楽天モバイルを海外で使うとどうなる?高額請求されない利用方法を紹介
楽天モバイルなら日本国内で使っているスマホをそのまま海外でも使えます。ただしその際には、事前に設定方法を変更する必要があり、いくつかの注意点があります。今回は海外での楽天モバイルの利用について解説します。
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楽天モバイルが海外で無料でできること
楽天モバイルで契約しているスマホを外国に持って行った場合、できることはたくさんあります。
2GBまで利用可能
1つ目はデータ通信が1ヶ月あたり2GBまで無料利用できるという点です。これは海外ローミングという機能を使った場合で、69の国と地域が対象となっています。楽天モバイルでは毎月1日から最終日までを1ヶ月とカウントするため、月をまたいで国外へ旅行している人なら、月末までに2GBが使えて、月初になったらデータ通信がリセットされるので再び2GBをゲットできるというわけですね。
ちなみに2GBを超えた場合にはデータ通信をすることは可能ですが、通信速度が最大で128Kbpsと遅くなってしまいます。このスピードでは動画を視聴することは難しいかもしれませんね。
2GBを超えても快適にサクサクとデータ通信を利用したい人の対策としては、追加料金を支払って1GBから5GBまでを購入するという方法があります。これなら、いつでもどこでも安心してデータ通信を楽しめそうです。
SMSの利用
2つ目にできることはSMSです。楽天からラインナップされているアプリ「Rakuten Link」を使うと、アプリ同士での通話とSMSが国内同様に無料で使えます。
お互いにアプリを持っている場合だけでなく、相手がアプリをスマホにインストールしていなくても、国外からRakuten Linkを使えば無料通話や無料SMSの対象となります。日本から海外へ国際電話を掛ける場合、また外国から日本へ国際電話を掛ける場合、どちらも無料で利用できる点は楽天モバイルの大きな魅力ですね。
国際通話のかけ放題サービス利用
3つ目にできることは国際通話のかけ放題サービスを利用できるという点です。あらかじめ指定されている国や地域が対象となりますが、追加オプションを付けることによって国際電話を自由に利用できるようになり、オプションの月額料金以外に追加料金は一切かかりません。
楽天モバイルが海外で高額請求される場合
海外で楽天モバイルを使った結果、高額請求されるリスクはゼロではありません。そうならないためには、どんな場合に利用料が高額になりやすいのかを知っておくと良いでしょう。
2GBを超えた場合
1つ目のシチュエーションはデータ通信が2GBを超えた場合でしょう。2GBまでなら無料ですが、これを超えると通信スピードが遅くなってしまいます。上記の通り、対策方法としては追加でデータを購入するというものがありますが、何度も追加すると請求される料金もどんどん高くなることは理解しておきましょう。
国際通話かけ放題プランへ加入していない場合
2つ目のシチュエーションは国際通話かけ放題プランへ加入せずに国際電話をしてしまう場合です。事前にプランへ加入したうえでアプリを使えば、国際通話やSMSを無料で利用することは可能です。しかし、そうした設定を全くせずに外国から電話をかけてしまうと、国や地域によっては高額な料金が発生してしまいます。
設定ミス
3つ目のシチュエーションは渡航前に設定するべき設定をし忘れた場合でしょう。国際通話かけ放題プランへの加入は渡航する前に行わなければいけません。月額料金はそれほど高くないので、渡航前ギリギリまで待つのではなく、忘れないように時間に余裕をもって加入しておくのが賢明でしょう。
楽天モバイルを海外で利用する方法・設定
楽天モバイルを外国で利用する際には事前にご自身で設定が必要です。難しい方法ではありませんし、設定に時間がかかるわけでもないので、旅行に出かける直前にさっと設定方法を調整すると良いでしょう。
最初に行うことはオプションとなっている国際サービスへ加入することです。契約しているプランによってはすでに含まれていることも多いので、my楽天モバイルで確認してみてください。このオプション設定の中で、国際通話や海外ローミングをオンにすると、外国でも日本国内と同じようにスマホを使えます。
現地に着いたらローミングの設定をオンにします。iPhoneの場合にはモバイル通信の設定画面からオプション設定を選び、「ローミングがオフ」となっていたらオンにすればOKです。アンドロイドOKのスマホなら、モバイルネットワークの設定画面からローミングを選び、オンにすればすぐにデータ通信を使えるようになります。
楽天モバイルが海外で繋がらない場合
楽天モバイルは多くの国で利用できますが、世界中すべての場所やエリアで使えるわけではありません。もしも現地で繋がらない場合には、まずはその場所が楽天モバイルの利用ができる場所や地域なのかを確認してください。
次に確認することは正しくローミング設定されているかどうかです。ローミングがオフの状態では繋がりませんが、楽天モバイルが利用できる地域なら上記の通りローミングをオンにすることで通話やSMSをはじめ、アプリも使えるようになります。
繋がるはずなのに繋がらない時には、もしかしたら消費可能なデータ通信の残量が残っていない可能性も考えられますね。データ通信量を確認し、必要なら追加で購入すると良いでしょう。
利用限度額の設定方法が原因となっていることもあります。楽天モバイルでは、国際通話やSMSの利用は毎月使いすぎないようにユーザーが各自で上限を設定できます。この上限に到達した場合にはデータ通信ができなくなってしまうので、上限を高くするという設定方法も解決策の一つとなりますね。
楽天モバイルを海外で使う際の注意点
渡航前及び現地でいくつかの設定や確認が必要となるものの、楽天モバイルは外国でも利用することができるスマホキャリアというだけでなく、利用料金がとてもリーズナブルというメリットがあります。しかし、いくつか注意点もあるので事前に理解しておきたいですね。
利用できる国や地域
1つ目の注意点は世界中すべての国や地域で使えるわけではないという点です。どの国や地域で使えるのかについては楽天モバイルの公式サイトで確認できます。電波が届かない地域でも、国際プランに加入していれば楽天モバイルが提携している現地のスマホキャリア回線を利用できます。
もしも楽天モバイルが使える対象エリア以外の場所へ渡航する場合には、現地でWi-Fiに接続した上で、アプリを使って通信を行うという方法が良いでしょう。
データ通信量
2つ目の注意点はデータ通信量には注意を払うということでしょう。外国でも、通信量を確認する方法は日本国内と同じです。国内ならWi-Fiを使う機会が多いためにデータ通信量が少ない人でも、海外ではそうとは限らないでしょう。ご自身がどのぐらい使っているのかを把握しながら、追加でデータを購入するといくらかかるのかという点にも注意を払いたいものです。
帰国後の設定
3つ目の注意点は帰国したら必ず海外ローミングをオフにするという点です。オンのままにしていると、場所によってはウッカリ海外の通信業者の電波を拾ってしまい、データ通信容量が多くかかってしまうリスクがあります。データローミングは基本的に、渡航前にオンにして帰国したらオフにすることを心がけてくださいね。
アプリ利用
4つ目の注意点は外国ではアプリを活用するという点です。通話やSMSでRakuten Linkを使うことで通信料金を大幅に節約できますよ。どのアプリにどのぐらいの通信量が必要なのかを理解した上で、できるだけ通信量が少ないアプリを選ぶこともぜひトライしたい工夫と言えるでしょう。
楽天モバイルなら海外でもリーズナブルに利用できる
楽天モバイルは、事前にきちんと準備しておくことで外国でもリーズナブルに使いこなせます。もしもこれから旅行先を決めるなら、楽天モバイルが現地でも使えるかどうかという点も参考にするとよいかもしれませんね。
渡航前に国際プランへ加入するとか、ローミングをオンにするといった作業は必要ですが、それほど難しいものではありませんし、何日も前に申し込まなければいけないわけでもありません。この点は安心ですね。また現地では、できるだけデータ通信量を節約するためにアプリを活用することもおすすめです。
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