食器棚の収納術を食器の種類別に徹底解説!役立つアイテムや100均で買える商品も
ごちゃごちゃしがちな食器をすっきりと使いやすく片付けたい、と思う方は多いのではないでしょうか。この記事では、食器棚の引き出しや棚の使い方、カトラリーを含めたアイテム別の収納法、ケースやラックの活用方法など「食器棚の収納術」を徹底解説します。100均をはじめとしたおすすめの収納アイテムも必見ですよ。
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食器棚の収納術・収納を見直すポイント
食器棚をきれいに片付けたい場合は、まずは現在の収納を見直すことからはじめましょう。
次にご紹介する見直しポイントを順番に実践していくことで、食器の整理ができますよ。
1.食器棚から食器を全部出す
最初に食器棚から食器をすべて出しましょう。
現在置いている位置を変えるだけではいずれごちゃごちゃになってしまうため、全体量を把握するためにも、一度全部出してから整理するとよいですよ。
2.食器を使うものと使わないもので分ける
つぎに、食器を使うものと使わないものに分けましょう。
「いつか使いそう」と思って置いている食器を思い切って処分すると、食器棚がすっきりとしますよ。コツとしては、「捨てる食器を選ぶ」のではなく「使いたい食器を選ぶ」ようにすること。自然と必要なものが見えてくるでしょう。
本当に使いたい食器だけを残せば、収納する食器の数も大幅に減り、より使いやすく食器棚を整理整頓できますよ。
3.食器の適正量を決める
最後に、残すと決めた食器が食器棚に収まるかを確認しましょう。
食器棚におさめる食器の適正量は7〜8割で、それ以上たくさんの食器を収納してしまうと食器棚がパンパンになり、使い勝手が悪くなります。
適正量以上に残す食器がある場合は、さらに選別して処分する食器を増やしましょう。どうしても処分できない場合は食器棚にすべての食器を収納するのはやめて、別の場所に保管するのもよいですね。
食器の整理が完了したら、つぎは食器棚に収納していきましょう。
食器棚収納術の基本
ここからは、食器棚収納術の基本をご紹介します。食器棚収納を考える際は、次の4つのポイントに着目してみましょう。
- 動線に沿った場所に収納する
- 使用頻度で収納場所を決める
- 食器の高さを揃える
- 安全性にも考慮しよう
順番に詳しく解説していきます。
動線に沿った場所に収納する
動線に沿った場所に食器を収納しておくと、取り出す際に手間がかかりません。
たとえば、同時に使うことが多い食器を同じ場所に収納することで、ムダな動きが減るでしょう。
別々の場所にあると、あちこちの扉を開ける必要があり、時間がかかりますよね。
お茶碗と汁椀のように一緒に使う頻度の高いものは、セットでまとめて収納しておくと、取り出す際も楽に済みますよ。
使用頻度で収納場所を決める
毎日、もしくは週に1〜2回以上使う食器は、取り出しやすい位置に片づけるのが基本です。棚であれば腰から目線ぐらいの位置に頻繁に使う食器を収納すると使い勝手がよいですよ。
たまに使うという食器なら腰よりも低い下段に、さらに使用頻度の低い食器は手の届きにくい上段に収納しておけば、普段の家事も効率よく進むでしょう。
食器の高さを揃える
食器棚にデッドスペースがたくさんあると、もったいないですよね。収納する食器と棚の高さがなるべく揃うように調整し、できるだけムダのない収納を心がけましょう。
とはいえ、食器を何枚もびっしり重ねると取り出しづらくなります。適宜収納アイテムを使って工夫しながら、食器を重ねすぎないように注意しましょう。
安全性にも考慮しよう
食器棚の収納は、動線や使用頻度だけでなく安全性も考慮しましょう。高い位置に土鍋のような重たい食器があると、地震などの災害時に落ちてきた場合に大変危険です。
重たい食器はなるべく下段に置き、上段は軽くて割れにくいものなど、安全性も考えて収納するのがおすすめです。
食器棚の収納術・収納位置の決め方
ここからは、食器棚のどの位置にどんなものを収納すると使いやすいのか、上段・中段・下段・引き出しに分けて解説していきます。
上段
背の高い食器棚の上段は手が届きにくく取り出しづらいため、1年に一度くらいしか使わない使用頻度の低い食器を入れておきましょう。とくに、クリスマスやお正月のようなイベント時にしか使わない食器類は上段に収納するのにぴったりです。
注意点としては、上段に入れるものは災害時に落ちてくる危険性があること。取り出すときにも落としてしまう恐れがあるため、重い食器や割れものは収納しない方が無難です。
中段
もっとも取り出しやすく使い勝手のよい中段は、日常的に使う使用頻度の高い食器を収納するとよいでしょう。食事のたびにつかう小皿や平皿、お茶碗や汁椀などはこの位置に入れておくと、取り出しやすく使い勝手がよいですよ。
頻繁に使うコップ類もこちらに入れておけば、家族みんなが取り出しやすいでしょう。
下段
食器棚の下段は、土鍋や大皿などの重い食器をしまうのに適しています。スペースに余裕があれば、カセットコンロやホットプレートなどの調理器具を置いておくのもよいですね。
また、小さな子どものいる家庭では、下段に子ども用の食器類をまとめて収納しておくのもおすすめです。子どもが自分で取り出せるので、お手伝いもしやすいですよ。
引き出し収納
引き出し収納は、カトラリーはもちろん、小皿や小鉢などを収納するのにも向いています。手前から順に使用頻度の高い食器を収納していくと、使う時にも取り出しやすいですよ。
引き出しは奥まで比較的取り出しやすく便利ですが、出し入れする際に中の食器が動いてしまうことも。滑り止めを敷いておくと、思わぬ食器の破損を防げますよ。
食器の種類別の収納術
ここからは、食器の種類別におすすめの収納術をご紹介します。
収納する場所や食器の種類に合わせて、出し入れしやすい方法を選んでくださいね。
お皿の収納方法
お皿を重ねすぎると、下の方にあるお皿の使用頻度が減ってしまう可能性があります。
すべてのお皿を出し入れしやすいよう、収納方法を検討してみましょう。
ディッシュラックを使う
食器棚の棚板と棚板のスペースが広い場合は、ディッシュラックを使ってお皿を置ける棚を増やすとよいでしょう。なかには3段タイプのディッシュラックもあるので、お皿を分けて収納することで出し入れがしやすくなりますよ。
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立てる収納
ディッシュスタンドやファイルボックス、ブックスタンドなどを使って、お皿を立てて収納するのもおすすめです。立てる収納であれば、食器棚の下段やシンク下など低い場所に収納しても取り出しやすいですよ。
コップの収納方法
食器棚や引き出しなど、コップは幅広い場所に収納できるのが特徴です。飲み口が割れやすいため、重ねすぎない、飲み口を上にするなどの工夫をするとよいですよ。
収納トレーに並べて収納する
コップを棚に収納する場合、奥にあるものを取り出す際に手前のコップを倒してしまう危険性があります。そこで、奥行きのある縦長の収納トレーを使用し、同じ高さや同じ種類のコップをまとめて手前から奥に並べておくと、奥にあるコップもトレーを引き出せば簡単に取り出せるのでおすすめです。
来客のときにも、トレーごとまとめて取り出せるため便利ですよ。
コの字ラックを使う
棚板の上にスペースが余ってしまう場合は、コの字ラックを使用してコップを並べるとよいでしょう。その際、下段の奥にあるコップが出し入れしにくくなるため、トレーに収納するなど出し入れしやすくなる工夫をするとよいですよ。
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引き出しに収納する
コップは引き出し収納も向いています。滑り止めシートを敷いて、引き出しを開け閉めする際にもコップが動かないようにひと工夫しておくと、思わぬ破損も防げるでしょう。
カトラリーの収納方法
カトラリーを引き出しにまとめて収納してしまうと、あっという間にごちゃごちゃとしてしまい、目当てのものが見つけにくくなってしまいます。
カトラリーは「仕切る」「セットにする」収納ですっきりとまとめましょう。
仕切る
カトラリーは、ケースを使って種類別に仕切ると必要なものがひと目で見つかり便利です。見た目にもすっきりとしますよ。
カトラリーケースはさまざまなデザインのものが販売されているので、引き出しやカトラリーのサイズに合わせて選ぶとよいでしょう。
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セットにする
種類別だけでなく「大人用」「子ども用」と人別に使うカトラリーをまとめておくのもおすすめです。
小さな子どものいるご家庭では、子どもが必要なカトラリーを自分で出し入れできるように収納しておくと、自立心を養うのに役立つでしょう。
食器棚の収納に役立つアイテムおすすめ2選
ここからは、食器棚の収納に役立つアイテムのおすすめ商品をご紹介します。
お皿やカトラリーの収納に使いやすいアイテムをまとめているので参考にしてくださいね。
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100均アイテムを活用した収納術
ダイソーをはじめとした100均にも、食器棚収納に便利なアイテムが販売されています。
ここでは、現在ダイソーで取り扱いのあるおすすめアイテムを2選ご紹介します。
ダイソー お皿ラック
棚板と棚板の間にスペースがある場合に便利なお皿ラックです。お皿を分けて収納でき、出し入れしやすくなりますよ。ラックは2段まで重ねて使用できるため、使い勝手もよりアップするでしょう。耐重量は1kgまでです。
ダイソー 木製ラック
平皿を立てて収納したい場合に便利なラックで、お皿は5枚まで収納できますよ。木製のナチュラルなデザインなので、おしゃれに収納できるのが魅力。立てる収納は、出し入れもしやすく便利です。
※商品は価格変動、販売終了、在庫切れとなる場合があります。詳しくは公式サイトでご確認ください。
おすすめ商品比較表
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食器棚の収納術を見直して使いやすく収納しよう!
食器棚をすっきりと使いやすくするには、収納を見直してみるとよいでしょう。ちょっとしたコツや工夫で、ぐっと使い勝手がよくなりますよ。本記事でご紹介した収納方法やおすすめの収納アイテムを参考にしながら、自分にぴったりの収納術を見つけてくださいね。