台湾旅行の費用について徹底解説!2泊3日、3泊4日の相場は?
台湾で観光やグルメを楽しみたい場合、どのくらいの費用がかかるでしょうか。格安航空会社の利用やJTBなど旅行会社のツアーを利用するなど、費用を抑える方法もさまざま考えられます。本記事では、日本から台湾旅行に行き、ホテルに宿泊する場合の2泊3日、3泊4日の費用相場や費用を安く抑える方法などを解説していきます。
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台湾の通貨は?
台湾の基本通貨は台湾ドルです。紙幣は2,000元、1,000元、500元、200元、100元の5種類、硬貨は50元、20元、10元、5元、1元の5種類があります。
現地での両替は空港をはじめ、政府指定の外貨両替ができる銀行、もしくは国際的な観光ホテルなどで行うことができます。
両替の際に交付される領収書は紛失しないようにしてください。なぜかというと、帰国時に使用しなかった台湾ドルを再両替するには領収書を提示しなくてはならないためです。
台湾旅行が安い時期はいつ?
台湾旅行が安い時期は、日本をはじめ世界からの観光客があまり来ないオフシーズンです。
日本のゴールデンウィークや夏休み、年末年始は飛行機代が高くなり、日本をはじめ世界から多くの観光客が訪れるシーズンは台湾のホテル代も高くなるので、旅行費用全体が高くなります。
飛行機代やホテル代が抑えられる時期の1つ目は雨が多い4月~6月です。ゲリラ豪雨などが多く、蒸し暑いので観光客が減少します。
また、台風の多い9月~10月も観光客は少なめです。さらに、台湾観光のハイシーズンに入る前の11月~12月上旬もおすすめです。
1月~2月は春節があり、現地も賑わいを見せ、春節の行事を見たいと観光客が訪れるため、費用が高くなります。その直前が閑散期になるので、狙い目といえます。
台湾旅行2泊3日の相場は?
台湾旅行2泊3日の相場は行く時期や利用する航空会社、ホテルのグレードなどにもよりますが、1人あたり7万円前後が相場になります。
内訳は以下のような内容です。
- 飛行機代:往復30,000円~
- ホテル代:20,000円~
- 交通費:2,000円~
- 食事代:6,000円~
- Wi-Fi代:3,000円~
- 海外保険料:2,000円~
- 観光・土産物代など:5,000円~
台湾旅行3泊4日の相場は?
台湾旅行3泊4日の相場も行く時期や利用する航空会社、ホテルのグレードなどにもよりますが、1人あたり9万円前後が相場になります。
内訳は以下のような内容です。
- 飛行機代:往復30,000円~
- ホテル代:30,000円~
- 交通費:3,000円~
- 食事代:10,000円~
- Wi-Fi代:5,000円~
- 海外保険料:4,000円~
- 観光・土産物代など:10,000円~
日程に余裕が出る分、遠方に足を伸ばすことや巡れる観光スポットが増えるなどで、交通費や観光代がより増える可能性もあります。
台湾旅行に出発前に必要な費用内訳と相場
台湾旅行に行くには、ホテルの宿泊費や飛行機代などを、日本から予約を入れた時点でクレジットカード決済などをすることが多いです。
台湾旅行に出発前に必要な費用内訳と相場を確認しておきましょう。
ホテル・宿泊費
台湾旅行のホテル・宿泊費ですが、どのようなグレードのホテルに泊まるかで差が出ます。
台湾のスタンダードなホテルは、日本でいう都市部の設備が充実したビジネスホテルや観光ホテル、シティホテルの一般的なクラスでは5,000円~8,000円ほど、高級シティホテルクラスで8,000円~20,000円、ハイグレードな高級ホテルで20,000円~50,000円ほどです。
日本からの観光客は、1泊10,000円前後のホテルを利用する方が多いといわれています。
一方、格安のゲストハウスの場合は2,000円~5,000円で泊まれるところがあります。
飛行機代
台湾への飛行機代は、日本の出発地や時期、利用する航空会社でも異なりますが、羽田空港からで1名あたり往復で25,000円~80,000円ほどが相場です。
ハイシーズンは40,000円~80,000円ほどかかり、オフシーズンであれば、25,000円~50,000円ほどに抑えられます。
Wi-Fiなどの通信費
台湾では、空港や主要な観光スポットなどではフリーWi-Fiなどもありますが、基本的には各自で通信手段を用意していくのがベストです。
お手持ちのスマホで国際ローミングを利用できるようにプランに申し込む場合、通信会社にもよりますが、1日あたり1,000円ほどで利用できることもあります。
一方、台湾で使えるWi-Fiルーターをレンタルする場合、プランによって異なり、1日あたり500MBで1,100円~、1GBで1,500円~、容量無制限で2,000円~程度が相場です。
海外旅行保険
台湾旅行に行く際には海外旅行保険は欠かせません。
保険会社やプラン内容によっても異なりますが、1日あたり500円~1,500円が相場です。海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っている場合は、適用条件を確認してください。
旅行代金や現地でのショッピングなどの決済が適用条件になっている場合や、同行する家族は対象外などのケースがあるので注意が必要です。
台湾旅行出発後の費用と相場
ここからは、現地に到着してからかかる費用と相場を見ていきましょう。
現地での交通費
現地での交通手段はMRTと呼ばれる地下鉄や路線バス、タクシーなどです。
遠方まで足を伸ばさず、台北市内などの観光がメインで、MRTやバスを利用するなら1日あたり1,000円程度で済ませられます。
一方、九份や十分など郊外の観光スポットまで足を伸ばすなら、追加で1,000円~3,000円ほどかかるので準備をしておきましょう。
タクシーを利用する場合ですが、たとえば台北松山空港から台北市内のホテルまでの距離なら150元前後です。日本円に換算すると、その時点の為替レートにもよりますが、だいたい700円前後です。
タクシーをメインに移動すると、交通費も高めになりますので注意しましょう。
食事代
台湾旅行の食事代は、どこでどんなものを食べるかにもよりますが、日本人観光客の一般的な相場は1日あたり3,000円ほどです。
朝食に500円~700円、ランチに1,000円~1,500円、ディナーに1,500円~3,000円、スイーツに500円~700円といったところです。
ちなみに、ホテルや高級レストランなどではなく、台湾の屋台などで食べれば食事代も抑えられます。
たとえば、台湾で食べたい魯肉飯は50元ほど、牡蠣オムレツは60元、小籠包が200元、女性が好きなスイーツの豆花は40元、タピオカミルクティーは50元、マンゴーかき氷で100~200元ほどです。
日本で台湾料理や台湾スイーツを楽しむ場合に比べると、半額程度で食べられます。
観光・お土産・ショッピング費用
観光費用の目安は、どこに行くかにもよりますが、1日2,000円~3,000円程度が目安です。
定番の観光スポットでもある龍山寺や国立中正紀念堂などであれば、無料で入場できるので費用を抑えられます。
お土産やショッピング費用は、その方によって異なりますが、1人平均5,000円~程度を使う方が多いです。
ホテルや空港の売店などで買うと高くなるので、市内の屋台などが並ぶエリアや地元の方が利用するお店などで買うのがおすすめです。
台湾で使えるキャッシュレス決済は?現金も必要?
台湾では、空港やホテル、大型商業施設や観光客向けのレストランなどであれば、国際ブランドのクレジットカードが使えます。
もっとも、街中の小さなお店や屋台などはクレジットカードが使えないので、現地通貨の現金が必要になります。
バスやMRTを利用するには、日本の交通系ICカードのようなカードを購入してチャージすれば、キャッシュレスでスムーズに乗降できるので便利です。
もっとも、そのカードを現地の駅などで購入してチャージをするには、現地通貨の現金が必要です。
台湾の物価について
台湾は、日本より物価が安い国として知られていますが、近年は世界的なエネルギー価格の高騰や主要な食糧価格の上昇をはじめ、インフレなどの影響もあって物価はやや上昇傾向です。
それでも、全般的には日本より物価は安く、たとえばマクドナルドやスターバックスなどの世界的なチェーン店の商品なら2~3割程度は安めです。
台湾旅行の費用についてよくある疑問
台湾旅行の費用についてよくある疑問を確認していきましょう。
台湾ではどこで両替できる?
現地での両替は空港内にある銀行の窓口をはじめ、市内にある政府指定の外貨両替ができる銀行、もしくは国際的な観光ホテルなどで行えます。
市内の両替商などは中国語しか通じないケースなども多いので、安全かつスムーズに両替するなら、空港か市内の銀行を使いましょう。
なお、ホテルでの両替は手数料が高くなる傾向があります。
チップは必要なの?
台湾ではチップを払う必要は基本的にありません。
なぜかというと、ホテルなどではサービス料として料金に10%が加算されているケースがほとんどだからです。
もっとも、ホテルで自分の部屋の宿泊係をしてくれたスタッフや特別な配慮を受けたような際には、100元~200元のチップを渡すといいでしょう。
そもそも費用はいくらあればいい?
では、費用はそもそもいくらあればいいのか、台湾旅行の費用相場をもとに考えてみましょう。
飛行機代、ホテル代、Wi-Fi代、海外保険料を事前に日本でクレジットカードなどで払っていることを前提にした場合、以下の費用が現地通貨で必要となります。
2泊3日の場合は交通費2,000円~、食事代6,000円~、観光・土産物代など5,000円~で13,000円程度となります。
レストランやホテルでのチップなどの支払いをはじめ、観光や土産物代なども増える可能性があるので、余裕を持って30000円~40,000円は用意したいところです。
3泊4日の台湾旅行の場合、交通費3,000円~、食事代10,000円~、観光・土産物代など 10,000円~で23,000円となりますが、余裕を持って40,000円~50,000円は用意するのがおすすめです。
なお、ホテル代も現地で支払うのであれば、予約したホテルのホテル代を宿泊日数分、さらにプラスαを用意しましょう。
ただし、日本円で用意しても現地に着いたら一気に両替するのではなく、まずは必要最小限を両替しましょう。
その後、欲しいお土産ができた場合など、不足する際に必要な額を両替するのがおすすめです。
現地通貨を使いきれないまま余らせてしまうと、帰国までに再両替の手間や手数料がかかって面倒になるためです。
台湾旅行の費用をなるべく安くするポイントは?
台湾旅行の費用をなるべく安くするポイントを見ていきましょう。
まず、旅行シーズン選びが影響します。日本からの観光客が増えるゴールデンウィークや夏休み、年末年始などは飛行機代などが高くなるので避けることをおすすめします。
台湾の春節の時期は現地のホテル代なども上昇するので避けましょう。雨季など他国からの観光客があまり来ないシーズンがおすすめです。
大手航空会社で貯めたマイレージの利用や早割などのキャンペーンを活用するほか、JTBなどのパックツアーを利用すると個人で手配するより割安になることがあります。
足裏マッサージはいくらかかる?
台湾といえば、足裏マッサージが有名です。
痛みに耐えながらツボを押されると、マッサージ後は体が軽くなり、肩なども楽になります。足裏のツボは内臓にもつながっていると言われ、内臓の活性化なども期待できます。
足裏マッサージの料金はサロンにもよりますが、観光客が利用しやすいお店の相場は40分で400~600元ほどです。
さまざまなメニューがあり、たとえばスタンダードなメニューである足裏マッサージ30分と足湯やアロマフットバス10分のコースは、トータル40分で500元ほどです。
足裏マッサージ+半身マッサージ+足湯の60分コースで1,000元、全身マッサージ80分に足裏マッサージ40分の120分コースで1,600元などが目安になります。
費用をお得に抑えつつ楽しい台湾旅行を
台湾は、日本から3~4時間ほどで行くことができるので、気軽に行ける海外の観光地の一つです。本記事では、どのくらいで旅行が楽しめるのかの相場をはじめ、なるべく費用を抑えつつ台湾旅行を安全かつ快適に満喫する方法をご紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。