2024.02.28 更新

収納付きソファベッドのおすすめ11選！引き出しタイプの商品を中心にご紹介

通常はソファとして使用し、必要な際にベッドとしても活用できるソファベッド。今回はソファベッドの中でも引き出しや収納スペースのある「収納付きソファベッド」の選び方とおすすめ商品をご紹介します。1人暮らしに便利な折り畳みタイプや、ゆったり使える大きいサイズまで種類はさまざま。ぜひ購入の参考にしてみてくださいね。

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ソファベッドとは

ソファベッドは座るだけでなく、ベッドとしても活用できるソファです。普段はソファとして使用し、睡眠をとりたいときはベッドの形に切り替えが可能。寝台として日常使いはもちろん、来客時の予備ベッドとしても重宝します。

1台でソファとベッド2つの機能を備えているため、限られたスペースを活用できるとして注目されているアイテムです。ソファベッドのベッド機能は簡易的なものという印象が強いかもしれませんが、最近では寝心地にこだわった高性能なタイプも販売されていますよ。

ソファベッドの選び方

ソファベッドを選ぶときにチェックしたい「5つのポイント」についてご紹介します。ソファベッドはさまざまなメーカーから多くのタイプが販売されているため、暮らしている人数や用途、自分の好みに合ったものを選びましょう。

1.ベッドにした時のサイズで選ぶ

ソファベッドは普段ソファとして使用している形から必要な際にベッドへ変形させますが、ベッドの形態は通常よりも大きくなりスペースをとるため注意が必要です。購入前にベッドにした時のサイズをしっかりと見て、部屋に設置できるかどうか確認しておきましょう。

座面の奥行き

ソファとして使う時の座面の奥行きは浅いほどコンパクトで場所を取らず、深いとゆったりとくつろげるというメリットがあります。ベッドにした時は奥行きが深いほうが寝返りが打ちやすい反面、面積が広くなるため圧迫感があるというデメリットも。

なるべく小さめのソファベッドで省スペースに収めたい場合は、シングルベッドの幅である97cmを目安に選ぶといいでしょう。

長さ

寝心地よくソファベッドを使うために、ベッドにした時の長さも重要なポイントです。シングルベッドのサイズは195cmですが、このサイズを置くスペースがない場合は自分の身長＋15〜20cm程度の長さがあれば窮屈にならずに寝られるでしょう。

来客用として体格が違うさまざまな人が使うことを想定している場合は、身長の高い人でも快適に過ごせるサイズを検討してみてくださいね。

座面の高さ

床からソファまでの座面高は40cm前後が一般的です。40cmは日本向けのダイニングチェアに多い高さで、座りやすいだけでなく立ち上がる動作もスムーズにできますよ。

座面が45cm〜と高くなると部屋の主役としてソファの存在感が生まれる一方で、狭い部屋では圧迫感を感じる可能性も。40cm以下の低めのソファベッドを選ぶと空間が広く見えるため、開放感のある部屋作りがしたい人におすすめです。

2.切り替え方法で選ぶ

ソファからベッドへの切り替え方法によってソファベッドの利便性が変わるため、設置する部屋や自分に合ったタイプを選びましょう。「リクライニング式」「折り畳み式」「ハイダーベッド」それぞれの特徴をご紹介します。

リクライニング式

背もたれを倒すだけで簡単にソファからベッドに切り替えられる「リクライニング式」は、ソファベッドの中でも最もポピュラーなタイプです。ソファとしての機能性が高く、座り心地の良い商品が多いのが特徴で、操作性に優れているため力の弱い方やお年寄りでも扱いやすいのがメリットです。

一方、本来はソファとしての使用を想定しており、フラットにするとスペースを大きくとる商品もあるためサイズ選びには注意が必要です。

折り畳み式

2つ折りになっている座面を広げたり、引き出したりする「折り畳み式」は、ベッドにした時にゆったりと横になれるのが特徴です。背もたれ部分をリクライニングさせてカウチとしても使用できますよ。

折り畳み式のメリットは、ソファならコンパクトにベッドならゆったりと、使い勝手よく2WAYで使えることです。折り畳み式のソファベッドは1〜2人向けのタイプに多いため、1人暮らしや少人数で暮らしている人の来客用の簡易ベッドとして重宝しますよ。

ハイダーベッド

ソファ内に1枚のマットレスが折り畳まれた状態で収納されており、ベッドとして使用したい時にマットレスを広げて使うのが「ハイダーベッド」です。ホテルなどでよく使用されているタイプで、ソファベッドに本格的な寝心地の良さを求める人におすすめ。ベッドとしての性能が高く快適に使える一方で、価格も高めなのがデメリットといえます。

3.用途に合った素材で選ぶ

ソファベッドは作られている素材もしっかりチェックすることが大切です。素材によって向いている使い方や雰囲気が異なるため、ソファとベッドの日常的に使うほうに適した素材を選びましょう。

ソファがメインならクッション性の高いものを

ソファをメインの用途として使う場合は座り心地にこだわりたいですよね。座り心地の良いソファのポイントは座面や背もたれの「クッション性」にあります。

座面や背もたれはふわふわとやわらかいだけでなく、適度なかたさと弾力が必要です。普段から長時間ソファに座ることが多い人はかため、包み込まれるような座り心地を求める人はやわらかめのソファを選ぶといいでしょう。

ベッドがメインならファイバー・スプリング使用

ソファよりもベッドをメインとして使いたい場合は、寝心地を重視して素材を選びましょう。ベッドとして快適に使いたいならマットレスでお馴染みの「ファイバー素材」「スプリング」を使用した商品がおすすめです。

ファイバーやスプリングを使用したソファベッドは弾力性に優れており、寝心地を左右するといわれる寝返りの打ちやすさにも良い影響を与えます。また、通気性が良く耐久性も高くなるため、劣化しやすいソファベッドでも長く清潔に愛用できるのも魅力です。

4.張り地で選ぶ

ソファの張り地は「布（ファブリック）」と「合皮（フェイクレザー）」の2種類が一般的です。お気に入りのソファベッドを見つけるためにそれぞれの張り地の特徴を知り、自分に合ったものを選びましょう。

布（ファブリック）

布張りのソファは、やさしい肌触りとあたたかみのある雰囲気が特徴です。夏は汗をかいても肌が触れる部分がべたつかず、冬は張り地が冷たくなりすぎず一年中快適に使えるのがメリットといえます。

合皮のソファベッドと比べるとカラーバリエーションが豊富なので、インテリアとのコーディネートも楽しめますよ。一方で布地はシミや汚れが残りやすく、お手入れに手間がかかるのがデメリットです。

合皮（フェイクレザー）

合皮のソファベッドはカジュアルな雰囲気の布地と比べると高級感があり、上質な佇まいなのが特徴。汚れやごみがつきにくいためダニやほこりが発生しにくく、お手入れが簡単なのがうれしいポイントです。合皮は防水性に優れており、水でサッと拭けるので小さい子どもやペットがいる家庭でも安心して使えますよ。

合皮のデメリットは、布地のソファベッドと比べると値段が高くなることです。また、カラーバリエーションが少ないため部屋のインテリアとの相性を事前に確認する必要もあるでしょう。

5.収納スペースで選ぶ

ソファベッドの収納にはいくつかの形式があるため、収納したいものや量に適した収納スペースの商品を選びましょう。

座面を持ち上げる、または外してソファ内部に収納ができる「跳ね上げ形式」は、ソファベッドの中でも広いスペースを確保できるタイプです。

収納の出し入れを頻繁に行いたい人には「引き出し式」がおすすめ。跳ね上げ式と比べると収納できる量は劣りますが、ソファに座りながらでも簡単に出し入れができるのが魅力です。