Amazon商品のポスト投函の条件は?設定はできる?気になる疑問を解決!
Amazonで買い物をすると、購入した物やサイズによってはポストに投函されることがあります。
配達されるタイミングで家にいなければならず、さらに玄関先まで受け取りに出てサインをする必要のある手渡しと比べると、ポストに投函してもらうのはとても便利な方法です。
ポストに入らない大きな物を買ったときは仕方ありませんが、小さな商品についてはぜひポストに投函しておいてほしいと考えている方も多いのではないでしょうか。
本記事ではAmazonで買ったものがポストに投函される条件や基準、配達の設定をポスト投函に指定する方法などについて解説します。
Amazonでよく小さい物を購入する方はぜひチェックしてみてください。
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Amazonのポスト投函に条件はある?
Amazonで買ったものが自宅に届くとき、宅配便として配達員さんから手渡しされる場合と、直接ポストに投函されている場合があります。
配達方法が変わる基準は一体どこにあるのでしょうか。
メール便で発送できるもの
Amazonで購入された商品は、いつも同じ配送方法で配達されるわけではありません。
商品のサイズに応じて配送方法が変化します。基本的には小さい商品はメール便、メール便で送れないくらいに大きいサイズの商品は普通の宅配便で発送されます。
たとえば、書籍やCD、ゲームのソフトなど、サイズの小さい商品はメール便で発送されます。メール便は、通常の宅配便とは違いポストに投函することで配達完了とされるサービスです。
そのためAmazonからの荷物も、メール便で発送されれば基本的にはポストに投函しておいてもらえます。
ポストに入るサイズである必要がある
メール便はポストに投函することが基本の配送サービスですが、そのためには当然ながら「ポストに入るサイズであること」が前提となります。
一般的なポストの場合、入るサイズはA4サイズ程度、厚さは3cm未満までのものが目安とされています。
自宅のポストが小さかったり商品が大きかったりして、メール便であってもサイズの都合上ポストに入れられなかった場合には再配達扱いとなり、対面で直接手渡す形に変更されます。
そのとき自宅にいなければ不在票が投函され、後々再配達を依頼しなければいけません。
上記の条件をまとめると、Amazonで買った商品をポストに投函してもらうには「メール便であること」「ポストに入るサイズであること」のふたつの基準をクリアしている必要があるとわかります。
注意が必要なのは「メール便で発送されているがポストに入らないサイズである」という理由でポスト投函されなかった荷物の扱いです。
ポストに投函できず再配達となった場合、配達業者が一時的に荷物を保管しておいてくれますが、これはあくまで一時的な措置であり保管期限が設定されています。
ポスト投函されるだろうと思い込んでいると不在票のチェックなどが遅れ、保管期限を超過して荷物をAmazonに返送されてしまう可能性も出てきます。
荷物が配達の予定日を過ぎても届かないときには、自分のアカウントの注文履歴から荷物配送の状況をチェックしたり、ポストに不在票が入っていないか改めて確認したりするようにしましょう。
Amazon商品をポスト投函に設定できる?
インターネット通販で購入した物をポストに投函しておいてもらえるのはとても便利です。Amazonで購入した物も、サイズや商品の性質的に問題がなければぜひポスト投函しておいてほしいところ。
ですが残念ながら、Amazonでは配送方法としてポスト投函を指定する方法はないようです。配達の仕方もこちらでは指定できないので、宅配便ではなくメール便で、と指定することもできません。
ただし、ポスト投函と指定することはできませんが、「置き配」に指定することはできます。
置き配とは、玄関の前や置き配用のバッグ、宅配ボックスなど、あらかじめ指定しておいた場所に荷物を置いておくという形の宅配サービス。
対面での手渡しが必要ない宅配の方法で、感染症対策のひとつとして人との接触を避けるために広まりました。
もちろん仕事や学業で家を空けている時間が長い、子育て中で家にいても荷物を受け取りにいく余裕がないときが多いなど、対面での荷物の受け取りがライフスタイル上難しいという方にもおすすめの配送方法です。
実は、置き配指定にしていた荷物が小さいサイズだった場合、置き配ではなくポスト投函される可能性もあります。
小さい荷物であっても置き配と指定されたなら決まった場所に置くべきなのですが、指定の置き場所が見当たらなかったり置ける場所がなかったりした場合、ポストに投函するという選択肢を取る業者もいるようなのです。
その場合「ポストに投函しました」など報告されることも基本的にはないため、自分で確認しなければ届いているかどうかわからないはずです。
置き配を指定していたにも関わらず荷物が見当たらないときには、ポストも確認してみるようにしましょう。
Amazonには、「置き配」を設定できることをご存知でしょうか?商品を配達する場所を購入時に指定することのできるオプションです。 この記事では、置き配の設定方法をはじめ、万が一盗難にあってしまった場合の対処法について解説します。置き配の利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
Amazon商品がポスト投函かを見分ける方法
Amazonで商品を購入しても、どんな方法で配送されるかは明記されていません。
メール便で届くのか、それとも普通の宅配便として届くのかは注文履歴や詳細などを確認してもわかりません。
ですがAmazonの商品がポスト投函されるものかどうか、つまりメール便で届くかどうかを見分ける方法があります。それは、配送料を確認することです。
Amazonの会員には、完全に無料で登録できる通常会員、そして有料ですがその分様々な特典やサービスが受けられるプライム会員があります。
プライム会員は基本的に配送料が無料ですが、通常会員は購入する商品の代金が2,000円以下のとき、410円から450円の配送料が発生します。
ただしこれは通常の宅配便で荷物が配送される場合の料金です。
荷物がメール便で配送される場合には配送料は100円、もしくは無料になるので、配送料の価格をチェックすれば宅配便かメール便かを判断できるのです。
配送料を確認するには、カートに商品を入れて注文を確定する直前まで手続きを進める必要があります。あくまで「直前まで」であり、まだ注文は確定していないので料金は発生していません。
配送料を確認した上で購入しないことにするなら、カートから商品を削除すれば大丈夫です。
また荷物のサイズも、メール便かどうかを確認するポイントのひとつです。商品の詳細情報の欄にある「梱包サイズ」とは、商品そのもののサイズのこと。
つまり、この梱包サイズの欄に表記されている大きさがメール便に使われるおよそ26cm×20cmサイズの封筒に入るようであれば、メール便で届く可能性があります。
まとめると、
- 26cm×20cmサイズの封筒に入る大きさ
- 商品の代金が2,000円以下
- 配送料が100円もしくは無料
という条件を満たしていれば、メール便で送られてくる可能性が高いといえます。
Amazon商品のポスト投函のメリット
便利な点が多いように見える荷物のポスト投函。具体的にどんなメリットがあるのかみていきましょう。
自宅にいなくても問題なく受け取れる
最大のメリットは、やはり自宅にいなくても荷物を受け取れるということです。
普通の郵便物と同じようにポストに投函されているため、宅配便のように届く時間を気にしたりあらかじめ日時を指定したりする必要がありません。
忙しく家を空けている時間が長い方にとってはとても大きなメリットではないでしょうか。
人と接触せずに済む
新型コロナウイルス感染症の流行以降、感染症対策をしっかりするようになった方は多いです。
出先で店員さんと対面で話したり、支払い時にお金を手渡ししたり、これまでは意識せずとも多くの人と接触する機会がありました。
宅配便も基本的には対面で荷物を手渡しするためある程度の接触が避けられませんでしたが、サインなしで荷物を渡したり玄関先への置き配に対応したりと、できるだけ接触を減らして荷物を届けられるよう様々な工夫がなされています。
ポスト投函も、人との接触を減らせる配送方法のひとつ。できる限り活用していきたいところです。
宅配業者にとっても負担軽減になる
宅配便を受け取れず、再配達を依頼するのは面倒と感じる方も多いでしょう。
再配達は、ユーザー側にとって面倒な手続きであるのはもちろん、宅配業者にとっても負担の大きいサービスです。
不在票を発行してせっかく届けにきた荷物は持ち帰り、さらに指定された日時にもう一度配送する……という工程を考えると、その負担の大きさがよくわかります。
ユーザーとしては手続きが必要なものの無料で利用できる便利なサービスですが、宅配業者の日々の業務に大きな負担をかける要因のひとつともいわれているようです。
ポスト投函なら、荷物をポストに入れてしまえばそれで配達は完了します。再配達が必要になるケースも少なく、受取人が在宅かどうかに左右されることもないため、宅配業者にとってもうれしい配送方法です。
Amazon商品のポスト投函のデメリット
受け取る側だけではなく、宅配業者側にとっても大きなメリットのあるポスト投函。
理想的な配送方法に感じますが、実はデメリットもあります。
荷物が届いていると気が付きにくい
Amazonで商品を注文した場合、注文した時点ではどんな方法で配送されるか、どの配送業者に依頼されるかはわかりません。
先ほど宅配便かメール便で届くかを見分ける方法をご紹介しましたが、意識していないと確認しそびれますし、配送料が基本的に無料のプライム会員の方は使えないテクニックです。
宅配便として届くと思い込んでいるとポストをチェックしてみようという発想にならず、荷物が届いたことに気が付かないリスクがあります。
毎日ポストを確認する方なら問題ないですが、たまにしかチェックしないという方は要注意です。
ポストに荷物が入れっぱなしになっている場合、こちらが気が付かないでいるうちに盗難に遭う恐れも出てきます。
配達予定日を過ぎても荷物が届かないときには、Amazonの注文履歴をチェックしてみましょう。
何らかのトラブルがあり配送が遅れているならその旨が記載されていますし、すでに荷物が届いていれば「配達が完了しました」と表記されているはずです。
その場合ポスト投函されている可能性が高いので、すぐにポストをチェックしてみましょう。
ポストに入らない物は別の場所に置かれていることも
ポストに入らないサイズの荷物は、たとえメール便であっても宅配便のように手渡しされると先ほどご紹介しました。
ですが、配送業者によっては、ポストに入らなかったメール便を別な場所に置いていってしまうこともあります。
Amazonで購入された商品の配達は多数の宅配業者が請け負っており、なかには残念ながら、荷物の扱いがあまりよくない配達員もいるようなのです。
注文履歴では配達が完了していると書かれているにもかかわらず荷物が届いていない、ポストにも入っていないというときは、ポストの周辺や玄関近くなどをチェックしてみましょう。
あまり考えたくないことではありますが、アパートなどの集合住宅で近くに自転車置き場がある場合、自転車のかごに荷物が置かれていることもあるのだそう。
「まさかこんなところにあるはずがない」という先入観は一度捨てて、周囲をしっかり確認してみましょう。
「Amazonで注文した商品が設定していないのに勝手に置き配された!」「今後トラブルを避けたいから勝手に置き配しないようにクレームを入れたい!」と考える方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、置き配を解除や変更する方法、トラブル時の対応方法を中心に解説します。
荷物紛失のリスクがある
対面での荷物の受け渡しは面倒な部分もありますが、荷物を確実に受け取る方法としてはリスクが少なく安心感があります。
一方ポスト投函は荷物をポストに入れられるだけなので、荷物を紛失してしまうリスクもその分高くなります。
誤配送でほかの家のポストに投函される、先ほど紹介したようにポスト以外の場所に置かれたことにより紛失するというリスクのほか、ポストに入っている間に盗難される恐れがある点にも注意が必要です。
配達完了と表示されていても荷物が届いていない、ポストにも入っていないという場合には、紛失・盗難の可能性も考えなければいけません。
実際に報告されたトラブルのなかには、ポストには入らないサイズの荷物を無理矢理ポストの投函口に入れたために商品が破損したケースもあるとのこと。
配送業者は注文履歴の「配送状況」の欄からチェックできます。問い合わせが必要になった場合に備えてあらかじめ確認しておきましょう。
Amazonのポスト投函について知ろう!
本記事では、Amazonで購入した商品がポスト投函される条件や基準、ポスト投函のメリット・デメリットなどをご紹介しました。
Amazonでは配送方法の指定はできませんが、小さいサイズの商品に関してはメール便で発送され、ポストに投函される可能性もあります。
ポスト投函は、家を空ける時間が長い方、人との接触をなるべく避けたい方にとってはメリットが大きい配送方法です。
デメリットもしっかり把握した上で、Amazonのポスト投函を利用してみてください。
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