【2024年】楽天モバイルで通信障害が起きている？対処法を徹底解説

楽天モバイルを利用していて、「電波が悪い｣｢繋がらない｣という状況に頭を悩ませていませんか？どれだけ料金がリーズナブルで、快適に利用できても、エリアが狭くて繋がらなかったら意味がありませんよね。

急に繋がらなくなったり、対応エリア内にいるはずなのになぜか圏外になったり…と、トラブルが起こるのはなぜなのでしょうか？今回は楽天モバイルが繋がらない際の原因や対処法を解説します。

｢屋外であれば常に4Gか5Gでアンテナが全部立っている｣という楽天モバイルユーザーは少なくありません。人口カバー率は99.9％(パートナー回線含む)となっているので、回線エリアは問題はないことが多いです。

その反面、楽天モバイルは｢大手キャリアと比較して、電波が繋がりにくい｣｢屋内は電波が弱い｣と言うユーザーもいます。楽天モバイルが繋がらない時は、大きく分けて3つの原因が考えられます。電波が悪いのは、ユーザーの感覚ではなくきちんとした理由があるのです。理由が分かればきっと対処できるでしょう。

今まで繋がっていたのに、突然電波が入らなくなったなら、通信障害の可能性があります。通信障害は楽天モバイルだけの問題ではありません。大手キャリアでも起こることがあります。大規模な通信障害が起こったために、大手キャリアにも行政指導が入ったというニュースを目にしたことがあることでしょう。

通信障害が起こる理由はさまざまですが、設備の故障やメンテナンス中に起きたトラブルなどの可能性があります。通話や通信が利用できないといった不具合が生じ、大抵は復旧までに時間がかかります。

その間、SMSを受信できず、オンライン決済などもできないので仕事に支障が出ることもあります。通信障害が発生したら、ユーザーにできることは何もありません。ただひたすら復旧を待つのみです。通信障害はそれほど頻繁に起こるわけではありませんが、自然災害や悪天候などが原因で発生することもあるので、そのような際には注意が必要です。

万が一通信障害が発生している場合は、楽天モバイルの公式サイトはSNSの公式アカウントで障害情報が発信されます。そのため、繋がらない場合はまず障害情報を確認してみましょう。

楽天モバイルは格安SIMだと誤解している方が多いようですが、実はそうではなく、自社回線を持っているMNOの中に入っています。格安SIMの場合は、大手キャリアの一部の回線を利用するため、使える範囲が限られます。そのため、人が多く使う時間帯などは通信速度が遅くなります。本来、楽天モバイルは自社回線を使っているので、格安SIMのようなことはないはずなのですが、通信エリアは限られているため、通信エリア外では大手キャリアの回線に繋がるようになっています。

そのため、生活圏内によっては他の大手キャリアと比較すると繋がりにくいことがあります。また、同じキャリアを使っている人が集中していると、その周辺は通信が不安定になりネットに繋がりにくくなります。ユーザー数が増えれば増えるほど負荷がかかるので、自然と電波状況は悪くなるようですね。

さらに、自社回線を持っているものの、楽天モバイルはプラチナバンド(周波数が1GHz以下で、スマートフォンとしては低い周波数の電波)を持っていません。現在、大手の3つのキャリアだけがプラチナバンドを使うことができます。

楽天モバイルは、ローバンドと呼ばれる障害物に弱い電波を利用しているので、大手キャリアと比較すると電波状況が悪いことがあります。しかし、楽天モバイルでは2024年5月頃よりプラチナバンドの提供開始を予定しているため、今後は電波状況も改善される可能性があります。

しかし、提供開始までは室内にいたり、周囲にたくさん建物がある場所では繋がりにくい可能性があります。ホームセンターなど広い建物の内部、デパートの地下の食品売り場、新幹線のトンネルなどは繋がりにくい傾向があるようです。電波状況が悪く繋がらない場合は、Wi-Fiに接続できる場所へ移動する方が良いかもしれませんね。

これから楽天モバイルの導入を検討しているならば、自宅や学校、職場など生活圏内で繋がりやすいかどうか、周囲に楽天モバイルユーザーがいるなら使い心地を聞いてみるとよいでしょう。繋がりずらい場所を把握して利用すればよいので、メイン回線として楽天モバイルを使うことは十分に可能なはずですよ。実際、ユーザーの中には問題なく使えているという人もいるので、住まいや職場、学校などのエリアによるのでしょう。

通信障害でも、電波状況が悪いわけでもないならば、スマートフォン本体に問題があるかもしれません。端末のデータ空き容量が少ない、充電しても電池の減りが早いといった不具合が見られたら、スマートフォンの買い替えどきかもしれません。

また、SIMカードの挿し込み不具合でインターネットに繋がらないこともあります。その場合は、スマートフォン本体の電源を切り、SIMピンを挿し込んでSIMカードをいったん抜きます。再びSIMカードを入れ直して本体に挿し込みましょう。電源を入れて繋がるか確認してください。SIMカードの挿し込み不具合の場合は入れ直すだけで繋がります。SIMカードの向きにも注意してくださいね。

また、何かのはずみに、機内モードになっているとネットに接続できません。飛行機に乗った後、機内モードのままの設定になっていたり、お子さんがスマートフォンをいじっていて機内モードをタップしてしまったりすると、インターネットに繋がりませんまた、モバイルデータ通信がオフになっているときも、インターネットに繋ぐことができません。機内モードやモバイルデータの設定は【設定】の画面で確認できます。

意外と盲点になりがちなのがAPN設定です。APNはアクセスポイント名の略称です。楽天モバイルを契約したのに、APN設定できていないということはありませんか?

まず、Wi-Fiに繋いでいる方は、Wi-Fiを切ります。

iPhoneの場合は【設定】を開いて【一般】の【リセット】をタップします。次に【ネットワーク設定をリセット】をタップしましょう。リセットをしないと設定がうまくいかないことがあるので注意してください。

次に【モバイル通信】、そして【通話オプション】をタップします。【音声通話とデータ】のVoLTEをONにします。ここからAPN設定です。【設定】そして【モバイル通信ネットワーク】をタップします。

そして【APN設定】を開いて【rakuten.jp】を選択または入力します。この時、機種によっては選択も入力もできないことがあります。その場合は、構成プロファイルをインストールする必要があります。契約しているプランによってプロファイルが違うので注意してください。

楽天モバイルのメンバーズステーション｢登録情報の確認･変更」にある｢接続先(APN情報)｣で確認できます。Wi-Fiに繋ぎ、もう一度【設定】を開いて【プロファイル】をタップし、インストールしてください。これで楽天モバイルがネット通信できる環境になります。

楽天モバイルは、X(旧Twitter)の公式アカウントや公式サイトで通信障害をお知らせします。通信障害が起きているのか、それとも電波が繋がりにくいだけなのか、あるいはスマートフォンが原因なのか分からない場合はXの公式アカウントや公式サイトを確認してみましょう。

楽天モバイルで通信障害が起きていなくても、楽天モバイルは自社回線に繋がらない場所ではパートナー回線であるauとドコモの電波を利用しているので、そのどちらかに通信障害が起きている可能性があります。auとドコモの公式アカウントや公式サイトもチェックしてみてください。

Xや公式サイト以外には、Facebookなどの公式アカウントでも確認できます。近くのショップ窓口でも確認できます。たびたび通信障害が起きる場合は、公式サイトで｢楽天回線の電波改善要望・調査のご依頼｣フォームから、調査を依頼することも可能です。

ネットに繋がらないのは通信障害の他、設定に問題があったり、ネット環境に問題があったり、あるいはスマートフォン本体に問題があることも…。原因が分かると対処も可能です。手を尽くしても繋がらない場合は、楽天モバイルの｢お客様サポート｣から問い合わせすると良いでしょう。

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