つのタイプがありますよ。
- プラスティック
- ステンレス
- アルミ
- ソフトボトル
- ハイドレーション
タイプごとに特徴や使い方が異なるため、用途に合ったものを選ぶことが大事です。それぞれ詳しく解説するので、使用する場面をイメージしながら選んでみましょう。
軽量で中身の残量を確認しやすいプラスチック
プラスチック製の水筒は軽量なのが特徴で、荷物の重さを減らしたいときに重宝しますよ。適度に丈夫なので、水だけでなくチョコや飴などの行動食を入れるケースにもぴったりな素材です。また、ボトル本体が透明なので水の残量をひと目でチェックできるメリットもあります。
保冷・保温対応で丈夫なステンレス
オールシーズン使える水筒を探している方は、保冷・保温ができるステンレス製がおすすめです。外気の温度に左右されにくいため、夏場は冷たい水を、冬場は温かいドリンクを飲めますよ。さらに真空断熱構造の保温力が高いものなら、バーナーやクッカーを持参しなくても山中でコーヒーやインスタントラーメンを食べられます。
ただし、ステンレス製は重さがあります。重量が気になる場合、他の素材の水筒と併用するとよいでしょう。
軽くて比較的強度もあるアルミ
おしゃれなデザインの水筒が欲しい方は、アルミ製のものをチェックしましょう。アルミ特有の光沢感が魅力で、カラーバリエーションやデザインが豊富です。
また、アルミ製はステンレス製よりも軽いのもポイントの1つ。ステンレス製より強度は劣りますが、落としても壊れる心配が少ないのがメリットです。持ちや歩きやすさや取り扱いのしやすさを考慮すると、アルミ製の水筒が有能といえるでしょう。
使った後に折りたためるソフトボトル
ソフトボトルは、水を飲み終わった後にクルクルと折り畳めるのが特徴です。使用後はリュック内のスペースを開けられるため、下山時の持ち物をコンパクトにまとめられますよ。ソフトボトルは1L以上の容量が大きいサイズが多いので、補給用として1つ用意しておくと重宝するでしょう。
ただし、お手入れが大変なのが難点。洗った後はしっかり乾かさないと、カビが繁殖する恐れがあるので注意しましょう。
リュックを降ろさず飲めるハイドレーション
ハイドレーションは、小まめに水分補給するときに便利です。本体をリュック内に入れ、ストローを使って吸引するため、飲む度にリュックから水筒を取り出す手間が省けます。スピードを重視するトレイルランニングや、長時間の登山に適した素材です。
ただし、ソフトボトルと同様にお手入れが大変で、カビが繫殖しやすいデメリットがあるため注意が必要です。
2.何リットル必要?水筒の容量で選ぶ
水筒の容量は、とても重要なポイントです。少ないと脱水症状に、反対に多すぎると重くかさばりやすいため、必要に応じて水の量を決めなければなりません。とはいえ、実際にどれくらいの水を持ち歩けばよいか登山ビギナーの方は不安ですよね。
そんなときは、「(荷物の重さ+体重)×行動時間×5=水量」の式に当てはめて計算してみてください。たとえば、体重50kgの方が10kgの荷物をかついで登山に向かうとします。往復5時間なら1.5L、6時間かかるなら1.8Lほどの水が必要になります。
なお水筒を持ち運ぶ際は、複数用意するとよいですよ。上記で計算した1.5Lや1.8Lの水を1つの水筒に入れると、飲みにくくザック内で重さが偏ったりすることも。外ポケットやボトルホルダーに収まる水筒と、補給用の大きな水筒を併用するなど工夫するのもおすすめです。
3.飲み口やフタの形状も確認!
飲み口やフタの形状は、飲みやすさに直結するため重要なポイントです。ここでは、登山中に飲みやすいタイプをご紹介します。
直飲み・コップ・ストロー
水筒の飲み口は、大きく分けて直飲み・コップ・ストローの3種類があります。それぞれのメリットを以下にまとめたので、用途に応じて適した形状を選んでみてくださいね。
- 直飲み(広口)……氷が入れやすくお手入れが簡単だが、こぼしやすいのがデメリット。
- 直飲み(細口)……歩きながらでも飲みやすい。パーツが細かくお手入れが大変な面も。
- コップ……フタ部分がコップになっており衛生的に飲める。歩きながら飲むには不向き。
- ストロー……手を使わずに吸引するだけ。小まめな水分補給に適しているが、お手入れが大変。
どのタイプもメリット・デメリットがあるため、水を飲むシーンをイメージしながらぴったりなものを購入しましょう。
ワンタッチ式・スクリュー
水筒のフタの形状には、ワンタッチ式・スクリュー式の2タイプがあります。
ワンタッチ式は、ボタンを押すことで開閉できるのが特徴です。片手でスムーズに開け閉めできるため、険しい山道でも楽に水分補給ができるでしょう。ただし、移動中の振動で気付かずにフタが開く場合もあるので、不安な方はロック機能が付いた水筒もチェックしてみてくださいね。
スクリュー式はフタを回して開閉するシンプルな構造なので、お手入れが簡単で水の補給がしやすいのが特徴です。飲み口が大きいものはこぼれる恐れがあるため、小さめなものを選ぶのもよいでしょう。
【3000円~】登山におすすめの水筒8選
選び方が分かったところで、以下ではおすすめ商品をご紹介します。まずは、3,000円以上の登山にぴったりな水筒を8選ピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。
商品情報
・重量:390g
・本体素材:ステンレス
THERMOS(サーモス)のこちらの商品は、登山専用に作られた水筒です。ボディリングが付いているため握りやすく、底には衝撃を吸収してくれるカバーが付いています。仮に落としてしまっても傷つきにくいのが嬉しいポイントですね。容量は750mlで1〜2人用として使えます。ハードな山登りの水分補給にぴったりのアイテムです。
商品情報
・重量:800g
・本体素材:ステンレス
STANLEY(スタンレー)の真空ボトルは、ステンレス製で保温・保冷に優れています。夏は冷たい水を、冬はお湯を入れられるため、季節を問わず重宝しますよ。1Lと大容量で、登山だけでなくキャンプやピクニックなどアウトドアシーンでも活躍してくれるでしょう。注ぎ口が広いため、コップに注ぎやすいのも魅力といえます。
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(3,382件)
商品情報
・重量:320g
・本体素材:ステンレス
タイガー魔法瓶のステンレスボトルは、ワンプッシュで開けられます。片手が塞がっていたり、足場の悪い場所だったりしても飲みやすいのが魅力です。フタを閉めると自動でロックがかかるため、中身がこぼれる心配もありません。広口なので氷も入れられるうえ、マグカップのような飲みやすさを実現。水だけでなく、コーヒーや紅茶を入れるのもよいでしょう。
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(69件)
商品情報
・重量:300g
・本体素材:ステンレス
持ち運びやすさを重視する方は、THERMOS(サーモス)の真空断熱ケータイマグがおすすめです。キャリーループ付きなので、登山やアウトドアなどさまざまなシーンで重宝しますよ。280gと軽量なのも嬉しいポイントですね。また、ステンレス製の魔法瓶構造となっており、保温・保冷どちらにも優れています。夏・冬兼用できる水筒を探している方にもぴったりでしょう。
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(23件)
商品情報
・重量:130g
・本体素材:アルミニウム
Sigg(シグ)の水筒は、広口で口当たりのよい飲み口が特徴です。コップを用意しなくてもそのまま飲めるため、登山時に持ち物を減らしたいときにぴったりですよ。フタは密封性に優れたスクリュータイプを採用。内側は特殊コーティングが施されており、風味を保ったまま匂いがつきにくい仕様となっています。
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(23件)
商品情報
・重量:275g
・本体素材:ステンレス
Klean Kanteen(クリーンカンティーン)のドリンクボトルは、スリムなボディ設計となっています。子どもや手の小さな方でも持ちやすいですよ。350mlと容量が少なめなため、複数個の水筒を持って登山したい際にも重宝するでしょう。匂いが移りにくいステンレス製で、コーヒーや紅茶など気分によって入れるドリンクを変えたい方にもぴったりです。
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(578件)
商品情報
・重量:33g
・本体素材:ポリウレタン
重量が33gと軽量なため、長時間の山登りでも活用しやすいでしょう。本体はソフトな素材でできており、ポケットやカバンの形状に合わせてしっかりフィットします。飲むときも圧縮されて水が跳ねにくい仕様なのも、登山家にとって嬉しいポイントといえますね。
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(1,766件)
商品情報
・重量:120g
・本体素材:ポリウレタン
SALOMON(サロモン)のハイドレーションボトルは、ボトル本体にチューブを付けることで水分補給の効率化を実現しました。リュック内に吊り下げて飲み口から水を吸い込むため、険しい山道でも簡単に水が飲めますよ。最大1.5Lの水を入れられるため、長時間の登山や夏場におすすめです。
【~3000円】登山におすすめ水筒5選
続いては、3,000円以内で購入できる登山にぴったりな水筒5選をご紹介します。普段使いができるアイテムもあるのでチェックしてみてくださいね。
商品情報
・重量:191g
・本体素材:プラスチック
NALGENE(ナロゲン)の水筒は、広口で注ぎやすく飲みやすいのが魅力です。ドリンクだけでなく飴やチョコレートといった行動食を入れるのにも適しています。また、液漏れしにくいキャップシステムで気密性にも優れています。使い勝手のよい1L容量で、登山だけでなくキャンプ、フィットネス、アウトドアなど幅広いシーンで活用できますよ。
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(1,338件)
商品情報
・重量:24g
・本体素材:ポリエチレン
Platypus(プラティパス)のウォータボトルは、本体部分がソフトな素材でできています。水の容量や荷物に合わせて変形でき、パッキングしやすくかさばりにくいのが特徴です。飲み終わったらクルクルと丸められて、荷物を減らせるのが嬉しいポイントですね。1L容量で22gと軽量なのも、登山家にとって大きなメリットといえるでしょう。
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(906件)
商品情報
・重量:172g
・本体素材:ポリプロピレン
お手入れのしやすさに注目するなら、CB JAPAN(シービージャパン)の水筒がおすすめです。約6.5cmの広口なうえ、フタと飲み口ユニット、パッキンをパーツごとに分解できるため、隅々まで洗えますよ。また、ボトル本体にメモリが印字されているのもポイントです。登山用だけでなく、スポーツドリンクやプロテインも作れますよ。
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(6,453件)
商品情報
・重量:323g
・本体素材:ステンレス
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のスポーツボトルは、真空二重構造を採用しているので保温・保冷どちらにも対応しています。とくに保温力に優れており、33度以上なら24時間、66度以上なら6時間ほど温度を保ってくれます。冬場やちょっと温かい飲み物がほしいときに重宝するでしょう。
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(1,390件)
商品情報
・重量:29g
・本体素材:ナイロン
EVERNEW(エバニュー)のウォーターキャリーは、ナイロン製で軽量なのが魅力です。重さは29gなので、持ち物を少しでも軽くしたい方に適しています。飲み終わったら本体を丸めてコンパクトに収納できるのも嬉しいポイントですね。900mlとたっぷり容量で、キャンプやアウトドア、釣りなどのシーンでも活躍してくれます。
ボトルホルダーも併せてチェック!
最後におすすめのボトルホルダーもご紹介します。登山用の水筒と合わせてチェックしてみてくださいね。
商品情報
・重量:-
・本体素材:100Dリサイクルチェスナイロン
THE NORTH FACE(ノースフェイス)のボトルポケットは、ショルダーハーネスに装着できるフック付きです。サイドの素材は伸び縮みするストレッチ素材を採用しており、ボトルの形に合わせてフィットします。歩いているときの揺れを押さえられて、登山時も快適ですよ。ドローコードが付いているので、ボトルが飛び出す心配もありません。
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(2,174件)
商品情報
・重量:-
・本体素材:-
Mammut(マムート)のボトルホルダーは、ベイクロでバックパックに留めるタイプです。ショルダーベルトに固定できるので、山歩き中の揺れも気になりませんよ。最大1L容量のボトルに対応しており、しっかりボトルをホールドします。ドローコードをボトルに引っ掛けることで、ボトルの飛び出しも防げて便利です。
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(224件)
商品情報
・重量:40g
・本体素材:ナイロン
MILLET(ミレー)のボトルホルダーは、500ml容量のボトルに対応しています。リュックサックの外側に固定できるパッド付きなので、カラナビは不要です。ドローコードやハンドル付きで、落下防止も万全な仕様となっています。軽量なうえ丈夫なナイロン製でできているため、ハードな登山にも対応できるでしょう。
おすすめ商品比較表
サーモス サーモス 山専ステンレスボトル FFX-901 | スタンレー スタンレー クラシックボトル リサイクルステンレス | タイガー魔法瓶(TIGER) タイガー魔法瓶 ステンレスボトル | サーモス(THERMOS) サーモス アウトドアシリーズ 真空断熱ケータイマグ | シグ(SIGG) シグ アルミオリジナル | Klean Kanteen クリーンカンティーン ドリンクボトル クラシックインスレート | SALOMON(サロモン) サロモン ハイドレーションボトル ソフトフラスク | SALOMON(サロモン) サロモン ハイドレーションボトル ソフトリザーバー | ナルゲン ナルゲン 広口1.0L トライタンリニュー | プラティパス(Platypus) プラティパス ウォーターボトル | シービージャパン(CB JAPAN) CB JAPAN オーシャンビバレッジボトル | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャプテンスタッグ ダブルステンレスボトル | エバニュー(EVERNEW) EVERNEW ウォーターキャリー | THE NORTH FACE(ザノースフェイス) ザノースフェイス ボトルポケット | Mammut マムート アドオン ボト ホルダー | MILLET(ミレー) ミレー ボトルホルダー | |
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登山用の水筒でしっかり水分補給!
登山用の水筒は、持ち運びやすさや飲みやすさに特化しているのが特徴です。ペットボトルをそのまま持参している方は、この機会にぴったりな水筒を見つけてみませんか?本記事でご紹介した選び方やおすすめ商品も、ぜひ参考にしてみてくださいね。