かつおぶしのおすすめ12選!削り節のタイプなども解説
たこ焼きのトッピングやだしを取るときなどさまざまな料理に使える「かつおぶし」。スーパーでは多様な商品が販売されているため、用途の違いがわかりづらく選びにくいこともありますよね。本記事では、料理に合ったおすすめのかつおぶしや削り節の違いによる特徴などをわかりやすくご紹介します。
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かつおぶしの選び方
種類が豊富なかつおぶしは、スーパーで選ぶのも迷ってしまいますよね。パッケージだけではかつおぶしの違いが分かりづらくて同じように見えますが、削り方や使用されているものが違うと、香りや向いている料理に違いがあります。ここからはかつおぶしのさまざまな違いをご紹介するので、選ぶときのヒントにしてくださいね。
1.かつおぶしの種類で選ぶ
かつおぶしは「カビ付けをして作る」というイメージがある方も多いですが、実際にはすべてのかつおぶしが、カビ付けされているわけではありません。いくつか種類がありますが、ここではカビ付けをしている中でも最上級の「本枯節」とカビ付けをしていない「荒節」の2種類をご紹介します。違いを確認してみましょう。
上品な味わいの「本枯節」
「本枯節」はカビ付けして作られているかつおぶしです。カビの効果によって熟成が進み、水分が飛ぶため生臭さが少なくなります。製造期間が4〜6ヶ月にも及ぶため価格は高いですが、手間暇かけて作られた本枯節は、すっきりしたまろやかな味わい。芳醇な香りが楽しめるので高級料亭でよく使われています。
一般的に「かつお節削りぶし」、「かつおかれぶし削りぶし」と表示されているので、普段の買い物時にチェックしてみてくださいね。
燻製の香り「荒節」
一方荒節(あらぶし)は、カビ付けされおらず製造期間が20〜30日前後と短いのが特徴です。本枯節より安価で魚に近い味わいを楽しめます。荒節の風味は関西の味の文化とも言われるほど、西日本では出汁として定着しているんですよいます。また、市場の80%ほどを占めているといわれるポピュラーなかつおぶしでもあり「かつお削りぶし」「花かつお」などと表示されている商品は、この荒節を削ったものになります。
2.削り節のタイプで選ぶ
出汁を取るにも、トッピングするにも便利なかつおぶしですが、削り方にもさまざまな種類があります。削り方によって香りや風味、見た目が変わるため、用途に合わせて削り節のタイプを選ぶといいでしょう。ここでは代表的な4つの削り節のタイプをご紹介しながら、それぞれの特徴をお伝えします。
幅広く使える「平削りタイプ」
スーパーでよく見かける花かつおは、薄く大きく「平削り」されたものです。花のように薄く削ってある削り節なので、出汁を取りたいときに適しています。短時間で上品な味わいとコクが楽しめる1番出汁が取れ、お吸い物や味噌汁、茶碗蒸し、そば・うどんのつゆといった料理の出汁にぴったりですよ。
他にもお好み焼きや冷奴のトッピングなど、さまざまな料理に使える平削りタイプは、日常使いとしてストックしておくと便利です。
濃いめの出汁をとるなら「厚削りタイプ」
厚削り(あつけずり)とは、その名の通り厚めに削られたかつおぶしのことです。0.2mmを超える厚さは、かつおぶしのコクを引き出しやすい形状になっています。じっくり煮出すことでかつおぶしの旨味がより引き立つため、煮物やめんつゆのようにしっかりとした濃いめの出汁を取りたいときに向いています。
また、出汁に使うだけでなく、そのまま食べることもできるのが魅力です。おやつ用として販売されている商品もあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
トッピングに「細削り・砕片タイプ」
カンナで削ったように見える形状のことを「細削り」と言います。また、「砕片削り」は、薄く削られたかつおぶしをカットして細かくしたもので、どちらも小分けされたかつおぶしのパックでよく販売されています。
出汁を取る場合にも使えますが、食べやすいように加工されているため料理に使う方がおすすめです。たこ焼きや焼きそばなどにトッピングすると、かつおぶしの風味が存分に感じられますよ。
高級感のある「糸削りタイプ」
糸のように細く削られた糸削り。ふわふわ舞う見た目の美しさは、出汁用ではなくトッピングに特化した削り節です。和え物・酢の物・お浸し・漬物・煮物などの日本料理をはじめ、サラダやパスタといった洋物の盛り付けとしても使うことができます。
料理の見映えや香り、味わいの引き立てだけでなく「この料理は誰も箸をつけていませんよ」という心遣いの表れでもあるそうです。糸削りを飾って上品な盛り付けを楽しむのもいいですね。
手軽に使える「削り粉・粉末タイプ」
かつおぶしを削り上げたときに出る粉を「削り粉」と呼びます。粉末状なので、かつおぶしの旨味を手軽に楽しめるのが特徴です。ご飯や料理にふりかけたり、味噌汁に入れるのはもちろんのこと、和風のドレッシングを作りたいときにも便利ですね。
また、お好み焼きやハンバーグといった生地に調味料として使うのもおすすめ。サッと振りかけるだけで、味に奥行きが感じられ、栄養もそのまま取れてしまう優れものです。キッチンにひとつ欲しくなるタイプのかつおぶしですね。
3.本格派!仕上節タイプ(1本タイプ)
仕上節は、カビ付けしたかつおぶしを半年以上かけて熟成させたものです。削ったかつおぶしは保存状態によって風味が抜けやすくなってしまいますが、使いたい分量だけ削れる1本タイプであれば、かつおぶし本来の風味がいつでも味わえます。
かつおぶしは大きいサイズを「本節」、小さいサイズを「亀節」に区別しますが、削る前の本節なら2年間の常温保存が可能です。振りかけるだけで栄養がとれるので、災害時の保存食として備えても役に立つでしょう。ご自身で削ってかつおぶしの本物の味わいを楽しみたい方は、小ぶりサイズの「亀節」を選ぶと削りやすいですよ。
4.おやつ・おつまみには半生タイプを
厚削りながらもしっとりとした生半タイプのかつおぶしは「食べるかつおぶし」として、さまざまなメーカーから販売されています。スルメのように噛むごとに味わいが広がるため、ヘルシーな大人のおやつとしてもおすすめです。おつまみとして楽しむなら、マヨネーズや七味を合わせるとよいですね。栄養価が高く添加物もないのでお子様のおやつにもぴったり。ご飯に混ぜておにぎりにしたり、サラダにかけるといった普段の料理にも使えますよ。
5.ギフトには上質な商品を選ぼう
日本ではかつおぶしは縁起のよい贈り物とされています。そのうえ、和食に幅広く使えて保存が効くので送る相手へ負担になりにくいメリットがあります。かつおぶしにはさまざまな種類がありますが、その中でも「本枯鰹節」は手間ひまかけて作られている最高級品。高級料亭でも使われる上品な味わいは、料理好きの方に贈っても喜ばれるでしょう。また、老舗のメーカーの商品を選んだり、「日本一のかつおのまち」として知られる鹿児島県枕崎市産のかつおぶしを選ぶのもおすすめですよ。
かつおぶしのおすすめ12選
ここからは、かつおぶしのおすすめ12選をご紹介します。かつおぶしは、削り方や使用している種類によって味わいが異なるので、用途に合わせて選べるように風味の特徴や料理での使い方を記載しました。出汁や料理のトッピングとして楽しめるだけでなく、おつまみとして食べてもおいしい商品がたくさんありますよ。小分けパックや大パックなど、梱包にあった用途もあるので、ご自身の使い方にあったかつおぶしを選んでくださいね。
荒節を薄く削った花かつおは、かつおの風味が強く感じられるのが特徴です。手頃な値段で手に入るうえ、出汁を取るときにも料理にも使えるのでとても便利。開封後は空気をしっかり抜いて冷蔵庫で保存すると、かつおぶしの風味が抜けにくくなりますよ。早く使い切るのもかつおぶしを美味しくいただけるポイントです。
厳選された上質な節を使っているので、熟成された香り高い花かつおが味わえます。ご飯や豆腐に振りかけても食べるのもおすすめ。500gも入っているので、出汁を定期的に取りたい方やさまざまなお料理に使う方によいでしょう。100年以上のかつおぶし製造技術を活かして作られた花かつおは、本格的な香りが楽しめますよ。
一度で使い切れる小分けパックは、かつおぶしの風味が抜けにくいのがうれしいポイントです。「料理に合わせてときどき使いたい」という方におすすめですよ。細かくカットされている砕片削りなので、料理のトッピングやおにぎりに混ぜるといった使い方が向いています。荒節を使用しているので、鰹を燻した香りが楽しめますよ。
厚削りのためかつおぶしのコクを出しやすく、時間をかけて出汁を取ることで花かつおよりも濃厚な味わいを楽しめます。15〜20分ほど煮出せば、本格的な深い味わいの出汁が自宅でも簡単に作れるでしょう。煮物や味噌汁、うどんのつゆなど幅広い料理に使えますよ。オーブンやフライパンで少し炙って、おつまみとして食べるのもおすすめです。
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商品情報
原材料:かつおのふし(枕崎製造)
ブラント名: 成城石井
メーカー名: 成城石井
原産国名: 日本
価格推移
「かつおぶしのまち」と呼ばれる鹿児島県枕崎市の鰹を使用した花かつお。雑味が無く、まろやかな出汁が取れるのが特徴です。また、昆布出汁と合わせてより旨味の強い出汁にするのもおすすめ。かつおぶしと昆布のような組み合わせは「旨味の相乗効果」と呼ばれるほど、料理を美味してくれる効果がありますよ。
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商品情報
商品の形状 スライス
商品の個数 5
生物源 かつお
ユニット数 5 個
価格推移
醤油で味つけされた生半タイプのかつおぶしです。しっとりとした食感は、おつまみやおやつとして手軽においしく食べられますよ。無添加、化学調味料、保存料不使用なので、健康志向の方にもおすすめです。こちらも鹿児島県枕崎市のかつおぶしを使用しており、伝統製法の技術を活かした「そのまま食べるかつおぶし」は、噛むほど鰹本来の旨味が口の中に広がります。
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商品情報
専門分野 ウォーターフリー
商品の形状 削り
パッケージ重量 0.53 キログラム
生物源 鰹
価格推移
本格的な出汁の味わいが楽しめる厚削りのかつおぶし。「いい出汁を取るには、いいかつおぶしが大切」ということを重んじて、厳選された鰹を使用しているので濃厚でコクのある出汁を取ることができます。お湯の量に対して3%のかつおぶしを入れ、10分ほど煮出してこせば出汁の完成です。出汁をしっかり効かせることで、料理の塩分も減らせますよ。
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商品情報
専門分野 ウォーターフリー
商品の形状 破砕
パッケージ重量 0.12 キログラム
生物源 かつお
価格推移
砕片タイプが100g入った大袋商品で、ストックしておきたい方におすすめです。細かくカットされた形状はトッピングに最適ですが、たくさんはいっているので出汁を取りたいときにも活用できますね。おでんやそばのつゆ、お好み焼きのトッピングなど料理に合わせた使い方が可能です。荒節を削ったかつおぶしなので、燻製の香りと魚の旨味を楽しめますよ。
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商品情報
商品の重量 70 グラム
専門分野 ウォーターフリー
商品の形状 フレーク
パッケージ重量 0.08 キログラム
価格推移
じっくり高温で焼き上げたかつおぶしを、ふわっとした食感が楽しめるように削ってある焙炒ソフト削り。仕上げにかつおぶしをかけた料理の見た目は美しく、ひと手間かけた印象を与えることができます。「かける」「まぜる」「あえる」何にでも使いやすい形状ですね。定番の豆腐やお好み焼きのほかにも、麺類やサラダにかけて食べるのもおすすめです。
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商品情報
専門分野 ウォーターフリー
商品の形状 ふりかけ
パッケージ重量 0.12 キログラム
生物源 かつお
価格推移
100gの大容量で、日常的な料理でかつおぶしを使う方におすすめの商品です。かつおぶしをご飯に混ぜ込んで色を付ければ、キャラ弁用のおにぎりとしても使えますよ。また、細かくされた砕片タイプはドレッシング作りやごはんに合えるときにも使いやすく便利です。混ぜてもかけても、かつおぶしの旨味や香りが味わえます。
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商品情報
価格推移
カビ付けをして6ヶ月以上熟成された本枯節は、かつおぶしの中でも最高級品とされています。削りたてしか味わえない鰹本来の旨味と芳醇な香りを楽しめますよ。かつおぶしをたっぷりかけた卵かけご飯もおいしそうですね。袋はジップタイプのため削った後はそのまま保存が可能です。本格的にかつおぶしを堪能したい方はぜひチャレンジしてみてください。
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商品情報
商品の重量 80 グラム
専門分野 ウォーターフリー
商品の形状 フレーク
パッケージ重量 0.08 キログラム
価格推移
生ハムのようなしっとりした食感のそのまま食べるかつおぶし。魚醤や三温糖を使った特製ダレに漬け込んであるので、おつまみとしてそのまま食べるのはもちろん、サンドイッチに挟んだりチャーハンの具材として使うのもおすすめです。おしゃれなパッケージは、プレゼントや手土産にも喜ばれそうな一品ですね。
おすすめ商品比較表
ヤマキ ヤマキ 花かつお | 福島鰹株式会社 福島鰹株式会社 花かつお | ヤマキ ヤマキ 徳一番 かつおパック | にんべん にんべん かつおぶし 厚削り | 成城石井 成城石井 花かつお | marutoshi 丸俊 そのまま食べるかつおスライス | ヤマキ ヤマキ 濃厚鰹厚削り | やまさかつおぶし本舗 やまさかつおぶし かつお 削り節 (破砕) | はごろも舞 はごろも 焙炒ソフト削り はごろも舞 | ヤマキ ヤマキ カツオパック | ヤマキ ヤマキ 鰹本節 | 池田屋 池田屋 食べる削り節 | |
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便利なかつおぶしでアレンジと本格料理も叶えよう
自然な鰹の味わいを楽しめるかつおぶし。本格的な出汁を取ることもできるうえ、サッと振りかければ鰹の芳醇な味わいを手軽に楽しめます。ご自身の用途にあったかつおぶしを選んで、幅広い使い方を楽しんでみてくださいね。