美味しい豆腐のおすすめ10選!お取り寄せできる豆腐屋さんの商品も紹介
味噌汁や冷奴、麻婆豆腐など、普段の食事で登場することが多い「豆腐」。日本人の食生活に欠かせない素材ですよね。本記事では、豆腐を選ぶ際のポイントや美味しい食べ方などを解説し、おすすめの豆腐10選をご紹介します。市販の商品から成城石井オリジナルの商品、豆腐屋さんから取り寄せる高級な商品まで幅広くチェックできますよ。
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自分好みの美味しい豆腐の選び方ガイド
自分好みの豆腐を選ぶためには、以下6つのポイントをチェックするとよいでしょう。
- 豆腐の種類を選ぶ
- 凝固剤の種類による違いに注目
- こだわりで選ぶ
- お豆腐専門店で購入するのもアリ
- 市販で買うならメーカーのサイトを見るのも◎
- 卵豆腐など原料と味が異なる豆腐もチェック
以下よりそれぞれ詳しく解説していきます。
1. 豆腐の種類を選ぶ
豆腐にはいくつか種類があり、作りたい料理にあわせて種類を選ぶのがおすすめです。ここでは、4つのタイプの豆腐の特徴を紹介しつつ、相性がよい料理を紹介していきます。
- なめらかな食感の絹豆腐
- 固めで崩れにくい木綿豆腐
- なめらかで日持ちしやすい充填豆腐
- その他ソフト豆腐・おぼろ豆腐
なめらかな食感の絹豆腐
絹豆腐は、スーパーなどでもよく見かけるタイプの一つです。
「絹」の文字通りなめらかな食感が特徴で、シンプルに豆乳を固めてカットしたものを指します。水分を絞らないので、木綿豆腐などに比べてビタミンBやカリウムが多く含まれているのも特徴です。
繊細な食感をそのまま活かせる料理に向いており、豆腐の味わいをそのまま楽しむ冷奴や湯豆腐などにおすすめです。
固めで崩れにくい木綿豆腐
木綿豆腐は、一度固めた絹ごし豆腐を崩して布でくるみ、脱水して固め直した豆腐です。余分な水分が絞られるため、絹ごし豆腐に比べて硬めの食感である点や、より濃厚な味わいが特徴です。
形が保たれやすく、煮崩れしにくいという特徴を生かし、焼いたり炒めたり、煮たり揚げたりと幅広く使えます。すき焼きや肉豆腐、麻婆豆腐といった料理と相性がよいでしょう。
なめらかで日持ちしやすい充填豆腐
充填豆腐は、冷たい豆乳と凝固剤をパッキングし、空気や水に触れることなくパックごと加熱殺菌して固めるという製法の豆腐です。
絹豆腐や木綿豆腐のように水が張られておらず、賞味期限が長い特徴があります。スーパーなどでコンパクトサイズの豆腐が3個パックになっている商品のほとんどが、充填豆腐でしょう。
絹ごし豆腐のような柔らかい食感が楽しめる豆腐で、冷奴や湯豆腐はもちろんサラダや味噌汁などとしても使いやすいですよ。
その他ソフト豆腐・おぼろ豆腐
ソフト豆腐は、木綿豆腐と製法は同じで、木綿豆腐と絹ごし豆腐のちょうど中間の柔らかさと滑らかさを持っています。柔らかさがありながら木綿豆腐のようなしっかりした食感も楽しめるため、麻婆豆腐や揚げ出し豆腐などの料理に活用できます。
おぼろ豆腐は、豆乳が温かいうちににがりを加え、固まる直前にすくって作る豆腐です。木綿豆腐が出来上がる一歩手前の状態なので、柔らかくてクリーミーな味わいに仕上がります。
柔らかい食感を生かし、塩や醤油などのシンプルな薬味を加えて食べると甘味を感じて美味しいですよ。
2.凝固剤の種類による違いに注目
豆腐を固めるために必要な凝固剤は、「にがり」「硫酸カルシウム」「グルコノデルタラクトン」などが主に使われます。凝固剤の種類によって食感や味わいにも違いが出る点が特徴です。
ここでは、それぞれの特徴や味わいの違いについて解説していきます。
にがり(塩化マグネシウム)
「にがり(塩化マグネシウム)」は海水から塩を取った後に残る液体のことで、昔から使われている天然の凝固剤です。にがりで作る豆腐は甘味が強く、自然の風味が味わえてとても美味しいのですが、綺麗に固めるためには職人の熟練の技が必要で、とても難易度が高い製法が用いられます。
難しい製法であることから、現在この製法で作る人はかなり希少で、大量生産では味わえない大豆本来の旨味が楽しめる点が魅力でしょう。
硫酸カルシウム(澄まし粉)
「硫酸カルシウム」は、人工的に作られた成分です。にがりに比べて凝固反応が緩やかなので、より簡単に均一で綺麗な形を作れるようになりました。
滑らかな食感の絹ごし豆腐を作れますが、大豆の味わいを損ないやすく、残念ながらにがりで作る豆腐のような濃厚な甘味を感じる味わいの豆腐にはなりません。
グルコノデルタラクトン
「グルコノデルタラクトン」は、デンプンを発酵させて作られる物質で、豆腐を安定して固めることができます。この凝固剤を使用することで、より簡単に滑らかで弾力のある豆腐がつくれるようになりました。
ただし、使いすぎると豆腐の甘味をなくしてしまうといったデメリットもあるようです。
3.こだわりで選ぶ
原料へのこだわりで選ぶのもおすすめです。以下に、選ぶ際のポイントを解説していきます。
遺伝子組み換えでない・国産・有機大豆使用
豆腐の原料である大豆が遺伝子組み換えでないかに着目しましょう。豊かな風味を味わいたいならば、遺伝子組み換えでない国産大豆100%を選ぶのがおすすめです。
また、オーガニックにこだわる場合は、化学肥料や農薬を用いずに作られたナチュラルな大豆を使用した、「有機JAS認定」の有機大豆を原料にした商品を選ぶとよいでしょう。大豆本来の甘みや風味が楽しめます。
消泡剤不使用
商品によっては「消泡剤」が使われているものがあります。
「消泡剤」とは、きめ細かい豆腐を作るために使用される添加物です。豆乳を加熱すると、たくさんの泡が発生します。その泡が残るときめの細かい豆腐に仕上がらないだけでなく、豆の青臭さも残ってしまいます。そのため、泡を消すことを目的に「消泡剤」が使用されることがあります。
気になる方は製品情報や成分表示をチェックし、消泡剤不使用と表示されている豆腐を選んでみてください。
4.お豆腐専門店で購入するのもアリ
鮮度や出来立てにこだわるなら、お豆腐専門店で購入するのがよいでしょう。豆腐は材料がシンプルなので、素材である大豆選びから、すり潰し方や豆乳の濃さといったちょっとした製法の違いやこだわりで味わいに変化が生まれます。
スーパーで買える商品だけでなく、お気に入りのお豆腐専門店を見つけて購入するのもおすすめです。豆腐屋さんそれぞれが「自分の美味しい豆腐」を追求して作るこだわりの味わいを楽しめますよ。
最近はネットで販売する専門店も増えてきているため、より気軽に専門店の豆腐を味わうこともできます。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
5.市販で買うならメーカーのサイトを見るのも◎
スーパーやネットなど市販の商品を購入する場合は、事前にメーカーのサイトをチェックするとよいでしょう。
商品パッケージの情報だけではわからない、細かい製造方法や、原料へのこだわりを詳しく知ることができます。事前に調べることで、豆腐についての理解を深めるきっかけにもなりますね。
あらかじめ調べておくと、購入の際に重視すべきポイントがわかるので、より美味しい豆腐を見つける近道になります。
6.卵豆腐など原料と味が異なる豆腐もチェック
大豆以外の原料を使った「卵豆腐」「胡麻豆腐」「ジーマーミ豆腐」といった豆腐もチェックしてみましょう。
卵を用いて作った「卵豆腐」は出汁の旨みが感じられ、温めても冷やしても美味しい、やさしい味わいの豆腐です。低糖質なので、糖質を抑えたい方にもおすすめですよ。
「胡麻豆腐」は、すりつぶした黒胡麻や白胡麻をくず粉や出汁とあわせて加熱し、練り固めたものです。甘味のある胡麻の風味ともっちりした食感がクセになる味わいです。
沖縄の郷土料理でもある「ジーマーミ豆腐」は、ピーナッツの搾り汁に芋くず(さつまいもデンプン)を加えて作られた豆腐です。弾力のある食感に、あまくて濃厚な味わいが楽しめます。
美味しい豆腐のおすすめ10選
ここからは、美味しい豆腐のおすすめ10選をご紹介します。日常的に購入しやすい手に取りやすい価格の商品から、ギフトなどにおすすめな高価な豆腐までご紹介します。
手軽に買える!1パック150円台~
ここからは、普段から手に取りやすい150円台〜購入できる豆腐をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ライフのプライベートブランドBIO-RAL(ビオラル)が出す、有機JAS認定を受けた大豆を100%使用した体にやさしい豆腐です。消泡剤・乳化剤を使用せず、有機大豆と海水にがりのみで作られています。大豆の甘みや豊かな風味をたっぷり味わえる商品です。
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商品情報
種類:絹豆腐
内容量:360g
特徴:北海道産大豆100%使用
原材料:丸大豆(北海道産100%)/粗製海水塩化マグネシウム(にがり)
価格推移
甘味の強い北海道産ユキホマレ大豆を使用した上質なお豆腐です。パック内に保存水を入れず、加熱殺菌もしないことで、できたての「生」風味を実現しました。消泡剤や乳化剤を使わずに、水と大豆とにがりだけで作られた豆腐で、喉越しがよく濃厚な味わいが特徴です。何も付けずにそのまま食べても美味しくいただけます。
ギフトにもおすすめ!1パック500円台~
ここからは、ギフトにも喜ばれる1パック500円台〜購入できる高級タイプの豆腐をご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。
商品情報
種類:絹豆腐
内容量:300g
特徴:海精にがり使用、国産大豆100%
価格推移
成城石井が出す、国産大豆を100%使用した濃厚な味わいの豆腐です。秋田県と北海道の大豆と伊豆大島海精にがりを使用した大豆の甘みが存分に感じられます。程よく弾力があるふんわり柔らかい質感が楽しめますよ。
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商品情報
種類:絹と比べると、少ししっかりめのお豆腐
特徴:にがりを使用、国産大豆100%
価格推移
昔ながらの製法により、水や原料にこだわってつくられた、濃厚でしっかりした食感の豆腐です。大豆は、北海道産大豆と愛知県産大豆を独自の比率で混ぜて使用し、消泡剤無添加で炊いた豆乳を、厳選した国産にがりを使用することで旨みや甘味たっぷりの味わいに仕上げています。
商品情報
種類:堅い豆富
内容量:380g
特徴:国産大豆、天然にがり
価格推移
「石豆腐」と呼ばれる白川郷の郷土名物の硬い豆腐です。水分を抜くことで大豆の旨みを凝縮し、食べごたえのあるずっしりとした豆腐に仕上げています。白川の清らかな湧き水に国産大豆、天然にがりを使用しており、大豆本来の旨みや香りをたっぷりと味わえます。油で両面をこんがり焼き、豆腐ステーキにすると絶品です。
商品情報
種類:おぼろ豆腐
内容量:250g
特徴:天然海水にがり使用、国産大豆
価格推移
豊かな自然に囲まれて育った鳥取県産の大豆に、大山の温泉源泉水を用いて昔ながらの製法で職人が手作りで作るおぼろ豆腐です。一般的な大豆よりも粒が大きく甘味が強い大豆と天然海水にがりを使用し、甘くて濃厚、まろやかで上品な味わいになっています。塩や醤油をかけてそのまま食べるのがおすすめです。
商品情報
種類:おぼろ豆腐
内容量:250g
特徴:湯葉とセット
価格推移
北海道留萌市の厳選された農園から取れる、留萌大豆の風味となめらかな食感が楽しめるおぼろ豆腐と湯葉のセットです。大地の恵みをたっぷりと吸収したふくよかな甘みが特徴で、独自の製法により滑らかでこく深い味わいに仕上がっています。
味が異なるお豆腐もチェック
ここからは、大豆以外の原料で作られた変わり種豆腐の中でもおすすめの商品をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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商品情報
種類:ジーマーミ豆腐
内容量:1個あたり63g
特徴:ピーナッツを使用
価格推移
ピーナッツの香ばしい旨みが詰まったジーマーミ豆腐2点セットです。ピーナッツの搾り汁にさつまいもを加えて作るジーマーミ豆腐は、モチっとした弾力のある食感が特徴的であとを引く味わいです。おかずの一品としてだけでなく、ちょっとしたデザートとしても楽しめます。
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商品情報
種類: ジーマーミ豆腐
内容量: 各70g
特徴:ピーナッツを使用、3種の味わいを楽しめる
価格推移
ピーナッツをふんだんに使用した、濃厚かつ風味豊かなジーマーミ豆腐です。プレーン・黒ごま・黒糖の3種の味わいが楽しめるセットになっています。もっちりした食感と滑らかな舌触りがクセになる味わいで、食事やデザートにおすすめです。
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商品情報
種類:黒ごま豆腐
内容量:100g
特徴:味噌たれ付き
価格推移
ライフのプライベートブランドが販売している、まろやかな甘味と滑らかな舌触りが特徴のごま豆腐です。ほどよい甘さの黒ごまと吉野本葛を使用しており、濃厚な味わいが楽しめます。鰹出汁の旨みがギュッと詰まった風味豊かな味噌だれをかければ、さらに美味しく食べられますよ。
美味しい豆腐の食べ方
豆腐はシンプルな味わいなので、実はアレンジしやすいポテンシャルの高い食材です。
例えば、醤油麹や塩麹、味噌、塩などのお好みの調味料に漬けるとまるでチーズのような味わいになり、ちょっとしたおしゃれなおつまみとして楽しめます。
また、潰した豆腐を明太子やアボカドなどと混ぜ合わせてディップにするのもおすすめです。肉を巻いて揚げ物にしたり、唐揚げやつくねといったお肉料理の代わりとして使うのもよいでしょう。
また、「豆腐クリーム」はデザートのような感覚で食べられるヘルシーなアレンジです。生クリームやホワイトソースの代わりとして使えるため、カロリーを抑えたい方におすすめですよ。
おすすめ商品比較表
美味しい豆腐で料理の幅を広げよう
普段何気なく食べている豆腐にも、原料や製法の違いによって味わいが異なります。豆腐について理解を深めることで、より美味しい豆腐を見つけることができますよ。本記事も参考にしながら、ぜひお気に入りの一点を見つけてみてください。