韓国旅行の費用を徹底調査!1泊2日、2泊3日、3泊4日などの平均は?
韓国は近いので、1泊2日の弾丸旅行に行く方も少なくありません。エステや韓国コスメなどのショッピングに出かけたり、韓国グルメに舌鼓を打ったり、K-POPや韓流スターを観に訪れる方も増えています。そこで、韓国旅行の費用相場はどのくらいなのか、1泊2日、2泊3日、3泊4日などの平均や現地での費用相場を見ていきましょう。
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1泊2日の韓国旅行費用の平均は?
韓国は、羽田空港や成田空港からなら約2時間半、福岡空港からなら1時間半ほどで行くことができ、中には日帰りで旅行される方もいるほどです。
エステやショッピング、K-POPスターのライブ観賞などのために1泊2日で気軽な旅行をする場合、どのくらいの費用がかかるでしょうか。
旅行する時期や利用する飛行機や泊まるホテルなどによっても異なりますが、1泊2日で1人7万円前後が相場です。
内訳は以下の通りです。
- 飛行機代:30,000円~
- 交通費:2,000円~
- 宿泊費:10,000円~
- 食費:5,000円~
- 観光費:5,000円~
- お土産:3,000円~
- 通信費・海外旅行保険等その他:6,000円~
2泊3日の韓国旅行費用の平均は?
2泊3日の場合は、1人あたり10万円前後が目安になります。
- 飛行機代:30,000円~
- 交通費:4,000円~
- 宿泊費:20,000円~
- 食費:10,000円~
- 観光費:10,000円~
- お土産:3,000円~
- 通信費・海外旅行保険等その他:6,000円~
3泊4日の韓国旅行費用の平均は?
3泊4日の場合は1人あたり12万円前後が相場です。
- 飛行機代:30,000円~
- 交通費:6,000円~
- 宿泊費:30,000円~
- 食費:15,000円~
- 観光費:15,000円~
- お土産:3,000円~
- 通信費・海外旅行保険等その他:6,000円~
4泊5日の韓国旅行費用の平均は?
4泊5日の場合は、1人あたり14万円前後が相場です。
- 飛行機代:30,000円~
- 交通費:8,000円~
- 宿泊費:40,000円~
- 食費:20,000円~
- 観光費:20,000円~
- お土産:3,000円~
- 通信費・海外旅行保険等その他:6,000円~
韓国旅行出発前に必要な費用
韓国旅行に行く際は、出発前に予約や手配を行い、支払いを済ませておく費用も少なくありません。具体的に、韓国旅行への出発前にどのような費用がかかるか確認しましょう。
ホテル代
韓国のホテル代は、日本のビジネスホテルやシティホテルなどと同程度の相場になっています。
日本でいうビジネスホテルクラスのホテルであれば5,000円程度ですが、日本人観光客が宿泊するホテルの平均的な相場は10,000円ほどです。
格安ホテルなら2,000円~3,000円前後で泊まれるところもありますし、ハイランクなホテルであれば30,000円程度、日本にも進出しているような国際的な5つ星ホテルやスイートルームなどになれば10万円以上もします。
飛行機代
飛行機代は、どの空港から行くのかをはじめ、シーズンや利用する航空会社によっても差が出ます。
目安としては、往復で1人あたり3万円~5万円となります。
羽田空港からソウル空港まで行くとして、オフシーズンで約3万円~5万円、ハイシーズンになると約5万円~8万円に上昇するので注意が必要です。
また、大手航空会社に比べるとLCCと呼ばれる格安航空会社のほうが飛行機代は安くなります。
レンタルWi-Fiなどの通信費
韓国はWi-Fi大国とも呼ばれており、公共施設や代表的な観光地、地下鉄の駅、ホテルやショッピングモール、カフェなどの多くで高速Wi-Fiを無料で利用できます。
費用を最小限に抑えたいなら、無料Wi-Fiだけでも情報検索などは可能です。
一方、いつでも安定的に高速Wi-Fiを使いたいならレンタルWi-Fiを用意しましょう。
韓国で使う場合、1日あたり500MBで640円から800円ほど、1GBで1,100円ほど、容量無制限で1,800円~2,800円ほどかかります。
韓国はWi-Fiを利用できるスポットが多いため、それを補う範囲で、安いプランを選ぶと費用の節約につながります。
韓国旅行出発後に必要な費用
韓国旅行で現地に到着してから必要な費用を確認していきましょう。
食事代
韓国の都市部の食事代は、日本とだいたい同じような相場と考えていいでしょう。
利用するお店のグレードやトレンドのメニューによっても異なりますが、1日あたり3,000円~10,000円ほど使う方が多いです。
目安として、朝食に500円~1,000円ほど、ランチに1,000円~1,500円ほど、ディナーに1,500円~3,000円、話題のスイーツやカフェめぐりに1,000円ほどかかります。
本格的な韓国料理や高級焼き肉店などは費用が高めなので、食事代を安く抑えたいなら屋台グルメを利用しましょう。
ハットグやトッポギ、キンパなどをはじめ、日本でも話題になっている食べ歩きグルメや珍しいスイーツなども食べ歩きができます。
また、屋台ならサムギョプサルやタッカンマリなどもレストランに比べて低価格です。
現地での交通費
韓国のソウル市内をはじめ、都市部では地下鉄網が充実しているほか、韓国各地と結ぶ鉄道路線や高速バス路線も整っています。
韓国ではタクシーを使わず、鉄道や地下鉄、バスを乗りこなすことで交通費を抑えられます。
韓国旅行における交通代の目安は、市内の観光スポットやレストランやショッピングエリアなどに行き来するくらいであれば、1日あたり2,000円ほどです。
公共交通機関を利用するなら、NAMANEカードやTmoneyカードといった韓国版の交通ICカードを購入して利用すれば、乗換割引などが受けられてお得です。
また、比較的短期間の間にソウル以外の複数の都市を巡るといった場合、外国人観光客専用の鉄道パスであるKORAILパスを利用するとお得になることがあります。
観光・お土産・ショッピングなどの費用
韓国の観光スポットを巡りたい場合ですが、実は無料で入れるスポットや低価格で巡れる場所も多いのが特徴です。
日本やほかの海外では寺院や公園、美術館や博物館などに入る際に拝観料や入場料が必要ですが、国立中央博物館や国立慶州博物館などは入場無料です。
韓国観光公社が運営する体感型韓国観光広報館HiKRグラウンドでも、無料体験が楽しめます。
一方、韓国には美容旅行など、エステやサロンに行きたいという方や韓国コスメや韓国ファッション、K-POPグッズなどを大量購入する目的で行く方も少なくありません。
エステの施術も多彩で、伝統的なアカスリやコルギ、よもぎ蒸しから、最新技術やサロン独自の技術を用いたピーリングやトリートメントなどまで幅広く揃っています。
日本語ができるスタッフがいるサロンも多く、日本から訪れる女性をターゲットにしたサロンも少なくありません。
エステの相場は施術内容などにもよりますが、1回7,000円~20,000円程度です。
韓国コスメや韓国ファッションは、日本よりバラエティー豊かで低価格でもあることで、日本の高校生の間でもトレンドになっています。韓流メイクブームで、日本人女性だけでなく、男性にも注目されています。
いかに低価格で買えるとはいえ、大量に大人買いすればそれなりの費用がかかるため、予算などを決めてコントロールしましょう。
そのほか、お土産としては定番の韓国海苔や韓国で販売されている辛いラーメンやキムチ、女性用のお土産としてはお肌のパックなどがおすすめです。
韓国では現金よりも、キャッシュレス決済が普及しているより、エステサロンをはじめ、お土産を買うショップの多くがクレジットカード払いに対応しています。
国際ブランドのクレジットカード1枚あれば、ほとんどのお店で支払いができるため、よりお財布の紐が緩んでしまうこともあるので気を付けましょう。
韓国旅行の費用を抑えるポイントは?
韓国旅行の費用を抑えるポイントを順に見ていきましょう。
まず、韓国旅行に行くために必須となる費用が飛行機代です。飛行機代は、利用する航空会社、シーズン、予約する時期などによって大きく差が出ます。
飛行機代を抑えるにはオフシーズンに旅行に行く、大手航空会社ではなくLCCと呼ばれる格安航空会社を利用する方法があります。
また、大手航空会社でも貯まっているマイレージの利用や、早めに予約を入れて早割キャンペーンなどで割引を受けることで費用を抑えることも可能です。
さらに、航空券とホテルを別々に手配するのではなく、パッケージプランを利用することや代表的な観光スポットも巡れるツアーなどを利用すると、飛行機代とホテル代や全体の旅行費用が抑えられる場合もあります。
ホテル代は、目安が日本と似ています。安全に泊まれる場所であれば、高級ホテルは避け、日本でいうビジネスホテルクラスのホテルの利用や、韓国に慣れている方ならゲストハウスなども検討してみましょう。
ただし、ゲストハウスなども週末は料金が高くなることがあるので、旅行日程に合わせて、さまざまな宿泊施設を比較検討するのがおすすめです。
韓国に行ったら韓国グルメを楽しむのも目的の一つになりますが、ホテルのレストランや高級レストランなどの利用はなるべく控え、屋台グルメや地元の学生や若者がよく利用するお店に行くことで、食事代を抑えられます。
韓国旅行の費用が安い時期・おすすめシーズンはいつ?
韓国旅行で必ず必要になる飛行機代とホテル代は、韓国への旅行者が増える時期は高めになり、観光旅行客が少ない時期は安くなるのが一般的です。
日本人が韓国旅行などに殺到するゴールデンウィークや夏休みは高くなり、短期のエステ旅行など週末もやや高めの傾向になります。
おすすめの時期は、夏休みや年末年始といったハイシーズンを避けることです。また、土日祝日や連休などよりも平日を選ぶのがおすすめです。
韓国の物価は?
韓国の物価は、かつては日本よりも安めでしたが、インフレの影響や世界的なエネルギー価格や穀物価格などの上昇により、全体的に物価が上昇傾向にあります。
ソウル市内など都市部では、日本人がよく利用するような観光客向けのレストランやカフェ、エステをはじめ、ホテルなどは日本の東京にほぼ似た価格帯になっています。
現地でも、日本と同じようなディスカウント店や若者や地元の方に話題の庶民的なお店などもあり、同じ商品が安く売られている場合も少なくありません。
少しでも安く買いたい時は、価格を比較検討しましょう。現地で韓国の方に声を掛ければ、いろいろ教えてもらえることもあります。
韓国旅行を低コストに楽しむために
韓国は短時間で行きやすく、エステやグルメ、ショッピングやエンターテイメント、観光と韓国旅行の目的もさまざまです。エステを楽しみ、コスメをたくさん買うためにも旅行の費用を抑えたい時には、安く抑えるポイントを踏まえて工夫してみましょう。