2024.04.30 更新

メスティンのおすすめ16選！選び方や初心者でも使いやすいアイテムも紹介

Name: TAKAGI メスティン
Brand: 髙儀(Takagi)
Rating: 4.2 (141 reviews)

「メスティン」はキャンプや登山での調理で活躍するアイテムです。しかし、各メーカーからさまざまなタイプが販売されているので、何を基準に選ぶべきか迷ってしまいますよね。この記事では、メスティンの選び方を解説するとともに、初心者でも使いやすいおすすめ商品をご紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。

メスティンとは？

メスティンとは、アルミニウム素材で作られた「飯盒（はんごう）」のことです。お弁当箱のような長方形で取っ手が付いているものが多いですが、なかには楕円形や正方形の形のものもあります。元々はヨーロッパの軍隊が野営先での調理や食事の取り分けのために考案したものです。英語で「Mess（軍隊の食事）」と「tin（ブリキ缶）」を合わせた言葉で、「Messtin」と表記されます。

フタの密閉度が高く熱が全体に伝わりやすいのが特徴で、洗米や浸水、蒸らし時間を除いて、10～15分程度火にかけるだけでご飯が炊き上がりますよ。軽くてコンパクトなので持ち運びしやすく、調理だけでなく容器としても使えるので、キャンプや登山、自宅など場所を選ばずに活躍しますよ。

メスティンは炊飯以外で使える？

メスティンは炊飯以外に、焼く・煮る・茹でるといった調理も可能です。一般的な飯盒より浅めですが、スープや一人鍋なども作れるのでソロキャンプでも活躍します。網を使ってメスティンを火から離す工夫をすれば、蒸し料理を作ったり燻製にしたりといった使い方もできますよ。さらに、容器に油を入れて揚げ物鍋にし、天ぷらや串揚げを楽しむことも可能です。

また、メスティンは調理以外にもお弁当箱として使用したり、ギアやカトラリーを入れたりといった容器としての使い道もありますよ。ひとつあれば多用途に使用できるので、キャンプや登山に行く際はぜひ揃えておきたいアイテムですね。

メスティンの選び方

メスティンを選ぶ際には「容量」「焦げ付きにくさ・加工の有無」「使いやすい仕様」「付属品の有無や内容」「対応熱源」「カラー・デザイン」の6つのポイントに注目してみてください。用途や使い勝手のよさなどから、自分にあったものを選びましょう。

1.人数や用途に合った容量で選ぶ

メスティンはさまざまなサイズがありますが、大きく分けてスモールサイズ・レギュラーサイズ・ラージサイズの3種類あります。スモールサイズは500ml程度の容量で1合のご飯を炊くのに便利です。凝った料理よりも簡単なおつまみを作るといった使い方に適しています。

レギュラーサイズは750～850ml程度の容量で1～2合のご飯が炊けますよ。サイズと使い勝手のバランスがよいので、ひとつ持っておくと重宝します。ラージサイズは容量が1,000ml以上あり3合以上のご飯を炊ける大きさです。鍋や煮込み料理を作ってグループで囲んで食べたり、凝った料理を作ったりするのにも使用できます。人数や用途に合ったサイズを選んでくださいね。

2.焦げ付きにくさ・加工の有無で選ぶ

メスティンを選ぶ際には、加工の有無についても確認しておきましょう。アルミニウムは焦げ付きやすい素材なので、フッ素樹脂加工などの焦げ付きにくい加工が施されているものがおすすめです。ただし、加工が施されているものは、高火力で使用するとコーティングが剥がれやすくなる可能性もあるため、取扱いに注意が必要です。なかには加工が施されていても直火が使えるタイプもあるので、購入前にチェックしておきましょう。

一方で加工を施していない無垢のアルミニウムは、高火力の焚き火もコーティングを気にせず使用できるというメリットがあります。使い方によって便利なほうを選んでくださいね。

3.使いやすい仕様で選ぶ

メスティンは多用途に使用できる便利なアイテムですが、細かな仕様までチェックしておくとより使い勝手がよくなります。「目盛り付き」や「シーズニング・バリ取り済み」など、使いやすい仕様のものを選ぶのがおすすめですよ。

目盛り付き

目盛り付きのメスティンならば、計量カップを別途で用意しなくてもよいので、キャップや登山の荷物が少なくなりますよ。炊飯のみで使用する場合は、合数表記のみでも構いませんが、調理にも使用するならml単位の表記があると便利です。カップ麺のお湯を沸かしたり、調味料を量ったりする際にも役立ちます。

シーズニング・バリ取り済み

通常メスティンを使用する前に、シーズニングをする必要があります。シーズニングとは、アルミニウム製のメスティンは新品の状態では独特のニオイが付いているので、お米の研ぎ汁にメスティンを入れて煮る作業をしなければなりません。このアルミ臭を消す作業を行うことで表面に膜ができるので、焦げや変色が起こりにくくなります。

また、バリ取りとはメスティンのフチがギザギザしている場合に取り除く作業です。バリをそのままにしておくと、手指を切ってしまう恐れもあるので、紙やすりなどでなめらかにする作業が必要になります。そのため、シーズニングやバリ取り済みのものなら、自分で行う手間が省けて便利ですね。

4.付属品の有無や内容で選ぶ

はじめて購入する際に、何を揃えればいいかと迷ったときは付属品があるものを選ぶのもおすすめです。風防や網、保温袋など、メスティンを使用する際に必要なものがセットになっていれば、購入してからすぐに使い始められますね。使用するメスティンとの相性のよいものが付属しているので、それぞれのサイズや仕様を確認して1つずつアイテムを選ぶ手間も省けるでしょう。

5.家でも使うなら対応熱源をチェック

メスティンをアウトドアだけでなく、自宅での調理にも使用するなら、対応熱源のチェックをしておくことが大切です。ガスコンロやIHヒーターに対応しているかどうかは、自宅で使用する際に重要なポイントになります。また、五徳に置いた際に安定感があるかどうかも確認しておいてくださいね。

6.好みのカラーやデザインで選ぶ

メスティンは好みのカラーやデザインで選ぶと、使用する際の気分が上がります。そのほかのアウトドア用品やキャンプグッズとデザイン性を合わせれば統一感も生まれますね。また、ほかと違ったカラーやデザインを選べば個性を表現することも可能です。

お弁当として使用する際もおしゃれなカラーやブランドのロゴが入ったものなどがあるので、好みのデザインを見つけてくださいね。