【2024】スニーカーのおすすめブランド17選|専門家が教える今買うべき一足
スニーカーの世界は日々目まぐるしい変化が起きています。ナイキ、アディダス、ニューバランスといった定番ブランドが人気を集めているのはもちろん、ONやHOKAといった比較的新しいブランドも革新的なモデルで注目を集めています。では今、どんなスニーカーを知っておくべきなのか。選ぶべき一足は? 厳選17ブランドの最注目スニーカーをご紹介!
監修者
プロシューズアドバイザー
- シューフィッター こまつ
シューフィッター。靴を選ぶ・あわせるプロ。英国で靴の設計を学ぶ。設計10年、リペア15年、シューフィッター12年のキャリアを持つ靴のプロで、現在は靴を選ぶプロシューズアドバイザーとして活動中。「毎日靴ブログ」で積極的に靴情報を配信。
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スニーカーの「今」を知ろう
1970年代に一般化すると、1980年代にナイキの「エア・ジョーダン」が爆発的にヒット。1990年代には同じくナイキの「エアマックス95」やリーボックの「インスタ・ポンプ・フューリー」の大ヒットによってハイテクスニーカーブームが巻き起こります。
21世紀に入ると今度はローテクスニーカーがブームとなり、その後著名人やブランド同士のコラボスニーカーが高値で取引されたかと思えば、実体のない“バーチャルスニーカー”まで登場するなど、スニーカーブームはこの半世紀途切れることがありません。
この記事では、スニーカーマニア向けではなく、「今履くべきスニーカーはなんだろう?」と悩む方向けに、スニーカーの「今」と「注目ブランドの注目スニーカー」を、専門家監修のもと、解説しています。ぜひ、これ欲しい! という一足を見つけてみてくださいね!
スニーカーを「ブランド」で選ぶ
一概にはいえませんが、スニーカーはブランド(メーカー)によって大まかな傾向があります。たとえばファッション性が高いスニーカーブランドもあれば、ハイテクを駆使して歩きやすさ・走りやすさを追求するブランドもあります。
一方で、足の幅が狭い人がフィットしやすいブランドもあれば、幅広の人がフィットしやすいブランドも。同じサイズ表記でも、ブランドごとにつくりが大きめだったり小さめだったりもしますので、そのあたりの特徴も頭に入れておくと、より自分の足にフィットするスニーカーを選びやすくなりますよ。
一度自分のお気に入りのブランドが見つかってしまえばこっちのもの。定番を試したり、最新モデルを試したりと、スニーカー選びは一気に楽しくなるはずです。
知っておきたい! 「最旬」スニーカーブランド3選
まずは監修者が推薦する今知っておきたい最旬のスニーカーブランドを3つご紹介します。90年台のスニーカーブームの頃にはブランド自体が存在しなかった新興ブランドもふたつ含まれているため、一定の年代の方には馴染みがないかもしれませんが、今もっとも勢いのあるメーカーたちです。ブランドヒストリーや、注目モデルをぜひチェックしてみてくださいね。
HOKA(ホカ)
2009年、フランスで誕生し、現在はアメリカを拠点に展開するパフォーマンスシューズ&ウェアブランド。厚底でボリュームのあるソールが特徴。軽量で衝撃吸収性に優れたソール、足を包み込むような履き心地の良さ、靴底に設けられたカーブによる歩きやすさ、そして独自の存在感あるデザインで世界中で大人気に。日本ではランニングシューズながらファッション的に取り入れる人も増えています。
【ホカの定番スニーカー】クリフトン 9
ホカのなかでも定番といえるのが9代目を迎えているランニングシューズ「クリフトン」です。特徴は高いクッション性と軽さの両立。このクリフトン9は、地面からの高さを3ミリ増しながらも軽量化を実現。浮き上がるような乗り心地を実現しています。
商品情報
サイズ:25.0~30.0
【ホカのおすすめスニーカー】ボンダイ 8
最上級のクッション性を持つランニングシューズ、それが「BONDI(ボンダイ)8」です。ソフトで軽量、かつ幅広いソール面で、履き心地の良さはまさに抜群。カラフルな色展開も魅力的ですが、白一色、黒一色といったベーシックな色合いが用意されているのもうれしいところです。
Amazonカスタマーレビュー
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(926件)
商品情報
サイズ:25.0~29.0
今、「知っておきたい」のがホカ
プロシューズアドバイザー
ON(オン)
2010年、スイスで元アスリートのオリヴィエ・ベルンハルトらが設立。庭の水まきホースを輪切りにしてソールに接着するアイデアから生まれた技術「クラウドテック」が特徴で、それにより柔らかな着地と力強い蹴り出しを同時に実現しています。ランニングシューズですが、最近は街で履く“普段履き”シューズとしても人気です。
【オンの定番スニーカー】クラウド5
オンのアイコンともいえるモデルが「クラウド」。その最新バージョンが「クラウド5」です。クラウドテックと呼ばれる中が空洞になったソールによる抜群の快適さ。抗菌メッシュで通気性が高い一方、全体の44%に再生素材を利用するなど環境負荷は低いという、まさに最新鋭のスニーカーと言える一足です。
商品情報
サイズ:25.0~32.0
【オンのおすすめスニーカー】クラウドモンスター2
最大のクッション性能と反発力をを持つランニングシューズ、それがクラウドモンスター2です。前へ前へとぐんぐん走れるシリアスなランナー向けのシューズですが、その履き心地の良さと高いファッション性から街履きもOK。機能とファッション、双方を満たすスニーカーです。
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(20件)
商品情報
サイズ:25.0~30.0
全身機能美! 無駄のないシルエットと厚底の履き心地の融合がオンの魅力
プロシューズアドバイザー
ONもぜひ知っておいていただきたいブランド。無駄を削ぎ落とした引き算の美学といった革靴に近いシルエット。厚底シューズに抵抗のある人でも、試してもらうと一発で気に入ってもらえる履き心地の良さ。色を選べばスーツスタイルにも意外と合いますし、全方位的におすすめです。履き心地は柔らかく、靴の幅は狭め。どちらかというと甲は低めです
ASICS(アシックス)
鬼塚株式会社を前身とするスポーツシューズメーカー。1977年「株式会社アシックス」が誕生。近年では競技用のバスケットボールシューズをベースにしたスポーツスタイルスニーカー「GEL-PTG」などが高く評価され、ファッション界からも注目を集めています。
【アシックスの定番スニーカー】GEL-NYC
「GEL-NYC」の名前はつねに新しいものが生まれる街・ニューヨークが由来。現代的なソールデザインと、どこかレトロなアッパーの組み合わせが独特の存在感を放っています。もちろん履き心地の良さも抜群。履くだけで今どき感が出るスニーカーです。
商品情報
サイズ:24.0~29.5
【アシックスのおすすめスニーカー】GEL-PTG
1983年に発売されたバスケットボールシューズをベースにしたライフスタイルシューズ、それが「GEL-PTG」です。クラシックなデザインながら、ソールはクッション性を強化、中敷と中底を柔らかい素材に変更するなどアップデートが図られています。ビジネスカジュアルにも使える上品さが魅力の一足です。
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(663件)
商品情報
サイズ:22.5~31.0
プロシューズアドバイザー
履き心地最強で、プロアスリートから高い評価を受ける一方、パリコレで有名メゾンが取り上げるなど、ファッション界からも高く評価されています。靴作りは超優秀で、不良品を見たことがありません。履き心地は柔らかく、幅は標準的、ニュートラルからやや甲高の人に合う傾向です
外せない! 「定番」人気スニーカーブランド7選
続いてはスニーカーといえば! という定番ブランドを7つご紹介します。ナイキやアディダス、ニューバランスといった誰もが知るブランドの特徴に加え、知っておきたい定番スニーカー、画期的な最新スニーカーなども紹介しています。
「スニーカーはこのブランドと決めてます」という人も少なくないかもしれませんが、ちょっと冒険していつもと違うブランドを試してみたり、同じブランドでも定番スニーカーではなくて最新スニーカーを試してみると、あっと驚く発見があるかもしれませんよ!
プロシューズアドバイザー
定番ブランドの定番スニーカーの良さは「どんな服装にも合わせやすい」という点が挙げられます。登場から何十年もカタチを変えていないということは、その間激しく移り変わってきたファッションにその都度合ってきた”ということ。時代の審判を経ているので、安心して選べますよ
NIKE(ナイキ)
1964年、陸上競技のコーチをしていたビル・バウワーマンと教え子である陸上選手のフィル・ナイトによってアメリカで創業。人気モデルの一つである「エアジョーダン」シリーズは、バスケットボールの伝説的選手マイケル・ジョーダンとのコラボレーションから生まれ、スポーツシューズの枠を超えたファッションアイコンに。また、「エアマックス」シリーズも革新的なエアクッション技術で広く支持されています。
【ナイキの定番スニーカー】エアマックス95
90年代に起こった空前のスニーカーブーム。その中心にいたのがこのエアマックス95です。サイドパネルは筋肉を表現、ヒールと前足部にはナイキといえばの「Nike Air」が可視化されています。発売から30年前後の時が流れても色褪せない、まさにアイコンと言うべき歴史的スニーカーです。
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(189件)
商品情報
サイズ:24.0~30.0
【ナイキのおすすめスニーカー】エアマックス90
エアマックス95と並んで時代を象徴するスニーカーのひとつが、このエアマックス90。その洗練されたスタイルは時を経て現代でも愛され続けています。元々がランニングシューズなので履き心地やクッション性も抜群です。
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(120件)
商品情報
サイズ:24.0~30.0
【ナイキのおすすめスニーカー】ゴーフライイーズ
「手を使わずに着脱できるシューズを作るとしたら?」という疑問から開発がスタートしたというハンズフリーシューズ。足を踏み入れるとロックされ、かかとに配された「キックスタンド」を踏めばロックが解除される、ナイキらしい斬新な発想とテクノロジーに驚かされる一足。機能だけでなくデザイン性も魅力。
商品情報
サイズ:22.0~30.0
プロシューズアドバイザー
テクノロジー的にはすべてのメーカーの一番先頭に立っている、そう言っても過言ではないのがナイキです。日本人は甲高幅広と言われますが、現代においてはだんだん華奢になってきているので、やや細身の作りが多いナイキの靴は合う人が多いと思います
New Balance(ニューバランス)
1906年、アメリカで偏平足などを直す矯正靴のメーカーとして誕生。生産国ごとに異なるデザインが特徴で、アジア製のスニーカーは品質とコストパフォーマンスの高さを兼ね備えています。独自開発のソールは歩きやすさに優れており、モデルごとに異なるソールが採用されています。
【ニューバランスの定番スニーカー】CM996
登場から35年以上が経つ、ニューバランスの定番中の定番モデルである大人気のスニーカー、それが「996」。その現行モデルといえるのが「CM996」です。非常に高いクッション性により、履き心地は快適そのもの。そして長く愛される理由はなんといってもその美しいシルエットにあります。キレイめなスタイルにも、カジュアルにも合わせやすいのが最大の魅力です。
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(6,419件)
商品情報
サイズ:22cm〜30cm
【ニューバランスのおすすめスニーカー】CM996GTX
上で紹介したニューバランスの定番スニーカー「996」にGORE-TEX®(ゴアテックス)を搭載したのがCM996GTXです。ゴアテックスは、ゴアテックスメンブレンと呼ばれる薄い膜に表地と裏地を貼り付けた素材。この膜が水滴を通さず、水蒸気は通すため、防水・透湿を兼ね備えているという素材です。996の美しいシルエットと履き心地に防水性が加わった、なんとも最強感のあるスニーカーです。
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(458件)
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サイズ展開:22.0~30.0
【ニューバランスのおすすめスニーカー】WRPD RUNNER
WRPD RUNNERと書いて「ワープドランナー」と読むこのスニーカーは、まるで未来からやってきたようなデザインが魅力的な一足です。ランニングシューズに搭載されているミッドソールを搭載したライフスタイルシューズで、存在感は抜群です。大人気なので新色が発売されてもすぐに在庫薄状態になってしまう可能性があることにご注意を!
商品情報
サイズ:28.0~29.0
プロシューズアドバイザー
クラシックからハイテクまで揃っているのがニューバランス。レザータイプのものなどを探せば、スーツにも合います。履き心地は総じて柔らかく、標準からやや細めの作りのものが多め
CONVERSE(コンバース)
キャンバスとレザーを基本素材として使用しているコンバースは、ローテクスニーカーの中でもとくに人気のあるブランドです。 特徴としては、キャンバス素材がほとんどなので丈夫で乾きやすく、見た目もシンプルで使いやすいスニーカーが多い点です。ファッション好きが多く愛用しているスニーカーとして知られています。
【コンバースの定番スニーカー】オールスター
なんと登場から100年以上が経過しているというレジェンド的なスニーカー。1世紀以上の時を超え、今も世界中で愛され続けています。その魅力はシンプルを極めているがゆえにどんなコーディネートにも合う点。ハイカットとローカットがありますが、これはお好みで。
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(6,645件)
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サイズ:22〜30cm
【コンバースのおすすめスニーカー】オールスター ゴアテックス
コンバースのオールスターにゴアテックスを採用し、防水性を高めたのがオールスターゴアテックスです。雨の日でも晴れの日と同じように、定番のオールスターで出かけたい! そう思う人にピッタリの一足ですね。
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(23件)
商品情報
サイズ:22.0~30.0
プロシューズアドバイザー
コンバースといえばオールスター。そのシンプルなデザインは、ファッションスニーカーとして今後も愛され続けると思います。一方、安全性や耐久性の基準を満たしたプロテクトスニーカーのジャンルでも近年存在感を発揮してもいます。靴の作り自体は薄め。オールスターの場合キャンバス地なのでやや硬めです
adidas(アディダス)
1948年にドイツ生まれのアドルフ・ダスラーが発足したブランド。90年近くオリンピックにスニーカーを提供し続けており、アスリート向けの靴が多いことでも有名です。 「世界一のアスリートに世界一のシューズを」というコンセプトのもと、気温や風などを再現できる施設で研究を重ねるなど、スポーツに特化したスニーカーを開発しています。スポーツシューズを探している人に、おすすめの人気ブランドです。
【アディダスの定番スニーカー】スタンスミス
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(653件)
商品情報
サイズ:22.0~28.0
1970年代中盤に販売開始されて以降、長く愛され続けている定番スニーカーです。アディダスのアイコンである3本ラインを通気口にした画期的なデザインで、1991年には2200万足を売り上げ、ギネスにも「世界で一番売れたスニーカー」として認定されています。どんなコーディネートにも合わせやすく、オンオフ兼用も可能な万能スニーカーです。
【アディダスのおすすめスニーカー】サンバ
インドアサッカーシューズとして生まれ長く愛され続けてきた定番スニーカー「サンバ」は、近年ファッションアイテムとしても大人気になっています。滑らかなレザーのアッパーに、ラバーソール。そしてヌバック(起毛革)のトウキャップが特徴的なアイコニックなスニーカーですが、履くと「今どき」感があります。
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(7,630件)
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サイズ:22.0~30.0
【アディダスのおすすめスニーカー】アディフォーム クライマクール
アディダスにはもちろんハイテクシューズも存在します。その代表例のひとつがこのアディフォーム クライマクール。ベンチレーションが爽やかな通気を促し、足を快適に。クッション性能が高く履き心地は軽快。アッパーに50%以上のリサイクル素材を使用するなど、環境にも配慮された現代的なスニーカーです。
商品情報
サイズ:23.0~27.5
プロシューズアドバイザー
プロスポーツ選手から愛されるだけに、やや硬めでしっかりとホールドしてくれるような履き心地がアディダスの特徴。幅はやや狭めで、やや薄めの作り。個人的なおすすめはスタンスミスの本革モデル「LUX(ラックス)」で、これはビジネスにもピッタリ。ぜひ探してみてくださいね
VANS(ヴァンズ)
1966年に3人の創業者が設立した、アメリカを代表するスニーカーブランドです。人気の「オーセンティック(AUTHENTIC)」の開発を皮切りに、さまざまな種類のモデルを発表しています。 1970年代頃には人気のスケーターが自身でカスタマイズして履き始めたことで、スケーターのためのアイテムとして人気になりました。その後もBMXライダーからも人気を獲得するなどスポーツに関心があり、おしゃれをしたい人におすすめのスニーカーです。
【ヴァンズの定番スニーカー】クラシックスリッポン
1977年に誕生したヴァンズのアイコン的スニーカー。シューレースがないため着脱が簡単で、デザインはシンプル。40年以上の時を経て愛され続けています。黒アッパー×白ソール、黒アッパー×黒ソール、そして黒白チェッカー模様×白ソールといったところが定番カラーです。
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(152件)
商品情報
サイズ:22.0~30.0
【ヴァンズのおすすめスニーカー】スケート エラ
ヴァンズが誇るスケートボーディングシューズの大定番、それがエラです。非常にシンプルなデザインですが、ヴァンズ独自のソールはグリップ力が高く、高いクッション性で疲労を軽減してくれます。ファッション的にも意外とコーディネートを問わず、様々なスタイルに調和します。
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(17件)
商品情報
サイズ:25.0~30.0
プロシューズアドバイザー
クラシックな見た目とは裏腹に、履き心地はかなり柔らかいのがヴァンズのスニーカーの特徴です。元々がスケボーシューズなので非常に頑丈ですし、モノの良さの割に価格が安めなのも嬉しい点。幅が広く、甲が高い人でも履きやすいですよ
PUMA(プーマ)
ドイツ出身のルドルフ・ダスラーが1948年に弟と設立した「ダスラー兄弟商会」を離れたあとに設立したスニーカーブランドで、ほぼすべてのスニーカーに施されたサイドの“フォームストライプ”が特徴です。 F1などのモータースポーツでも影響力は大きく、レーシング用のスニーカーとしても人気があります。ファッションブランドとのコラボも多く、コラボスニーカー好きのコレクターにもおすすめのブランドです。
【プーマの定番スニーカー】スウェード クラシック XXI
1968年にトレーニングシューズとして誕生以来、半世紀以上にわたって愛され続けるプーマの顔ともいえるスニーカーです。上質なスウェード素材が特徴のシックでスポーティーなスニーカーです。カラー展開も非常に豊富なので、お気に入りの洋服と合わせてカラーコーディネートを楽しむことも可能です。
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(3,498件)
商品情報
サイズ:22.0~32.0
プロシューズアドバイザー
クラシックなスタイルが印象的なプーマですが、Y2Kと呼ばれる2000年前後を思わせるスタイルのスニーカーでも注目されています。履き心地は柔らかく、幅はやや狭めで、甲は低め。価格帯がやや安めのものも多いので、手に取りやすいのも魅力です。近年では「立ったままスッと履ける」が売り文句のソフトライド イーズインシリーズも人気ですよ
reebok(リーボック)
1895年、ジョセフ・ウィリアム・フォスターによって生み出されたイギリスのシューズメーカー。スポーツシーンからデイリーユースまで幅広く使えるデザインを展開。代表モデルのひとつ、インスタパンプ フューリーは靴紐の代わりに空気注入式のポンプを採用した革新的なモデルで、空気圧によって好みのフィット感に調整できるのが特徴です。
【リーボックの定番スニーカー】インスタポンプ フューリー
90年台のハイテクスニーカーブームの中心にいたスニーカーのひとつ。それがこのインスタパンプ フューリーです。登場から30年の時を経て、その先鋭的なデザインは今もフレッシュな印象を与え続けています。
シュータン部分のポンプを押すと全体に空気が広がり、足を密着させるという技術を搭載した機能性だけでなく、デザインもさまざまなスタイリングに採り入れやすく、時代を超えてファッション好きからも支持される、レジェンドスニーカーのひとつです。
商品情報
アッパーにポンプを配し、90年代の大胆なスタンスを表現したアイコニックなシューズ。
【リーボックのおすすめスニーカー】クラシックレザー
インスタパンプ・フューリーとは対照的に、クラシックを極めたスタイルを誇るのがこのクラシックレザーです。天然皮革による高いフィッティング、そして優れたグリップ性能により、80年台の登場以来世界中で履き続けられる定番品となっています。
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(935件)
商品情報
サイズ:24.0~30.0
プロシューズアドバイザー
上で挙げたクラシックレザーは、私がイギリスにいた頃とにかくみんながこれを履いていたのがとても印象的です
個性あふれる! 「注目」スニーカーブランド7選
ここからは、アウトドアシューズやランニングシューズに特化したブランド、ファッション性に特化したブランドなど、個性あふれるスニーカー7ブランドを厳選してご紹介します。共通して言えるのは、スニーカー作りのたしかさ・モノの良さ。
個性があふれるブランドばかりなので、ご自身の「こういうの欲しい!」という気持ちと噛み合ったとき、運命的出会いとなる可能性を秘めています。知らないブランドもあるかもしれませんが、ぜひこの機会に知ってくださいね!
Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)
もともとはバスケットボール専用のスニーカーを製造・販売する会社として、1949年に神戸で設立されたスニーカーブランドです。その後製造したスポーツ用のスニーカーがオリンピック選手団に採用され、日本を代表するブランドとして地位を確立しました。 現在でもタウンユース用のファッションブランドとして、国内に約11店舗の直営店を構えるほどの人気ブランドとなっています。
【オニツカタイガーの定番スニーカー】SERRANO (セラーノ)
1970年代に開発された陸上スパイクシューズからインスピレーションされたモデル。軽い薄底のスタイルが特徴で、前足部分が巻き上がったアウターソールのデザインがアクセントになっています。
上写真はセラーのからさらに派生したセラーノCL。日本製高密度ポリエステル素材とレザー素材を組み合わせ、スニーカーとは思えないエレガントさを獲得しています。
商品情報
サイズ:22.5~29.0
【オニツカタイガーのおすすめスニーカー】メキシコ66
1960年代の要素を取り入れ、現代のファッションに合わせて再構成されたブランドを代表するスニーカーのひとつ。上質なレザーのアッパーにスタイリッシュなシルエット。クッション性に優れた中敷を採用しているので、履き心地も良い一足です。
下写真のメキシコ66 SDは、メキシコ66をベースに再構築したモデル。ヴィンテージ加工を施されたアッパーがなんともいえない風合いを醸し出しています。
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(2,896件)
商品情報
サイズ:22.5~31.0
プロシューズアドバイザー
ファッション性に特化したスニーカーブランドで、海外でも大人気になっています。男性はもちろん、女性にも非常におすすめで、とくに足が細めの方には非常にフィットします。「メキシコ」はスタイリッシュで、素材がレザーなのでスーツでもイケます
SALOMON(サロモン)
1947年、フランスでフランソワ・サロモンがノコギリとスキーエッジの研磨工場として開業。スキー用品を軸にアウトドア用品のトップブランドとして知られており、優れたグリップと快適なフィット感が特徴の「スピードクロス」シリーズが人気です。セレクトショップとのコラボを機に、ファッションシーンでも存在感を高めています。
【サロモンの定番スニーカー】スピードクロス6
サロモンの定番である「スピードクロス」の最新バージョンです。軽量でありながらグリップ力が高く、泥道でも地面をとらえながら走ることが可能です。そんな機能性を持ちながら、デザインはスタイリッシュで履き心地は快適。普段履き用としてもバッチリです。
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Amazonカスタマーレビュー
(224件)
商品情報
サイズ:25.5~30.0
【サロモンのおすすめスニーカー】Xアドベンチャー ゴアテックス
防水透湿素材であるゴアテックスを採用したサロモンのトレイルランニングシューズです。未舗装路でこそ力を発揮するシューズですが、その防水性とファッション性から街履きはもちろん、雨の日用のスニーカーとしても大変重宝します。丈夫な紐を1回で締め上げる「クイックレース」も便利です。
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(27件)
商品情報
サイズ:25.0~28.0
プロシューズアドバイザー
トレイルランニング用シューズが人気のサロモンは、機能だけでなく有名なファッションデザイナーが好んで着用するなど、ファッション性も兼ね備えています。屋外を走るためのシューズなのでソールは硬め。かかとがしっかりしている人はよくフィットします
BROOKS(ブルックス)
1914年、アメリカでジョン・ブルックス・ゴールデンバーグがバス&バレエシューズのメーカーとして設立。「ラン・ハッピー」をコンセプトに、21世紀以降はランニングシューズの製作に注力。ランナーのニーズを最優先に考える一方で、高い生分解性のミッドソールクッション素材を開発するなど環境に配慮したシューズを展開。
【ブルックスの定番スニーカー】ゴースト15
ブルックスの定番モデルがこの「ゴースト15」です。軽量でソフトなミッドソールにより履き心地はスムーズ。アッパーはメッシュになっているので快適。重さも27センチで片足280グラムと軽量で、長時間履いていても疲れにくい仕様です。ブルックスの最初の一足として選んでみてはいかがでしょうか。
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(137件)
商品情報
サイズ:25.0~31.0
【ブルックスのおすすめスニーカー】ゴーストMAX
ゴーストシリーズの厚底バージョンが、このゴーストMAXです。独自のクッション素材によって履き心地は非常にソフト。地面からの衝撃を軽減してくれます。ランニングシューズだけに接地から蹴り出しまでの移行をアシストするミッドソールを搭載。走るだけでなく、歩くのにも向いています。
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(77件)
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サイズ:25.0~33.0
プロシューズアドバイザー
アメリカで大人気のランニングシューズメーカーであるブルックス。靴の幅が狭めで、かつハイテクブランドである点がユニークで、とくに女性におすすめです。通勤靴で足が痛くなっている方などにブルックスのスニーカーをおすすめすると、途端に改善することもあるんですよ
810s(エイトテンス)
2020年、日本の老舗シューズメーカーであるムーンスターによって創業されたブランド。1873年から続く歴史を持つムーンスターが経験と技術を活かして、プロフェッショナル向けの機能性とデザイン性を兼ね備えたデイリーシューズブランドとして810sを立ち上げました。ナースシューズや厨房シューズなどの機能性はそのままに、普段使いしやすいデザインが注目されています。
【エイトテンスの定番スニーカー】キッチェ
ムーンスターのロングセラー厨房シューズ「キッチンスター01」をルーツに、デイリーユース用にデザインしたのがこの「キッチェ」。手に取りやすい価格で、ユニバーサルなデザイン。どんな服装にも合わせやすいシンプルながら今どき感のあるファッション性の高いスニーカーです。
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(901件)
商品情報
サイズ:22.5~28.0
プロシューズアドバイザー
ムーンスターの定番シューズの数々を現代風にリニューアルしているエイトテンス。セレクトショップなどでも売られていて、そのファッション性が高く評価されています。値段も非常に手頃なのも嬉しいですよね。ちなみに靴の幅は広めです
COLE HAAN(コールハーン)
1928年、アメリカでモリス・セリツが立ち上げた靴の卸売業をトラフトン・コールとエディ・ハーンらが引き継ぐ形でブランドを設立。クラシックなデザインと現代的な技術を融合させたアイテムで知られる。特に人気のモデル「ゼログランド」シリーズは、革靴の洗練された外観にスニーカーのような快適さを兼ね備え、ビジネスパーソンから支持を集めている。
【コールハーンのおすすめスニーカー】ゼログランド リマスタード プレーントゥ オックスフォード
アッパー素材は牛革、ミッドソールには程よい弾力のあるクッションを採用し、アウトソールは高い屈曲性を誇るラバーと、異なる素材を組み合わせたハイブリッドシューズです。デニムに合わせるのはもちろん、「スーツに合わせて就職面接にも履いていける」(公式サイトより)のがウリ。ONもOFFも完璧にこなしてくれる一足です。
商品情報
サイズ:24.5~28.5
プロシューズアドバイザー
日本における「ビジネスに履いていけるスニーカー」の定番になる。そんな気さえするのがコールハーンのスニーカーです。革靴作りのノウハウを活かし、うまくスニーカーに落とし込んでいます。ジャケパンに白のTシャツを合わせ、足元はコールハーンのスニーカーといったスタイルは、いかにも仕事できるビジネスパーソンといった印象。シルエットはやや細身で、それもレザーシューズライクです
UGG(アグ)
1978年、オーストラリアでブライアン・スミスによって創業された。UGGのブーツはサーフィンの後に履く機能的なブーツとして誕生し、スミスによってアメリカに持ち込まれると瞬く間に人気に。分厚いソールと着脱しやすいデザインが特徴のスニーカーも根強いファンを抱えています。
【アグのおすすめスニーカー】CA805
高いクッション性とグリップ力がありながら超軽量なアウトソールが特徴のスニーカーです。5.7センチの足長効果もあるソールに、ヌバック(起毛革)を前面に施したスタイルはインパクト十分。それでいて重さは片足370グラムと軽量で、疲れにくいのも嬉しい点です。
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(157件)
商品情報
サイズ:22.0~30.0
プロシューズアドバイザー
冬に履くムートンブーツのイメージが強いアグですが、スニーカーはとてもモダンで、ハイテクソールにレザーのアッパーの組み合わせが目を惹きます。とくにレディースの厚底スニーカーが注目ですが、ジェンダーレスなものも多くありますよ
パトリック
1892年、フランスの靴職人であるパトリック・ベネトーが靴づくりをスタート。スポーツシューズ、特にサッカースパイクにおいて高い評価を受け、カラフルなデザインがパリの人々から人気を集める。1978年に日本に上陸し、“足元のメイクアップ”をコンセプトに流行に左右されない洗練されたスタイルが人気を呼んでいる。
【パトリックのおすすめスニーカー】マラレイン
スリムで上品なシルエットで、カジュアルはもちろんスーツとの相性も非常に良い「マラレイン」。レザーには防水加工が施されていて、縫い糸にも水を弾く撥水糸を採用しているため、ちょっとの雨なら問題なく履けるのもうれしいところです。
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(6件)
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サイズ:26.0~27.5
プロシューズアドバイザー
スリムな作りで、足の幅が狭めな人にはとくに合いやすいのがパトリックのスニーカー。靴作りのクオリティが高いこともあって、ビジネスシーンでも多く選ばれるブランドです。「マラレイン」は初めてのビジネススニーカーにもおすすめです
スニーカーの選び方
ここまでスニーカーのおすすめブランドを見てきました。
その上で、スニーカーを選ぶ上でもっとも重要なのは「欲しい!」と思うこと。本記事で取り上げたのはすべておすすめのスニーカーブランドのおすすめのスニーカーばかりで、どれを選んでも失敗ではありません。
だからこそ、ご自身の感覚と合ってビビッときたものを選ぶのが一番。足元にお気に入りのスニーカーを履けば、外出が一層楽しいものになりますし、気分が上がるはずです。
サイズ選びで気をつけたいポイント
靴のサイズを測る際、足の長さは合っていてもサイズが合わなかった経験がある方も少なくないのではないでしょうか。そういった現象は、ブランドやメーカーによって靴の幅や高さが多少異なるため発生します。全体的に、靴の幅が狭いものは甲が低く、幅が広いものは甲が高くなる傾向にあります。
メーカー別・スニーカーの幅の傾向
靴の幅 | ブランド |
---|---|
狭め・細め | オン、オニツカタイガー、ブルックス、パトリック |
標準的 | ニューバランス、ホカ、プーマ |
広め | ヴァンズ、エイトテンス、アシックス |
モデルによっても異なるため一概には言えませんが、メーカーとしてのサイズ感や高さ、幅の傾向は、監修者のシューフィッターこまつさんのコメントを参照していただけると、足にあったものが選べると思いますので、参考にしてみてくださいね。
スニーカーを機能で選ぶ
もうひとつ重要なのが、スニーカーを機能面から選ぶということです。
わかりやすい例が雨の日用のスニーカーが欲しいといったケース。そんなときは防水スニーカーがおすすめです。サロモンの「Xアドベンチャー ゴアテックス」やニューバランスの「CM996GTX」などがそれに該当します。
一方、パトリックのマラレインなどは、スーツに合わせても違和感がない、ビジネススニーカーとしても使えます。もちろん“OFF”でも着用可能であるため、適材適所な選び方をすると、さらにスニーカーを楽しみ尽くすことができます。
HOKAやONなどのランニングシューズは、日常のウォーキングにもうってつけです。その上でファッションアイテムとしても着用できるのが嬉しいところではないでしょうか。
プロシューズアドバイザー
防水スニーカーが欲しいなら防水・透湿素材のゴアテックスが採用されたものを選ぶのがおすすめ。また、トレイルランニング用のシューズは防水加工が施されたものがほとんどで、機能性も兼ね備えています。また、スーツにスニーカーを合わせる際は、スリムなシルエットで本革、色は白か黒で選ぶとサマになりやすいですよ
おすすめ商品比較表
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定番からトレンドまでおさえてお気に入りの一足を見つけよう
今回は、スニーカー選びのポイントとともに、最新の人気&定番のスニーカーブランドと、その中でも売れているアイテムをご紹介してきました。ナイキやアディダス、ニューバランスといった定番のブランドから、ホカやオンといったトレンド的なブランドまで、アイテムを知るのがスニーカー選びをより楽しめるポイントです。この記事を参考にして自分の好みやシーンに合わせて最適なスニーカーを見つけましょう。
スニーカー
今、「ぜひ知っておきたい」ブランドがこのホカです。ランニングシューズなので、履きやすさ、歩きやすさが素晴らしく、とくにボンダイ 8はつまずくのが難しく感じられるほど安定感があります。海外でも、ホカを履いていると「いいシューズを履いていますね」という認識になる印象です。色合いはビタミンカラーが多いですが、「黒」を選ぶと意外なほどにスーツに合うので、スーツスタイルにもおすすめできます