【2024年】胚芽米のおすすめ12選!玄米や白米との違い・炊き方も解説
毎日食べるお米でしっかり栄養を摂りたい方におすすめの「胚芽米」。精米時に胚芽を残すので、白米より栄養豊富で玄米より食べやすいといわれています。いろいろな品種の胚芽米があり、無洗米も便利ですよ。本記事では胚芽米の選び方やおすすめ商品をご紹介していますので、自分の好みに合う胚芽米を選んでみてくださいね。
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胚芽ってどんなお米?
「胚芽米」とは、稲のもみ殻を取り除いてできる「玄米」からさらに糠層を削り、胚芽を8割以上残して精米した米のことです。「白米」を思い浮かべてみると、頭部分に少しくぼんだ部分がありますよね。そこにはもともと胚芽がありました。
ここでは、玄米や白米と比べて胚芽米が優れている点についてご紹介していきます。
玄米との違い
「玄米」は収穫した稲の籾から籾殻を取り除いたもので、淡褐色をしているのが特徴です。玄米からさらに糠層を取り除き、胚芽部分だけを残して精米すると「胚芽米」になります。
玄米は胚芽米に比べて硬くて嚙みごたえがあるため、自然と噛む回数が増え、健康的な食生活につながりやすいのが魅力です。玄米は「完全栄養食」とよばれるほど栄養価が高く、ビタミンやミネラルといったさまざまな栄養素がバランスよく含まれていますよ。
胚芽米は栄養価では玄米に劣るものの、白米ならではのおいしさ・食べやすさが残っているのが特徴です。栄養もおいしさも重視する方には胚芽米をおすすめします。
白米との違い
白米は「精白米」ともいい、籾から籾殻・糠層・胚芽をすべて取り除いたものです。つまり、胚芽があるものは胚芽米、胚芽がないものは精白米ということになりますね。
精白米は胚乳と呼ばれる部分だけが残った状態なので、胚芽米より色が白く、炊くと食感が柔らかいのが特徴です。
精白米の主成分は約9割が炭水化物で、体を動かすのに欠かせないエネルギーとなります。消化がよいのですぐエネルギーとして活用できるのもよいですね。
一方、胚芽米は胚芽が残されているため、精白米に比べると栄養価が高いのが魅力です。糖質をエネルギーに変えるビタミンB1は精白米の約2.8倍、抗酸化作用をもつビタミンEは約9倍含んでいるほか、精白米にはあまり含まれていない食物繊維やマグネシウム、カリウムなども摂取できますよ。
胚芽米はスーパーで買える?
おいしく食べられて栄養価も高い胚芽米は、ダイエット中の方や健康意識の高い方に注目されています。一般的なスーパーでも購入することはできますが、精白米や玄米に比べるとラインナップが少ないことが多いでしょう。
胚芽米は品種・銘柄・産地もさまざまなものがあるので、いろいろな商品を検討したい場合は通販で買うのがおすすめですよ。
胚芽米の選び方
ネットショップやスーパーで胚芽米を探すと、さまざまな品種・銘柄のものがあるので、どれを選べばよいのかわからなくなってしまいますよね。
ここからは、胚芽米を選ぶ際におさえておくべき4つのポイントをご紹介します。
- 1.品種・銘柄
- 2.単一原料米か複数原料米か
- 3.胚芽保有率
- 4.無洗米かどうか
上記ポイントについて詳しく解説していきますので、自分の好みや目的に合う胚芽米選びの参考にしてみてくださいね。
1.品種・銘柄で選ぶ
胚芽米は、精米される前のお米なので、白米と同じ品種のものが多くあります。そのため、米の品種や銘柄が変わると、おいしさも変わりますよ。
たとえば、「コシヒカリ」は程よい硬さがあり、噛むほどに甘みが感じられるのが特徴です。「あきたこまちは」水分が多めで、もちもちの食感が楽しめます。また、「ひとめぼれ」は米粒が大きめで粘り気があるため、温め直して食べてもおいしいといわれていますよ。
また、同じ品種・銘柄であっても産地や生産者が異なると、水や気温などの環境や栽培方法が違うため、米粒の大きさや粘りけなど食べたときの印象も変わってくるでしょう。いろいろな産地の胚芽米を食べ比べてみるのも楽しいですよ。
2.単一原料米・複数原料米かで選ぶ
胚芽米に限らず、どんなお米でもパッケージの表示を見ると、原料玄米の項目に「単一原料米」もしくは「複数原料米」と記載されています。
ここでは、単一原料米と複数原料米の特徴やメリット・デメリットについて説明していますので、気になる方はチェックしてみてください。
単一原料米の特徴
「単一原料米」と表記されている胚芽米は、パッケージ内のお米がすべて同じ品種・生産地・生産年数であることを表しています。複数のお米をブレンドした「複数原料米」に比べると、いつどこで生産されたどんな品種かがわかりやすいのが特徴です。
一般的に、お米は品質や米粒の大きさが揃っているものほどおいしいといわれています。つまり、品種・産地・生産年度が同じである単一原料米は、おいしさを感じやすいということですね。
お気に入りの品種がある方や、生産地にこだわっている方、なるべく精米時期が新しいものを選びたい方におすすめします。
複数原料米の特徴
「複数原料米」とはブレンド米とも呼ばれており、1つのパッケージ内にさまざまな品種・産地・生産年度のお米が入っているもののことをいいます。
複数原料米の場合、品種や生産地、生産年度の記載は義務ではないため、どんなお米が入っているのかがわかりにくいのが特徴です。商品によっては品種・産地などを記載しているものもありますが、「国内産」としか表示してないものもあります。生産年度が古めのお米がブレンドされている場合があるのはデメリットかもしれませんね。
とはいえ、複数原料米のなかには、お米マイスターがお米の味わいや食感を高めるために、複数種類をブレンドしている商品もあるため、複数原料米が悪いとは限りません。
どうしても品種・生産地・生産年度が気になる方は、単一原料米を選ぶとよいでしょう。
3.胚芽保有率で選ぶ
胚芽米を選ぶ際は、「胚芽保有率」に着目しましょう。市販の胚芽米は、玄米から糠層を取り除く際に胚芽を80%以上残して作られています。
この胚芽の部分には、体の維持に欠かせないビタミンB群やE群のほか、食物繊維、ミネラル、アミノ酸の一種であるギャバなどが豊富に含まれているのが特徴です。つまり、胚芽保有率が高い胚芽米ほど、摂取できる栄養価も高くなりますよ。
パッケージに胚芽保有率が記載されている場合は、80%以上の数値が書かれている商品を選べば間違いありません。もし胚芽含有率の記載が見当たらない場合は、「胚芽精米」と書かれているものを選んでくださいね。
4.手軽さ重視なら無洗米もおすすめ
栄養価の高い胚芽米には無洗米も販売されています。炊飯前にお米を洗うのが面倒な方や、家事を時短したい方は、無洗米を選ぶとよいでしょう。
無洗米は洗わずにすぐに炊けるのが大きなメリットですが、洗うタイプの胚芽米に比べると栄養価やうまみがやや少ないのがデメリットです。とはいえ、精米したお米ほど栄養価が減るわけではありませんよ。
胚芽米の栄養価やおいしさを十分味わいたい方には不向きはありますが、忙しい毎日の食生活で手軽に胚芽米を取り入れたい方におすすめします。
胚芽米のおすすめ12選!
ここからは、数ある胚芽米のなかから、おすすめの12商品を厳選してご紹介します。
北海道から九州までの幅広い産地で作られた、さまざまな品種・銘柄の胚芽米を集めていますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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商品情報
産地・銘柄:岡山県ヒノヒカリ
内容量:5kg
特徴:胚芽米
岡山県産の「ひのひかり」を100%使用した胚芽米は、天然ギャバや食物繊維、ビタミンEが豊富です。おいしさをアップさせるために、3台もの精米機を通して、穀温を上げずにじっくりと精米する新技術を用いています。ひのひかりは、コシヒカリと黄金晴の2種類の品種をかけ合わせて作られた水稲うるち米なので、小粒ながら柔らかく、どんな料理にも合わせやすいあっさりあとした味わいが特徴です。胚芽米でもモチモチとしていて、白米に近い感じでおいしく食べられますよ。
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商品情報
産地・銘柄:秋田県あきたこまち
内容量:2kg
特徴:無洗米、原材料/うるち米、コラーゲン
秋田県産の「あきたこまち」だけを使用した胚芽米に、鉄分をプラスすることで機能性を高めた栄養機能食品です。普段の食事の栄養バランスが気になる方や、サプリではなく食事で栄養を補いたい方におすすめします。米を研がずにそのまま炊飯できる無洗米なので、洗米によって胚芽がなくなってしまうのを防げるのはよいですね。パッケージは自立させやすいスタンドタイプで、チャックを閉めれば密封できます。米櫃に移さなくてもこのまま冷蔵庫に入れて保存ができ便利ですよ。
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商品情報
産地・銘柄:宮城県産ひとめぼれ
内容量:2kg
特徴:無洗米加工
宮城県産の「ひとめぼれ」のなかでも、節減対象農薬の使用回数が半分以下で、化学肥料に含まれる窒素成分量も半分以下に抑えて栽培されたものだけを使用しています。栄養価の高い胚芽分をできるだけ多く残せるよう、独自の装置で精米した胚芽米です。とくにビタミンB1やビタミンEが白米の約4倍含まれているのが特徴ですが、ひとめぼれ特有の甘みや柔らかさも感じられるので、おいしく食べられますよ。米を研ぐ手間を省ける無洗米です。
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商品情報
産地・銘柄:宮城県産ひとめぼれ
内容量:2kg
特徴:原材料/うるち米
宮城県に広がる肥沃な仙台平野でゆっくりと育まれた「ひとめぼれ」だけを使用した単一原料米です。胚芽部分を残して精米されているため白米よりも栄養が豊富で、健康意識の高い方や減量中の方に向いています。ひとめぼれは、コシヒカリの特性を色濃く受け継いでいるお米で、粘り気やツヤ、うまみ、香り、甘みのバランスがよいのが特徴です。胚芽米でもそのおいしさを堪能できますよ。脱酸素剤を封入しているので、未開封の状態でも約6カ月間おいしく食べられるのはうれしいですね。
山形県を代表するブランド米「はえぬき」は、高い品質と最高レベルの味・食感をめざして作られた、ササニシキの後継となる品種です。一つひとつの米粒がしっかりしているので歯ごたえがよく、噛むほどに程よいうまみと甘みが感じられますよ。はえぬきの胚芽部分を残して精米した胚芽米は栄養価が高く、弾力性があり食べやすいのが特徴です。淡白な味わいなので、チャーハンやカレーとの相性も良好。いろいろな食べ方を楽しめますよ。
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商品情報
産地・銘柄:熊本県産森のくまさん
内容量:2kg
「森のくまさん」は、コシヒカリとヒノヒカリの掛け合わせた品種で、熊本県を代表するお米です。味わいに対する評価は非常に高く、最もおいしいお米に与えられる特Aランクを獲得したこともあります。本商品に使われている森のくまさんは、苗床の段階から3年間無農薬・無化学肥料で栽培されていることを認められた有機JAS米です。健康のために選ぶ胚芽米だからこそ、栄養価の高さはもちろん、体へのやさしさにもこだわりたいという方におすすめします。
商品情報
産地・銘柄:秋田県あきたこまち
内容量:10kg(5kg×2袋)
特徴:単一原料米
米どころとして名高い秋田県内でも、とくにおいしい米の産地として知られる井川町で栽培された「あきたこまち」を100%使用しています。農薬は田植えの際に1度使うだけにとどめ、なるべく機械や薬品に頼らず、自然に近い状態で育てられたお米です。大切な胚芽部分を残すために特別な精米機を使って作られた胚芽米は、栄養たっぷりで、白米のようにおいしく食べられますよ。発送直前に精米してくれるので、鮮度の高いおいしさを味わえるのもよいですね。
こしひかりの郷小出農場 新潟県産 つきあかり 胚芽米
「つきあかり」は平成28年に生まれた新しい品種で、炊飯するとつややかで輝いているように見えるのが特徴です。コシヒカリと同等品質のおいしさでありながら、生産コストを抑えられるのでコスパがよいと注目されています。本商品は、おいしいお米が育つ条件がそろった新潟県で栽培されたつきあかりだけを使用した胚芽米です。7分づきなので、白米に近い柔らかい食感があり、胚芽米を食べ慣れていない方も食べやすいのではないでしょうか。
北アルプスからの豊かな雪解け水と、肥沃な砺波平野に育まれた、富山県産の「コシヒカリ」を使用した胚芽米です。米研ぎの際に胚芽が取れてしまうリスクを軽減するために、無洗米加工を施していますよ。炊きやすさだけでなく、栄養価の高さや消化吸収のよさも魅力です。コシヒカリは米粒がしっかりしているので食べ応えがあり、冷めても冷凍してもうまみを味わえます。また、料理に負けないほどの香りと粘り気を持つため、味の濃いおかずとも好相性ですよ。
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商品情報
産地・銘柄:国内産特Aの彩のきずな/彩のみのり/アサノヒカリ/彩のかがやきの予定
内容量:5kg
精米しても胚芽部分が取れにくい「彩のきずな」や「アサノヒカリ」「彩のかがやき」などの品種を使用した3分づきの胚芽米です。3分づきとは、白米の精米率を10割とすると、3割だけ精米したお米のことで、玄米のような茶色い色をしています。白米に比べると栄養価が高いのですが、ややボソボソ感のある食感です。今後、健康のために玄米や雑穀米を始めたい方は、まずは3分付きから始めて食感や風味に慣れていくとよいでしょう。
こしひかりの郷小出農場 新潟県産 にじのきらめき 胚芽米
近年の温暖化にともなうお米の品質低下対策として、2018年に誕生した「にじのきらめき」は、高温耐性に優れた品種です。コシヒカリと同レベルのおいしさを持ちながら、15%ほど多収で、稲の病気にも強いので、作付けエリアが徐々に広まってきています。米粒が大きく食べ応えがあり、炊きあがりはつやつやしているのが特徴です。もっちりとしていて甘みも強いので、味の濃いおかずと食べてもおにぎりにしてもおいしいですよ。本商品は胚芽部分を多く残しながら精米した5分づきで、胚芽米を食べ慣れている方におすすめします。
北海道の代表的な米ブランド「ななつぼし」を100%使用した単一原料米です。ななつぼしは、多くの道民に愛されているリーズナブルな品種で、あっさりとした味わいでしっかりとした食感があるため、硬めのお米が好きな方におすすめします。丼やお寿司、チャーハンなどによく合いますよ。本商品は精米度合いを選べるので、自分の好みや食べやすさに合わせて選びましょう。注文後に精米された新鮮なお米が届くのもうれしいポイントですね。
胚芽米の炊き方
多くの方にとって胚芽米は食べ慣れないお米ですよね。そのため、胚芽米の炊き方もあまり知られていないようですが、実は白米の炊き方とほとんど違いはありません。
以下で、胚芽米の炊き方とポイントをご紹介しますね。
- 胚芽米を白米と同様、計量カップで計る。
- 胚芽部分が取れないよう、力を入れずにやさしく洗う。
- 内釜に入れ、水を入れる。
- 約60分間、胚芽米を水につけておく。
- 内釜に入れた米をなるべく平らにしてから、炊飯器のスイッチを押して炊飯する。
- 炊き上がったらしばらく蒸らす。
- しゃもじで内釜からお米をはがすように混ぜたら、中央部分に十字を入れ、釜の底から空気を入れるようにしながらほぐす。
白米の炊き方との違いは、洗う時に胚芽が取れないよう気を付けることくらいです。普段の食生活に気軽に胚芽米を取り入れてみてはいかがでしょうか。
おすすめ商品比較表
ももたろう印 ももたろう印 岡山県産 ひのひかり 胚芽米 | 大潟村あきたこまち生産者協会 大潟村あきたこまち生産者協会 秋田県産 あきたこまち 胚芽米 | 木徳神糧 木徳神糧 宮城県産 ひとめぼれ 無洗胚芽米 | 神明 神明 宮城県登米市産 ひとめぼれ 胚芽精米 | ミツハシ ミツハシ 山形県産 はえぬき 胚芽米 | マゴメ マゴメ 有機栽培米 熊本県産 森のくまさん 胚芽米 | 水菜土農園 秋田県産 あきたこまち 胚芽米 | 小張精米店 小張精米店 富山県産 コシヒカリ 胚芽米 | 弁次郎商店 弁次郎商店 胚芽精米 | ななつぼし 中野商店 北海道産 ななつぼし 胚芽米 | |
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おいしくて栄養価の高い胚芽米を選ぼう!
白米よりもいろいろな栄養が摂れて、玄米よりもおいしく食べられるのが胚芽米の魅力です。昨今、健康志向の方やダイエット中の方に注目されるようになりました。本記事では胚芽米の選び方やおすすめの商品をご紹介しているので、味の好みや用途に合う胚芽米を選んでみましょう!