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【2023年】冷風機のおすすめ9選!タイプや機能を紹介

【2023年】冷風機のおすすめ9選!タイプや機能を紹介

工事なしで設置できて、エアコンのような涼しい風を送れる「冷風機」。スポットクーラーやポータブルクーラーとも呼ばれ、エアコンが設置できない場所の冷房機器として活用されています。今回は「そもそも冷風機とは?」という疑問から、用途別の冷風機の選び方までを徹底解説!おすすめアイテムも紹介しているので、参考にしてくださいね。

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「冷風機」とは?冷風扇・エアコンとの違い

「冷風機」とは、エアコンの室内機と室外機が一体になった冷房機器のこと。配管工事なしで設置できるので、部屋の構造上エアコンを取り付けられない場所でも涼をとるのに重宝します。

エアコンに比べると冷房能力は劣りますが、しっかりと涼しい風が排出され、部屋の中で移動させて使えるのも大きなメリット。一方、本体から熱い排気が出るので、排熱や排水をきちんと行う必要があります。

類似アイテムには「冷風扇」がありますが、こちらは気化熱を利用して冷たい風を送る冷房機器。冷風機よりもコンパクトで、狭い範囲を冷やすのに優れたアイテムです。

冷風機の特性を理解したところで、冷風機を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

冷風機の選び方

冷風機は使用用途ごとにさまざまなタイプのものが展開されており、どのように選べばいいか迷ってしまいますよね。そこでまずは、使用場所、冷房能力、付加機能の3つに分けてご紹介します。

冷風機を選ぶ際にまず考えたいのは使用場所。どこで使うのかによって最適なアイテムは変わってきます。また、冷風機は製品によって涼しさにかなり差があるので、冷房能力もしっかり見極めるのもポイントです。

使用場所で選ぶ

冷風機には、屋内に設置して使うものと、屋外に持ち運んで使えるものの2種類があります。

名称はメーカーによってバラつきがありますが、屋内で使用する置き型タイプのものは「スポットクーラー」、屋外でも使える持ち運びやすいものは「ポータブルクーラー」と呼ばれることが多いです。それぞれ特徴を見ていきましょう。

屋内で使うなら「スポットクーラー」がおすすめ

部屋の中でのみの使用を想定しているなら、冷房能力の高い「スポットクーラー」がおすすめです。パワフルな製品なら8畳程度までの広さの部屋全体を冷やすことができ、エアコンが設置できない部屋のメイン冷房として使えます。

キャスター付きのものがほとんどで、部屋の好きな場所に移動させて使えるのも便利なポイント!また、除湿機能がついたものを選べば、部屋干し時にも効果を発揮します。

ナカトミ「スポットクーラー 6~8畳」

6~8畳の部屋で使用するのに適したスポットクーラーです。設置工事不要で届いたその日から使え、キャスター付きなので部屋のあらゆる場所に移動させて使えます。通常冷風機は運転時に発生するドレン水をこまめに処理する必要がありますが、本製品は処理不要で手入れが楽なのもメリットです。

アウトドア用なら「ポータブルクーラー」がおすすめ

小型で持ち運びやすい「ポータブルクーラー」は、屋外で作業をする際に便利な冷風機です。スポットクーラーに比べてコンパクトなものが多く、夏のキャンプや車中泊などにも重宝します。

ただしコンパクトな分冷房能力はそれほど高くないため、部屋全体を冷やす冷房機器として使うにはパワー不足です。排出される冷たい風に直接あたって、一時的または部分的に涼をとる、といった使い方がよいでしょう。

日動工業「ポータブルスポットクーラー カンゲキくん」

日動工業 山善 ポータブルスポットクーラー カンゲキくん YNC-B160

商品情報

ダクト長さ 冷風側(m):0.37/1.37(最小/最長)
ダクト長さ 排熱側(m):0.34/1.34(最小/最長)
質量(kg):13

取っ手付きで持ち運びに便利なポータブルクーラーです。冷房能力は0.41kWと持ち運び式の中では十分なパワーで、しっかり涼しい風が排出されます。長めの排熱ダクトと排水ホースが付いているため、排熱・排水もしやすいタイプです。アウトドアシーンのほか、夏場の外作業の熱中症対策にもおすすめですよ。

冷房能力で選ぶ

冷風機は製品によって冷房能力に大きな差があるので、しっかり確認して選ぶことが大切です。とはいえ、冷風機はエアコンと違って〇畳用といった適用畳数の表記がないものがほとんど。

適用畳数の表示がない場合は、冷房能力の基準となる「kW(キロワット)」をスペック表で確認して比較をしてみてくださいね。

4〜5畳の部屋で使うなら「2kW」以上のものがおすすめ

部屋全体を冷やす目的で冷風機を使用するなら、冷房能力はとくに重視したいポイントですよね。家庭用の置き型スポットクーラーとして販売されているものは、0.7~2.5kWの冷房能力が主流です。

そのため選ぶ際の目安としては、4〜5畳の部屋で使うなら「2.0kW以上」のもの。2.0kW以下のものはピンポイントで涼をとることは可能ですが、部屋全体の室温を下げるにはパワー不足です。

ナカトミ「スポットクーラー 7~10畳」

2.6/3.0kWの冷房能力を備えたスポットクーラーで、7~10畳の部屋で使うのに適しています。冷風、除湿、送風の3つのモードがあり、冷風時は16~32℃まで温度設定が可能です。また、伸縮タイプの排熱ダクト付きで、窓パネルと併用することで熱を屋外へ逃がして効率的に部屋を冷やせます。

持ち運び用なら「0.3kW」以上のものがおすすめ

持ち運び用のポータブルクーラーを選ぶ際の目安は、冷房能力が「0.3kW」以上のものを選ぶといいでしょう。軽量さを重視した冷風機の中には0.3kW以下のものもありますが、冷房効果はあまり期待できません。本体の大きさと冷房能力は比例する傾向にあるので、使用する場所の許容サイズとパワーを比較しながら選ぶのがおすすめです。

EcoFlow「WAVE 2 ポータブルエアコン」

1.5kWの冷房性能と1.8kWの暖房性能をあわせ持つ、パワフルなポータブルエアコンです。運転音が静かなおやすみモードや、最長8時間の稼働ができる省エネモードも搭載しており、日常のいろいろなシーンで活躍しますよ。

付加機能で選ぶ

冷風機には、基本の冷風・送風機能のほかにもさまざまな機能が備わったアイテムが展開されています。例えば、お手入れが楽な「ノンドレン方式」、部屋干しに便利な「除湿機能」、冬場も使える「温風機能」など、機能は多岐に渡ります。
それぞれのライフスタイルに合ったものを選べば、より快適に冷風機を使いこなせますよ。

お手入れを楽にしたいなら「ノンドレン方式」をチェック

冷風機を作動する際に少々面倒なのが、ドレン水の処理です。ドレン水とは冷房や除湿運転時に発生する結露水のことで、定期的に排出をする必要があります。そんな手間を省いてくれるのが「ノンドレン方式」の冷風機です。

ノンドレン方式の冷風機はドレン水を蒸発させて排気用ダクトから排出するため、手入れの手間が軽減できておすすめです。ただし、湿度が高い場所で使用すると蒸発が追い付かずに水がたまる場合もあるので、部屋の環境に合わせて使用しましょう。

アイリスオーヤマ「ポータブル クーラー」

ノンドレン方式で、排水の手間がかからない冷風機です。冷房能力は2.0/2.2kWあり、4.5~7畳程度の部屋で使用するのに適しています。また、キャスター付きで幅を取らないデザインなので、キッチンなどに移動させて使うのにも便利です。

部屋干しをするなら「除湿機能」をチェック

「除湿機能」が搭載された冷風機は、洗濯物の部屋干しをするときにも活躍してくれます。部屋干しをする際に除湿を行うと乾きが早くなる上、生乾きのいやなニオイも防げますよ。雨の多い時期にはとくに重宝しそうです。

除湿機能がついた冷風機は多いですが、チェックしたいのは除湿能力の高さと排水タンクの容量。タンクが大きなものを選べば、こまめに水を捨てる手間が省けて便利です。

コロナ「スポットクーラー どこでもクーラー」

衣類乾燥除湿器としても使える、コンパクトな冷風機です。1台で部屋干し、冷風、除湿ができて、とくに除湿機能がパワフル!1日10Lの強力除湿で、タンクは大容量の5.8Lです。また、本体重量13kgと一般的な冷風機に比べて軽量で、出し入れや移動が楽なのも魅力です。

冷房機能を高めるなら「排気ダクト・窓パネル付き」をチェック

冷風機は室内機と室外機が一体となった構造のため、冷風機本体が排気・排熱も行います。この熱が部屋にこもると室温を上げてしまうため、冷房機能を重視するならこの熱を外へ逃がす環境を整えることが大切です。

その際にチェックすべきポイントは「排気ダクト・窓パネル付き」の有無です。しっかり長さのある排気ダクトで窓などから熱を排出し、さらに窓パネルで隙間を塞ぐことで部屋の冷気を逃すのを防ぎます。設置場所の環境に合わせて、適切な長さ、サイズのものをチェックしてみてくださいね。

アイリスオーヤマ「ポータブルクーラー」

アイリスオーヤマ ポータブル クーラー IPA-2821G-W

商品情報

商品サイズ(cm):幅約42.5×奥行約39.3×高さ約80.4 質量:約30kg

排気ダクトを窓に固定するための窓パネル付きの冷風機です。排気・排熱を行うダクトを外に出して温風を逃がすことで、室温の上昇を抑えて部屋を涼しく快適にしてくれます。多機能なのも特徴で、除湿運転や換気運転、快眠をサポートするおやすみ運転、手入れが楽なノンドレン方式など、あらゆる機能を搭載した使い勝手のよいアイテムです。

就寝時に使うなら「タイマー付き」をチェック

冷風機を就寝時にも使うなら、タイマー機能付きのものがおすすめです。タイマーを細かく設定することで寝ている間に部屋の冷え過ぎを予防し、不要な電力消費が防げるので節電にもなりますよ。

床置きタイプの冷風機ならタイマー機能が搭載されているものがほとんどですが、なかには時間を細かく設定できないものもあるので注意が必要です。また、寝室で使用するならオフタイマーだけでなくオンタイマーの機能もあるか、リモコン付きかどうかも重要です。

MAXZEN「スポットクーラー」

8畳の部屋で使うのに適した冷風機で、寝室で使うのに便利な機能が多いのが特徴です。オンオフのタイマーは1時間ごとに1~24時間で設定可能で、自動の温度調整で快眠をサポートする「おやすみ設定」もあり。さらにリモコン付きなので、ベッドに入ってからタイマーなどの操作ができるのもポイントです。

冬場も使いたいなら「温風機能」をチェック

冷風機は部屋の中である程度スペースをとるものなので、夏だけでなく冬場も使えると便利ですよね。数はそれほど多くありませんが、中には温かい風も送れる「温風機能」が搭載されたものも販売されていますよ。

暖房に特化した製品に比べると暖房機能は劣るものの、冬場の簡易的な暖房として使うには十分な性能の製品もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

トヨトミ「スポット冷暖エアコン」

温風機能搭載で冬場も使える冷風機です。冷風時2.2kW、温風時と1.9kWとパワーは申し分なく、送風、ドライ機能もあり、さまざまなシーンで活用できます。1時間単位で設定できるタイマー機能もあるので、就寝時の使用にも適していますよ。

冷風機で涼しい風を送って快適に過ごそう!

今回は冷風機の選び方について解説し、おすすめ商品をご紹介しました。製品によって冷房能力に大きな差があるのも特徴で、使う場所や求める機能によって最適な冷風機は異なります。ぜひこの記事を参考にして、用途にあったアイテム冷風機を選んでみてくださいね。

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