台湾旅行に必要な持ち物まとめ!出発準備におすすめのチェックリスト
台湾は話題のスイーツやおいしいグルメがあるなど、女子旅にもおすすめのスポットの一つです。日本人にも優しいお国柄ですが、気を付けるべきこともあります。パスポートの準備はもちろん、現地で困らないよう、台湾旅行に必要な持ち物やあると便利なものなど出発準備におすすめのチェックリストで確認していきましょう。
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台湾の気候は?基本情報をチェック
台湾は小さな島国のように思えますが、南北で気温差があるのが特徴です。
台北から中部は亜熱帯気候、高雄などの南部は熱帯気候に属していますが、四季もあり冬場は寒いです。観光旅行のメインスポットである台北の場合、1月~3月は肌寒く、雨もよく降ります。
4月~9月の春から夏にかけては、日差しが強く湿度も高くなり、日本と似たような気候です。5月~6月は梅雨があり、7月~9月は台風が多いなど、天候も日本に似ています。
10月~11月も日本の秋とほぼ同様の温度で、12月になると寒くなります。
台湾旅行のための事前準備
台湾旅行を安全かつ快適に楽しむには、事前準備が欠かせません。出発準備のチェックリストを活用して、しっかり準備しましょう。
パスポート申請・有効期間のチェック
パスポートがなければ、日本から出国することも台湾への入国もできません。パスポートをまだ持っていない方は、早めに申請を行いましょう。
ゴールデンウイーク前や夏休み前には窓口が混雑するので、早めの手続きが必要です。パスポートを持っている方も油断せず、有効期間をチェックしましょう。
台湾に入国する際には残存日数が滞在予定日数以上必要です。滞在予定日数以上の残存日数が残っていない方は、早めに更新手続きを行いましょう。
航空券・宿の予約
台湾で快適かつ安全に旅行をするには、事前の航空券の予約と宿の予約も欠かせません。
台湾は親日的な国ではありますが、中国との政治的な関係もあるので、とにかく旅行中に安定した環境が作れるようにしておくのがベストです。
往復の航空券を確保し、安全に泊まれる宿泊先を確保しておきましょう。宿選びに迷ったら、日本の旅行会社や航空会社が提供している航空券と宿のセットプランなどを利用するとスムーズです。
台湾ドルへの両替
台湾ドルはニュー台湾ドルなどとも呼ばれますが、元のことを指します。
台湾では支払いには外貨の利用が禁じられているケースがほとんどで、現地での支払いは現地通貨または対応しているクレジットカード払いとなります。
もっとも、台湾ドルは日本国内では取り扱いが少なく、手数料も高くなりがちです。そのため、現地に着いたら空港で両替するのがスムーズです。
窓口のほか、自動両替機も利用できます。足りなくなった場合には、外貨為替指定銀行や郵便局、ホテルやデパート内の両替コーナーなども利用可能です。
海外旅行保険
台湾旅行に行く際は、海外旅行保険に加入することも忘れてはいけません。
台湾では日本の健康保険は使えず、病気やケガをした時の医療費が全額自腹になるので、保険金でカバーすることが不可欠です。ちょっとした腹痛で病院にかかってもかなりの費用がかかるので、必ず加入しておきましょう。
また、ホテルやショップ、レストランや観光施設などで、うっかり商品や飾り物を壊してしまった場合や他人にケガをさせてしまった場合の損害賠償保険金もカバーされます。
台湾旅行で必須の持ち物リスト
台湾旅行に行く際に必須の持ち物リストを見ていきましょう。
クレジットカード
台湾では、あらゆるお店でクレジットカードが利用できるわけではなく、一定額以上でないと対応していないケースもあります。
それでも、日本で広く流通しているVISAやJCBなどの国際ブランドのクレジットカードが利用できるお店は増えてきました。
クレジットカードがあると、支払いだけではなく、現地のATMでキャッシングをして現地通貨の両替代わりにも使えるので便利です。
現金
台湾ドルは、日本では取り扱っている場所が少ないうえ、手数料が高めなので不利になります。そのため、日本円で現金を持っていき、現地で両替するほうがおすすめです。
現地に着いたらすぐにでも利用できるように、まずは空港で両替をしておきましょう。
途中で足りなくなりそうになったら、市内の銀行や郵便局をはじめ、ホテルやデパートの両替所や免税店などでも両替ができます。
スマートフォン
スマートフォンは、現地での情報収集をはじめ、観光地やレストラン、土産物店などへの地図を確認したり、同行者と連絡を取ったり、日本に残っている家族や知人などと連絡を取るにも欠かせません。
台湾旅行の楽しい思い出を写真や動画で撮影するためにも欠かせないアイテムです。
ただし、そのままではインターネット接続ができないので、ネットの接続対策も講じておきましょう。
パスポート
パスポートがないと日本から出国もできないことはわかっていても、うっかり忘れて空港に到着してからパニックになる方もいます。
出発直前のバッグの交換や、当日時間ギリギリで家を出るのは避けましょう。
また、空港に向かうリムジンバスや電車、タクシーなどの車内に置き忘れる方も多いため、常に注意を払い、肌身離さず持つようにしてください。
Wi-Fi
台湾旅行にスマートフォンは必須ですが、日本の通信会社の電波は通じないので、そのままでは使えません。
通信会社の国際ローミングを利用する方法もありますが、割高になりがちなので、台湾で利用できる海外向けのWi-Fiルーターを旅行期間中だけレンタルするのがおすすめです。
モバイルバッテリー
スマートフォンやWi-Fiルーターは必須アイテムですが、いずれも充電が切れで使えなくなるので注意が必要です。
旅行中は、ホテルを朝早く出て夜遅くまで戻らないという計画で動く方も多いので、いつでもどこでもすぐに充電できる携帯用のモバイルバッテリーがあると便利です。
変換プラグ
台湾のコンセントは、日本と同じAタイプなので接続することはできます。
ただし、日本の電圧は100Vで、地域によって50Hzまたは60Hzなのに対し、台湾の電圧は110V、60Hzです。そのため、日本の家電製品を使いたい場合は、変圧機能を備えたものを持参するか、変圧器が必要です。
台湾旅行にあると便利な持ち物リスト
台湾旅行を快適に楽しむために、あると便利な持ち物のリストを見ていきましょう。
日焼け止め
台湾は、パイナップルやマンゴー、バナナなどが特産物であることからもわかるように、熱帯性の気候です。
日本の沖縄に似たような気候であり、基本的に年間を通じて日差しが強いです。そのため、お肌を守るためにも日焼け止めが欠かせません。
お肌に合う使い慣れた日焼け止めを日本から持参すると良いでしょう。
日傘
台湾は熱帯性の気候で、年間を通じて日差しが降り注ぐので、日焼け防止のためにも日傘があると便利です。
台湾では日本のような梅雨もあるので、晴雨兼用の日傘なら雨が降った時も活用できて一石二鳥です。
荷物がかさばらないよう、スティックタイプよりコンパクトでカバンの中に忍ばせられる折り畳みタイプがおすすめです。
虫除けスプレー
台湾は年間を通じて気温も高めで、虫も活動的です。
屋外を歩くと、場所によっては蚊やぶゆに刺されることやハエなどが飛んでくるので、虫除けスプレーがあると便利です。
現地の製品は中国語などで表示がされており、成分がわからない場合や使い方がわからず危険なので、使い慣れた虫除けスプレーなどを日本から持参するといいでしょう。
雨具
台湾は意外に雨が多い国です。1月~3月は日本に比べると気温は高めなものの、雨量が多いのが特徴です。
また、5月~6月は日本と同じような梅雨があり、雨の日が増えます。7月~9月は台風が来ることも少なくありません。
そのため、旅行する時期にもよりますが、しっかりめの雨具があると便利です。高性能な折り畳み傘や、フード付きのレインコートなどを持参しましょう。
サングラス
台湾は年間を通じて日差しが強いので、目から入り込む紫外線を予防するためにサングラスもあると便利です。
サングラスは似合わないから掛けたことがないという方も、最近では薄いカラーのレンズなど、さまざまなタイプが販売されています。
自分に合ったタイプや気に入ったデザインものを探してみましょう。
EasyCard
EasyCardは、台湾では悠遊カードとも呼ばれ、日本でいう交通系ICカードです。
バスや鉄道、MRT(地下鉄)、フェリーなどの交通機関にタッチ決済でスムーズに乗降できるほか、コンビニやスーパーなど加盟しているお店での買い物や飲食の支払いなどにも使えます。
カードを購入したうえで、MRTの駅やコンビニなどで4種類の金額からチャージできます。
台湾旅行にあると便利なアプリ
台湾旅行を快適に楽しむためには、便利なアプリをスマートフォンに事前にインストールしておくことがポイントになります。
翻訳アプリ
台湾では台湾華語が主流です。一方で、福建語が使われることも少なくありません。
ホテルや観光施設などでは英語が通じるスタッフもいますし、日本統治下の歴史から高齢の方を中心に日本語で話しかけてもらえることもあります。
とはいえ、基本的には中国語や台湾華語なので、翻訳アプリがあると便利です。
地図アプリ
観光スポットにバスツアーなどを利用していくなら連れて行ってもらえますが、最近はネットで情報を検索して行きたいお店やレストランなどを決める方も少なくありません。
ネットで住所や地図を確認しても、実際に現地を歩いてみると迷ってしまう方もいます。
迷うことなく辿りつけるよう、地図アプリをインストールしておきましょう。
台湾へ旅行する際の注意点
台湾の環境や文化、ルールなどを知っておき、安全かつ快適な旅にしましょう。
まず、台湾のトイレの使い方に気を付けましょう。台湾はトイレの排水管が細くて詰まりやすいので、基本的にはトイレットペーパーはトイレに流すのではなく、備え付けのゴミ箱に入れます。
日本では、ゴミ箱に使ったトイレットペーパーを捨てる習慣がないので注意が必要です。ただし、最近はトイレにそのまま流せるところもあります。
「請勿將衛生紙丟入馬桶內」という表示があったらゴミ箱へ、「衛生紙丟馬桶」とあれば、トイレに流すことができます。
また、台湾では水道水は飲まないようにしましょう。現地では生水は飲まず、必ず沸騰させてから使っています。
コンビニなどでミネラルウォーターを購入して飲むのが安全です。
チェックリストでしっかり確認して楽しい台湾旅行を
台湾旅行を快適に楽しむためにも、台湾の事情を理解し、必要な持ち物やあると便利なものなどをしっかり準備しましょう。必要なものや事柄をリストアップしてチェックリストを作成したうえで、忘れずに準備することが大切です。