固めの枕のおすすめ8選!柔らかめの枕とどっちを選ぶべき?選び方など解説
睡眠中の身体の負担軽減が期待できる「固めの枕」は、肩こりやいびきに悩む方にぴったりです。今回は、固めの枕の選び方のコツやおすすめ商品、柔らかめの枕との違いなどをご紹介します。また、横向きで寝る方に合う枕やニトリでも手に入る固い枕なども解説するので、自分に合う枕選びの参考にしてくださいね。
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固めの枕を使うメリット
固めの枕には、身体の負担を減らしてくれるメリットがあります。
いびきに悩んでいる方は、固めの枕で頭と首をしっかり支えましょう。気道が広がり、いびきの軽減が期待できますよ。
また、固い枕は柔らかい枕と比べて寝返りをうちやすい効果も。適切な寝返りによって身体にかかる重さを分散し、肩や首の疲労感を減らしてくれますよ。肩こりに悩んでいる方にも適しています。
さらに、中材によっては通気性がよくお手入れも簡単なので、枕本体を清潔に使えるというメリットもあります。
固めの枕を使うデメリットはある?
固めの枕が自分に合わずにデメリットに感じる場合もあるので、注意しましょう。
まず、枕が固すぎて頭部に痛みを感じる方がいます。枕が固ければよいわけではないので、自分に合う固さを選びましょう。
次に、枕の中材で使われるヒノキチップやそば殻、パイプなどの感触や音が気になる方もいます。睡眠時に固い中材が合わなくて負担に感じる場合は、柔らかい枕も検討した方がよいでしょう。
また、そば殻を中材に入れた枕は、そばアレルギーの方は使用できません。
柔らかめの枕とどっちを選ぶべき?
睡眠時に何を重視するかを考えて、枕の固さを選ぶのがおすすめですよ。
包み込むような寝心地や保温性などの寝心地を重視するのなら、柔らかめの枕が適しています。また、柔らかい枕は首や頭にフィットしやすいので、よい姿勢を保ちやすいメリットもありますよ。
一方、肩こりや首の痛み、いびきなどの悩みを軽減したい方には、固い枕が向いています。自分の体格に合う大きさや高さの枕を探しましょう。
固めの枕の選び方
固めの枕を選ぶときには、形状や固さを左右する素材をチェックしましょう。毎日使うものなので、お手入れの方法や防臭・防菌・防ダニ機能などの機能面も、枕選びで重要な観点です。
とことんこだわりたい方はオーダーメイドの枕をつくるのもよいですね。
1.睡眠姿勢にあわせて形状で選ぶ
睡眠時の姿勢によって、枕がフィットするかどうかが変わります。自分の睡眠姿勢に合う枕を選ぶと、睡眠時の疲れや肩こりの防止につながりますよ。
睡眠姿勢に対応した枕が販売されているので、チェックしましょう。
いろいろな寝方に合いやすい「長方形型」
メジャーな形の長方形型の枕は、素材やサイズのバリエーションが豊富です。多くの人に合いやすい枕なので、自分の寝方がわからない場合は長方形型の枕を選ぶと使いやすいですよ。幅広い体型の方にもフィットするのも魅力です。
また、枕カバーの種類も多いので、カバーを取り替えながら使いたい方や見た目にこだわりたい方にも向いています。
仰向け寝なら「S字型」
横から見るとS字の枕は、首のカーブをしっかり支えて体圧を分散させるので、仰向けで寝る方向けですよ。首のあたりが盛り上がって隙間ができない形状のため、頭に丸みがある方に合いやすいです。この形の枕は、低反発素材の枕が多い特徴もあります。
横向き寝なら「頸椎支持型」
横向きで寝る習慣の方は、頸椎支持型の枕を選びましょう。後頭部・首・背骨をまっすぐにキープできる枕が適しています。
耳が圧迫されて痛みを感じる方は、耳の部分がくりぬかれている商品を探しましょう。
横向きで寝る場合に合わせて、枕の素材や量を部分的に調整できるオーダーメイドのような商品もあります。
うつぶせ寝なら「U字枕」
うつぶせで寝る方は、首や胸を圧迫しないU字の枕が適しています。圧迫されると呼吸がしにくく、寝心地が悪くなってしまい疲労感が溜まってしまいます。
大きなサイズが多いU字枕は、寝返りでズレにくく、両端を抱えて抱き枕のように眠れますよ。
抱き枕としても「円柱型」
大きな円柱型の枕は、抱き枕としても活用できますよ。抱きしめて寝ることで、横向きで寝たときにも姿勢が崩れにくく、姿勢のキープ効果も期待できます。
また、単に円柱というわけではなく三日月形やくびれがついている形状の枕もあるので、好みの形を選んでくださいね。
2.体格にあった大きさ・高さを選ぶ
自分の体格に合う大きさや高さの枕を選ばないと、体に負担がかかってしまいます。
枕の幅は、左右に寝返りを打てるように幅60cm程度の物を選び、頭3つ分の幅を確保しましょう。狭い枕だと寝返りが打てずに、疲労が蓄積する原因になります。
また、高さは首の隙間を埋めて背骨がゆるやかなS字ラインになるように選ぶのが理想的です。マットレスと後頭部から首にかけての隙間が1~6cm程度になる高さで、隙間が埋まる状態がベストですよ。
高さ調整可能なタイプも
体格によって枕の理想の高さが変わるので、高さ調整できる枕を選ぶと便利ですよ。
中素材を出し入れして調整するものや、高さ調節シートで段階別に調整できるものなど、高さ調整の方法は様々です。中には、紐を引っ張るだけで高さを変更できるお手軽な枕もありますよ。
枕選びの失敗を減らすために、高さ調整の可否はチェックしましょう。
3.硬めの素材をチェック
固めの枕に使われる素材は、羽根やそば殻、ポリエチレンパイプなど色々な種類があり、固さや寝心地にも影響します。
素材によってメリットやデメリットがあるので、自分に合ったものを選んでくださいね。
安さで選ぶなら「ポリエチレンパイプ」
中が空洞の円柱状のポリエチレンパイプ素材を使用した枕は、価格が安価になりやすいというメリットがあります。とにかく値段を抑えたい方はポリエチレンパイプ素材の枕を探しましょう。
また、中材の丸洗いができるのでお手入れがしやすいメリットもあります。さらに、高い通気性で湿気や熱がこもりにくいので、涼しくて快適に使用できますよ。
ただし、枕の中でパイプ素材がこすれる音が気になる方もいるので要注意です。
衛生面を重視するなら「高反発ファイバー」
高反発ファイバーを使った枕は、通気性がよく水に強い特徴があります。ポリエチレンパイプ同様に丸洗いできるので、清潔に使い続けられますよ。
パイプ素材使用の枕の音が気になる方は、高反発ファイバー素材の枕だと寝付きやすい場合もあります。
長く使うなら「フェザー(羽根)」
羽毛とは異なり、柔らかすぎずにゴツゴツとした感触の素材です。フェザーと羽毛が混合した枕だと、割合を調整することで好みの固さに調整できますよ。
枕のボリュームが欲しい方にもぴったりです。また、枕の中身が減ってしまっても中材を交換しやすいので、長く使いたい方に適しています。
頭が沈みこむときの音が静かなので、睡眠時の枕の音を抑えたい方にもおすすめです。
夏場に使うなら「そば殻」
そば殻の枕は、熱を発散させて涼しく使えるので、夏場に活躍します。価格も比較的安価なので、お手軽に手に入ります。
ただし、虫やカビに悩まされやすい素材なので定期的なケアが必要になります。1~2年ほどで中材を交換した方がよいので、中身の入れ替えができる枕を選ぶと長く使えますよ。
また、そばアレルギーがある方はアレルギー反応が出る可能性があるので使用を控えましょう。
天然素材で機能性も備えた「ヒノキ」
天然素材にこだわる方にはヒノキ素材がおすすめです。チップやペレットなどの形状が選べて、頭をしっかりと支えます。ヒノキの香りが好きな方にも合いますね。
さらに、抗菌や防虫のほか、吸湿、防臭などのうれしい機能を備えているのもうれしいポイント。ただし、自然由来の素材なのでアレルギーがある方は注意しましょう。
フィット感で選ぶなら「マイクロビーズ」
マイクロビーズ素材の枕は、フィット感が高いのが魅力で、姿勢や首元を安定させたい方に向いています。包み込む感触が好みの方も多く、幅広い体型の方にフィットしますよ。
ただし、身体や頭が沈み込むため寝返りがうちにくいのと、熱がこもってしまうデメリットがあります。
4.衛生面をチェック
枕はにおいや雑菌が気になりやすいので、お手入れが簡単なものを選ぶのがベスト。カバーの洗濯や枕の丸洗いができる商品を選ぶと、自宅でも清潔さをキープできますよ。
枕自体に防臭・防菌・防ダニ機能が備わっている商品かどうかもチェックしましょう。
洗えるタイプ
自宅でカバーや枕本体の洗濯ができるタイプを選ぶと、お手入れが簡単で長く使いやすいですよ。洗濯できる枕カバーなら、枕を丸洗いしない期間でも小まめに取り替えられて清潔に使い続けられます。
自宅でお手入れをする場合には、カバーだけではなくて枕本体もお風呂場や洗濯機で洗える商品を選びましょう。また、そば殻、パイプ、ファイバーを使用した枕なら、中材ごと丸洗いや取り替えができるのでお手軽です。
防臭・防菌・防ダニ機能
枕カバーや枕本体を洗う以外にも、枕自体に防臭・防菌・防ダニ機能がついている商品を選ぶと、さらに清潔に使えます。
ただし、薬剤によって加工されている場合は、使い続けるにつれ効果が薄れていくので注意しましょう。
5.こだわるならオーダーメイドするのもあり
自分に合う枕が見つからない方やとことんこだわりたい方は、専門店でオーダーメイド枕を購入する方法もあります。
通常の枕と比べて値段は高くなってしまいますが、快適な寝心地で長く使えるのがうれしいポイント。自分の睡眠姿勢や悩みに合わせて枕をつくれますよ。
また、メンテナンス保証や返品制度が充実しているお店を探すと、もし枕が合わなかった場合でも安心です。
固めの枕のおすすめ8選
ここからは、固めの枕のおすすめ商品をご紹介します。枕に使われる素材や高さ調整の可否、お手入れの方法などをチェックしましょう。
また、自分の睡眠姿勢がわかる方は枕の形状を確認しておくのがベストです。
商品情報
主な素材:ポリエステル
サイズ(約):幅40×奥行60×高さ12cm
保証年数:1年
重量:約1.66kg
高さを10か所も調整できる枕で、オーダーメイド感覚で自分に合う高さを調整できます。中材やウレタンシートの調整をすると、仰向けや横向け寝など寝姿に合わせることもできますよ。また、中材には通気性と耐久性を期待できるパイプ素材が使われており、自宅で洗濯もできるため清潔に使い続けられます。
商品情報
中材:ひのき
サイズ(約):35×50cm
保証年数:1年
重量:2.5kg
純国産のひのき材を使用した枕で、自然素材を求める方にぴったりです。丸みを帯びたサイコロ状のチップで硬すぎず、頭をのせたときもしっかりと安定しますよ。目の細かいネットのカバーで通気性も抜群。ファスナー付きのカバーに入っているひのきチップを取り出せば、さらに枕の高さを調整できますよ。枕を高くしたい場合は、別売りのチップを追加するのも可能です。
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(12件)
商品情報
材質:側地/ポリエステル100%、中身/低反発ウレタン、高反発ウレタン、カバー/ポリエステル
原産国:中国
※高さ90mm、110mm選択可能
1949年創業の「フランスベッド」による、ホテル仕様の高反発+低反発枕で、やや硬めの寝心地です。独自のカッティングによる通気性が確保され、カバーに使われたクラレ製シャインアップシートには消臭効果が期待できます。しっかりと反発するやや硬めの枕を探している方にもぴったりですよ。
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(26件)
商品情報
特徴 洗える
色 スマホ首枕 グレー(ハード)
サイズ Medium
中身の素材 ウレタンフォーム・ポリエチレンパイプ
創業60年の寝装品メーカー「モリシタ」による高機能枕シリーズの商品です。上位脊椎をしっかり支えてくれますよ。さらに、S字カーブ形状で「スマホ首」を自然なカーブになるようにサポートしてくれます。デスクワークで長時間液晶画面を見る方におすすめですよ。
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(520件)
商品情報
色 高さ8段階調整(ハイクラス)
サイズ Мサイズ
ブランド アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
形状 長方形
20mmと10mmの高さ調整シートと4箇所のポケットから中材を出し入れすることで、8通りの高さ調節ができる枕です。中材によって硬さが異なり、パイプが使われた「硬め」とつぶわたが使われた「やわらかめ」の2種類から選べますよ。肩口にフィットする形状なので、寝返りがうちやすい構造になっているのもうれしいポイントです。
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(776件)
商品情報
素材:カバー綿 80%、ポリエステル 20% のシンカーパイルのベロア地
中身:エリオセル<MF>®(高反発ウレタン)
カバー洗濯可
頸椎を自然に伸ばして首にシワが寄りにくい設計で「女優まくら」とも言われるイタリア製の枕です。くるくると巻いて持ち運ぶ「トラベルロール」が付属されているので、出張先や旅行先でも使用できますよ。また、通気性を高めるエアホール加工が施されており、蒸れにくく清潔に使い続けられます。高級感のある枕を継続的に使いたい方におすすめですよ。
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(800件)
商品情報
枕タイプ ベッド枕
色 ネイビー
サイズ 03.いびき抑制型
ブランド 大竹産業(Otake Sangyo)
洋室とも合う和モダンテイストのデザインで、日本古来のそば枕です。カバーを外して洗えて清潔に使い続けられますよ。「スタンダード型」「高さ調整型」「いびき抑制型」の3種類から選べます。また、比較的お手頃な価格なので、家族でそろえたり来客用に用意しておいたりするのにもぴったりですね。
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(1,894件)
商品情報
枕タイプ ベッド枕
色 男のそば枕
サイズ 40×20cm
ブランド アイリスプラザ(IRIS PLAZA)
男性向きの硬くてしっかりした寝心地のそば枕で、端の紐を調節するだけで好みの高さに調節できますよ。中材に使われているそばがらは通気性・吸湿性に長けているのも魅力的です。また、抗菌機能が期待できる国産茶葉が使われ、外して洗えるカバーが付属されるので、清潔に使用し続けられますよ。
おすすめ商品比較表
ニトリ 高さが10ヵ所調整できるまくら | ふとんタナカ ひのきチップまくら | フランスベッド フランスベッド レフレッシュプレミアムピロー レギュラー | MORIPiLO モリピロ スマホ首を考えた枕 ハード | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ 匠眠 高さ調節ピロー | Magniflex(マニフレックス) マニフレックス フラットピッコロ | 大竹産業(Otake Sangyo) 大竹産業 モリピロ そばまくら | アイリスプラザ(IRIS PLAZA) アイリスプラザ 男のそば枕 | |
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寝返りのしやすさなら固めの枕!素材や形状も要チェック
ここまで固めの枕のおすすめ商品を8選ご紹介しました。
固めの枕は寝返りがうちやすく、負担のない姿勢をサポートしてくれる商品が多いです。頭痛や肩こりでお悩みの方は、固めの枕を検討してみましょう。
また、自分の好みの使用感の素材や寝姿に合った形状の枕を選ぶと、より使い心地がよくなりますよ。本記事の内容を参考にしながら、選んでくださいね。
※『エリオセル』は「マニフレックス社」の登録商標又は商標です。